第19~21話
母が最期に話した「スベクヒャン」という言葉の意味を、ソルヒを守って、という意味だと解釈していたソルラン。
彼女はその言葉を胸に、生涯妹を守っていこうと決めます。
しかし、ソルヒは「スベクヒャン」の本当の意味を理解していました…。
やがて、ソルヒとともにとある食堂に身を寄せていたソルランは、伽耶を襲った盗賊たちの住処を発見。
待ち伏せして彼らを捕らえようとする姉に着いて行ったソルヒは、こっそりその場を離れます。
そんな彼女が向かった先は、百済の都・熊津(ウンジン)城でした。
城に着くなり倒れ込んだところを、ネスクの妻・ソジョンに救われたソルヒ。
その後、彼女は何度も王に会わせて欲しいと懇願します。
しかし、ソルヒの訴えはまったく聞き入れられる様子はありません。
そこで彼女は、ついに自ら「スベクヒャン」だと名乗るという最終手段を使うのです。
とうとう取り返しのつかない嘘をついてしまったソルヒでしたが、貧しい生活から抜け出したかった彼女には相当の覚悟ができていました。
一方、崖から落ちて気を失っていたソルランはトルデとマングという二人の盗賊に救われます。
どうやら彼らは、伽耶を襲った盗賊とは別の盗賊のようでした。
第22~24話
「スベクヒャン」というソルヒの言葉に反応し、彼女の訴えを聞くことにした武寧王。
確認のために彼が母親の名前を尋ねると、やはりその名は「チェファ」だと知らされます。
そして、かつて愛していたその女性が亡くなってしまったことも…。
そんな中、ネスク伝いに両親と妹を盗賊たちに殺されたというソルヒの話を聞いた武寧王。
そこで王は、その盗賊たちを直ちに捕まえるようミョンノンに命じます。
すると彼は、山中でピンチになったところを偶然にもソルランに救われることに。
彼女は、忽然と姿を消した妹・ソルヒを懸命に捜し続けていたのです。
ソルランは以前一緒に行動していたトルデたちも再びいなくなり、一人ぼっちでした。
ミョンノンが太子であること、そして彼の護衛が百済の密偵集団・ピムンだと知った彼女は、彼らに妹捜しを手伝ってほしいと懇願します。
ところが、彼はそんなソルランをピムンに誘ってきて…。
ソルヒを見つけるため、ミョンノンの言うとおりピムンになる決意をしたソルラン。
彼がソルランに出した課題は、近くにある村から米を手に入れてくるというものでした。
しかし、実はその村は盗賊たちの住む危険な場所だったのです。
第25~27話
自分が訪れた村がまさか盗賊たちの住処だと知る由もないソルラン。
その後、彼女は他の村人とともに盗賊に捕らえられてしまうのでした。
そんな中、ソルランは盗賊のお頭の前に突き出され、酒をつがされていました。
そこで彼女は、こっそりと村人から聞いていたお頭の性格を利用して見事その場から脱出。
ソルランは、晴れてピムンの一員としてミョンノンに認められることになります。
そして、ひょんなことからトルデやマングらも一緒に百済へ向かうことになるのでした。
一方のソルヒは、自分になかなか会いに来ない武寧王に気を揉んでいました。
そこで彼女は、ちょうどやって来たチンムに協力してもらえないかと願い出ます。
実は、以前ソルヒを見かけていた彼は彼女が嘘をついていることを見抜いていたのでした。
その頃、ソルランたちを引き連れたミョンノンが百済に到着し、捜索した結果を武寧王に報告。
すると、チェファたちを襲ったのが盗賊ではないと知った王はソルヒを呼び出して抱きしめます。
彼は、チェファの件を解決せずに娘とは会うべきではないと自責の念に駆られていたのです。
その一方で、ソルランはトルデたちとともにピムンの訓練に挑むことに…。
百済の運命を背負った娘たちの壮絶な物語。
韓国ドラマ『帝王の娘スベクヒャン』を
▲31日間無料トライアル▲
\Amazonプライムが一番おすすめ/