名前も人生も全て奪われてしまったドンジュと、彼女から全てを奪ったサビーナが再会し、それぞれの人生を懸けて火花を散らす愛憎劇。
この記事では、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』を、最終回までのあらすじネタバレを中心に解説しています。
全話のネタバレあらすじで、最終回までのストーリーの流れを掴むと、ドラマの内容がより理解しやすくなりますよ。
また、ドラマの内容に関連してサビーナはいったい誰の子なのか、そして『黄金の庭~奪われた運命~』のキャストで死亡した俳優がいるのかどうかも調べてみました。
その他『黄金の庭~奪われた運命~』の相関図やキャスト、SNS上での感想もまとめていますので、ぜひドラマを見る際に参考にしてみて下さいね!
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』のあらすじ
孤児院で育ち、貧しい生活を送る看病人のドンジュと、アメリカ育ちで裕福な暮らしをしている美容アドバイザーのサビーナ。
まるで正反対な暮らしぶりの2人は、ある事件に巻き込まれたことがきっかけで出会い、顔見知りになります。
そんな中、サビーナは知り合った女性の名前が「ウン・ドンジュ」と聞いて嫌な予感でいっぱいに。
なぜならそれは、かつて母・ナンスクが全てを奪った女性の名前だったからです。
そしてサビーナの予感は的中し、それからドンジュとの因縁が次々と明らかになっていきます。
一方のドンジュは、サビーナとともに事件に巻き込まれた際に助けてくれた刑事・ピルスンと次第に仲を深めていくようになります。
さらに彼女は、幼い頃にどうやら彼と「黄金の庭」で行われていたイベントで出会っていたようで…。
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』のネタバレを最終回まで全話解説!
ここでは、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』のあらすじを、ネタバレありで最終回まで解説しています。
偶然出会ったドンジュとサビーナに、いったいどんな関連が…?
2人の出会いとのちに起こったひき逃げ事故によって、彼女たちの運命が動き出していきますよ!
第1話
看病人として病院で働いていた施設育ちのウン・ドンジュ。
しかし、患者とのトラブルが原因で彼女は仕事を失ってしまいます。
挙句の果てには、同じ施設で育ったミンジュの勝手な判断で家までも失うことに…。
しかも最悪な事ばかりが起こったその日は、ドンジュの33歳の誕生日でもあったのです。
そんなドンジュに対し、サビーナはI&Kグループの御曹司・ジュンギと交際中。
美容アドバイザーとして人気もあるアメリカ育ちの彼女の人生は、まさに順風満帆でした。
そんなある日、思いがけず人質にとられトイレに閉じ込められたドンジュは、そこで偶然にもサビーナを顔を合わせます。
その後、2人は刑事・ピルスンの登場で窮地を脱するのでした。
ドンジュと別れ際に、彼女の連絡先を教えてもらったサビーナ。
彼女は「ウン・ドンジュ」という名前を見て驚きを隠せません。
なぜなら、それは母が過去に全てを奪った人物の名前だったからです。
一方、ドンジュはミジュとともにタクシーで帰路についていました。
そしてそのタクシーの運転手・ソンウクも「ウン・ドンジュ」という名を聞いて驚きます。
なんと、その名前は過去に自分と子どもたちを捨てた妻と同じ名前だったのです…。
第2話
サビーナは、ドンジュと会った日の夜に悪夢にうなされていました。
そんな娘の姿を見たナンスクは、ドンジュの正体を確かめるべく彼女に会うことを決めます。
待ち合わせ場所にやって来たドンジュを見て、過去に自分が捨てた子だと気づいたナンスク。
実の母親を探しているというドンジュの訴えを上手くかわした彼女は、サビーナにも記憶にあるドンジュとは人違いだと話すのでした。
その後、ドンジュは新たな病院での看病人としての仕事が決まり働き始めていました。
するとそこで、以前助けてくれた刑事・ピルスンと再会することに…。
そんな中、サビーナは恋人のジュンギに招待されたパーティー会場に来ていました。
彼はI&Kグループの会長である母・ナミの前で、彼女にプロポーズするつもりだったのです。
しかしその計画は失敗に終わり、サビーナは怒りを募らせるのでした。
さらにサビーナは、かつての夫・ソンウクに遭遇して過去に子どもを捨てて出ていったことに対して謝罪を求められることに。
ただでさえ怒りを隠せない彼女は、彼を冷たく突き放します。
するとその矢先、飲酒運転をしていたジュンギはソンウクをひいてしまい…。
第3話
ジュンギがソンウクを車でひいたことを知ったサビーナ。
呆然とする彼とともに、彼女は横たわるソンウクを急いで草むらの中へと隠します。
するとそこにドンジュとピルスンが乗った車が通りかかりますが、何とか2人に事故を気付かれずに済むのでした。
人を殺してしまったのかと恐ろしくなり、警察に連絡をしようとするジュンギ。
そんな彼を前に、このまま飲酒運転で捕まれば会社に大きな損害が出るとサビーナは冷静でした。
そして彼女たちは、ソンウクを誰もいない廃墟に運んで隠してしまいます。
ミジュも絡んだお金のいざこざがあり、ソンウクの家を訪れていたドンジュとピルスン。
しかしそこには二人の子どもがいるだけで、父親であるソンウクの姿はありませんでした。
一方、家に帰りついたジュンギは車のヘッドライトについた血や破損のことをごまかすので精一杯。
シカをはねたと両親には話したものの、母・ナミは息子の言動に違和感を覚えていました。
その頃、サビーナは事情を話してナンスクとともにソンウクを隠した廃墟に来ていました。
すると、なんと彼はまだ息があったのです…!
第4話
今になって子どもたちのことが心配になって来たサビーナは、ソンウクの家を訪れます。
そこで息子のミドゥムと再会した彼女は、母親心を抑えてわざと冷たく突き放すのでした。
その後、ドンジュも子どもたちを心配して再びソンウクの家にやって来ます。
すると、ミドゥムの妹・サランが体調を崩していたためドンジュは病院へ連れていくことに。
やがて子どもたちは、父親が見つかるまでの間ピルスンの祖母の家で預かることになります。
一方で、ジュンギの父・デソンは息子が人身事故を起こしたのではないかと不安を抱いていました。
そこで彼は、息子の車にわざとぶつけて廃車にすることで証拠隠滅を図ろうとしたのです。
それでもまだ気分が晴れずに自首しようとするジュンギでしたが、事故の日のアリバイ作りをしたナンスクやサビーナの引きとめでなんとか思いとどまります。
しかし、そんな中でドンジュとピルスンは新たな事実に近づいていっていました。
子どもたちの家にあったソンウクの描いた女性の似顔絵。
ミドゥムがテレビに出ているサビーナを見て、この間家に来たと言ったこと…。
2人は様々な出来事から、ソンウクの妻がサビーナだったのではないかという結論に至るのです。
第5話
ジュンギに黙ってこっそりとソンウクを入院させ、様子を見ているナンスク。
彼は彼女によって酸素マスクを外され、入院した時よりも病状が悪化していました。
しかし、そんな彼女の仕打ちで記憶を失くしてもソンウクはサビーナの絵を描き続けます。
その後、サビーナの正体を確かめようと彼女に会いに行くドンジュとピルスン。
2人は彼女がソンウクの知人であることは突き止めたものの、妻であることまではナンスクの登場で事実確認できませんでした。
ナンスクはソンウクがサビーナのストーカーだったと言い張りますが…。
一方で、ジュンギはサビーナとの結婚を母・ナミに承諾してもらえずやきもきしていました。
彼女は2人の結婚に反対する理由は、サビーナのアメリカでの経歴がはっきりしないこと。
しかし、ジュンギは本当に彼女を愛しているから結婚を許して欲しいと懇願するのでした。
そんな中、施設に送られることを恐れたミドゥムはサランを連れてある場所へ向かいます。
それは、妹であるサランの母が暮らす家…。
実は、サランはソンウクの子ではなく彼の友人の子どもだったのです。
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第6話
突然姿を消したミドゥムたちが、おそらくサランの母のもとに向かったのだと察したドンジュ。
その予想は当たり、彼女はピルスンとサランの母宅へ向かうもミドゥムたちとすれ違いに…。
しかし、その後ドンジュたちは子どもたちを見つけて無事に保護するのでした。
そんな中、ナンスクの身辺調査をしていたナミは彼女が過去に偽装結婚していたことを知ります。
一方で、ナンスクはジュンギとサビーナとの結婚を進めるためソンウクの携帯の電源を入れ…。
事故に関連するさまざまなことが重なり、精神的に追い詰められていたジュンギ。
そんな彼を見たデソンは、ナミには秘密でサビーナと会わせて息子の心を落ち着かせます。
そして彼は、妻・ナミにサビーナはジュンギの味方だから結婚に反対するなと諭すのでした。
その頃、以前サビーナの似顔絵を描き続けてナンスクに起こられたソンウクは、今度は子どもたちの似顔絵を描き始めていました…。
ピルスンはというと、事故で亡くなった両親の命日になるたびに悔しさのあまり悪夢を見ていました。
彼は、その事故が起こったきっかけがずっと自分のせいだと思いながら生き続けて生きたのです。
第7話
ピルスンの両親が事故に遭ったのは、「黄金の庭」の蛍祭りというイベントの帰り道。
そして同じ日に、ナンスクとサビーナ、そしてドンジュの乗った車も事故を起こしていたのです…。
そんな中、ピルスンは蛍祭りに来た人しかわからない歌をドンジュが口ずさんでいるのを聞きます。
しかもその歌は、多発性硬化症だったピルスンの父が作った歌。
ところが、ドンジュ自身もなぜこの歌を自分が知っているのか分かりませんでした。
その後、ドンジュも自分が見る悪夢に似た夢を見ていると知ったピルスン。
もしかしたら、彼女は加害者の家族なのではないか?
そう思った彼は、自分が黄金の庭のイベントに参加した年の参加者名簿を見ようとI&Kグループの会社に向かいます。
ピルスンと一緒に、実の親のことについて手がかりを探しているドンジュも会社に来ていました。
しかし、その行動もナンスクとサビーナに思いがけずばれて先回りされてしまいます。
のちにナンスクは、ナミのもとへ行って多発性硬化症で亡くなった夫の話をし始めます。
そしてその時、自分はナミからネックレスをもらったこと、娘のサビーナもそこで一度会っていることを彼女に伝えるのでした。
第8話
ナンスクたちによって、実の親に関する情報を得るチャンスを失い悲しむドンジュ。
そんな中、ピルスンは自分が「黄金の庭」のイベントに参加した当時に多発性硬化症で入院していた人々の名簿を探し出していました。
もしドンジュもそのイベントに参加していたなら、同じ姓の患者が彼女の父だろうと考えたのです。
ナンスクから聞いた話が本当かどうか確かめるため、サビーナを呼び出したナミ。
すると2人の話すことが合致したため、彼女は思わずサビーナに縁を感じ結婚を許してしまいます。
まさか、ネックレスを渡した時にナンスクの隣にいたのがドンジュとも知らず…。
そんなある日、ドンジュは倒れてしまったナミを偶然にも救い、彼女の秘書・スミに感謝されます。
そしてドンジュが父親探しを知っていることを知った彼女は、それに協力すると言って当時のことを知っているであろうキム・スナという牧師を紹介してくれるのでした。
スミからの情報でとある教会に出向き、キム牧師から話を聞いていたドンジュ。
するとそこに、ナミに連れられてサビーナもやって来て…。
第9話
以前自分を助けてくれたドンジュと偶然教会で会い、驚くナミ。
サビーナはそこでドンジュが父親探しをしていることを知り焦りますが、なんとか何事もばれずにその場を乗り切るのでした。
一方、ピルスンは休暇をとって刑事のギヨンとともにドンジュのいた施設を訪れていました。
すると彼は、ドンジュが捨てられた日と自分の両親が事故に遭った日が同じだったことや彼女が「黄金の庭」と書かれた記念のバッジを持っていたことなどを知ります。
そして、何らかのショックな出来事によってドンジュが記憶を失ってしまったことも…。
キム牧師に会った際にナンスクの名前が出てきたことをすぐ母に伝えるサビーナ。
彼女は、もし牧師が結婚式に出席すれば全てがばれるのではないかと心配だったのです。
そしてナンスクも、もし自分が結婚式に出席すればリスクが大きいのではと考えていました。
しかし、サビーナからキム牧師は結婚式に来ないと聞いた彼女は安心し、無事娘の晴れ姿を見届けることが叶ったのでした。
ところが、そんなナンスクの姿をキム牧師が見つけ…。
第10話
結婚式に遅れてきたキム牧師は、ナンスクの姿を見かけてすぐドンジュに連絡します。
「あなたのお母さんを見つけた」と…。
しかし、ナンスクも牧師がいることに気づき逃げるようにその場をあとにするのでした。
その頃、ナミは夫・デソンの過去の浮気を許して夫婦仲を取り戻そうと彼に話していました。
そのことを喜ぶデソンは、スミに早く秘書を止めるよう責め立てます。
約30年前に彼が浮気していた相手は、実はスミ。
しかも、2人の間には息子が1人いたのです…。
そんな中、ナンスクのもとにある女性から一本の電話が入ります。
それは、サビーナの結婚式会場から逃げる際にぶつけてしまった車の持ち主からの連絡でした。
当時、慌てていたナンスクは自分の連絡先を残してその場を去っていたのです。
しかも、その電話の相手はなんと…キム牧師!
彼女は、ナンスクの高校時代の先輩でもありました。
一方、ドンジュとピルスンはミドゥムたちと一緒に森に出かけていました。
4人で並んで昼寝をするなど、家族のような時間を過ごすドンジュたち。
ピルスンは、少しずつドンジュに惹かれ始めていました。
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第11話
電話越しではキム牧師だと気づかず、車をぶつけた相手と会うことにしたナンスク。
待ち合わせ場所で牧師に気づいた彼女は、気づいていないふりをしてその場を逃れようとします。
しかし、キム牧師は「娘があなたを探している」とナンスクを引きとめるのでした。
そう話すキム牧師に、ナンスクは「自分は今新しい家族と幸せに暮らしているし、娘を捨てた理由もひどい理由なのでお互いに会わない方がいい」と言って去ります。
そんな中、体調の優れないナミは秘書・スミの付き添いで病院で精密検査を受けることに。
すると、彼女は多発性硬化症が再発したことを医師から告げられてしまいます。
しかし、彼女はまだ新婚旅行から帰って来て間もないジュンギたち夫婦にこの事実をとても話すことができませんでした。
一方のドンジュは、キム牧師から連絡をもらって母に会えると思い込み喜びを隠せません。
しかし、彼女が牧師から告げられたのは母が自分に会うことを拒絶しているという残酷な事実でした。
そこでドンジュは、母に会えたら渡そうと思っていたプレゼントを牧師に託して失意のままにその場を去るのでした。
第12話
母親にもう会えないということに大きなショックを受け、倒れてしまったドンジュ。
そんな彼女からのプレゼントを渡すためにナンスクに何度も連絡を取るキム牧師でしたが、一向に繋がりませんでした。
そこで牧師は、仕方なく秘書・スミを通じてプレゼントをナンスクに渡してもらおうとします。
しかし、ちょうどその時ナンスクが現れてキム牧師を車で拉致。
ナンスクは、もし知っていることを口外すれば自分はここで死ぬ、と牧師を脅して彼女に永久的に口外しないよう約束させるのでした。
一方で、キム牧師から預かったプレゼントの中に入っていた手紙を見たスミはある事実を知ります。
それは、サビーナの母親がドンジュの母親でもあるということでした。
さらにスミは、まだサビーナたちの身辺調査をしていたと思いがけなくばれてしまい、その事をナミを通じてジュンギにたしなめられてしまいます。
自分たち親子のことを探っていた疑わしい秘書・スミの弱点を掴もうとするナンスク。
彼女の予想通り、スミは調査を止めると言いながらも個人的にはまだサビーナ親子について調査を続けていました。
第13話
ナミの秘書・スミが自分たち親子のことを密かに調べていることを知ったナンスク。
彼女はスミに会い、その理由を問いただします。
すると、彼女は逆にサビーナとドンジュの関係についてナンスクを問い詰めるのでした。
その時、ナンスクはふとスミの顔を見てあることを思い出します。
もしかしたら、彼女は自分が起こした事故の目撃者ではなかったか、と…。
しかも当時、スミの隣には不倫相手らしき人物がいたような気がしていたのです。
一方で、ドンジュから18歳で施設を出てからの苦労話を聞いたピルスンは、これからは俺が幸せにする、と彼女に話してキス。
ピルスンの祖母の後押しもあってか、2人の距離は確実に縮まっていました。
そんな中、自身の病気の進行を知ったナミは看病人としての経験があるドンジュを自分の看病人として雇おうとしていました。
そんなある日、ナンスクからスミの不倫相手を探るよう命じられていたサビーナは彼女の部屋にこっそりと侵入。
そこでデソンの写真を見つけた彼女は、スミの不倫相手が義父だと確信します。
するとそこに誰かが部屋に入って来て…。
第14話
思わずベッドの下に隠れたサビーナは、部屋に入って来た人物がスミだと知ると強気な態度に出ます。
もし、不倫相手がデソンだとばらしてほしくなければ今すぐに秘書を辞めろ、と…。
しかし、スミもサビーナにやられてばかりではいられません。
彼女は、サビーナが「ドンジュ」だということをナミに黙っている代わりに写真のデータを消すよう求めます。
するとサビーナは、スミの前で仕方なくそのデータを削除するのでした。
しかし、スミの不倫相手がデソンだとジュンギにはすぐ伝わってしまいます。
スミとのやり取りがある前、サビーナはすでにナンスクにそのデータを送っていたのです。
一方で、サランが幼稚園から何者かにさらわれるという事件が発生していました。
しかもその犯人は、サランの実の父親。
そして彼と話したピルスンは、サビーナこそがミドゥムの母親だという事実を知らされます。
そんな中、ナミは秘書・スミが突然退職を願い出たため、看病人として雇おうとしていたドンジュにスミの後任をしてもらおうと考えます。
I&Kグループで働くことはピルスンに反対されていましたが、ドンジュは彼の反対を押し切ってナミの秘書になることを決めるのでした。
第15話
スミから仕事を引き継いだ際、ドンジュは彼女からサビーナの写った写真を何枚かもらいます。
そして、それと同時にスミは家族探しをしているドンジュの健闘を祈るのでした。
ちょうどその頃、かつてサビーナが通っていた美術学校を訪れていたピルスンは、以前サランの実父から聞いたことを確信に変え始めていました。
デソンの不倫相手がスミだということを偶然聞き、興奮のあまり倒れてしまったナミ。
信頼していた秘書に裏切られた彼女のショックは、とても大きなものでした。
そんな中、彼女はサビーナから送られてきた資料の中に母子手帳があることに気づきます。
するとナンスクは、スミの甥でピルスンの後輩でもあるギヨンがデソンとの間に生まれた子どもだと勘付くのでした。
そしてナンスクの予想はやはり的中し、スミはまたもや弱みを握られてしまいます。
これでスミは、もう簡単にサビーナ親子に手を出すことができなくなってしまいました。
そんなある日、サビーナはナミから新しい秘書がやって来ると告げられます。
それはなんと、彼女がもう顔も合わせたくないと思っていたであろうドンジュでした。
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第16話
ナミの秘書となったドンジュは、ピルスンからサビーナの歯ブラシを持ってくるよう頼まれていました。
しかし、そのことがばれて家の外でサビーナともみ合いになってしまいます。
ドンジュのバッグの中には、ナミの病気の治療に使う注射器が入っているポーチも…。
そんな彼女のピンチを救ったのはピルスン、そして偶然車で通りかかったジュンギでした。
その日の夜、ピルスンが後輩のスジに抱きつかれている姿を見かけてしまったドンジュ。
それを見て嫉妬した彼女は、彼に冷たくあたり別れ話を持ち出します。
一方のミジュは、ギヨンと交際を始めて幸せな日々を送っていました。
ドンジュが自分のそばにいることが気が気ではなく、早くジュンギに追い出して欲しいサビーナ。
妻の願いを聞こうとスミを呼び戻そうとした彼は、彼女から母・ナミの病状のことを知らされます。
さらに、サビーナはジュンギの家にドンジュがミドゥムたちを連れてきているのを見て憤怒します。
ナミの許可を得ているとドンジュが言っても、ジュンギに彼女を解雇しろと一点張りのサビーナ…。
しかし、母の病状を知ってしまった彼にもはやドンジュを解雇するという選択肢はありませんでした。
第17話
ドンジュの存在が邪魔で仕方ないサビーナ。
とうとう彼女は、ナンスクにドンジュを消すよう指示します。
そして、サビーナたちの策略によってドンジュは交通事故に遭い…。
一命は取りとめたものの、脳に出血が見られたため意識が戻らないドンジュ。
医師から今夜が峠だと聞いたピルスンは、彼女のそばにずっと寄り添っていました。
そんな中、ドンジュは意識不明になっている間にある場面を思い出していました。
それは、「黄金の庭」の蛍祭りに自分と同じ服を着た女の子と母の3人で参加している姿。
そして母は、もう一人の女の子のことを確かに「サビーナ」と呼んでいたのです…。
翌朝、ピルスンは看護師から預かったドンジュのバッグの中からサビーナの写真を見つけます。
以前歯ブラシでの遺伝子検査に失敗していた彼は、この写真を見てピルスンはサビーナが学生時代に「ウン・ドンジュ」と名乗っていたと確信するのでした。
やがて目を覚ましたドンジュは、思い出した場面のことをサビーナに尋ねます。
しかしサビーナは、自分が「ウン・ドンジュ」だと言い張るばかりでした。
きっと母親なら何が真実かを知っていると考えたドンジュ。
そこで彼女は、サビーナのもとを訪れ…。
第18話
サビーナに会うなり、彼女に車でナンスクのもとに連れていかれたドンジュ。
彼女は思い出した記憶を頼りにナンスクを責めますが、彼女は堂々と嘘をつきます。
なんとサビーナがドンジュの名前も人生も奪ったのに、ドンジュがサビーナの本名(=ウン・ドンジュ)を奪ったというのです…!
一方のジュンギは、サビーナの行動を不審に思い彼女の車のあとをつけていました。
そして彼女の入浴中に車のドライブレコーダーを確認した彼は、衝撃的な事実を知ることに。
それは、サビーナがミドゥムの母親だということでした。
入浴後、ジュンギの態度がおかしいことに気づいたサビーナ。
思いがけずミドゥムの母親だとばれたことに焦った彼女は、何とかうまく夫に弁明しようとします。
しかし、2人の話にデソンが入ってきたことで事態は思わぬ方向へ。
デソンが今後のためにも全て忘れて生きていった方がいいとジュンギにアドバイスしたのです。
そんなある日、ピルスンはサビーナがソンウクの事故の後にアリバイ作りをしていたことが引っかかっていました。
そこで彼がギヨンと一緒にもう一度事故現場を捜索してみると…。
第19話
事故現場で血液の付着した付け爪を見つけ、サビーナが犯人だという疑いを強めるピルスン。
しかし、付着していた血液がほんの少しだったためDNAは検出されず、その付け爪の発見は骨折り損に終わりました。
その一方で、ドンジュはナンスクから大金と引き換えにナミの秘書を辞めるようけしかけられます。
そんなナンスクをますます怪しく思ったドンジュは、彼女の要求をはっきりと断るのでした。
そんな中、ナミはデソンと一緒に夫婦で記者の取材を受けた際にサビーナについて聞かれこう答えていました。
実は彼女が幼い頃にも一度会っていて、その時にネックレスを渡していたから縁があるのだ、と…。
その話を近くで聞いていたドンジュは、それは自分だと当時の記憶を鮮明に思い出します。
ある日、ドンジュをナミの家に送っていったピルスンは思いがけず家の中に招かれていました。
そして彼は、それとなく調査中の事故の捜査状況について遺体も見つからず、事故を起こした車も廃車になっているとナミたちの前で話します。
さらにこっそりと彼のクローゼットを見たピルスンは、事故の際に彼が来ていたスーツにタグが付いているのを見つけ…。
第20話
そんな中、ピルスンは事故の目撃者が現れたと聞きナミの家を飛び出します。
そしてその後、彼の話を聞いていたジュンギも急いで家を出ていくのでした。
ピルスンが会った目撃者はコンビニの店員で、サビーナが事故があった夜に洗剤などを慌てて買っていったとのことでした。
するとその後、ドンジュの助言もあり彼はジュンギの追跡に成功します。
ジュンギが向かっていたのは、サビーナと一緒にソンウクを遺棄した場所でした。
そこにピルスンもやって来たことでいよいよ覚悟を決めるジュンギ。
しかし、そこにソンウクの遺体はありませんでした…。
そんな中、ナミの家ではドンジュがソンウクの描いた似顔絵を見せてサビーナを問い詰めていました。
するとサビーナは、とうとうナミたちに人身事故を起こしたことを暴露するのです。
ジュンギに自白してもらうため、ナミに説得をお願いするドンジュとピルスン。
その頃、ミドゥムの携帯にソンウクの元気な姿が動画で送られてきて皆一安心していました。
一方、スミはナンスクの正体を暴くためにナンスクとサビーナ、ドンジュの3人が写った写真を釜山の新聞の尋ね人欄に載せていました。
しかし、それをナンスクが許すはずもなく…。
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第21話
ナンスクは、スミへの仕返しにギヨンに全てをばらしてしまいます。
実はギヨンは彼女の甥ではなく息子で、父親は不倫相手のデソンだということを…。
事故の被害者が見つからないため起訴が保留になり、一旦自宅に帰って来たジュンギ。
そんな彼の気持ちを紛らわそうと庭でバーベキューをしていたナミたち一家のところに、突然ギヨンがやって来ます。
しかし、自分を見ても何も反応しないデソンの姿に、ギヨンは失望してしまいました。
その頃、スミとドンジュは釜山の新聞記事を見て連絡をくれた女性と会っているところでした。
どうやらサビーナはナンスクの愛人の子として生まれたのちに父親に引き取られ、ひどい扱いを受けていたとのこと。
そして、ナンスクはあの蛍祭りの日にサビーナを赤い車で連れ戻しに来たらしいのです。
すると赤い車でふと何かを思い出したスミは、事故を起こしたのがナンスクだと気づきます。
しかしそのことでスミがナンスクを問い詰めても、彼女はもう時効だと言い相手にしませんでした。
一方のジュンギは、亡くなっていないならソンウクはなぜ姿を現さないのか疑問に感じていました。
そこで彼は、居ても立っても居られず自ら調査に乗り出すのです。
第22話
時効だと言い張り反省の色をみせないナンスクに堪忍袋の緒が切れたピルスン。
彼は、サビーナにナンスクが起こした事故のことを全てばらすと言って脅します。
しかし、またもやサビーナたちは嘘を重ねてその場を乗り切ります。
ナミの前でサビーナがドンジュを急に「姉さん」と言い出し、2人が姉妹だという設定を作り上げたのです。
ナミは、ドンジュこそがナンスクと愛人関係の男性の間に生まれた「サビーナ」だという嘘も信じ込んでしまいました。
一方、ギヨンは両親のことですっかり落ち込んでいました。
しかし、恋人である施設育ちのミジュから親がいるだけでも羨ましいと言われた彼は、少し気持ちが軽くなるのでした。
ピルスンの両親の命を奪った事故の加害者がナンスクだと知ったドンジュ。
その加害者の娘である彼女は、彼に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんなある日、サビーナはジュンギとミドゥムたちが連絡を取っていることを知ります。
すると彼女はそのことをジュンギと言い争っていたところをナミに目撃されてしまいます。
そして、サビーナに隠し子がいるという事実がとうとうナミにばれてしまい…。
第23話
サビーナに隠し子がいると知って怒りを隠せないナミ。
しかし、サビーナとジュンギが離婚する方が事故のことを周囲に知られるリスクが高いと思っているデソンは彼女を落ち着かせるのでした。
その頃、ドンジュは以前釜山の新聞を通じて情報をもらった女性に会い、ナンスクに関して何か他に知っていることがないか聞いていました。
そしてその後、「黄金の庭」を訪れた彼女に28年前の蛍祭りの記憶が戻ってきます。
ピルスンと一緒に歌を歌ったことや彼に名前を聞かれて「ドンジュ」と名乗ったこと…。
それらを全て思い出したドンジュは、とうとうあの時に蛍祭りで出会っていた少年がピルスンだと気づいたのです。
その一方で、ナミはナンスクを呼び出してサビーナに隠し子がいた事を責め立てていました。
そして財産狙いだというナミの言葉に、ナンスクはそう言うならもうサビーナが妊娠している子はこちらで育てると話します。
しかし、サビーナ自身はそれに納得がいかず、再びナミに謝罪しに行きます。
すると突然、彼女はお腹に痛みを感じ…。
そんなある日、ピルスンの祖母はこれまで中断していた支援会を再開しようとナミを訪ねていました。
第24話
ピルスンとギヨンは、ドンジュをひき逃げした男を見つけていました。
その男は初めはしらばっくれていたものの、ピルスンたちに問い詰められるとこれまでしたことを白状し始めます…。
一方、ドンジュがナミに何もかもを話したと勘違いしたナンスクはナミの家を訪れ、そこにいたドンジュとピルスンの祖母を侮辱します。
その結果、彼女は自らの口で28年前の事故の加害者だということをナミに明かしてしまうのでした。
ナンスクからさらなる事実を聞き、サビーナと息子を離婚させたい気持ちが固まるナミ。
そんな彼女をよそに、ドンジュは妊婦であるサビーナにドリンクを用意したり、指圧をしたりしながら私の人生を返して欲しいと話します。
しかし、そんなドンジュの思いもナンスクによって踏みにじられてしまいます。
そんな中、ドンジュはナンスクのハンカチと自分の髪の毛でDNA鑑定をしようとしていました。
その後彼女は、とある会社の工場長からある事実を聞くことに。
かつてその会社の社長だったドンジュの父ウン・ジョンスと亡き母の間に彼女は生まれ、ナンスクは当時の乳母だったこと。
やがてドンジュの面倒をよく見てくれるナンスクとジョンスが結婚したことを…。
第25話
ナンスクが母親ではないと知って一安心し、実の母親の写真を眺めていたドンジュ。
彼女は母がつけてくれた名前とともに、奪われた人生を必ず取り返そうと誓うのでした。
その後ドンジュは、ナンスクになぜこのようなことをしたのか真相を尋ねていました。
するとナンスクは、事故後にドンジュは自分を責めたが、サビーナは味方をしてくれたのでサビーナを育てることに決めたと話します。
ドンジュの話すことに、ナンスクはもはや聞く耳を持とうとしませんでした。
一方、夫のジュンギを失いたくないサビーナはドンジュに土下座し、ナミに真実を話さないで欲しいと懇願します。
これまでもサビーナの味方だったジュンギは、ナミに冷遇されている彼女を変わらずに支えていました。
そんな中、彼はとある駐車場でナンスクが男にお金を渡しているところを見てしまいます。
そしてどこか様子がおかしいと気づいたジュンギが、ナンスクのあとをつけてみると…。
なんと、ナンスクが訪れた病院の部屋の中にいたのはソンウクだったのです!
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第26話
サビーナ親子にすっかり騙されていたと思い、興奮のあまりナンスクを責め立てるジュンギ。
そんな彼に、ナンスクは事故後にサビーナとソンウクの様子を見に行くと生きていたので病院に運んだのだと嘘をつくのでした。
ナミの許可なくメディアで妊娠を発表したことで、世間を騒がせることに成功したサビーナ。
彼女はナミの機嫌をとるため食事を用意するなど努力も重ねますが、ナミの怒りは並大抵のことでは収まりません。
そんなサビーナの味方をするのは、やはりこの時もジュンギだけでした。
そんな中、ドンジュは30年前に株式譲渡の記念で撮られた写真の中に自分と父が写ったものがあるのではとピルスンから聞きます。
しかし、その写真もナンスクによって奪われてしまいドンジュは悲しみます。
するとピルスンは、きっとネガフィルムがあるはずだと彼女を励まし、抱きしめました。
一方のミジュは、ギヨンの父親に気に入られるためにある決意をします。
それは、彼の父に1ヶ月の間自分の働く様子を見てもらい、もし気に入らないようだったらギヨンを諦めるという条件でした。
第27話
ナンスクによって写真を奪われたものの、やはりネガフィルムは残っていました。
そのおかげで、ドンジュは父と写った写真を手に入れることができました。
その一方で、サビーナは株式を得るために「ドンジュ」という名前にこだわる母・ナンスクに呆れていました。
彼女はもう、全てをドンジュに返してジュンギと幸せな人生を送りたかったのです。
その頃、ピルスンはソンウクを発見したという知らせを受けてとある病院に来ていました。
それは、まさにナンスクがソンウクを車に乗せてちょうど病院を出たところ。
そんな彼女の車の行く手を遮るように、ピルスンは逃走を阻止します。
その後また嘘をついてその場をしのいだナンスクでしたが、無事にソンウクは軟禁から解放。
彼はしばらくぶりにミドゥムたちの前に姿を現し、再会を喜ぶのでした。
そんな中、株式を差し押さえられたナンスクはドンジュの機嫌をとって株の告訴を取り下げてもらおうとしていました。
しかし、すでに株は全てピルスンの祖母によって多発性硬化症のための財団を作るために寄付されていました。
第28話
ナンスクによって記憶を操作され、事故の記憶がうやむやになっていたソンウク。
彼の証言によって罪に問われることはなかったジュンギでしたが、母・ナミに自首するよう言われます。
しかし、その言葉にサビーナが反対したため、ナミは彼女と離婚しなければ後継者として認めないとジュンギに迫ります。
そして、株を売却したお金で作る財団の運営にドンジュたちにも協力してもらうと宣言するのでした。
ナミの話を聞いて、ドンジュたちに裏切られたと勘違いしてしまったサビーナ。
ナンスクと手を切ってドンジュに協力的になっていた彼女は、再び彼女への憎しみを募らせます。
その後、サビーナはドンジュともみ合いになっているうちに階段から転落し、お腹にいた赤ちゃんを失ってしまいました。
一方で、ソンウクの頭痛を心配したピルスンは、もしかしたら彼は記憶が操作されたのではと考えます。
すると彼の予想は当たっており、医師から記憶を書き換えられた可能性があると告げられるのです。
そんな中でもナミの病状は確実に進行し、彼女の左目はすでに失明してしまっている状態…。
そのため、彼女は一刻も早く財団を立ち上げなくてはと焦っていました。
第29話
財団立ち上げの準備を進める中、株主の一覧表やサビーナが持ってきたスミとギヨンが一緒に写っている写真を見て2人の関係を怪しむナミ。
その一方で、ギヨンの子を妊娠していることが分かったミジュは彼の父からも喜ばれるのでした。
そんな中、ナミにスミたちが写った写真を見せられたデソンはその写真を妻に渡したのがスミだと思い込みます。
そして、ドンジュたちの婚約式に参加しているナミとギヨンにひどい言葉を浴びせるのでした。
するとその様子を見ていたナミはショックを受け、真実を教えてくれなかったドンジュを責めます。
さらに、ナンスクから聞いたドンジュたちのよからぬ噂をジュンギが信じ込み…。
ナミとの信頼関係が崩れたドンジュがクビになり、財団の設立も中止。
全てが思い通りになって喜ぶサビーナたちは、近頃ナミの様子がおかしいことが気がかりでした。
そこでサビーナがナミの飲んでいる薬を調べるために部屋の中を探し回っていたところ、ナミが部屋に入ってくるのですが…。
そしてぐちゃぐちゃになっていたソンウクの記憶も、断片的にではありますが少しずつ取り戻されつつありました。
第30話
スミの話を聞き、これまで彼女が真実を言えなかったのは自分を思ってのことだったと知ったナミ。
2人はサビーナ親子の意に反して和解するのでした。
そんな中、ソンウクが正しい記憶を取り戻し、ナンスクがこれまで自分にしてきたすべてのことを思い出します。
一方で、ナンスクはサビーナの話からナミはおそらく多発性硬化症にかかっていていずれ失明するのだと予想します。
そして彼女は、そのことを利用して彼女を失脚させようと目論んでいました。
そんな中、I&Kグループ設立60周年のイベントでサビーナはうまく事を運んでナミの目が見えないことを世間に知らしめます。
しかし、彼女たち親子の悪事もここまで。
ジュンギはとうとうサビーナに愛想を尽かし、自首すると告げるのです。
するとそこに、サビーナを捨てたジュンギを車でひき殺そうとするナンスクの車が…。
ところが彼をかばったサビーナが事故に遭い、息絶えてしまうのでした。
それから3年後、「黄金の庭」の再会式に出席するナミにデソンは化粧を施していました。
彼女は失明してしまっていたのです。
そしてドンジュたちは、サビーナと彼女のあとを追うように刑務所で自殺したナンスクの墓に花を手向け…。
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』サビーナは誰の子?その正体とは?
結論から言うと、サビーナはナンスクと彼女の愛人関係だった釜山の船主の間に生まれた子です。
当時ナンスクは、裕福だった彼の子を生んで貧乏な生活から脱却したいと考えていました。
しかし、男の子を希望していた船主は生まれたのが女の子(=サビーナ)だと知るとナンスクを追い出してしまうんです。
そして彼は、引き取ったサビーナにひどい扱いをするのでした。
そんな娘をナンスクが引き取りに行った日こそが、まさに「黄金の庭」の蛍祭りがあった日。
そして彼女が車で事故を起こし、ピルスンの両親の命を奪った日だったのです…。
その時、ナンスクは妻と死別した再婚相手のウン・ジョンスと結婚していました。
そのため事故を起こした後に彼の連れ子であるドンジュの名前を利用して財産を奪い、実の娘であるサビーナに幸せな人生を送らせてあげようとしたのです。
しかしこのことにより、ナンスクの娘は悲しい結末を迎えることになってしまいました。
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の相関図と主要キャスト一覧
引用:テレビ大阪
ここでは、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の相関図と主要キャストについて紹介します。
これまで関わりがないように見えていた人々が「ウン・ドンジュ」という一つの名前、そして「黄金の庭」というキーワードで繋がっていることが少しずつ明らかになっていきますよ!
ウン・ドンジュ役/ハン・ジヘ
幼い頃に両親を亡くし、継母にも捨てられ施設で育った。
貧しくも懸命に生きる姿が印象的で、明るい性格。
サビーナとの出会いで、自身の過去と向き合うことになる。
サビーナ役/オ・ジウン
アメリカ育ちの美容アドバイザー。
かつてはウン・ドンジュとして生きていた。
過去を捨てた今は、ジュンギの恋人となりその地位や財産を狙っている。
チャ・ピルスン役/イ・サンウ
幼い頃に両親を事故で亡くし、祖母に育てられた。
刑事として事件に奔走する中で、ドンジュと出会う。
独身主義だったが、だんだんと彼女の優しさに惹かれていく。
チェ・ジュンギ役/イ・テソン
I&Kグループの一人息子で、後継者候補でもある。
サビーナを一途に愛しており、結婚も考えている。
飲酒運転中に起こした事故の隠蔽により、心身ともに不安定にしまう。
シン・ナンスク役/チョン・ヨンジュ
サビーナの実母であり、ドンジュの継母でもある。
強欲で、お金のためなら手段を選ばない恐ろしい存在。
過去に亡き夫の連れ子だったドンジュを利用し、財産を奪ったことがある。
チン・ナミ役/チャ・ファヨン
I&Kグループの会長で、ジュンギの母。
夫・デソンに裏切られた過去があり、夫婦仲はあまり良くない。
素性の分からないサビーナと息子の結婚には反対していましたが…。
イ・ソンウク役/ムン・ジユン
タクシーの運転手をしながら、2人の子を養っている。
かつてドンジュと名乗っていたサビーナと結婚していた。
不運な事故に遭ったあとも、妻や子どもたちの絵を描き続けている。
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』に出演していた俳優が死亡?
結論としては、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』に出演していた俳優ムン・ジユンが亡くなっています。
彼は、2020年3月18日に急性敗血症のために、36歳という若さでこの世を去りました。
亡くなる2日前から咽頭炎のため入院していたムン・ジユンの早すぎる死に、共演した多くの俳優仲間たちなどから哀悼の意が捧げられました。
ムン・ジユンが『黄金の庭~奪われた運命~』で演じていたのは、サビーナの前夫であるイ・ソンウク役。
序盤で事故に遭った挙句に軟禁されてしまうものの、その後生死をさまよいながらもドラマの中で重要な役割を果たす人物の一人です。
ムン・ジユンの出演ドラマとしては、残念ながらこの作品が遺作となってしまいました。
韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の感想や口コミ
ここでは、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』のSNS上での感想や口コミを紹介します。
出生の秘密や裏切り、そして財閥一家を中心に複雑に交錯していく人間関係など韓国ドラマらしい要素が多く、最後までどのような展開になるのかやきもきした方が多かったようですね。
結末については私も思っていた以上に悲しい終わり方だったため、心が痛んだ記憶があります…。
『黄金の庭』
なんとも悲しい設定から始まって、なんとも悲しい結末で終わった…
複雑すぎて途中までは、そこ知りたいんだよ!ってずっと思っててww
鍵を握る俳優さん、このドラマの翌年に急逝してしまってて驚いた。韓国ドラマ見てキャスト調べると亡くなってる方割といるよな… pic.twitter.com/LDFvFYZI0y— ポネ ʕ•ᴥ•ʔ☻ (@45kasa) July 17, 2021
「黄金の庭(황금정원 )」視聴 끝!
出生の秘密やら久々のザ韓国ドラマ!って感じでした^^;最後まで苛々させてくれたわ。
そしてムンジユンさん心よりお悔やみ申し上げます。 pic.twitter.com/RgFyTdBR3L— 봉봉♪짝꿍 (@pyorubon) March 31, 2020
WOWOWで今日最終回だった韓国ドラマ、「黄金の庭」。久しぶりに韓国ドラマを真面目に見たけど、めちゃくちゃ面白かった!王道の、財閥の金持ちに絡み合う人間関係。恨み妬み復讐、愛情、裏切り。小説を読んでるかのように丁寧に作られていた。見た人いませんか?
— しど (@ZsnIj8HOBllonZC) August 17, 2020
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韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の見どころ
韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の見どころは、ドンジュとピルスン、そしてサビーナ親子が繰り広げる心理戦です。
はじめはこれまで悪事を隠しつづけながら生きてきたナンスクの一人勝ちのような気がしていました。
なぜなら、ドンジュから全てを奪ってから長い間誰にもばれずにサビーナと裕福な人生を送っていたからです。
そして彼女はその後も上手く嘘を繰り返し、事実をねじ曲げてきました。
そんなナンスクに心をかき乱されてばかりのドンジュですが、ピルスンの協力もあり彼女は次第に強い心を持ってサビーナ親子に立ち向かっていくようになります。
本当の両親を知りたい、というドンジュの気持ちがそうさせていたのかもしれません。
最後まで悪事を働くサビーナ親子の行動を先読みし、最終話では確かな証拠で2人を窮地に追いやるドンジュの姿を見ることができるので必見ですよ!
韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』の評価は?
韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』を見て学んだことは、あまりにも欲深いといつかは全てを失ってしまうということです。
実際にナンスクは欲を出し過ぎたために、最後には全てを失ったのだと私は解釈しました。
物語の途中でサビーナは母・ナンスクの行動に耐えられず、もうこんなことは辞めたいと彼女に懇願しています。
それでもナンスクは、「あなた(=サビーナ)のためだ」と言って聞く耳を持ちません。
そして最終的には、またサビーナもナンスクの悪事に協力してしまう形になってしまいました。
個人的な意見になるのですが、本当は子が悪いことをしていたらそれを親が止めるというのが正しいのではないかと私は思っています。
ですがこのドラマでは立場が逆で、しかもそれに全く動じない母親の悪事はどんどんエスカレートしていくばかりでした。
ナンスクがこのようになったのは、そもそも貧しさや船主のひどい対応が招いた結果かもしれませんが、それでも誰かを陥れて幸せを奪うのは間違っているのではないでしょうか。
もしナンスクが欲張りすぎずにどこかでブレーキをかけていれば…と思うと、私はこのドラマを通じて欲深さがとても罪なことに思えてしまいました。
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まとめ
ここまで、韓国ドラマ『黄金の庭~奪われた運命~』を最終回までのあらすじネタバレを中心に解説してきました。
簡単に内容をまとめると、以下の通りです。
- サビーナはナンスクと愛人関係にあった船主の間に生まれた子である。
- 『黄金の庭~奪われた運命~』にソンウク役で出演した俳優ムン・ジユンが亡くなっている。
- 『黄金の庭~奪われた運命~』は出生の秘密など韓国ドラマならではの要素がたっぷり!
- ドンジュ&ピルスンとサビーナ親子の心理戦が『黄金の庭~奪われた運命~』の見どころ。
- 『黄金の庭~奪われた運命~』では、欲深さが度を過ぎると全てを失ってしまうことを痛感させられる
『黄金の庭~奪われた運命~』の悪役の一人・ナンスクが、ドンジュの名前と人生を奪ったことから始まったドロドロ要素満載の愛憎劇を、ぜひ見てみて下さいね!