近年人気のデスゲームジャンルの代表作の一つ、『ハンガーゲーム』シリーズ。
原作は全米でベストセラーを記録し、その人気ぶりから映画も続々とヒットを飛ばしています。
こちらの記事では、『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のラストや、ネタバレを解説します。
ほかにも、あらすじや登場人物などもあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のラストは?
- 『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のあらすじや見どころ紹介
- 何が起こる?映画のネタバレや考察
- 出演キャストは誰?
何もかもが終わる。何もかもが始まる。
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のあらすじ
前作『ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス』で、反乱軍の象徴として動き出したカットニス。
彼女は、政府に囚われていたピータとようやく再会することが出来ましたが、彼は洗脳と拷問により人格が大きく歪められていました。
ピータはカットニスを敵だと思い込み、彼女を殺そうとまでするのです。
ショックを受けたカットニスは、スノー大統領への復讐を心に誓い、キャピトルへ向かうため反乱軍の前線に参加します。
そして、ついに戦線は首都キャピトルへ。
しかし、華やかで洗練された都は、死に至らしめるトラップが其処彼処に仕掛けられた、新たな「ハンガーゲーム」の闘技場と化していました。
復讐に燃えるカットニスと、洗脳に苦しむピータは生き残ることが出来るのか?
長く暗い時代、戦争の時代は終わりを迎えるのか?
ノンストップサバイバルアクションのクライマックスまで目が離せません!
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のネタバレ解説
『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のネタバレを解説します。
今作は、シリーズの最終盤の位置付けであり、次々にイベントや事件が起こり、怒涛のような展開が続きます。
場面のひとつひとつに注目しておかないと、重要なポイントを見逃してしまう、なんてことも。
ネタバレ部分を少し知っておくことで、見落としがちな物語の鍵を把握して理解を深められますよ。
未視聴の方はご注意くださいね。
生き残るのは誰?
闘技場で開催されるような形ではありませんが、今作は首都キャピトルを舞台とした殺し合いゲームが描かれています。
首都に潜入したカットニスの部隊は、前作でも登場したフィニック、幼馴染のゲイル、そしてやむを得ない事情で代替員として参加したピータなど、少数で構成された特殊チーム。
計画通り順調に潜入していくチームですが、銃弾を受けたことをきっかけに、隊長が死亡し、ピータが錯乱し、死のトラップに巻き込まれてピンチに陥ります。
そして、カットニスを狙うミュットにも襲い掛かられ、彼らはキャピトルの地下道を逃げ惑い、仲間を一人、また一人と失っていきます。
ハンガーゲームで彼女を援護してくれたフィニックも、彼女を守るために命を落とすことに…。
カットニスはピータやゲイルともはぐれてしまい、戦争の終わりへと向かっていきます。
3人は何とか戦闘や混乱を潜り抜けて生き残りましたが、やるせ無い結末が待っていました。
戦争の勝者は誰?スノー大統領はどうなる?
やっとの思いで首都の中心部までたどり着いたカットニス。
そこで目にしたのは、広場に集められた子どもたちと、彼らの頭上に舞い降りた爆弾でした。
その中には、救護班として戦線に参加していた妹プリムローズの姿もありました。
爆弾が炸裂し、巻き込まれるカットニスとプリムローズ、子どもたち、周囲の人々。
大怪我により気を失ったカットニスが目覚めると、戦争は反乱軍の勝利として終結し、スノー大統領は捕えられたと言う知らせが待っていました。
妹を守るために参加したハンガーゲームから全てが始まり、終わりを迎えるのと引き換えに妹を失ったカットニスは茫然自失で、口をきくことも出来なくなりました。
前政権の官邸の中で彷徨う中、彼女は思いがけない人物、処刑の日を待つスノー大統領と遭遇します。
最後の爆弾について、実は反乱軍首相コインの策だったと聞かされた彼女は、大きな衝撃を受けます。
そして、処刑当日、弓を持ったカットニスは、磔にされたスノーではなく、コイン首相に矢を放ち、大混乱の中姿を消します。
ラストシーンの結末とその意味を考察
衝撃的な処刑の後、スクリーンに映し出されるのはカットニスとピータの静かな日々。
第12地区に戻ってきたカットニスはピータと新たに生活を始めていました。
数年後と思しきシーンでは、彼女たちの子どももちらりと登場し、一見幸せそうな家庭を築き、穏やかであるように見えます。
しかし、カットニスは毎夜、悪夢にうなされて苦しみ、ピータがそれをなだめる様子も。
ラストはカットニスが、腕の中の赤子に怖い夢のやり過ごし方を切なげに説くシーンで終わります。
何だか簡単にハッピーエンドとは言い切れない終わり方ですね。
結局、彼女はこの戦いから何を勝ち得たのでしょうか。
大切なものを守ることが出来たのでしょうか。
偶然選ばれ、担ぎ上げられ、戦わされ、そして多くの命を失った…。
勇気や成長の物語としてのラストシーンではなく、ただの女の子が戦争という禍々しい力に巻き込まれ、必死に抗ったとしても、最後は何もかも奪われる無力さを表しているように感じました。
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のキャストと登場人物の紹介
『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』に登場するキャストをご紹介します。
今作は、前作の続きのような内容なので、多くの登場人物が入り乱れ、「誰だっけ?」となることもしばしば。
どんな人が出てきて、どのような役割で、主人公との関係は?
視聴前に予習して、ハンガーゲームの世界を楽しみましょう♪
【カットニス・エヴァディーン】 ジェニファー・ローレンス
ハンガー・ゲームに勝ち残った、第12地区の出身の少女。
反乱の象徴"マネシカケス"として、首都キャピトルとの戦いに挑むこととなります。
【ピータ・メラーク】 ジョシュ・ハッチャーソン
カットニスと同じく12地区の出身で、カットニスを心から愛する優しい青年。
政府軍に捕えられ、洗脳と拷問の結果カットニスを敵と思い憎むようになってしまいました。
【ゲイル・ホーソーン】 リアム・ヘムズワース
第12地区の出身で、カットニスの幼馴染です。
カットニスに想いを寄せていますが、ピータのことで心を傷める彼女に寄り添い、反乱軍の中で彼女を支えます。
【ヘイミッチ・アバーナシー】 ウディ・ハレルソン
第12地区出身で、第50回ハンガーゲームの勝者。
酒浸りで破天荒な言動が目立ちますが、現在は反乱軍の中枢として戦いを指揮しています。
【プリムローズ・エヴァディーン】 ウィロウ・シールズ
カットニスの心優しい妹で、カットニスがハンガーゲームに参加するきっかけとなりました。
癒し手として治療にあたる母を助け、避難先の13地区では医学を学んでいます。
【プルターク・ヘブンズビー】フィリップ・シーモア・ホフマン
キャピトル出身ではあるものの、反乱軍のトップの一人。
カットニスを反乱軍に引き入れました。
【フィニック・オデイル】サム・クラフリン
第4地区出身で、参加当時わずか14歳でハンガー・ゲームに勝利した頭脳派の青年。
前回のハンガーゲームでカットニスとピータを守り、終了後には反乱軍に救出されました。
【ジョアンナ・メイソン】ジェナ・マローン
第7地区出身で、かつてのゲームではか弱いふりをして敵を欺き、生き残りました。
政府側に捕えられ、救出されましたが、拷問の後遺症に悩まされています。
【コリオラヌス・スノー大統領】ドナルド・サザーランド
パネムを治める最高権力者にして、カットニス達地区住民を抑圧してきた圧政者。
政敵を次々に毒殺し、絶対的な権力を維持してきました。
【アルマ・コイン首相】ジュリアン・ムーア
滅びたと思われていた第13地区の指導者。
反乱軍の士気を高める為にカットニスを利用しようとします。
冷静沈着で指揮力に長けていますが、ドライで合理的な考え方故に、カットニスと度々ぶつかることになります。
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』の見どころと注目ポイント
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』の見どころを解説します。
何といっても、シリーズ最終章の位置付けであり、物語のラストスパート。
どんどん終わりに向けて加速していくストーリーを楽しめます。
今回は、軍同士の戦いがクローズアップされているため、カットニス自身が直接敵とやり合うシーンは少なめです。
ハンガーゲームのような凄惨な殺し合いは少ないものの、カットニスやゲイル、ピータ、彼らの葛藤や苦悩が丁寧に描かれていると感じました。
カットニスがピータに優しく語りかけ、彼の心を徐々に溶かすシーンや、ピータが落ち着きを取り戻していく姿、敵への復讐に燃えるゲイルが次々と残酷な作戦をあげるようになる場面。
他にも、戦闘の中で様々な人物の思惑が交錯し、反乱一辺倒で終わらない複雑さを醸し出しています。
ただ勝利してハッピーエンドが描かれるだけの単純な終わり方になっていないのも魅力の一つとも言えます。
人々が殺し合い、憎しみあう連鎖は本当に断ち切れるのか?
ラストのカットニスの物憂げな表情が印象的です。
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』原作小説との違い
ハンガーゲームシリーズは、アメリカの作家スーザン・コリンズ作の同名著書「ハンガーゲーム」を元にして製作されています。
こちらでは、映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』と原作小説との違いについて解説します。
一つ目は、カットニスがキャピトルに向かう経緯。
映画の中では、キャピトルに行きたいと申し出るもコイン首相に断られ、彼女はやむなく輸送機に忍び込んで前線に向かいます。
原作では、反乱軍の兵士として参戦するために厳しい訓練と試験が課され、かつての仲間のジョアンナと鍛錬を積んでいます。
キャピトル戦までの時間が少し空いていると言うことですね。
二つ目は、プリムローズがなぜラストの場面で亡くなることになったのか、その詳細が映画では省かれています。
カットニスの妹は、13地区に避難する前から、村の薬屋として働いていた母を手伝い、人を治療することに携わっていました。
避難後の生活で余裕ができ、医学の勉強を志すようになったと原作では説明されています。
つまり、ラストのキャピトルの広場でプリムローズが現れたのは、怪我人の治療にあたるためだったと考えられます。
映画『ハンガーゲーム』シリーズ全体を通したテーマとメッセージ
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』はシリーズを通して何を訴えかけているのでしょうか。
一作目から指摘されている通り、この映画は全体的な特徴として哀愁漂う雰囲気があり、ディストピア世界で起こる戦いや死や、絶望、そして希望を描いています。
暗い中でも、強大な力によって埋もれていた個々の人々が立ち上がり、声を上げる様は、反乱を描いた映画ならではの高揚感を味わわせてくれます。
ただ、アクション映画だけで終わらないのがハンガーゲーム。
特に後半に移るに従って、カットニスは、誰が敵で、誰が味方なのか、正しいのは誰なのか、間違っているのは自分なのか、思い悩む場面が増えます。
例え勝利したとしても、新たな政府として統治するために再びハンガーゲームの開催を宣言しようとするなど、誰が勝っても何も変わらない虚しさが彼女を襲います。
争い合う人々の行き着く先にあるものは平和なのか?
殺し合った勝者に平穏が訪れるのか?
今なお各地で戦争に明け暮れる現代社会にも疑問を投げかけるテーマだと感じました。
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』の評価
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』は、シリーズを締めくくる作品として、ぜひ鑑賞することをお勧めします。
ハンガーゲームならではのアクションたっぷりの殺し合いやサバイバルシーンは少ないですが、全ての結末が明らかになり、気になるカットニスのその後も知れます。
反乱軍の象徴として担がれたカットニスは、最終的には宿敵スノー大統領でなく、コイン首相を射抜きました。
いつもカットニスの味方だと思われたゲイルが、残酷な作戦を考え、結果的に妹が亡くなりました。
優しく芯の強いピータが、洗脳でカットニスを憎むようになり、映画終盤まで苦しんでいました。
シリーズの最後だとしても意表をつく展開が多く、最後まで誰が生き残るのかわからないハラハラした気持ちになります。
そして勝利をただ喜び合う一辺倒な終わり方ではなく、影を感じる寂しげな幕引きであるのも、このシリーズの魅力の決定打だと思いました。
見終わった後に、それぞれの伏線や場面の意味をじっくり考察してみて、余韻を楽しむのも一興です。
続編やスピンオフの可能性は?
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』は、シリーズの最終章の位置付けですが、実は公開から少し経った2023年に新作が発表されました。
反乱も終わったし、これ以上何を?と思われるかもしれません。
なんと、次作『ハンガーゲーム0』は、最大の宿敵スノー大統領が主人公です。
カットニスやピータなど、貧しさに喘ぐ地区の人々を易々と虐げる冷酷な独裁者はいかにして生まれたのか?
現在のようなハンガーゲームになるまでにどのような経緯があったのか?
スノー大統領はどのような青年だったのか?
最恐であると同時に、魅力的でもあるスノー大統領の過去が描かれるとだけあり、公開直後から話題を呼んでいます。
ハンガーゲームの世界観にハマり、シリーズを見終えて寂しい気持ちになっていた方はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』の感想や口コミ
映画『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』の評判はどうなっているでしょうか?
Xでの感想や口コミをご紹介します。
これまでの作品と異なり、面白かったと評価する人が多いようです。
やはり、シリーズの最終章なので、展開も劇的でスピード感があり、達成感もあるからかもしれません。
なにより、これまでの作品を通じて「好きだ」と思い、追いかけて視聴した方がたくさんいるということですね。
『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』
— ok (@okmovieYa) December 13, 2023
最終戦争にして戦場がまさかのハンガー・ゲーム化。最後まで人を弄ぶ"上に立つ人間"の愚かさ醜さ、欲やエゴによって多くの命が失われる戦争はやっぱり糞だなとヘイトが止まらない。
創りはSFでありながらも戦争についてとことん考えるシリーズだった。 pic.twitter.com/FrAl3UzWBr
『ハンガー•ゲーム: レボリューション』
— わたる🌈 (@Fukuda_Wataru) December 31, 2019
1番好きなのは今作なんだけど、誰が死ぬか分からないあのハラハラ感がなかなか好き😌
でも最後あの子死んじゃったのは中々の辛みなのよ…😢
主人公カットニスを演じたジェニファーは本当に最後までカッコ良かった😍
ここまで弓が似合う女性はいないのでは🤔 pic.twitter.com/nN9qoUg7mi
2023年の映画納め&年越し映画は『ハンガーゲーム FINAL: レジスタンス』『ハンガーゲーム FINAL: レボリューション』でした。フィクションとはいえ3作目からはハッキリと戦争映画。いま観るのにピッタリだった。世界が平和になりますように。 pic.twitter.com/30TkvBBk0W
— miumiu (@miumiut88) December 31, 2023
『ハンガーゲーム レボリューション パート2』
— Fiction (@apricot_nero) January 26, 2019
シリーズ完走。落ちは前作を観た時に想像出来てたけど上手くまとめられてたと思う。ただ、長い。3話に凝縮しても良かったのではないだろうか?ジェニファー・ローレンスの演技は凄く良かった。彼女の魅力にどんどん惹き込まれた。 pic.twitter.com/PZix1LVOi7
ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション
— ことぶき🌹映画♡ (@kotobukigold) December 20, 2023
再鑑賞。後半から急激に高まる!
予期せぬ最期に驚きます。
プルタークの手紙が全てを物語っている
戦いに翻弄された一人の女性の最終章
勝ち取る為に払われた犠牲はあまりにも
大き過ぎたが、最後に隣にいたのが
同じ価値観を持つあの人で良かった🥺 pic.twitter.com/DQsy5H300Z
まとめ
『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』について、ネタバレやあらすじ、登場キャストなどを紹介してきました。
以下にまとめます。
- 『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』のラストは、反乱軍が勝利するがカットニスがコイン首相を矢で射て殺害
- 『ハンガーゲーム FINAL:レボリューション』は、戦争映画としてかなりリアリティのある描かれ方をしているのが見どころの一つ
- 作品のテーマ、現代社会へのメッセージの考察
- 気になる続編『ハンガーゲーム0』の情報も紹介
ハンガーゲームシリーズを未視聴の方も、ぜひ初回作品から見てみてください!
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