第21~22話
作戦が実行される直前に、ヤンからの知らせでヨンチョルの生存を知ったワン・ユたち。
彼らはそのおかげで、むやみに計画を実行することなく一命を取りとめるものの皇太后は廃位され、宮廷から追い出されてしまいます。
そんな中、ヤンは血書を探すためにシヌとともに高麗村を訪れていました。
すると彼女は、村長が先帝の護衛の唯一の生き残り・チョクホだと知ります。
しかし、そのことがビョンスによってタンギセにも知られてしまい…。
タンギセによって捕らえられたチョクホを救う際、足に怪我を負ったヤン。
そんな彼女を救ったのはタファンでした。
するとヤンの看病をしていたトクマンは、彼女がワン・ユの子を懐妊していることに気づきます。
その頃、タファンの子を妊娠していたと喜んでいたタナシルリは想像妊娠だったと発覚。
さらにはオジンの子が男の子であると告げられ、絶望するのでした。
それから四カ月後、出産するために宮廷の外に出たオジンたち一行をタンギセの仕向けた山賊たちが襲います。
彼は、タナシルリからオジンの暗殺を頼まれていたのです。
その一行の中に、実はひっそりと出産を控えているヤンも姿を隠していて…。
第23~24話
オジンたちは犠牲になったものの、なんとか仲間の手助けで逃げ切ったヤン。
彼女は避難した洞窟の中でそのまま男の子を出産し、ピョルと名付けます。
しかし、のちにヤンはビョンスの矢に射貫かれ息子とともに崖から落下するのでした。
そんな中、なかなか身ごもれないタナシルリはある尼僧に赤ちゃんを奪ってくるよう命じます。
そしてその子にマハと名付け、自分が産んだ子のように見せかけるのでした。
一方、ヤンは宮廷を出る前にノ尚宮からもらっていた鏡で一命を取りとめていました。
しかし、チョクホに救われた彼女はピョルを見失ったことや自分を救うために多くの犠牲者が出たことに心を痛めます。
その後、メバク商団のフクスに捕らえられたヤンたちは窮屈な生活を強いられます。
しかし、彼女は偶然通りかかったペガンに救われるのでした。
やがて自分の死を知ったタファンが、そのショックで失語症になったと知ったヤン。
すると彼女は、ペガンにタファンの側室候補に推薦してほしいと申し出ます。
ヨンチョル一族に復讐するために近づく方法は、もはやこの方法しかありませんでした。
一方のワン・ユも、ヤンと同じ理由でヨンチョルの姪と婚戚関係になる決意をしていて…。
第25~26話
気が乗らない側室選びでしたが、その候補にヤンがいると知ったタファンの表情は一変。
しかし、彼女は復讐のために戻って来ただけだと彼を突き放すのでした。
側室選びが始まり、周囲の妨害を受けながらも確実に歩を進めていくヤン。
特に厄介なのが、嫉妬深いタナシルリも側室選びの審査に加わっていることでした。
しかし、事前にペガンからさまざまなことを学んでいたヤンは見事側室に選ばれます。
これだけでも屈辱的なタナシルリですが、父・ヨンチョルの命令で彼女以外に4人の側室を迎えることとなるのでした。
ヤンとの床入りの日、彼女から血書を見せられ再び譲位するよう奮い立たされるタファン。
文字が読めない彼がその内容を尋ねると、彼女からは文字を学べと一喝します。
そこでタファンは、ヨンチョルたちには秘密で文字の勉強をし始めることに。
一方、偽の交鈔が出回っている件を調査していたワン・ユは、思いがけない形でチュルクの敵将だったヨンビスと再会していました。
そんな中、彼女はメバク商団の護衛であるムソンがワン・ユの部下だと気づいてしまいます。
その頃、宮廷では嫉妬心をむき出しにしたタナシルリが側室たちをぞんざいに扱っていて…。
第27~28話
側室たちに懐妊しづらくなる煎じ薬を飲むように命じるタナシルリ。
その命令に背いたヤンが彼女とにらみ合っていたところ、皇太后がやって来ます。
皇太后はその時、タナシルリに抱かれているマハを見てタファンに全く似ていないことを疑問に感じるのでした。
そんな中、ヤンはタファンに頼んで毎晩酒の席に自分を呼んで欲しいと頼み込みます。
彼女は、毎日彼が酒を飲んで遊び呆けているとヨンチョル一族に見せつけようとしていたのです。
そして同時に、タファンにこっそり文字を教えようと考えていました。
一方、メバク商団に疑われ命を狙われていたワン・ユは、ヨンビスのおかげで命拾いします。
しかし、ヨンビスはのちにワン・ユの命を狙うよう商団の長・フクスに命じられるのでした。
その頃、ヨンチョルからマハに譲位しろと言われたタファンは意気消沈していました。
文字の勉強にも集中しない彼を見たヤンは、二度と会わないと冷たく言って彼のもとを去るのでした。
宮廷では、ヤンが側室の一人であるソルファに毒を盛ったと大騒ぎになっていました。
しかし、事件の渦中に犯人だと疑われていたヤン自身が毒によって倒れてしまい…。
第29~30話
自ら毒を口にする前、この一件でタナシルリを追いやる計画だと皇太后に話していたヤン。
そのことを知ったタファンはヤンの覚悟を知り、涙ながらに謝罪するのでした。
そんな中、犯人を特定するためにタナシルリの部屋も捜索されることになります。
すると部屋から、今回の件で問題になったナツメが大量に入った宝石箱が…。
これは、ヤンとタルタルが協力してフクスに送らせていたものでした。
ヨンチョルの怒りを買い、捕らえられてしまったメバク商団の長・フクス。
一方で冷宮送りにされたタナシルリは権力を失い、マハと会うこともままならなくなっていました。
失語症が治り、文字の読み書きも出来るようになったタファンを見て喜ぶ皇太后。
しかし、彼の現状を知らないヨンチョルはこの機会にマハに譲位させようと目論んでいました。
その頃、形成が逆転してワン・ユに捕らえられたヨンビスは死を覚悟していました。
ところが、彼は彼女を生かす代わりにメバク商団から奪った帳簿の解読をするよう命じます。
するとそれは取引帳簿ではなく、各行省に潜んでいる間者の名簿でした。
愛の再会、裏切りの代償。
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