毎年、続々と大ヒット作品が生まれている韓国ドラマ。
時代劇ジャンルでは、百想芸術大賞2024でナムグン・ミン主演の「恋人」が作品賞をはじめとする数々の賞を受賞し、注目を集めました。
韓国ドラマの時代劇には、切ない恋愛模様が描かれている作品がたくさんあります。
そして、その過程に涙を誘われたことで作品にハマるという方も多いようです。
そこで今回は、「韓国ドラマ時代劇(恋愛)ランキング2025!泣けるおすすめ人気作品10選」をテーマにして、おすすめの韓国ドラマをご紹介!
韓国ドラマ時代劇の中から、切ない恋愛模様が泣けるドラマをランキング形式で10作品まとめています。
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第10位:同名の二人が運命を分かち合う『仮面の王イ・ソン』
同じ名前をもつ世子イ・ソンと水売りの息子・イソンが出会ったことで運命が動き出す『仮面の王イ・ソン』。
主演を務めた子役出身のイ・スンホとキム・ソヒョンが積み重ねてきたキャリアが、十二分に発揮されている作品です。
『仮面の王イ・ソン』は、世子イ・ソンが辺首(ピョンス)会を倒すために奮闘する物語。
なぜ辺首会を敵視するようになるのかは、彼が生まれてからずっと仮面をつけて過ごさなければならなかった理由が関わっています。
そんな中、イ・ソンは仮面をつけている=素性がばれていないことを利用して偶然出会った同名の水売りの息子・イソンに仮面をつけ、自分の代わりになるよう頼むことに。
しかし、この出来事が打ち解け始めていた二人の仲に溝を作るきっかけとなります。
そこには、彼らがカウンという同じ女性を愛してしまっていたことも関係していて…。
私が泣いたシーンは、世子イ・ソンとイソンがカウンを守るために命を懸けるところです。
これはそれぞれ別のシーンになるのですが、どちらもその前後の会話から二人がカウンを大切に思っていることが伝わって号泣必至でした!
第9位:許されない恋の行方に涙が止まらない『王女の男』
惹かれ合う二人に突きつけられる現実に切なさが押し寄せる『王女の男』。
朝鮮王朝版の『ロミオとジュリエット』とも称された作品です。
第5代王・文宗の重臣であるキム・ジョンソと、王の弟である首陽(スヤン)大君。
この二人は王権をめぐって争う関係でした。
しかし、そのことを知らずにジョンソの息子・スンユと首陽大君の娘・セリョンは惹かれ合い…。
親同士が敵対しているという、どうにもあらがえない運命に立たされる二人。
現代でも生まれや身分を重視している人もいるとは思いますが、時代によっては結婚する時にもっと生まれや身分が厳しく見られていたこともあるのではないでしょうか。
正直なところ、変えられないことが恋愛の障壁になるのが一番しんどいなと私は思います。
一緒にいたいけれど、果たして私たちは一緒にいてもいいのだろうか…。
そんな思いと葛藤し続けなくてはならないスンユとセリョンの恋模様に、きっとあなたも感動させられることでしょう。
第8位:恋のライバルは唯一の理解者…『王は愛する』
世子・ウォンとその護衛のリンが一人の女性を同時に愛してしまう『王は愛する』。
二人に愛されるヒロイン役のウン・サンを演じたユナ(少女時代)は、サンがどちらと結ばれるのかドラマの終盤あたりで台本を見て知ったそうですよ。
『王は愛する』は、世子・ウォンが商人の娘・サンと出会い、惹かれていく物語です。
高麗王を父に持ちながらも愛情を注がれずに育ち、愛を知らないウォン。
そんな彼が初めて人を愛するという感情を覚えたのはサンのおかげといえるでしょう。
ところが、ウォンの隣で密かに彼の護衛であるリンも彼女に想いを寄せていて…。
ウォンにとって、護衛のリンは孤独な自分に唯一味方してくれた良き理解者。
家族でもあり、友人のような存在です。
だからこそ、ウォンとリンが恋のライバルになってしまう展開には余計に胸を締め付けられます。
そして、なんと言ってもそんな二人の間で苦悩するサンの姿に涙せずにはいられません。
友情と恋の狭間で変化していく三人の人間関係を、ぜひ最後まで見届けて下さいね。
第7位:運命に翻弄されても貫かれる一途な愛『太陽を抱く月』
のちに若き王となる世子イ・フォンが初恋の女性を一途に想い続ける『太陽を抱く月』。
フォン役を演じた時代劇初出演のキム・スヒョンは、2011年放送の『根の深い木』で若き日の世宗イ・ドを演じたソン・ジュンギの演技を手本にしたそうですよ。
イ・フォンの初恋相手であり、婚礼も間近に控えていたヨヌ。
しかし、彼女はある者たちの陰謀によって呪いをかけられて原因不明の病になってしまいます。
そしてその後、ヨヌは帰らぬ人となってしまい…。
愛する人を急に失い、号泣するフォンの姿にこちらまでもらい泣きしてしまうこと間違いなし!
これから婚礼の式を挙げて、一緒に過ごせると思っていたのだからなおさらですよね。
その姿を見ただけでもヨヌに対するフォンの想いが伝わってくるのですが、それから8年経っても彼女を想い続けていることでより彼の愛の深さが分かります。
一方で、フォンと異母兄弟である陽明君(ヤンミョングン)の恋にも胸を打たれます。
陽明君もまたヨヌ、そしてウォルに惹かれていく人物。
彼自身の辛く悲しい過去も知ると、より一層その想いが切なく感じられるでしょう。
第6位:二人の王の愛がヒロインの心を揺さぶる『奇皇后』
元の皇帝・タファンと高麗の王ワン・ユ、二人との愛の行方が涙を誘う『奇皇后』。
約9ヶ月にわたる撮影を終えた日、ヒロイン役を務めたハ・ジウォン自身も涙を流していたそうですよ。
『奇皇后』は、高麗生まれのスンニャンが亡き両親の敵討ちをするために奮闘する物語。
その復讐を確実なものにするため、彼女は愛するワン・ユへの想いを心にしまい込むことも。
そしてその様子を見た彼が誤解をしてしまって…というすれ違いに、哀しくてやるせない気持ちが押し寄せます。
一方で、私はスンニャンの心を手にしようと必死なタファンの姿にも何度も胸を打たれました。
どんな形でもそばにいてくれればいい、と口では言っても、近くにいるからこそ相手にされないことがどんなに辛いことかが彼の涙から伝わってもらい泣き!
見ていると、自然に涙が頬を伝う場面が多い感動的な作品です。
第5位:対立する義母兄弟とヒロインの恋が切ない『七日の王妃』
たったの七日しか王妃になれなかったの…?と、タイトルを聞いただけで悲しい物語を想像させる『七日の王妃』。
主演のパク・ミニョンが涙を流すシーンも多く、彼女自身もインタビューで泣いた場面が特に印象に残っていると語っていたそうです。
『七日の王妃』は、ヒロインのチェギョンが第10代国王・燕山君(ヨンサングン)の異母弟・ヨクと恋に落ちる物語。
その後、彼女は燕山君にも好意を抱かれるようになります。
しかし、三人の恋愛模様は単なる三角関係にはとどまりません。
チェギョンは、やがて対立して溝を深めていく燕山君とヨクの間で板挟みになりながら、幾度となく苦渋の選択を迫られることになるのです。
チェギョンの父親は、燕山君に仕えている身。
そのため、家族まで巻き込むことになる彼女の選択一つ一つの重みがとても大きいです。
チェギョンが愛する人のためにどのような道を選ぶのか、ぜひその度に想像しながら見てみて下さい。
彼女に感情移入しながら見てみると、きっと知らず知らずのうちに涙が頬を伝ってくることでしょう。
第4位:世孫と宮女が愛を貫く姿が感動的な『赤い袖先』
国王である英租(ヨンジョ)の孫イ・サンと見習い宮女であるドギムの恋を描いた『赤い袖先』。
それぞれの役柄を演じたジュノ(2PM)とイ・セヨンは、過去にも『イ・サン』で共演しており、今回が約13年ぶりの共演となりました。
いずれは国王になるであろう立場にいた世孫イ・サン。
彼は、ひょんなことから宮女・ドギムと出会い、惹かれていくようになります。
しかし、彼女にはイ・サンの気持ちになかなか答えることができない理由があって…。
イ・サンとドギムは身分が違うと言うだけでも実らせるのが難しい恋に見えるのですが、実は二人にはある考えの違いがあります。
それは、それぞれが生きていくうえで何を優先させたいかということ。
この違いが二人にとっては一番の障壁になったのかもしれません。
特に後半でイ・サンが王位に就いたあと、切ない展開の連続なので泣ける場面が多いです。
ドギムが生きるうえで何を優先させたかったのかに注目しつつ、感動の結末をご覧下さい。
第3位:時代に翻弄された主人公たちの切ない物語『ミスターサンシャイン』
『トッケビ』や『太陽の末裔』などの大ヒット作を手掛けたキム・ウンスクが脚本を務めた『ミスターサンシャイン』。
主人公は、奴婢として朝鮮に生まれたものの、ある事情でアメリカに渡ったユジン。
彼は、大統領の指示を受けてアメリカ海兵隊の将校として再び祖国に降り立つことになります。
そんな中、ユジンが出会ったのが朝鮮の名家・コ家の娘・エシンです。
ユジンはエシンに惹かれていきますが、彼女は朝鮮の未来を信じて義兵活動を行っている人物。
幼い頃に両親を殺され、祖国への思いなどない彼とは相反する考えを持っていました。
やがてお互いの考えを知りながら、愛との狭間で葛藤するようになるユジンとエシン。
時代背景もあって、なかなか結ばれることのない二人の恋はどこまでも切なく映りますよ。
彼ら以外にも、エシンに密かに想いを寄せるドンメや彼女の婚約者・ヒソン、そして日本人の夫と死別した陽花(ひな)が作品の中心となって描かれています。
愛する人のために、自分はいったい何ができるのか?
そんな問いの答えを、ラストで証明してくれているかのようなユジンたちの勇姿をぜひご覧ください。
第2位:皇子たちとの恋は胸キュンから切なさMAXに!『麗』
現代から高麗時代にタイムスリップしたヒロイン・ハジンが16歳の少女ヘ・スとして8人の皇子たちと出会う『麗』。
それぞれの皇子に魅力があって、何度も目移りした方も多いのではないでしょうか。
『麗』は、物語の序盤と中盤からの雰囲気がだいぶ変わるなという印象がある作品です。
序盤は微笑ましいシーンも多いですが、だんだんと切ない展開が多くなってくる気がします。
優しい第8皇子ワン・ウクに惹かれていくものの、ヘ・スはある人物のことも気になり始めます。
その男性こそが、母親や他の兄弟との間に確執があり孤独に生きてきた第4皇子ワン・ソ。
初めて彼に会った際は、その冷酷さにもう二度と関わりたくないとさえ思っていたヘ・スでしたが…。
見どころは、ヘ・スと出会ったことでワン・ソが笑顔を取り戻していく姿です。
しかし、それを見ているからこそ終盤で起こる二人のすれ違いが切なすぎて涙が止まりません。
不可能なのは分かっているけれど、権力争いさえなければ、この時代でなければ…と頭の中で設定を変えてヘ・スとワン・ソを引き合わせたくなってしまいますよ!
第1位:過酷な時代を生きる二人の愛が試される『恋人』
『恋人』は、世間知らずなお嬢様・ギルチェの恋と成長を史実を織り交ぜながら描いたロマンス史劇。
彼女の相手役・ジャンヒョンを務めたナムグン・ミンは、この作品が約10年ぶりの時代劇出演だったそうです。
『恋人』のヒロインは、高貴な身分である両班の娘として生まれたギルチェ。
何不自由なく暮らしている彼女でしたが、肝心の恋はうまくいっていませんでした。
そんなある日、ギルチェの住む村・ヌングン里にやって来た謎の男・ジャンヒョンは彼女に惹かれていくようになりますが…。
私が一番泣いたのは、ジャンヒョンがどんなギルチェでも愛していると想いを告白する場面。
これはそれ以前に彼女に起こったことを考えると、ものすごく心が救われる場面でもあると思うんです。
ジャンヒョンの温かい言葉の一つ一つが、心に響いてくることでしょう。
そして戦乱が収まったあとのギルチェとジャンヒョンの落ち着かない恋模様も必見!
丙子の乱が起こった、激動の時代の中で繰り広げられる二人の壮大なロマンスの行方に注目です。
まとめ
ここまで、「韓国ドラマ時代劇(恋愛)ランキング2024!泣けるおすすめ人気作品10選」と題しておすすめの韓国ドラマをランキング形式で紹介してきました。
皆さんの好きな韓国ドラマ時代劇は、ランクインしていたでしょうか?
ランキングの結果を簡単にまとめると、以下のようになりました。
- 1位 『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』(2023年)
- 2位 『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)
- 3位 『ミスターサンシャイン』(2018年)
- 4位 『赤い袖先』(2021年)
- 5位 『七日の王妃』(2017年)
- 6位 『奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~』(2013年)
- 7位 『太陽を抱く月』(2012年)
- 8位 『王は愛する』(2017年)
- 9位 『王女の男』(2011年)
- 10位 『仮面の王イ・ソン』(2017年)
個人的には、2017年に放送された恋愛ものの韓国ドラマ時代劇3作品が泣けるドラマだなと感じています!
権力争いや時代の波が主人公たちの恋愛を阻むことが多い韓国ドラマ時代劇。
現代もののドラマとは一味違う切なさがあるので、このランキングを見て気になる作品があったらぜひ見てみて下さいね!
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