第11話:真相究明
呪いの札がチャングムの仕業と容疑が掛けられていましたが、チョン最高尚宮(チェゴサングン)は陰に首謀者がいると察し、チャングムとクミョンの取り調べを官憲(カンケン)に命じます。
そこへ女官長が現れ、この一件を不問に付すよう命じられ、チョン最高尚宮は反発しましたが、さらに女官長に詰め寄られ1日引き渡しを延ばすことになりました。
女官長はチェ尚宮(サングン)と共に、チャングムに罪を着せようとあらゆる手を打ちます。
チョン最高尚宮と同じく、陰謀を察していたハン尚宮はヨンセンの言葉を頼りに、チャングムの探し物を見つけ出そうとしますが、チャングムは亡き両親の遺言を守るため、真実を語ることはしませんでした。
そのころ最近容体が優れない王子を心配し、中宗(チュンジョン)が特別料理を用意しました。
しかしそれを食べた王子の手足が麻痺してしまいます。
これにより料理を作ったカン・トックが取り調べを受けることになりました。
トックの人柄を知っているハン尚宮らは納得できません。
医者は麻痺の原因が特定できないため、料理に毒が仕込まれていたと主張してきたのです。
第12話:ハンサングンの賭け
王子の麻痺の原因が、食材の食べ合わせによるものだと証明したチャングムのおかげで、トックは無罪放免となり、王子は治療を受け麻痺が改善しました。
女官長の誕生祝いが翌日に行われることになり、ハン尚宮(サングン)はチョン最高尚宮(チェゴサングン)の手伝いをするようチャングムに指示します。
女官長の誕生祝いは、水剌間(スラッカン)の最高尚宮の作る料理で締めくくるのが習わしです。
誕生祝い当日、次々と贈り物が届けられ女官長もご満悦。
ところが出された料理の味が悪いことに激怒した女官長は、自分への反逆だと言い放ちます。
宴に出された料理は、実は具合が悪いチョン最高尚宮の代わりに、チャングムが作ったものだったのです。
このことで自分の味覚が麻痺していることに気付いたチャングムが、治療法を模索していました。
チェ尚宮はこの騒ぎに便乗し、自分が最高尚宮の座に就くため画策します。
それを察したチョン最高尚宮が、対抗策を講じました。
第13話:みそ騒動
チョン最高尚宮(チェゴサングン)の対抗策として、ハン尚宮(サングン)とチェ尚宮の2人を最高尚宮になるべく競合させるというものでした。
これによりチェ尚宮はクミョンを、ハン尚宮はチャングムを助手に指名します。
チャングムは味覚を失っていることを理由に辞退をハン尚宮に申し出ますが、ハン尚宮はチャングムには「味を描く能力」があることを最大限に引き出したいので、強引にチャングムを訓練しました。
一方、チェ尚宮もハン尚宮の様子を探るようヨンノに指示し、チャングムと同室にさせます。
女官長も、チョン最高尚宮の失脚を本格的に図り始めました。
そんな折、宮中のみその味が変わるという一大事件が起こります。
宮中では、みそは吉凶を左右する基本中の基本の食材です。
そのため、そのみその味が変わるなどとは不吉の前兆とされていました。
女官長から原因究明を命じられたチョン最高尚宮は、これを競合の第一課題としてハン尚宮とチェ尚宮に言い渡します。
第14話:蜂の針
ハン尚宮(サングン)とチャングムは、みその味が変わった原因を突き止めました。
しかし、今だ味覚が戻らないチャングムは気が晴れません。
そのころ、菜園で蜂の針の効能についてウンベクが調べていました。
負傷した兵士がさらに蜂に刺されたにも関わらず、なんと怪我が全快したからです。
そのことを知ったチャングムが、自分の味覚の改善にも繋がらないか試してほしいとウンベクに頼みます。
しかしウンベクは、人の身体で試すことはできないと断りました。
そのことを知ったジョンホが、チャングムを慰めます。
一方、チェ尚宮の指示通りヨンノはチャングムの様子を探りクミョンに報告していました。
チェ尚宮は、チャングムの秘密に気付きます。
そのころ、宮廷ではシンミジェといわれる新しく考案した料理を競い合う審査をハン尚宮とチェ尚宮が務めることになりました。
チェ尚宮は、チャングムの味覚が失われていることをこの競技で確認しようとします。
第15話:捨てられた食材
チャングムは鯨の肉を串焼きにした料理を出し、王もこれを絶賛しました。
これに面白く思わないチェ尚宮(サングン)が、ついにチャングムに味覚がないことを暴露します。
味覚がない人間に水剌間(スラッカン)の女官が務まるのかと設問したため、チャングムは味覚検査を受けることになりました。
しかしこのときにはもう既にチャングムの味覚は戻っていたのです。
それを言いそびれていたのですが、そのまま味覚検査を受けアミの塩辛を使ったテストに全問正解します。
チャングムはこれで味覚が戻ったことを皆の前で証明する形になりました。
さらに面白くないチェ尚宮は、競合の取り下げを狙い根回しをします。
しかし結果、競合は行われるがその判断をするのは王ではなく、皇太后に委ねられました。
王子の誕生祝いが最初の競合とされましたが、その後、皇太后が新しい課題を出します。
一方、幼いころより皇后の世話をしてきた尚宮の体調が崩れ、ウナム寺で療養しています。
ミン・ジョンホは后の命を受け、医務官と料理人を手配しました。
料理人はトックに任命されたのです。
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