第64~66話
ミョンノンたちがキムンに捕らえられた、というスニムンの言葉に不安を覚える武寧王。
そこで王はピムンにミョンノンらの居場所を確かめるよう命じますが、なかなか消息がつかめません。
そしてとうとう、スニムンとの取引に応じて二人を返してもらうことにするのでした。
ところが、スニムンの要求とは自分の暴政を避けてキムンから百済に逃げてきた民を皆殺しにすること。
とてもそんなことはできないと考えた武寧王は、彼の忠臣・コヨンに協力を要請し…。
一方、ソルヒはソルランを尾行していた者たちからミョンノンとともに何者かにさらわれたことを聞きます。
そこで彼女は、武寧王に認められるためにいち早く二人を見つけ出そうとしていました。
その頃、小屋の中では衰弱しきったソルランとミョンノンが必死に生きていました。
そんな中、彼はついにソルランに正直な自分の思いを伝えるのです。
やがて、ソルランたちはソルヒよりも先に武寧王の王命で動いていたピムンによって救出。
そして、そのことを踏まえて王はスニムンに取引を拒否する旨を伝えるのでした。
第67~69話
武寧王の態度に憤慨し、再び王を脅迫する方法を考えていたスニムン。
しかし、目の前に現れたミョンノンを見た彼は王に負けを認めざるを得ません。
そして、スニムンは百済に国境沿いの一部を渡すこと、キムンの民の命を守ることを約束して去っていくのでした。
その頃、小屋で二人きりの際にミョンノンから愛の告白を受けたソルランは浮かれていました。
しかし、身分の低い自分と太子では釣り合わないと思っていた彼女の心は揺れるばかり。
そんな中、武寧王が愛に身分差は関係ないという趣旨の話を聞いたミョンノンがソルランに再び想いを伝えます。
すると彼女も、彼に秘めていた想いを告白。
遠回りをしながらも、二人はやっとのことで想いが通じ合うのでした。
一方、ソルヒはソルランが自分に嘘をついてまで何をしようとしていたかを知ります。
姉は、母の侍女だったマックムを探していたのだと…。
ソルヒはソルランが自分を疑っていたことに、大きなショックを受けていました。
そんな中、未だにサドが密偵ではないと信じているトリムはピムンの教官・テウンとともにある罠をしかけます。
それは、サドの遺品である黒玉の指輪の持ち主を見つけ出すための策でした。
第70~72話
両想いになり、いつになくいい雰囲気のソルランとミョンノン。
その一方、スベクヒャンへの想いを秘めているチンムは心を許したクチョンにそのことを話します。
初めは王女を利用しようとしていた彼は、少しずつ彼女に惹かれ始めていたのでした。
そんなある日、スベクヒャンと一緒に書庫にいる姿を見られたチンムは武寧王の怒りを買うことに。
そして、二度と王女に近づくなと叱責されます。
王は二人が兄妹であることを案じての忠告したのですが、それを知らないチンムは王は自分を嫌っているのだと勘違いしてしまい…。
武寧王に歯向かうように、スベクヒャンに自ら近づいていくチンム。
しかし、強引にキスをしても王女にとって彼は大切な友人でしかありませんでした。
そんな中、ソルヒはサドにあげた指輪をとある女官がつけていることに気づきます。
そしてその指輪の出所を知ると、彼女はすぐさまトリムのもとに向かうのでした。
自分のもとに現れたスベクヒャンを疑わしく思い、王女の侍女・ナウンを呼びつけるトリム。
すると、やはりその指輪は王女のもので間違いないようで…。
一方のソルランは、とうとうマックムの消息をつかみ彼女に会えることになっていました。
百済の運命を背負った娘たちの壮絶な物語。
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