第1~2話
時代はヤンが幼く、まだ彼女の母親も生きていた頃…。
高麗に生まれた彼女たちは、元の貢女として連行されようとしていました。
その最中に命を落とした母から指輪を渡され、父を見つけるように言われたヤン。
その後、彼女は身を守るためにスンニャンという名の男になって父を捜し続けていました。
それから13年後、ヤンは命を救ってくれた高麗の世子ワン・ユの叔父ワン・ゴに仕えていました。
そんな中、彼女は弓の勝負をしたことでワン・ユからその実力を認められます。
しかし、その姿を見ていたワン・ゴはヤンの忠誠心を試すために彼の殺害を命令するのです。
自分の王位を脅かす恐れがあるワン・ユを敵対視していたワン・ゴ。
そんな彼の悪事を知っていたヤンは、忠誠心があると見せかけてワン・ユとうまく手を結びます。
そして、塩の密売をしていたワン・ゴを訴えるもののその罪は問われずじまい。
しかし王位はワン・ユに譲位することとなりました。
一方で、その王位を実質的に元を支配している丞相・ヨンチョルも狙っていました。
そこで彼は高麗の地に流刑となった元の皇太子・タファンを暗殺させ、その責任を高麗に着せようとしていたのです。
第3~4話
ヨンチョルの企みに気づき、早々に動き始めていたワン・ユ。
ワン・ユはタファンがいる宿営地に向かい、身代わりを立てて彼の命を守ります。
そんなヨンチョルが次に企てたのは、高麗から元の味方に付いたビョンスを利用することでした。
一方、ヤンはタファンが関わる一連の事件でワン・ユが高麗の王だと知ることに。
そして彼女は、彼からタファンの監視と護衛を命じられるのでした。
そんな中、ヤンの隙をついたビョンスがタファンの暗殺を決行します。
しかし、危険をすぐに察知した彼女が刺客の一人を斬りつけて見事に回避。
この一件以来、タファンは自分も強くなろうとヤンから武術を学ぶことに…。
その一方で、ヤンは長官キ・ジャオから呼び出されてある指輪を見せられます。
それは、彼女が落としてしまっていた母親の形見。
そこでヤンはキ・ジャオが父だと察しますが、娘だと名乗れませんでした。
一人苛立つヨンチョルは、ついにタファンもろとも流刑地にいる人を皆殺しにしろという命令を下します。
そしてもちろん、このことを高麗のせいにするつもりです。
そんなヤンとタファンの危機を救うために犠牲になったのは、キ・ジャオでした。
第5~6話
その後、将軍・ペガンからも危うく逃れて助かったヤンとタファン。
そんな中、キ・ジャオがタファン暗殺の容疑で元に捕らえられていました。
ヨンチョルの息子であるタンギセたちの捜索で、見つかってしまったヤンたち。
そしてとうとう崖の先まで追い詰められてしまった彼女たちは、二人とも川に落下します。
その後の看病で、彼女は偶然再会したワン・ユの部下・チョンバギに女性だとばれてしまうのでした。
一方、元に捕らえられたキ・ジャオはワン・ゴの命令でひどい拷問を受け、ワン・ユは廃位の危機に。
するとそこに、タファンの遺体が入ったことになっている悪臭を放った棺が運ばれてきます。
この中に実は、生きたタファンと腐敗臭のするものが一緒に入っていました。
ヤンが思いついた方法でうまく宮殿に入り、自分を襲ったのは元だと証言するはずだったタファン。
しかし、彼はヨンチョルたちを前におじげづいたのか何も語らずじまい。
そんなタファンに復讐心を抱きつつ、ヤンは悲しみの中で牢獄にいた父を看取ります。
その頃、タファンから脅威が感じられないヨンチョルは、娘のタナシルリを皇后に迎えることを条件に彼が皇帝になることを承諾するのでした。
第7~8話
元に連れていかれる途中、ヨンチョルの息子・タンギセに女性だとばれ見初められたヤン。
彼が彼女を側室にしようとしていることを知ったビョンスは、身の危険を恐れそのことをワン・ユに告げ口します。
すると、ヤンに好意を抱くワン・ユがすぐに助けに向かうものの時すでに遅し。
二人は同時に捕らえられてしまい、ヤンは元に、ワン・ユは西の辺境へと連れて行かれ離れ離れになるのでした。
やがて、女だとばれてしまったヤンは元の宮廷で雑用を行う貢女となります。
そこでタファンを見かけた彼女は、彼を殺す機会を伺って実行するものの失敗に終わってしまうのでした。
そんな中、婚礼の日の初夜にタファンが酔いつぶれて寝てしまったことでタナシルリは憤慨。
彼女は、父・ヨンチョルから早く子どもを生むよう諭されていたのです。
対するタファンは、叔母にあたる皇太后から決して子どもを作るなと釘を刺されていました。
その後、タファンは皇太后の提案で高麗出身のオジンを側室に迎えることに。
そして、その世話役を任されたのは彼女と同郷であるヤンでした。
一方、西の辺境地では高麗の兵士たちの指揮権をめぐってビョンスとワン・ユの一騎打ちが始まろうとしていました。
第9~10話
いまだにヤンのことを男だと思っているタファン。
彼は宮廷で彼女とすれ違いますが、まさかスンニャンだとは思いませんでした。
勝手に側室を用意した皇太后に初めは怒りを覚えていたタファンも、彼女の辛辣な思いを知ってそのことを承諾。
やがて懐妊したオジンに対し、タナシルリは怒りを露わにします。
さらに、娘にひどい仕打ちをしたとヨンチョルからも叱責されるタファンなのでした。
その後、幾度となくタファンを殺す機会を狙っていたヤンですが、とうとうオジンに気づかれ阻止されてしまいます。
そして彼女から、本当に復讐したいなら最後まで生き延びろ、と忠告されるのでした。
ヤンがスンニャンにそっくりなことが頭から離れず、他のことが手につかないタファン。
彼は内官であるコルタに命じて、こっそりとスンニャンの消息を調べさせることに…。
一方、高麗の兵士たちの指揮権を得たワン・ユはチュルク軍の敵将・パトルをあと一歩のところまで追い込んでいました。
そんな中、ヨンチョルとタナシルリはオジンを流産させる計画を立て、その実行者を高麗人から決める試験を実施。
その試験に見事合格したヤンが、オジンにとある薬を飲ませる重役を担うことになります。
愛の再会、裏切りの代償。
韓国ドラマ『奇皇后』を
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