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ドラマ『JIN-仁-』のネタバレあらすじを最終回まで解説！完結編の結末も紹介！

2024年9月10日

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ドラマ『JIN-仁-』のネタバレあらすじを最終回まで解説！完結編の結末も紹介！

ドラマ『JIN-仁-』は、2019年の初回放送後からその壮絶なあらすじに瞬く間に「すごい！」と評判を呼びました。

そして、その評判を後押しするように韓国でも、ドラマ『Dr.JIN』としてリメイク版が放送されたのです。

韓国版も含めてキャストも豪華な顔ぶれだったほか、ドラマの主題歌や相関図なども取りざたされるようになります。

ドラマのあらすじがネタバレで紹介され、無料の配信サイトで最終回や完結編まで一気に見たファンも後を絶ちません。

ここでは、ドラマ『JIN-仁-』のネタバレなあらすじと、最終回や完結編の結末などを紹介していきましょう。

時空を超えた医療の奇跡。
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ドラマ『JIN-仁-』のあらすじ

ドラマ『JIN-仁-』のあらすじ

ドラマ『JIN-仁-』は、2000年の現代から文久2年（1862年）の幕末の江戸時代にタイムスリップした脳外科医の物語です。

脳外科医である南方仁（みなかたじん）は、急患で運ばれてきた男の脳から「胎児型」の腫瘍を摘出します。

ところが、そのときからなぜか仁は酷い頭痛と空耳に襲われるようになりました。

このことがきっかけで、南方仁はどんどん時空を超える不思議な体験をするようになります。

ある日、集中治療室から飛び出して行った男のあとを追っていった仁は、階段から足を滑らせ転げ落ちてしまいました。

やがて意識を取り戻した仁は、なぜか幕末の江戸時代の地にいます。

そこには、天人から国を守るために活動している攘夷派（じょういは）の浪人たちがおり、その浪人たちから襲われた徳川旗本の刺客である橘恭太郎が前頭部に重傷を負っていたのです。

重症を負った恭太郎を、仁が命の危機から守りました。

この出会いが功を奏し、仁は橘家に居候することになります。

そして、恭太郎の妹・橘咲（たちばな さき）と共に、現代医療を駆使して江戸時代の人々を救っていくのでした。

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ドラマ『JIN-仁-』のネタバレを最終回結末まで解説

ドラマ『JIN-仁-』のネタバレを最終回結末まで解説

ドラマ『JIN-仁-』は非常に内容の濃い展開や、登場人物のリアリティー溢れる人間模様など、壮大なスケールで描くヒューマンストーリーです。

ここでは、そんなドラマ『JIN-仁-』の第1話～最終回まで非常に内容の濃いあらすじを、ネタバレありで結末まで解説していきます。

第1話：時空を超えた愛と命の感動物語～現代の脳外科医が激動の幕末へ…歴史の針が今、動き出す！人は人でしか救えない‼

お茶の水・東都大学病院の脳外科医である南方仁。

友永未来（ともながみき）という同じく医者の恋人がおり、目下婚約中でした。

しかし未来は、脳腫瘍で仁の手術を受けますが、手術は失敗し植物状態に。

心痛の仁の元にある日、身元不明の患者が運ばれてきましたが、外傷がある上に脳に見たこともない胎児型の腫瘍を発見。

腫瘍を摘出する術中、仁は酷い頭痛に襲われましたが摘出は成功。

ところがその日の夜、この患者が集中治療室から逃げ出します。

仁と病院の屋上でもみ合いになり、2人はそのまま階段から転落。

ふと目が覚めると、辺りはうっそうとした林の中。

そして、侍姿の男たちが斬り合いをしているのを見つけ、仁は「時代劇の撮影か？」と思います。

しかし仁を助けた侍が額を斬られて重傷を負い、その傷が本物であったため時代劇ではないと直感。

すぐ侍の治療をし、命を取り留めました。

この侍が、後に仁と交流を持つことになる橘恭太郎（たちばなきょうたろう）だったのです。

このとき仁は坂本龍馬（さかもとりょうま）とも出会いました。

その後、仁は命を救った恭太郎の家に居候することになり、そこで咲とも出会いました。

第2話：命を救う事の悲劇

橘家に居候中の南方仁は、ここで出会った恭太郎の妹・咲に医療の技術について熱心に質問されます。

咲は、町で流行していたコロリ（コレラの意）の治療法を聞くために質問していました。

仁はタイムスリップした自分が江戸の人々の命を救うことで、歴史を変えてしまうという葛藤から話をはぐらかしていたのです。

仁が往診した患者の息子が突然血を吐き、コロリの疑いがありつつも「治せない」とその場を去ろうとしました。

咲が血が吐かれた場所を拭いているのを見て、「そんなやり方じゃ咲さんまで感染してしまいます。やめてください」と阻止。

咲は仁がコロリの治療法を知っていると悟り、知らないふりをした仁に怒りを覚えました。

そんな咲にコロリ感染の原理を教えた仁は、すぐ塩と砂糖で経口補水液を作り治療。

臨時で構えた診療所は、次第に患者であふれ返りました。

緒方洪庵（おがたこうあん）という医師とその弟子たちに、経口補水液を呑ませることでコロリ菌が輩出されると説明。

初めて聞く話に、洪庵も弟子もすぐには信じません。

「どこで学んだ知識ですか？」と聞かれたが、仁は黙り込みます。

しかし、洪庵の弟子が突然嘔吐し洪庵はその治療を仁に託しました。

第3話：未来との決別…

第3話：未来との決別…

始めは仁に不信感を持っていた洪庵や弟子たちも次第に仁に協力し、経口補水液と点滴の製造を始めます。

吐血した患者の息子の容体が悪化し、仁は注射で生理食塩水を与え水分を摂らせました。

龍馬も排泄物を埋める作業を自主的に主導し、回収に来ています。

洪庵たちが作った点滴は申し分ない仕上がりで、容体が悪化していた患者もようやく安定してきました。

このことで、幕府が疫病対策の器具や治療用品の援助を行うことが決定します。

ところがそんな折、仁がコロリにかかり吐血したのです。

意識を失った仁の元に洪庵が駆け付け容態を診ましたが、仁は危篤状態にありました。

咲は点滴で緊急処置を施し、これにより仁は意識を回復することができたのです。

その後、仁は咲に自分が未来から来たことを打ち明けます。

自分がコロリの治療を行うことで、歴史が変わることを恐れて言い出せなかったと話し、しかし結局救えなかった命もあり、自分は一体何をやっているのかと嘆いたのです。

しかし咲は、「先生の医術に出会い、以前よりいろんなものが明るく見えます」と励ましました。

仁は咲のこの言葉で、全力で江戸の人々の命を助ける、江戸で生きることを決意したのです。

第4話：運命と悲劇の再会

1862年冬、勝海舟（かつ かいしゅう）に弟子入りした坂本龍馬と橘恭太郎は、勝海舟の秘書のような働きをしていました。

南方仁は、西洋医学書を用い講義を行っています。

出会った当初、仁に不信感を持っていた緒方洪庵が一番熱心に受講していました。

そんなある日、坂本龍馬が仁を吉原に連れて行きます。

そこで、野風（のかぜ）と出会うのでした。

野風が仁の恋人・未来とそっくりだったため、仁は驚き野風に苗字はなんというか、子はいるかなど訪ねましたが、野風は「あっかんべ～」と去っていきます。

帰り際、店主が20日ほど前から体調を崩し意識がないと女将から聞かされた仁は、すぐに店主の診察を始めます。

店主は転んで額にたんこぶを作りましたが、たんこぶはすぐに治り1ヶ月ほどは元気だったとのこと。

仁は「慢性硬膜下血種」の疑いがあり、頭に穴を空け血を出す手術をしないと命の危険があることを説明。

野風は仁が自分に貧血があることを一目で認識していたことを話し、店主に手術するよう勧めました。

手術は無事に終わり、野風が仁に「またのご登楼を。そのときは心よりもてなしさせていただくでありんす」とにっこり微笑みます。

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第5話：神に背く薬の誕生

野風の先輩花魁の夕霧（ゆうぎり）が酷い梅毒にかかり、肌の状態も悪く寝たきりで明日をも知れぬ状態になっていました。

南方仁は緒方洪庵と相談し、女郎たちにお調べ（検診）を受けるよう提案しますが、店主や女郎たちは拒否。

野風もその一人で、「お調べのせいで仕事がなくなったら、生きていけない」と不満をあらわに。

仁は、「ペニシリンで運命が変えられるかも」と思いつきます。

自分はそのためにこの時代に送られたのかもしれないと思ったのです。仁はさっそく洪庵に頼み、医学所でペニシリンの製造を開始。

梅毒以外の不治の病とされてきた病気にも効果が期待でき、医学界に大きな進歩をもたらすと宣言。

努力の結果、薬効のある薬が出来上がり、協力者たちも歓喜しています。

その一方で、仁は自分のした行為が許されるものだったか疑問を持っていました。

このペニシリンの効果で夕霧の肌の状態も綺麗になって、夕霧も自分の肌が綺麗になったことを喜びましたが、数日後ついに息を引き取ります。

そのころ、東洋医学所設立者の伊東玄朴（いとうげんぼく）が奥医師筆頭の地位を追われ失脚。

医学所に不満を持つ派閥によって、良からぬ企てがされようとしていました。

第6話：生きてこそ…

第6話：生きてこそ…

南方仁が江戸に来て半年。

既に江戸では仁の活躍が瓦版で連日話題になり、仁の名前を使った護符も売られるほどの加熱ぶり。

医学所のお偉方との対談をする中、側にいた医学館の医師が突如苦しみ始めます。

仁が診察した結果、「胃潰瘍穿孔穿孔（いかいようせんこう）」という胃に穴が空く病と推測され、開腹手術を行いました。

その手術に咲と佐分利が協力していましたが、咲は初めて見る内臓に動揺し、佐分利が代わりにサポート。

その後、殺された女郎の部屋で佐分利のメスが見つかり騒ぎになり、洪庵が責任を取る形で辞任すると言い出す事態に。

佐分利は女郎の病を診ていましたが、女郎から自分が死んだら腑分け（解剖）して払ったことにしてほしいと頼まれ腑分けしたと供述。

仁の医術に追い付きたい気持ちもあったといいます。

仁は、自分が作ったペニシリンのせいで今回のような事件を招いたと危惧し、西洋医学所を辞めると申し出ました。

その後、林で斬られそうになった仁を咲が助けましたが、ペニシリン製造所が荒らされ内部の者の犯行ではといわれ、洪庵が「このことは私に任せなさい」といいます。

しかし、その洪庵の具合が悪くついにせき込み吐血しました。

第7話：生きる遺言…

西洋医学所の頭取・伊東がペニシリンを無断で持ち出した山田を苦言し「費用は私が立て替える」と申し出、その場を治めます。

体調をおして洪庵は、知人に今後のペニシリンについての相談の文を出しました。

そのころいなりやの茜がやけどを負い、大量のペニシリンを洪庵に提供してもらいます。

皮膚移植の手術が順調に進んでいる中、ペニシリンの製造所が火事で大量のペニシリンが失われるという事態に。

製造所は全焼し再開のメドも立たず、仁と咲がカビを集めるも、思うようには集まりません。

そのとき山田が、「毎日、こうして届ける」という文と共にペニシリンが届けます。

1863年6月、茜のやけどは完治。

山田が持ち出した株で、日本橋の醤油蔵でペニシリンが製造されていたのです。

醤油蔵の頭取が見学に来た仁に「洪庵の熱心さに心を打たれ援助を決めた」といい、洪庵が重い労咳を患っていると話します。

仁はすぐ洪庵の元へ駆けつけ、ペニシリンの礼を言い洪庵を診察。

洪庵は仁が未来から来たことを言い当て「より良き未来、平らな世をお作りください」と言い残し、息を引き取りました。

仁は、西洋医学と漢方が融合した治療を行う病院「仁友堂」を設立しました。

第8話：歴史の針が変わる

仁は「仁友堂」を立ち上げ、製造したペニシリンは不純物を除きさらに効能を高めることに成功。

こうしてできた新しいペニシリンの生産を、ふたたび醤油蔵の頭取に援助を求めますが、「ペニシリンは400両という何千人の命を救うことができる金だ。器を見せて欲しい」と言われました。

ある日、龍馬に連れられ仁は吉原に。

玉屋の恭太郎推しの女郎・初音（はつね）が寝込んでおり仁が診察。

初音は堕胎手術で敗血症になり、ペニシリンで治療するも熱が引かず、さらにはペニシリン製造資金がない状況に。

仁らは田之介（たのすけ）に金を借りようとしますが、「自分も身を売った。初音を助けたければ自分の身を切れ。旗本株でも売って出直せ」と取り合いません。

その後、龍馬が堕胎手術を行った医師から新しいペニシリンを質に入れ、400両を取り付けたのです。

ペニシリン製造がスタートし、初音の治療が進みます。

数日後、医師から仁に金の返済を迫られ、返済期間7年のはずが7日と書かれており騙されていたのでした。

しかし後日、田之介が金をばら撒き「金は返さなくていい」と言い放ちます。

恭太郎に公衆の面前で借金を請い、土下座させていたからでした。

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第9話：残酷な神の裁定

第9話：残酷な神の裁定

仁友堂では新しい器具や改良が進み、医療は確実に進歩していました。

一方で、写真の未来の姿が消えかかっていたことが気になり、上の空になることが多くなる仁。

往診に向かう途中、火消しの辰五郎（たつごろう）に「火事場で人助けする医者は見たことねえ。火消しの度胸が江戸を火事から守ったんだ」とけなされ、仁は言い返そうとしますが辰五郎は「火事があったら呼びに行く」とだけ言い去っていきます。

橘家で龍馬とペニシリンの販売の話をしているとき、野風から「相談があるので来てほしい」と文が届きました。

仁と龍馬が鈴屋を訪ねますが、野風の相談とは嘘で龍馬は眠り薬で眠らされ、仁は別室に招かれます。

野風から寝床が用意された部屋で、「一夜を過ごしたい」と迫られました。

そのとき火事を知らせる鐘が鳴り響きました。

混乱する火事場で仁は仲間とけが人の治療を行います。

治療する人の数が減って落ち着いてきたとき、火消しの千吉（せんきち）が酷い気道熱傷で運ばれてきました。

麻酔ができず、注射で空気を送り込み手術を開始。

喉に穴を開ける手術で千吉は、呼吸ができるようになりました。

町は家屋が焼け落ちていましたが、辰五郎は仁に深く感謝します。

第10話：坂本龍馬、暗殺…

野風の身請けが決まり、店主から仁に身請け前のお調べ（検診）をしてほしいと頼まれた仁は、野風が未来の先祖であると信じお調べを了承。

結果、野風の胸の異常を捉えますが、問題ないと判断します。

そんな中、咲には縁談話がきていました。

しかし仁への想いがある咲は、自分の気持ちに仁が気付いていないことに苛立ちます。

一方、野風からお調べの礼の文を読んでいる仁は落ち込んでいました。

その様子を見た龍馬が「咲殿が焼きもちを妬いている」と冷やかされ、仁は初めて咲の気持ちを知ったのです。

仁は咲の想いを知り、ペニシリン製造所に移る決心をします。

それを知った咲はショックながらも、野風の胸の異常を知り仁に再診を求めました。

従わない仁に「未来さんのために野風さんを見殺しにしようとしたのですか？」と言い、部屋を出て母に縁談の話を進めてくれるよう頼みます。

仁は翌朝、橘家を去りました。

龍馬に歴史の針を進めてしまうことを恐れ、ペニシリンの件から手を引きたいと断ろうとします。

そのとき突然現れた刺客に斬られそうになった龍馬をかばい、そのはずみで龍馬と一緒に崖下に転落。

仁は無事でしたが、そこに龍馬の姿はありませんでした。

第11話（最終話）：タイムスリップの果て…時空を超えた物語が今‼

刺客の襲撃後、龍馬の姿がないことに仁は「もしや病院に運ばれてきたあの患者は、タイムスリップした龍馬さんだったのでは？」と考えます。

仁友堂では佐分利（さぶり）が、「乳の岩かもしれない患者がいるなら私にも調べさせてほしい」と申し出てきました。

佐分利と共に野風の診療を行い、佐分利は乳がんと診断しますが、仁は「良性の場合もありますので」と問題ないとします。

佐分利は自分の診断が信用されなかったことに自信を無くし、帰っていきました。

崖から生還した龍馬が仁に会うため墓地に来たとき、仁が洪庵の墓石の前で「野風の乳がんを見て見ぬふりをしようとしている」というのを聞いてしまいます。

龍馬は仁に、野風の手術をするよう強引に説得。

身請け話でお勤め最終日を迎えていた野風ですが、乳がんの手術を受けることで身請けが中止。

野風は白無垢姿で、吉原を去っていきました。

結納が行われる咲が直前に断り、晴れ着姿のまま野風の手術に立ち合い、手術は成功します。

仁は河原に埋めていた未来の写真が入った箱を掘り起こし、箱を空けると写真の中の未来が消えていたのです。

乳がんが治癒した野風は、手習いの塾を始めようと奮闘します。

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ドラマ『JIN-仁-』完結編の結末とは？

ドラマ『JIN-仁-』完結編の結末とは？

完結編では、江戸にタイムスリップしていた南方仁がいよいよ現代に戻ることに。

それは、江戸で橘咲が徳川派の彰義隊らとの戦でその終戦後、緑膿菌に感染した咲のために、現代から緑膿菌を治す「ホスミシン」の治療薬を持って咲の病を治すため。

しかし仁が戻った現代は、仁がもともといた現代とは少し違っていて、恋人の友永未来の存在はありません。

仁は、橘家があった辺りに「橘医院」があるのを突き止めました。

そこで出会った友永未来によく似た女性から、橘咲のその後を聞いたのです。

生涯結婚はせず、野風の娘を養女に迎えたと聞きます。

帰り際、仁がこの女性に名前を聞くと「橘未来（たちばなみき）」だと名乗りました。

仁は、橘咲が生前書いた仁宛の手紙を受け取ります。

そこには仁のことを「お慕いしておりました」と、恋心が芽生えていたことが綴られていました。

「私も、お慕いしていましたよ」と涙する南方仁。

その後、なんと南方仁が務める病院にあの橘未来が脳腫瘍で緊急搬送されてきます。

仁は、自分が執刀医になると申し出ました。

物語は、ここで『完』となっています。

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ドラマ『JIN-仁-』の主要キャスト一覧を相関図付きで解説

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引用：BiBi

ここからは、ドラマ『JIN-仁-』の主要な登場人物たちを演じる俳優陣をご紹介していきます。

それぞれの人物を演じたキャストも、実に豪華絢爛揃いです。

そして、それぞれがまるでその時代の人物であったかのように、誰一人として役に引けを取らないドハマりなキャストばかりでした。

まずはこのドラマ『JIN-仁-』の中心人物であるキャストからご紹介しましょう。

南方仁…（大沢たかお）

脳外科医で培った現代医療の知識で、江戸の人々の病やケガを治療していきます。

「江戸の人々の病を治すこと＝歴史を変えること」に葛藤がありながらも、目の前で苦しむ人々を救わずにはいられなかった仁は、いつしか江戸で生きていく決心をしていくのです。

橘咲…（綾瀬はるか）

橘家の長女で、兄は橘恭太郎。

仁が兄・恭太郎の命を救ったことで医療技術に興味を持ち、やがて南方仁のサポートをするようになります。

南方仁への尊敬の念が、いつしか恋心へと変わっていきました。

橘恭太郎…（小出恵介）

橘咲の兄。

勝海舟を師と仰いでいます。

南方仁が江戸にタイムスリップしてきたとき、仁が斬られそうになっていたところを恭太郎が助けるが、自らも負傷します。

その瀕死の状態だった恭太郎を、仁が救ったのでした。

野風・友永未来（2役）…（中谷美紀）

野風：吉原の最上級位の花魁。気が強く、美貌を兼ね備えた知性溢れる女性です。

友永未来：南方仁の恋人で小児外科医でしたが、脳腫瘍になり仁の手術を受けるも、植物状態になってしまいます。

坂本龍馬…（内野聖陽）

勝海舟を師と仰ぐ、土佐出身の豪快かつ女好きの陽気な浪人です。

南方仁の医療に前向きに取り組む姿勢に強い共感を抱き、交流を持ちます。

そしていつしか、仁とはお互いがなくてはならない存在になっていくのです。

佐分利祐輔…（桐谷健太）

関西出身で、若きエースです。

ひょんなきっかけから南方仁の手術に立ち会い、その目を見張る医療技術に感銘を受けます。

そして、仁の前向きに取り組む姿勢に共感し共に人々の命を救っていくのです。

橘栄…（麻生祐未）

未亡人で、咲と恭太郎の母です。

夫はコレラに感染して他界しました。

仁が恭太郎の命を救ったことで、この上ない恩を感じる一方、タイムスリップしてきた仁が自分の記憶を曖昧に濁すことに不信感を持っています。

勝海舟…（小日向文世）

坂本龍馬の師で、江戸時代の人物とは思えぬ並々ならぬ国際感覚を持っており、人々から慕われています。

恭太郎から南方仁の噂を聞き、次第に仁に興味を持つのです。

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ドラマ『JIN-仁-』の主題歌は？

「生きる」という本当の意味を考えさせられたドラマ『JIN-仁-』の壮大なストーリー。

そのストーリーと共に流れる主題歌も、ドラマ『JNI-仁-』を際立たせる重要な役割をしていました。

ドラマ『JIN-仁-』の主題歌は、5オクターブの音域を持つというアーティスト・MISIA（ミーシャ）さんが歌っている「逢いたくていま」です。

この曲は、MISIAさん自身が作詞した曲になります。

もともとはMISIAさんが鹿児島県南九州市にある「知覧特攻平和会館（ちらんとっこうへいわかいかん）」を訪れた際、戦争に赴く兵士たちが恋人や家族にしたためた「逢いたい」気持ちを書いた手紙を読んで、深い感銘を受け歌にしたものです。

逢いたくても逢えないもどかしさや、命の尊さ、人と人との絆など、改めて考えたい想いがこの曲には詰まっているのではないでしょうか。

MISIAさんのご家族はお医者さんで、お父様は「国立長崎中央病院（こくりつながさきちゅうおうびょういん）」の外科医をなさっていたという点も、ドラマの内容通り「お医者さん繋がり」で、ぴったりマッチしていてステキです。

ドラマ『JIN-仁-』がすごいと話題の理由とは？

ドラマ『JIN-仁-』が放送されるや否や、「これはすごい！」と話題を集めたのはいうまでもありません。

ここでは、ドラマ『JIN-仁-』がすごいといわれる理由を解説していきましょう。

理由その1：劇中の疫病「コロリ（コレラの意）」との相乗効果

ドラマ『JIN-仁-』は、2020年に再放送という形で放送されました。

なにが再放送かというと、2020年は目下「新型コロナウイルス」が流行し始めた年です。

それに伴い、世間では「不要不急の外出は控える」や「ソーシャルディスタンス」などの言葉と共に、家で過ごすことを余儀なくされた年でした。

劇中でも、タイムスリップした外科医・南方仁が江戸に蔓延する疫病・コロリ（コレラの意）の治療や、新薬であるペニシリンを普及させることに力を注いでいます。

その姿が、コロナで不安と恐怖に苛まれた私たちの姿とタイムリーに重なったのが要因ではないでしょうか。

理由その2：同年放送のドラマと類似設定での相乗効果

ドラマ『JIN-仁-』と時を同じくして、日曜劇場（TBS系）で放送された『テセウスの船』の設定と類似していたことで、思わぬ相乗効果を呼んだのではと推測できます。

『テセウスの船』は竹内涼真扮する主人公が、過去に父親が犯した事件を事件が起こった当時にタイムスリップして解明するというストーリーでした。

お医者さん繋がりではありませんでしたが、タイムスリップする設定がドラマ『JIN-仁-』も同じであったため、すごいと話題になった要因と考えられます。

理由その3：「神は超えられる試練しか与えない」に共感

ドラマ『JIN-仁-』での最大のメインテーマは、「神は超えられる試練しか与えない」でした。

この言葉は、根拠はないものの当時コロナウイルスで日本中が震撼していた時代の渦中にいた私たちには、なぜか希望の光みたいなものを感じる名言だったのです。

それが、ドラマ『JIN-仁-』がすごいと言わしめた所以ではないでしょうか。

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韓国ドラマ『Dr.JIN』は日本版と何が違う？

韓国版も日本版と引けを取らない人気ドラマだったのですが、具体的に日本版と何が違うのか？

考えられる点を、挙げてみましょう。

日本版との違いその1：日本版の原作にも出てこないオリジナルキャラクターの存在

韓国版ではキム・ギョンタクというキャラクターが登場します。

役どころは、日本版でいうところの

  • 南方仁（大沢たかお）＝ジン・ヒョク（ソン・スンホン）
  • 橘咲（綾瀬はるか）＝ホン・ヨンレ（パク・ミニョン）
  • キム・ギョンタク（キム・ジェジュン）＝朝鮮王朝時代の武官の云い名づけでジン・ヒョクの妹

日本版では南方仁の恋人が野風にそっくりでしたが、韓国版では恋人ではなくジン・ヒョクの妹がヨンレとそっくりという設定です。

この妹が登場したことによって日本版と比べると、恋愛要素が少し濃くなっています。

日本版との違いその2：日本版より2年早い哲宗11年

日本版との決定的な違いは、時代設定が対照的だったことです。

日本版と韓国版の時代設定を見てみましょう。

  • 日本版：文久2年（1862年）＝幕末の江戸時代で、日本の夜明けに前向きに進んでいく過度期
  • 韓国版：哲宗11年（1860年）＝朝鮮王朝時代が滅亡していく過度期

みごとに「陰」と「陽」に分かれていました。

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ドラマ『JIN-仁-』を無料で視聴する方法を紹介！

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ここでは、スマホを使った視聴方法を説明しましょう。

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ログイン用パスワードを入力し、ハイフンなしで電話番号を入力。

※ログイン用パスワードは忘れないように、メモしておいてください。

「次へ」ボタンをタップ。

手順3：支払い方法を選んで入力して登録完了

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支払い方法を入力すれば登録完了。

スマホから登録する場合の支払い方法は、「クレジットカード」、「楽天Pay」、「ｄ払い」、「auかんたん決済」、「softbank（ワンモバイル）まとめて支払い」などから選べます。

パソコンから登録の場合は、「クレジットカード」か「楽天Pay」のいずれかです。

※無料期間の終了日がいつか、忘れないようにメモしておきましょう。

ドラマ『JIN-仁-』の見どころ

ドラマ『JIN-仁-』の見どころは挙げればキリがないのですが、主要な見どころを挙げてみます。

見どころ1：時代背景が明確

なんといってもこの物語の舞台である、幕末の江戸の時代背景が明確に描かれている点でしょう。

特に勝海舟や坂本龍馬といった、実際の歴史上の人物との絡みがよりドラマにリアリティーをもたらし、フィクションとのバランスが実に絶妙に出ている点は見どころです。

見どころ2：本人以上に本人らしかった歴史上の人物

勝海舟を演じた小日向文世さん、そして坂本龍馬を演じた内野聖陽さんの本人以上に本人らしかった点は、正に見どころといえるのではないでしょうか。

俳優にとって、実在の人物を演じることほど難しい物はないと思うのです。

本人の性格・作り上げてきた時代など、本人のイメージを損なわないよう配慮しなければいけなかったでしょう。

その上でのあの本人以上に本人らしさは、圧巻です。

見どころ3：タイムスリップ設定がより物語に深みを出している

現代の脳外科医が、幕末の江戸時代にタイムスリップするという設定がよりこの物語に深みを出しています。

医者としては目の前の患者を救いたい！

しかし、江戸の人々が本来は死ぬはずだった病を治すことで、歴史を変えてしまう、ひいては未来をも変えてしまうことに、医者として一人の人間としての苦悩を見事に表しています。

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ドラマ『JIN-仁-』の評価は？

ドラマ『JIN-仁-』を見た総合的な評価としては、「命」の重みを改めて考えさせられるドラマだったと思います。

主人公の南方仁が江戸時代の人々の病を治療するにあたって、現代のような治療法や器具などなかった時代です。

本来ならその病で死んでいた人を現代医療の手法で治してしまうことで、歴史や未来を変えてしまうことに苦悩しています。

医者として、目の前で苦しんでいる人を時代が未来が変わってしまうからと放棄できない気持ちも痛いほど分かるし、しかし歴史を変えてしまうことの罪悪感があることもまた否めません。

まず、南方仁が江戸時代にタイムスリップした意味はなんだったのでしょうか。

時代を変える必要があったのか？

もしかしたら正解などなく、タイムスリップした人物の判断・考え方に委ねられるのかもしれません。

問題が重すぎるので、ドラマとしての評価はキャストが全員ハマり役であり、実在した歴史上の人物とフィクションのバランスが丁度良かったです。

ドラマ『JIN-仁-』の感想や口コミ

ここからは、ドラマ『JIN-仁-』のSNS上での感想や口コミを紹介していきます。

総合的には、「時代物をあまり見ないがハマってしまった」や「何度も観たくなる」といった感想が多かったです。

初回放送から10年以上経っても、まったく色褪せることなく、いつでも観れる、いつの時代でも通用するのではないでしょうか。

南方仁が、江戸から現代に戻ったときにタイムスリップ以前なら恋人だった未来が戻ってきたときには、まったく知らない人になっていたのがちょっと寂しかったですね。

南方さんがどのような気持ちで未来を見ていたのか、江戸では咲さんを好きになっていたでしょうが、未来に対する気持ちも消えた訳ではなかったと思うので少し複雑でした。

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まとめ

今回はドラマ『JIN-仁-』について、そのあらすじをネタバレでご紹介しました。

では、これまでの記事のまとめです。

  • 脳外科医・南方仁が胎児型の腫瘍を摘出、そして集中治療室から逃げ出した男を追いかけ階段から転落したことをきっかけに幕末の江戸時代にタイムスリップ
  • 南方仁が現代に戻り、橘咲からの手紙に涙するシーンが見る者の涙を誘う
  • 5オクターブの音域を持つ人気アーティスト「MISIA」さんの作詞の主題歌
  • 劇中の疫病コロリ（コレラの意）とコロナの相乗効果・同年放送のドラマと類似設定での相乗効果・神は超えられる試練しか与えないに共感
  • 韓国オリジナルキャラクターの存在・開国途上の日本版に対し、朝鮮王朝時代の滅亡期

まだ見ていない方も、是非見てみてくださいね。

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました！

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