第11~12話
タナシルリから、オジンに流産する薬を飲ませれば宮廷から出してやる、と命じられたヤン。
彼女は毎日オジンに出すお茶菓子の中にその薬を混ぜてふるまっていました。
しかし、ヤンはオジンにもそのことを伝え、薬入りのお菓子には手をつけないよう伝えてあったのです。
そんなヤンの行動を怪しんでいたのは、彼女を信用していないタンギセでした。
そこで彼は、ヤンを敵対視する貢女・ヨンファにオジンに薬を盛るよう命じるのでした。
一方のワン・ユは、ペガンたちを欺きチュルクを手懐けようとしていました。
彼は、部下を使って元が攻めてくる日程などをチュルク軍に密告していたのです。
そんな中、コルタの調査からタファンはついにヤンがスンニャンだと知ります。
しかし、同時に彼は彼女がワン・ユを慕っていることに気づき複雑な思いになるのでした。
ヤンに言われていた通り、具合が悪いような演技をし続けていたオジン。
ところが、彼女が本当に具合が悪いと思っているタナシルリはほくそ笑んでいました。
すると、ヨンファの盛った薬のせいかオジンが高熱で寝込んでしまいます。
その後彼女は、皇太后たちが見守る中で脈から懐妊が確認できないと御医から言われ…。
第13~14話
オジンの脈をもう一度御医に診てもらい、真実を明らかにしようとするヨンチョル。
すると、彼の意に反して彼女の懐妊が証明されてしまいます。
実は以前、御医が脈を測ったのはこっそり隠れていたヤンの腕だったのです。
自分たち一家を陥れたのがヤンの仕業だと分かっているタンギセ。
ヤンにとって、彼は自分の母を殺した復讐してもし足りない相手でした。
タナシルリに協力したことで宮廷外に出られる書簡を手に入れていたヤン。
しかし、ヤンの身が危険だと感じたタファンがそれを阻止するべく彼女を自分の付き人にします。
そんな中、彼女のもとにワン・ユが戦死したという知らせが…。
ところが、その知らせを一掃するようにワン・ユやペガンたちが宮廷にやって来ます。
ワン・ユは彼らだけでなく、チュルクの敵将・ヨンビス(=パトル)も逃していました。
一方のヨンチョルは、タファンの父にあたる先帝が死の間際に残した血書を探していました。
タファンを次期皇帝にする約束で毒を飲んだ先帝は、ヨンチョルが毒殺したも同然でした。
するとその血書の存在を知ったワン・ユは、宮廷にいるのを見かけていたヤンに相談することに…。
第15~16話
宮廷にいるヤンに会い、血書の存在とそれを使ってヨンチョルに復讐することを伝えるワン・ユ。
そんな彼の話を聞いて協力を申し出るヤンですが、反対されてしまうのでした。
ワン・ユは、わざとヨンチョルの怒りを買おうと彼に上奏文に細工することを計画。
それをうまくヨンチョルに行き届くようにしたのは、実はヤンでした。
彼女は、ワン・ユの部下で内官のシヌとこっそり通じていたのです。
そんな中、皇太后が開いた食事会でワン・ユに屈辱的な思いをさせられたタファンは、彼にヤンの処遇をめぐって蹴鞠で対決するものの失敗に終わるのでした。
その頃、宮中ではワン・ユの細工した上奏文を見たヨンチョルが大激怒。
その文に書いてある血書を知る者は、一人残らず始末していたはずだからです。
しかし、先帝の護衛の一人・チョクホだけが行方知れずとなっていました。
一方、シヌと通じていたことがワン・ユにばれたヤンは彼から叱責されて悲しみます。
そんな彼女をなぐさめたのはタファンでした。
するとその後、ヤンが精神的に追い込まれたタファンを支えることに。
彼は、ワン・ユたちが町中に張り付けた怪文書を見て怒り狂ったヨンチョルに罵倒されたのです。
第17~18話
ヤンがタファンをなぐさめていた姿を見ていたワン・ユは、それを思い出しては嫉妬するばかり。
そんな中、ヤンに強い姿を見せたいタファンはヨンチョルと戦う決意を固めるのでした。
その頃、焦りを隠せないヨンチョルはこれまで自分に挑戦状を叩きつけてきた者たちへの見せしめにと、妖術師を全員殺害します。
そんなヨンチョルの様子を見たワン・ユは、さらなる怪文書を町中に貼り付けていました。
一方、タファンはペガンやタルタルに血書を探してもらったり、ヤンから文字を教わったりと密かに行動を開始していました。
もちろん、影絵会を催して遊んでいるふりをするのも忘れません。
しかしこれが、ヤンとワン・ユの仲をさらに深めてしまいました。
そんな中、宮中でネズミが大量発生する事件と仏像が血の涙を流す事件が発生。
これらはそれぞれワン・ユとヤンが仕掛けたもので、二つ目の怪文書に書かれた「先帝の呪い」の始まりを意味していました。
しかしその後、高麗村に潜入中のビョンスがネズミの件でワン・ユとヤンが犯人だと確信。
二人はタンギセに捕まりヨンチョルの前に突き出されるものの、ワン・ユは見事な機転で切り抜けるのでした。
第19~20話
ワン・ユが、ヨンチョルの部下になる代わりにヤンを釈放するよう申し出たことを知ったタファン。
彼はその一件以来、ますますワン・ユを敵対視するようになるのでした。
一方、ワン・ユはヨンチョルにある計画を提案します。
それは、ヨンチョルが暗殺されたことにして誰が味方で誰が敵なのかを見分けるための策でした。
その頃、体調が回復したヤンは市場に出て血書を知る人物を捜し回っていました。
するとその帰り際に近づいてきたタファンに、彼女はこれまで彼に接近した理由を暴露します。
タファンのせいで父キ・ジャオが亡くなったため、復讐の機会を狙っていたのだと…。
ペガンたちにワン・ユを尾行させ、彼が計画している内容を知ったタファン。
彼はヨンチョルが飲む予定の麻酔入りの酒を、本物の毒が入った酒にすり替えるよう命じていました。
仮死状態になるはずが、すり替えられて酒で瀕死状態になってしまったヨンチョル。
彼の状況から死を悟ったワン・ユは、次なる作戦ではヤンの助言で皇太后と手を組むことに。
そして彼は、この作戦が成功したら結婚しようとヤンにかんざしを手渡すのでした。
しかし、実はヨンチョルは生きていて…。
愛の再会、裏切りの代償。
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