第82~84話
スニムンが荒れ始めたのは、妹のヤンアが亡くなってからだと知ったソルラン。
彼にとって妹がとても大切な存在だったと気づいた彼女は、ヤンアの得意だった歌や踊りを披露します。
するとスニムンは、まるで妹のようだと言ってソルランの手を取るのでした。
一方、チンムの命令でスベクヒャンの護衛をすることになったクチョンはソルヒと再会。
そして彼は、我が子からチェファとソルランが亡くなったこと、姉に頼まれて王女の代わりをしていることを聞きます。
そしてソルヒは、実父に嘘をついた挙句に王女として生きたいと泣きながら懇願するのでした。
そんな中、家族の命を奪った盗賊たちを討伐してほしいとソルランに言われたスニムンは、現状を知るために彼女と外出することに。
するとそこには、盗賊たちにひどいことをされても必死に生きる民の姿が…。
この現状を変えられるのは王だけだとソルランに言われたスニムンは、心を入れ替えるのです。
盗賊たちの盗伐に協力することを条件に、百済と同盟を結ぶことにしたキムンの王・スニムン。
ソルランの成果が見事に実ったことになりますが、彼女の心は複雑でした。
第85~87話
ソルヒの嘘に気づき、ソルランが生きていると勘付いたクチョンは武寧王の暗殺を断念。
そして、ソルランを探すために遊郭で拾った少年とともに百済を発っていました。
しかし、そんなクチョンをウルミルが許すはずはなく…。
一方、ソルランは任務が終えてトルデたちとともに百済に帰るはずでした。
ところが、スニムンに気に入られていることもあって彼女はキムンに残る選択をするのです。
スニムンから休暇をもらい、故郷の村を訪れていたソルランはそこでクチョンと再会!
しかし、彼女を尾行していたキムンの臣下によってクチョンが負傷してしまいます。
なんと、ソルヒがソルランは密偵だと間接的にスニムンへばらしてしまったのです。
その後、危機に駆けつけたミョンノンのおかげでソルランは命を救われます。
さらに彼女一人のためにひざまずく彼を見たスニムンは、百済と同盟を結ぶことを了承するのでした。
そんな中、ミョンノンと百済に戻る途中でこっそりと彼のもとを離れたソルランはクチョンのもとに向かいます。
そこで彼女は、チェファを殺した犯人が武寧王だというクチョンを否定しますが…。
第88~90話
その後、ソルランとともに百済へとやって来たものの未だ武寧王への疑いが消えず、狩りをしている王を斬りつけたクチョン。
しかし、ふとソルランの言葉を思い出したクチョンは我に返り、王をそれ以上傷つけることはせず手紙を渡すのでした。
クチョンの手紙で武寧王が知ったのは、王女が偽物であるということ。
本物の正体も書いてあったのですが、肝心のその部分は雪でにじんで読めなくなっていました。
武寧王の態度が突然冷たくなり、焦りを感じ始めたソルヒ。
そこで彼女は、王の命を狙った高句麗の密偵をチンムに始末させ、手柄を立てて彼が王になるよう手引きします。
その後、まさか高句麗の密偵が唯一心を許していたクチョンとは知らないチンムは彼を襲撃。
命が尽きる前、その黒幕がチンムだと知ったクチョンでしたが、そのことを伝えられないままソルランに抱かれて亡くなるのでした。
クチョンを埋葬後、何としても父の敵を討ちたいソルランは自ら王族の事件を調査する機関・闡庇司(チョンビサ)に志願します。
そんな中、ミョンノンとともに捜査を進めていたソルランは父が死の間際に手渡した数珠の持ち主がチンムであると知り…。
百済の運命を背負った娘たちの壮絶な物語。
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