第13話
助手席のドアまで開けてくれるジウンに戸惑っていたミジンは、「どこかで見たんだけど、恋愛する時にこうしてましたよ」と言われて「恋愛?」とびっくりします。
ジウンは、「どうして?まさかキスまでしておいて知らないふりをしようとするの?それもキスを2回もしておいて」と言い、ミジンは慌てて彼の口を塞ぎ「やめて!ママとパパに聞こえてしまう」と飛び上がります。
「内緒なの?」と不思議そうにしたジウンは、内緒だという返事をきいて「いつまで?」と笑います。
「本来の自分の姿に戻るまで」という本心を打ち明けることができなかったミジンは、「状況が少し良くなるまでかな」とごまかします。
ジウンは「状況というのは不安だからってこと?」と尋ねてから、「以前言ったでしょう。必ず守ってくれと。絶対に守る。ミジンさんは私が何としても守る。だからもう少しだけ信じてほしい。不安でも」という約束と共に、ミジンをぎゅっと抱きしめます。
第14話
ジウンが週末、午前から訪ねてきたことも知らずにスンの姿をしたまま寝ていたミジン(チョン・ウンジ)は逃げようとしたが、両親に見つかって追撃戦を繰り広げます。
警察署に連行され、「何度も言っているでしょ、私がイ・ミジンだって」と叫ぼうとしたスンは、「犯人を捕まえたと言っていたが」と現れたジウンの声を聞いて身を隠します。
だが、ジウンは「事務員さんじゃないか」とすぐにスンに気付きます。
「ミジンさんのお友達のおばさんと言ったのもうそなの?一体、あなたの正体は何なんだ?ミジンさんの家にどうしてこっそり入ったんだ?このまま一緒に取調室に行くのか?いや、私が事務員さんをどれだけ信じていたんだろう」ともどかしがっていたジウンは、「最後にもう1つだけ聞く。ミジンさんとはどういう関係なんだ?」と尋ねたが、スンがじっと首を横に振り「私も本当に話したいんだけど」と涙まじりになると「それも言えないのか」と呆然としてしまいます。
「うちの事務員さんなんですがイム・スンという」と聞き、チョンは「そうよね?うちのスンに私が気付かなかったなんて」といなくなった妹を見つけたと思って期待しました。
それを知ったミジンは複雑に思い、涙を流しながら辞表を作成し始めました。
第15話
ウンシム後頭部を殴られて拉致されたミジンは、気がつくやいなや「うちのお父さんはどうしたの?」と、父ハクチャン(チョン・ソクヨン)の安否を心配します。
だがウンシムは、「私がどうしたいかはお前のお父さんではない。ミジン、お前だ」と笑みを見せます。
「あなたが私の叔母を殺したの?」と尋ねたミジンは。「それが今、大事か?」と呆れるウンシムに、「大事よ。うちの家族がどれだけ探し回って、どれだけ待っていたのか」と泣き叫びました。
しかし、ウンシムは「見つけてないでしょう。そんなにぞっとするなら死ぬ気で探すべきだった。結局あきらめて捨てたんじゃないの。今もどこにいるか分からないじゃないか」と言って、ミジンの家族をあざ笑います。
ウンシムは、自らに注射をしてよろめく異常行動を見せます。
これに気づいたミジンは、素早く手首に縛られたロープを切って逃げましたが、ウンシムの手に再び捕まりました。
しかし、薬物中毒の副作用であるかのようにウンシムはミジンから自分が24年前に殺したスンの幻影を見て躊躇し、「お前がなぜここに?確かに私が殺したのに」とパニックに陥り、その間ミジンがウンシムに向かって飛びかかって倒しました。
第16話
門の前でうろうろするジウンを見つけたハクチャン(チョン・ソクヨン)は、「ああ、また来たね」と残念がります。
「なんであんなに痩せてたんだ?きれいな顔がすっかりボロボロだろうね」とかわいそうに思ったチョン(チョン・ヨンジュ)は、「これを持っていって、食事をちゃんと食べてと必ず伝えてね」と、ハクチャンにおかずを持たせます。
「もう来ないで」と無心にジウンを迎えたハクチャンは、「これ以上来たくても来られない」と思います。
ソウルに発令されたので、今までありがとうございました。お母さんにも感謝していると伝えてください」とジウンが言うので、「よかったね」と祝いました。
しかし、ミジンから「私はもうすぐ到着する」というメッセージが来て、2人を会わせようと「最後に君に言いたいことがあるが、聞いてみるかい?」と捕まえたが結局、ジウンが去ってからミジンが到着するので、「どうしてもっと早く来ないんだ」と悔しがることになります。
その後、ジウンが家の前にいるのを見て慌てて隠れたミジンの姿が公開されました。
去っていくジウンの姿を思い出したミジンは、頬を叩きながら「やるべきことをしよう、やるべきことをしよう」と気を引き締めます。
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