第73~75話
チェファの娘だということを隠して役人だと偽り、マックムと顔を合わせたソルラン。
初めは彼女を疑っていたマックムですが、次第に心を許して一緒に加林(カリム)へ。
ソルランはそこで母と武寧王が恋人同士だったこと、そして二人の間に生まれたスベクヒャンは自分だと気づくのでした。
同じ頃、ソルランがマックムから聞いた同じ話をネスクから聞いたウネは涙ぐみます。
しかし、本物のスベクヒャンがソルヒではなくソルランだと彼女が知る由もなく…。
王宮に戻り、マックムからもらった産着を手にまっすぐソルヒのもとに向かうソルラン。
彼女はなぜ、嘘をついてスベクヒャンの座に就いたのか妹を問い詰めます。
そして、武寧王にすべて話すというソルランにソルヒはこう言い放つのでした。
もし真実を話せばあなたが太子と兄妹だと世間にさらすことになる、と…。
ソルヒの言葉で、真実を言うに言えない状況に陥ったソルラン。
そんな中、ミョンノンに呼び出された彼女は彼の部屋を訪れます。
するとそこには、ソルランとミョンノンらしき男女が描かれた一枚の絵がありました。
その絵を見て感動した彼女は、思わず母・チェファがよく歌ってくれていた子守唄を口ずさむのでした。
第76~78話
ソルランの歌を偶然通りかかった際に聞き、彼女が知っていることを不思議がる武寧王。
しかし、まさか自分がスベクヒャンだとは言えない彼女は王女から聞いたと言って口を濁すのでした。
そんな中、ソルランは自分を思うなら百済から去って欲しいとソルヒから告げられます。
さらに、もしこのまま居続ければ、ミョンノンとの兄妹関係をばらすかもしれないことも…。
これまで家族を欺いていたソルヒを許せないものの、仕方なく百済を離れる決意をするソルラン。
そこで彼女は密偵としてキムンに向かい、ピムンとしての務めを果たすことに。
そしてソルランは、ソルヒに二度とミョンノンたちを危険にさらさないよう忠告して去るのでした。
ところが、ソルランがいなくなってソルヒが安堵していたのもつかの間でした。
なんと侍女・ナウンがソルヒは偽物で、ソルランが本物のスベクヒャンだと見抜いていたのです。
そのため、ソルヒは彼女に口止め料として大金を支払う羽目になってしまいました。
一方、トルデたちとともにキムンに到着したソルランは、コヨンの協力のもとキムンの王・スニムンに接近できる寝殿の女官・カヒになりすまし…。
第79~81話
大勢いる女官の中から、スニムンのお気に入りになることに成功していたソルラン。
一方で、ソルヒは自分の弱みを握ってやりたい放題のナウンに怒りを膨らませ殺害してしまいます。
ソルヒが呆然自失になっているところに現れ、その状況を察したチンム。
彼は、ナウンがお金を盗んで失踪したことにして事を収めようとしていました。
その頃、キムンでは興奮のし過ぎで倒れたスニムンをソルラン(=カヒ)が救います。
自らの血を彼の飲ませる方法でスニムンを救った彼女は、ますます彼に気に入られるように。
そんな中、チンムと仲良くなったクチョンは思惑通り王宮を訪れていました。
それは単なる興味からではなく、復讐をするための経路確認などをかねての見学。
クチョンは、ウルミルから家族を殺したのが百済の者だと聞かされ、恨みを持っていたのです。
一方のソルランは、自分に心を許したスニムンから彼の亡き妹・ヤンアの存在を知ります。
そして彼女が、首を吊って亡くなったことも忠臣から聞かされるのでした。
王宮では、武寧王を暗殺するためにクチョンがうまく王宮に忍び込みます。
しかし、彼が王を斬ろうとした瞬間、その目に入ったのは王女の姿をしたソルヒでした。
百済の運命を背負った娘たちの壮絶な物語。
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