第6話
自分を探しに来たイヌクの気配が消えた頃、ひっそりと行動を開始したマリ。
すると、彼女がちょうど道路に出た時に走って来た一台の車が…。
なんとその運転手は、偶然にもジョンウォンだったのです。
すると妻・ハギョンの死で悲しみに打ちひしがれていたジョンウォンは、ある決意をします。
顔を変えたいと懇願していたマリの依頼を受けることにしたのです。
彼は、妻に何もできなかった自分のことを責め、せめて彼女のことだけでも救おうと考えていたのでした。
ジョンウォンに顔の手術を施してもらえることになり、安堵するマリ。
彼に希望する顔を尋ねられたものの、彼女はこの顔でなければもうどんな顔でも構いませんでした。
マリにとって重要だったのは、もはやイヌクに自分の存在を気づかれないことだけだったのです。
やがて手術が終わり、包帯がとれたマリは自分の新しい顔を対面することに。
その顔は、ジョンウォンの亡き妻・ハギョンと瓜二つになっていました。
その一方で、マリが自殺するわけがないと思い込んでいるイヌクは彼女を捜し続けていました。
そんな中、彼はクローゼットの中に見覚えのない服がある事に気づき…。
第7話
退院後、新しい顔になったマリは以前身を隠していた森へと足を運びます。
そこでイヌクから逃亡するための資金が入ったバッグを落としてしまっていたからです。
しかし、そこでは夫の部下たちが未だに自分のことを捜し続けていることを知り…。
その頃、ジョンウォンはヘラや仕事仲間であるソンホとともにお酒を飲み交わしていました。
そこでヘラは、ソンホからジョンウォンをどう思っているか聞かれます。
しかし、彼女は自分の気持ちとは裏腹に彼は家族のような存在だと答えてしまうのでした。
一方、イヌクはマリが残していった服から彼女の痕跡を見つけようと必死になっていました。
そんな中、彼はハギョンの顔に整形されたマリとばったり出くわします。
しかし、この時まさか彼女が顔を変えていると思っていなかったイヌクは妻に気づきませんでした。
お金を取り戻す術がなくなってしまい、途方に暮れるマリ。
仕方なく仕事を探そうと奮起していた彼女は、運悪く酔っ払いに絡まれてしまいます。
そこで警察から身元を聞かれてしまったマリですが、何も答えることができません。
そんな彼女の身元引受人として現れたのは、警察からの連絡を受けてやって来たジョンウォンでした。
第8話
行き場のないマリは、しばらくの間ジョンウォンの好意に甘えて彼の家で暮らすことに。
そんなある日、そこに何も知らないヘラが彼のために作った料理を持ってやって来ます。
ハギョンにそっくりな女性がジョンウォンの家にいるのを見て、驚きを隠せないヘラ。
彼は彼女に事情を説明し、しばらくはマリに何も言わないようお願いするのでした。
そんな中、マリはジョンウォンとハギョンが一緒に写っている写真を見て驚愕します。
なんと、整形した自分の顔が彼の亡き妻の顔とそっくりだったのです。
さらにマリは、自分が整形手術を受けた日にハギョンが亡くなったことをヘラから知らされ、自らジョンウォンのもとを去って欲しいと告げられます。
ヘラの忠告で彼の元を離れる決心がついたマリは、最後に恩返しをすることに…。
ハギョンの服を着てジョンウォンの妻になりきり、ごちそうを作ってもてなすマリ。
そして、もしハギョンに会いたくなったらいつでも呼んで欲しいと彼に話すのでした。
一方のイヌクは、マリの残していった服からハギョンの情報を掴んでいました。
そして、刑事を引き連れてジョンウォンの家にやって来たイヌクはインターホンを鳴らし…。
第9話
ジョンウォンがマリに貸したハギョンの服は、不運にも30着しかない限定品でした。
そのため、顧客情報からハギョンの身元がばれてしまったのです。
突然やって来たにもかかわらず、ジョンウォンに何の許可もなく家を漁り始めるイヌク。
しかし、クローゼットにマリが持っていた限定品と同じ服があるのを見つけた彼は諦めて去ります。
実は、この事態にいち早く気づいたヘラが彼の家に送っていたのでした。
ヘラの機転によって事なきを得たジョンウォンたち。
イヌクが来ている間、マリは怯えながらバスルームに身を隠していることしかできませんでした。
イヌクが帰ったことを伝え、マリを優しくなだめるジョンウォン。
その頃、イヌクは30着しかないはずの服がなぜもう1着あったのかとふと疑問を抱いていました。
再びジョンウォンの家にやって来て、ハギョンを出せとまくし立てるイヌク。
そんな彼に諦めて帰ってもらうため、マリは勇気を出して彼の前に姿を現します。
すると、さすがのイヌクも何も言えなくなり、苛立ちながら帰っていくのでした。
ところが、ハギョンにどこか怪しさを感じたイヌクは彼女について調べることに…。
第10話
イヌクに居場所を知られたため、ジョンウォンの家を出ることにしたマリ。
彼からお金や身元保証人関連の書類などを受け取った彼女は、母のいる施設の近くに部屋を借りることに。
母の顔をしばらくぶりに見ることができたマリは一安心。
しかも、顔が変わっているにもかかわらず母は自分を娘だと認識しているようでした。
そんな中、ジョンウォンとマリが道端でばったりと出くわしたところにイヌクも現れます。
この危機的状況を見ていたヘラは、気が気ではありませんでした。
イヌクにばれてしまわないようマリを自分の車に乗せ、家に送り届けたジョンウォン。
彼が帰り、一人ぼっちになった彼女はイヌクの顔がフラッシュバックし不安に駆られるのでした。
一方、ハギョンについて調べていたイヌクは彼女とヘラが友人だという情報を入手。
そこで彼は、ヘラのもとを訪ねて事情を話し始めます。
イヌクが訪ねてきた際、彼がゴンハグループの御曹司であること、そしてその異常さを知ったヘラはジョンウォンに危険が及ぶのではと心配していました。
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