第46~48話
ソルヒからソルランが高句麗の密偵ではないかと吹聴され、彼女の救出に難色を示していた武寧王。
そんな中、投獄されてしまったソルランは自力での脱出を試みます。
その時思いついたのは、現在行方知れずになっている興安の想い人を見つけ出すことでした。
自分の服をわずかに破り、自らの血でその旨を書き記したソルラン。
すると、ちょうど牢獄の外を通りかかったミョンノンがそのメモ書きを受け取ります。
その後、彼は興安との酒の席でさらに詳しい情報を得て、彼の想い人・ユジュを見つけ出すことに成功するのでした。
一方、ソルヒはウルミルに頼んでソルランを逃がすようこっそりと頼み込みます。
しかし、このまま逃げれば高句麗の密偵だと認めることになると思ったソルランは自ら牢屋にとどまり…。
その頃、ミョンノンは興安との交渉を成立させてソルランを救出。
そして武寧王は、その機転で百済を救った彼女に褒美を与えることに。
するとソルランは、行方不明の妹・ソルヒを見つける手助けをしてほしいとお願いするのでした。
武寧王に気に入られ、次第に王やウネと打ち解けていくソルラン。
その様子を見ていたソルヒとチンムは、それぞれ複雑な思いに駆られていました。
第49~51話
ソルランを高句麗の密偵だと疑ったスベクヒャンを、次第に疑い始める武寧王。
王よりも先にスベクヒャンの正体を疑っていたネスクは、すでに彼女に見張りをつけていました。
実は、王女の侍女・ナウンがその役目を担うピムンの一員だったのです。
そんな中、ウネと親しくなったソルランは彼女から悩みを相談されます。
どうやら、武寧王が女性として意識してくれないことが悩みの様子。
そこでソルランは、ウネに以前トリムから習った接触術を教えてあげるのでした。
一方、ソルランとチンムの仲に嫉妬していたミョンノンはひょんなことから妃選びをすることに。
それを眺めることしかできないソルランの心中は穏やかではありませんでした。
そんなある日、風邪をこじらせて倒れたソルランはスベクヒャンの護衛であるサドに人気のない納屋に閉じ込められてます。
しばらくしてミョンノンに救われたソルランは、彼の家族の話を聞いて涙ぐむのでした。
その頃、ウネの誕生日を祝っていた場でスベクヒャンが突然あることを宣言。
なんと、高句麗の将軍・ウルミルとネスクが通じていると明かします。
つまり、ネスクが高句麗の密偵であると大勢の人々の前で言い放ったのです…!
第52~54話
父・ネスクを捕らえるよう証言したスベクヒャンに怒りを覚えるウネ。
そんな中、王女が告発する瞬間を遠くから見ていたソルランはふと思います。
もしかしてあれは妹のソルヒではないか、と…。
無謀なことを繰り返すスベクヒャンを、なんとかして止めようとするチンム。
しかし、偽物のスベクヒャンとして君臨するソルヒはもはや自分を保身することしか考えていません。
その後も密かにウルミルと内通していた彼女は、真の密偵を始末するため動き出すのでした。
一方、父を助けたいウネはスベクヒャン(=ソルヒ)の機嫌を取ろうと必死でした。
しかし、その仲介をソルランがしていると知ったソルヒは頑なに拒否。
困り果てたソルランは、ミョンノンに頼んでスベクヒャンに会えるよう懇願し…。
やっとのことで会えた王女がソルヒだったと知り、その再会を喜ぶソルラン。
そんな姉の純粋な気持ちを利用し、ソルヒは母が亡くなる直前に自分がスベクヒャンだと教えてくれた、と嘘をつきます。
ソルヒの嘘をすっかり信じたソルランは、何かとスベクヒャンの味方をするように。
そしてしばらくの間は、このことを誰にも話さないよう姉妹で約束を交わすのでした。
百済の運命を背負った娘たちの壮絶な物語。
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