第37~39話
ピムンになるため、ミョンノンから高句麗の密偵から地図を奪うよう命じられたソルラン。
複雑な思いを抱きつつも、彼女は必死にその任務を遂行します。
そして、高句麗の密偵二人を殺めるのでした。
一方、高句麗の王が人質としてスベクヒャンを要求してきたと知ったソルヒは覚悟を決めていました。
しかし、やっと会えた娘を武寧王が危険な場所に行かせるはずがありません。
そんな中、ミョンノンはソルランをスベクヒャンに仕立てて高句麗に送ろうとしていました。
高句麗の密偵とやり合った際、危険な目に遭ったとミョンノンに文句を言うソルラン。
そんな彼女を誰もが認める女人するため、彼はトリムにその指導を依頼します。
すると、頭のいいソルランは表情や仕草などを要領よく習得していくのでした。
その頃、スベクヒャンを高句麗に送るという話を聞いたソルヒが武寧王の言い分と違うと焦ります。
するとどうやら、自分ではなく身代わりの者がスベクヒャンに成りすますようで…。
そんな中、ソルランとソルヒはそれぞれ違う場所にいながら同じ踊りを練習することに。
それは、王族の女性に伝えられてきたというタニョンの舞でした。
第40~42話
武寧王の前でタニョンの舞を披露するソルランを見つめていたミョンノン。
ソルランは、いつも自分を振り回してくる彼のことが次第に気になり始めていました。
そんな中、ソルランはトリムから指導を受けている本当の理由を聞かされます。
それは、王女・スベクヒャンの代わりを務めるためでした。
そんなある日、ソルヒに花を贈ろうとしたチンムがトリムの管理する懿花園(ウィファウォン)にやって来ます。
するとそこにいたソルランは、彼になぜか親近感を覚えてしばらく談笑。
それを見ていたミョンノンは、そんな二人を見て嫉妬心をむき出しにしていました。
やがてソルランは、ピムンになった証としてミョンノンから獏の入れ墨を与えられることに。
その際、彼女はスベクヒャンの身代わりとなって人質として高句麗に行くよう命じられるのでした。
一方のトリムは、彼女の肩にスベクヒャンの入れ墨があることに気づきます。
そして同じ頃、ソルヒも姉の肩に珍しいほくろがあったことを思い出していました。
何とか任務を成功させたいソルランは、スベクヒャンの侍女・ナウンに王女のことを聞き出します。
するとどうやら、王女はソルヒに似ているようで…。
第43~45話
高句麗の王に自分が王女・スベクヒャンだと思い込ませるため、武寧王にも念押しするソルラン。
もしこの任務が失敗すれば、もう生きて帰れないかもしれない…。
そんなソルランに、ミョンノンは必ず生きて帰れと命じるのでした。
やがて計画通りにスベクヒャンに成りすましたソルランは、高句麗に軟禁されます。
そんな中、自分の身代わりとして高句麗に行った女性が姉・ソルランだと知ったソルヒ。
さらに、姉が自分のために努力してピムンになったことも知り、自分が犯した過ちの大きさを痛感していました。
しかし、ソルランが振るまった甘酒を美味しそうに飲む武寧王を見たソルヒが態度が一変。
一気に嫉妬心に駆られた彼女は、ばったり出くわした高句麗の将軍・ウルミルに自分が本物のスベクヒャンだと名乗り出て…。
その後、王女だと偽っていたとして高句麗に捕らえられ、ひどい拷問を受けるソルラン。
血を流しながらもそれに耐える彼女の脳裏には、ミョンノンの姿が浮かんでいました。
そんなソルランの危機を聞きつけ、武寧王に彼女を救うよう申し出るミョンノン。
しかし、国が大きくかかわる出来事だけに、ソルラン一人だけのために動くことは簡単ではありませんでした。
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