第16話:真心
皇太后に出された1回目の競合に敗れたハン尚宮(サングン)とチャングム。ハン尚宮は、療養中の尚宮の世話係をチャングムに言いつけ、宮中から追い出します。
助手がいなくなったハン尚宮に、ヨンノやチャンイがチャングムの代役を申し出ました。
一方、ウナム寺に派遣されたチャングムは元気をなくしており、見かねたトックが気晴らしにチャングムを海に誘ったのです。
チャングムと同じくウナム寺に派遣されていたミン・ジョンホは、ある調査を内密に行っています。
医務官の使いで市場に行くチャングムにジョンホが同行しました。
しかし帰り道で、2人は正体の分からぬ男たちに襲われてしまいます。
ウナム寺で働く男にかくまわれたチャングムとジョンホ。
その男の出した料理を食べたチャングムは、あまりの美味しさに作り方を教えてほしいとついて回ります。
一方、容態の悪い尚宮の最後の望みとして「子供のころに兄に貰って食べたもちもちとした香ばしい米をもう一度食べたい」というものでした。
トックがあれこれ出してみますが、どれも尚宮が食べた米とは違うと言われます。
そのときチャングムは寺で男が干している米に思い当たりました。
第17話:疫病と策略
ウナム寺に派遣されたジョンホを追うため、休暇を取ったクミョンですが、チャングムとジョンホが親し気に会話している姿を見て声を掛けられずにいました。
そのころ宮中では、2回目の課題として「季節を通じて食べられる肉の代わりに魚の刺身を工夫せよ」と指示されます。
氷が必要となる刺身ですが、チェ一族には氷の調達には不自由がないので有利でした。
ハン尚宮(サングン)は、1人で準備のため宮中を出ます。
一方、謀反者が女官のいる宮中に逃げ込んだという情報を受け、兵士が一斉に捜査を行いました。
チョン最高尚宮(チェゴサングン)はこの捜査に立ち会っていましたが、チェ尚宮の部屋で書物を見付けます。
それは、代々最高尚宮にのみ受け継がれているはずの書物でした。
尚宮の世話を終え宮中に戻ったチャングムは、ハン尚宮に許しを乞います。
そのころ宮廷では風邪が流行っておりましたが、その後の調査で風邪に似た疫病の可能性が高いと判明しました。
感染したと思われるものは全員、宮中から退出を命じられます。
女官長とチェ尚宮は、これに便乗したあることを思い付くのです。
第18話:料理人の信念
疫病の感染の疑いがある女官が宮中から退出させられていましたが、その中にチョン最高尚宮(チェゴサングン)の姿もありました。
この感染騒ぎを利用して、チェ尚宮(サングン)らが最高尚宮の交替を謀ったのです。
クミョンはこの根回しを用意周到に行っていました。
その結果、水剌間(スラッカン)の最高尚宮の代行を務めることになったチェ尚宮は、ハン尚宮とチャングムに王位継承の話し合いのため訪れる明の接待をするよう太平館行きを命じます。
政治問題が絡むため、太平館での任務は非常に辛いものです。
ハン尚宮は、出発前にトックにチョン最高尚宮の見舞いを頼みました。
明から使節団が到着します。
今回の使者は、山海の珍味しか食べないことで知られる人物でした。
ハン尚宮は、その人物が糖尿病を患っており長旅でそれが悪化していることを知ります。
第19話:対決
明からの使者はチェ尚宮(サングン)の料理が旨いと絶賛していたが、なぜかハン尚宮とチャングムの料理を残った滞在期間中食べると宣言しました。
チェ尚宮は悔しさのあまり、女官長に自分の采配で無事騒ぎを治めたと報告します。
一方、疫病の疑いで隔離されていた女官たちは快方に向かっていましたが、その中にいたチョン最高尚宮(チェゴサングン)だけはなぜか容体が悪化していたのです。
自身でもおかしいと感じていたチョン最高尚宮は、町医者に薬の内容を確認させるようミン尚宮に頼みます。
チャングムは、ナウム寺で看取った尚宮の様子を后に語りました。
太平館での出来事を引き合いに、同席していた長官はチャングムなら心を尽くしたと后に告げます。
これにより太平館での出来事が、后を通じて皇太后の耳に入ることになりました。
一方、自分の薬の内容を知ったチョン最高尚宮は、自分を宮廷に戻すように女官長に取り引きを持ちかけます。
そのころ横領疑惑の調査でトックに案内を頼み、チェ・パンスルが出入りしているとされる料亭へ探りに行きました。
第20話:誘拐
水剌間(スラッカン)では最高尚宮(チェゴサングン)の座を巡って、チェ尚宮とハン尚宮の競合が行われていましたが、決戦を前に引き分けとなっていました。
決戦に出される最終課題は、皇太后の誕生祝い用の料理に決定します。
ハン尚宮は、奥の手とばかりに昔チャングムの母ミョンイと一緒に埋めた甘酢を使うことにしました。
同じころ、チャングムは亡き母が親友と一緒に埋めた甘酢があることを知り、その在りかを突き止めます。
一方、チェ尚宮は最後の決戦は小細工なしで実力で挑むと決めていました。
ところがその裏では、チェ尚宮の兄パンスルが妹に内緒でハン尚宮の邪魔をしていたのです。
そのせいでハン尚宮が決戦で使う食材が足りないので、急いで食材を入手するために宮中を出ました。
舟に乗り込んだハン尚宮ですが、向かおうとする方向とは違った行路を辿っていることに気付きます。
一方、宮中では競合が行われる時間になってもハン尚宮が現れないことで、競合は中止となる勢いです。
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