幼き日の友情が、王を支える力となる
韓国ドラマ『イ・サン』を
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第61話:王の告白
ソンヨンがソンウクの看病をしたことで、逆賊かくまったとして罪に問われ逮捕。
ホン・グギョンから事情聴取を受けるソンヨン。
このことを知ったテスが慌てて駆け付け、匿った男からソンウクが幼いころ養子に出した弟だと聞かされます。
ソンヨンの頼みでテスが命懸けでソンウクを助けました。
テスはソンウクに「お前を助けるとお姉さんと約束した」といい、ソンウクと服を交換しおとりになります。
ソンヨン逮捕に驚いたサンもグギョンに事の次第を確認しました。
取調室でソンヨンを悲しみのまなざしで見るサン。
身代わりでテスが逮捕されたと聞いたグギョンは憤慨しますが、逃げた男はソンヨンの弟だと知り驚きます。
サンの落ち込みを心配したグギョンですが、サンは意外にも元気でした。
その意味は、天主学らが無実でソンヨンもすぐ釈放される確信があったからです。
グギョンはサンのアドバイスで、武器密売人を逮捕しました。
これによって天主学の信徒らのソンヨンは無事釈放されたのです。
その後、ソンヨンは改めてソンウクと姉弟の再会を果たしました。
グギョンの手柄で、サンはグギョンの希望通りサンの異母弟の長男タムを、亡きウォンビンの養子にすることを許可します。
第62話:夢 叶う
サンの次の側室選びを急がせたのはヒョイ王妃だとグギョンが勘違いし、王妃に「妹が死んで間がないのにひどい仕打ちだ」と暴言を吐きます。
ヒョイ王妃も対抗し、グギョンが将来、外威を狙って養子縁組をしたと言い当てました。
一方テスに、ソンヨンの本当の気持ちを聞かされたサンはソンヨンに「お前を迎えにきた」と愛の告白をします。
ソンヨンは身分が違うと拒みますが、サンは「王としてではなく一人の男として告白しているのだ」と説得。
ソンヨンを宮殿に連れ帰ったサンは、母・恵嬪(ヘビン)を黙らせる強硬手段に出ます。
ヒョイ王妃は、そんなサンの行動を認めソンヨンの婚礼の準備を整えました。
ヒョイ王妃を敵として見ているグギョンは、王妃から養子縁組を辞めるよういわれたにも関わらず、サンから許可をとっているのをいいことに養子縁組をしてしまいます。
グギョンは後にタムを世継ぎにしようと考えていたのです。
これが、グギョンと貞純王妃(スンチョンテビ)の距離を近づけてしまいました。
婚礼が決まったソンヨンは図画署(トファソ)で皆に最後の挨拶をし、テスはソンヨンに手紙を託します。
第63話:世継ぎの譲位
やっと結ばれ晴れて婚礼を上げたサンとソンヨン。
しかし、早速サンの母・恵嬪(ヘビン)の嫁いびりが炸裂します。
サンの側室となったソンヨンは、次々に出る宮中のしきたりを必死に覚えました。
ヒョイ王妃はそんなソンヨンを誇りに思い、サンは毎日が幸せ一杯。
しかしソンヨンはサンにもヒョイ王妃にも相談こそしませんが、サンの母・恵嬪から挨拶も受けて貰えないことで辛い毎日だったのです。
そんな折、恵嬪の誕生日会が開かれます。
心のこもったお祝いの品で祝うつもりだったソンヨンですが、恵嬪は列席を許しません。
サンとヒョイはなんとか恵嬪の怒りを鎮めようとしますが、恵嬪は頑なに拒否しています。
一方、市中に視察に出たサンは、専売商人の横暴な振る舞いに市場の自由化に動き出しました。
サンは一度世孫時代に、この専売商人の完全なる敗北を喫した「専売商人の特権」の撤廃です。
世孫時代の痛い想いを糧に、今回は対策も用意して挑みました。
これにより改革は、順調に進められていったのです。
第64話:権力に光と影
サンが順調に進める改革の裏で、ホン・グギョンは計画を急いでいました。
政務会議でチェ・ソクチュが、亡きウォンビンの養子となった完豊君(ワンプングン)の世子冊立を進言し、老論派の重臣たちは賛同します。
これはグギョンが貞純王妃(チョンスンテビ)と手を組んだ結果でした。
ソクチュの進言に驚いたサンは、グギョンの関与を疑います。
またヒョイ王妃も完豊君にお茶を振舞った際、叔父であるホン・グギョンから世継ぎとしての教育を受けていると聞き、不安が募っていました。
グギョンは、最大の敵であるチャン・テウを罠にかけ逮捕していましたが、それを知ったサンは焦ります。
誰にも止められないグギョンの横暴ぶりにとうとうサンは怒りを露わにし、市場の自由化の問題から、グギョンを担当から外したのです。
しかしグギョンはこの後ヒョイ王妃と言い合いになり、そして決して言ってはいけない言葉を吐いてしまいます。
その言葉は、サンをあまりにも悲しませる言葉だったのです。
第65話:悲しき暗殺者
ホン・グギョンがヒョイ王妃に放った言ってはいけない言葉とは、「側室になっても、恵嬪(ヘビン)から認められなければ、王子を産んでも争いの火種をもたらすだけだ」ソンヨンを愛するサンには、悲しい言葉です。
サンはグギョンを呼び出しましたが、ソンヨンへの暴言には触れず、貞純王妃(チョンスンテビ)の動きを調べよと命じます。
これは老論(ノロン)派が一同に完豊君(ワンプングン)の世子譲位の上奏文を提出したことで、大妃の関与を疑ったためでした。
ヒョイ王妃は、大妃とウォンビンに仕えていたそれぞれの尚宮が手紙のやり取りをしていたことを知ります。
王妃はテスに、グギョンの身辺を探るよう命じました。
しかしテスにとって、グギョンはサンを頂点にした師であり兄のような存在です。
また、王妃はサンの妻でソンヨンを一番に守ってくれる人。
どちらも大切な恩人なだけに、やりきれない想いのテスでした。
同じころ、サンにとってもグギョンは自分を王位に付けてくれた貢献者で心の友です。
サンは、グギョンに都承旨(トスンジ)の任を解き、最後のチャンスを与えます。
都承旨の職を解かれたグギョンは、ヒョイ王妃暗殺計画を部下に指示しました。