第11話
だんだんとヘラに対して不信感を抱き始めるイヌク。
そんな中、ジョンウォンは彼女からマリの夫がゴンハグループの社長だと知らされるのでした。
ある日、マリを食事に誘ったジョンウォンはイヌクについて尋ねてみることに。
すると彼女は、夫はゴンハグループの人間なので、彼の暴力を何度警察に訴えても取り合ってくれなかったという悲痛な思いを話し始めます。
マリの苦しみは、ゴンハグループの圧力によってすべてもみ消されていたのです。
マリの過去を知り、これまで以上に彼女のことを心配するようになったジョンウォン。
そんなジョンウォンの態度にしびれを切らしたのが、彼に好意を抱いているヘラでした。
そこでヘラは、ジョンウォンにハギョンが不倫していたことを告げ口してしまいます。
マリの顔がハギョンに似ているから彼が同情してしまうのだ、と考えた彼女は、このことを伝えれば亡き妻への愛情は消えるだろうと考えたのです。
しかし、ジョンウォンはすでに不倫の事実を知っていたようで…。
第12話
ハギョンの不倫をジョンウォンが知っているとは思っていなかったヘラ。
彼女には、妻の不倫を知ってもなお、彼が看病を5年間も続けていたことが信じられませんでした。
そんな中、ジョンウォンは仕事仲間のソンホに協力をもらい、イヌクについて調べてもらうことに。
すると二つのことが明らかになります。
それは、イヌクの母親が自殺していること、そしてその母親とマリの顔が瓜二つだということでした。
その一方で、マリは自立した生活を送るために自分で描いた絵を売って生計を立てようと試みます。
しかし思うようにうまくいかず、彼女は焼肉屋でアルバイトをすることに…。
相変わらずマリに執着しているイヌクは、彼女がどこにいるのか捜し続けていました。
その中で、やはりヘラのことを怪しんでいる彼は彼女のギャラリーを再度訪れます。
そこにはジョンウォンの姿があり…。
それと同時に、イヌクは行方が分からなくなってしまったマリの母親も捜していました。
もしかすると、マリよりも彼女の母親を捜した方が弱みを握りやすいと彼は考えていたのかもしれません。
第13話
ジョンウォンからもう二度と来ないで欲しいと言われ、ギャラリーを去ることにしたイヌク。
すると彼は、帰り際に見覚えのある絵を見つけます。
それは、確かにマリが描いた絵でした。
なぜならその絵のタイトルは、イヌクがつけたものだったからです…。
一方、やはりこれからも大好きな絵を描き続けたいと考えたマリは友人を頼ることに。
絵を売るためには、連絡先を知らせるか代理人を立てるしかありません。
そのため、信頼できる大学からの友人・ウソンにお願いしようとしたのです。
しかし、変装していたウソンさえもイヌクの目から逃れることはできませんでした。
なんと彼は、彼女のことまで尾行してきたのです。
そのことに気づいたマリは、ウソンにすぐさまその旨を連絡して危険を知らせるのでした。
そんな中、ウソンに無事代理人になってもらえたマリのもとに、母のいる施設から連絡が。
理由は分からないものの、どうやら母が泣き続けているというのです。
そこでマリは、偶然通りかかったジョンウォンと施設へと向かい…。
第14話
母のもとへ行っても、一向に状況が改善せずに困り果てるマリ。
するとそこにジョンウォンが現れると、彼女の母親の顔は一変して明るくなります。
どうやらマリの母は、自分に優しく接してくれる彼に心を開いたようでした。
その頃、イヌクは刑事からハギョンが5年間寝たきりだったという情報を耳にします。
しかも、その療養先がジョンウォンの実家だということも…。
イヌクがハギョンのことを探っていることを知り、一足早く実家に到着していたジョンウォン。
するとそこに、情報をかぎつけたイヌクがやって来て彼を問い詰めます。
しかし、ジョンウォンは彼に何も気づかれないように話をうまくごまかすのでした。
ところが、疑い深いイヌクのジョンウォンへの不信感は募っていくばかり…。
そこで彼は、ヘラを利用してハギョンと対面しようと計画します。
ヘラのもとに行き、絵を買い取るかわりにハギョンと会わせてほしいと頼み込むイヌク。
彼は、ギャラリーが資金難であることを分かっていて彼女にそのお願いをしたのです。
しかし、そのことをヘラから聞いたジョンウォンの答えは反対でした。
マリの身に危険が起こることが目に見えていたからです。
第15話
ギャラリーを救うために、一度だけでもマリに協力してもらえないかとジョンウォンに話すヘラ。
しかし、ジョンウォンの気持ちは変わりそうにありませんでした。
そんな中、ジョンウォンは自分の絵が売れたことを喜ぶマリから家に招かれます。
彼女は、これまで何かとお世話になった彼にどうしても夕食をごちそうしたかったのです。
実はその時、マリにハギョンのふりをしてもらえないか頼むつもりだったジョンウォン。
ヘラの頼みは断っていたものの、ギャラリーが資金難であることも彼には十分承知のことだったからです。
しかし、絵を描く喜びを話すマリを見たジョンウォンは、彼女その話をすることはできませんでした。
一方、ジョンウォンに頼んでいても埒が明かないと考えたヘラはとうとう行動に出ます。
彼が反対していることを承知で、自らマリにハギョンになりすましてもらうよう頼むことにしたのです。
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