この記事では、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の最終回までのあらすじネタバレについて解説しています。
また、作品全体のあらすじと相関図付きのキャスト紹介をしているほか、子役キャストの現在や『製パン王キム・タック』が実話なのかどうかについても調べてみました。
『製パン王キム・タック』の配信状況やSNS上での感想などもまとめていますので、視聴しようか迷っている方は是非参考にしてみてくださいね！
苦難のレシピを超えて、頂点を目指す若きパン職人。
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』のあらすじ
母・ミスンのもとで、貧しくも明るい少年に育ったタック。
しかし、小学生になった彼は母親から出生の秘密を知らされます。
やがて自分の父だというコソン食品の会長・イルチュン宅に引き取られたタックですが、間もなくしてミスンは行方不明になってしまい…。
それから12年の月日が経ち、母親を捜していたタックが辿り着いたのはパルボン・ベーカリー。
そこには、師匠であるパルボンの指導を受けてパン作りに励む仲間たちがたくさん集まっていました。
そしてその中には、タックの異母弟であるマジュンの姿も…。
その後、マジュン同様にパルボンに弟子入りしたタックは、次第にその才能を開花させていきます。
しかし、マジュンにとって彼はパン作りの技術や想い人、さらにはコソン食品の後継者の座を脅かす存在。
激化していく二人の対決は、はたしてどちらに軍配が上がるのでしょうか？
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』をネタバレありで最終回まで解説！
ここでは、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』のストーリーを最終回までネタバレ解説しています。
いつしかコソン食品をめぐる陰謀に巻き込まれていくタック。
周囲の助けも得ながら、持ち前の明るさでどんな困難にも立ち向かっていく彼を応援したくなりますよ！
第1話～第25話
第1話～第25話までのネタバレ解説は以下のリンクからご覧ください。
第26話
ミスンからもらった励ましの言葉を胸に、理事会で自分らしく思いを伝えるタック。
彼がイルチュンの意思を継いで彼の作るパンを再現しようと主張する一方、マジュンはこれから高級志向に転換したいと理事たちに話すのでした。
本来なら満場一致でマジュンが後継者に選ばれてもおかしくなかったものの、タックの熱意に心を動かされた理事たち。
彼らは、最終的な決定を1ヵ月後に持ち越すことに。
1ヵ月の間に青山工場で新商品を開発し、工場を再建させる必要があるタック。
そこで彼は、現状を把握するためにさっそく工場へ向かおうとします。
その途中でタックは母・ミスンと遭遇するのですが、その姿に気づくことができませんでした。
イルチュンと初めて会った思い出の青山工場でタックが目にしたのは、劣悪な職場環境に加えてやる気のない従業員たちの姿。
さらに彼は、そこで働く警備員の中にユギョンの父親らしき人物を見つけ…。
一方のマジュンは、あるものを使って母にユギョンとの結婚を許可してもらおうと目論みます。
それは、ホン女史が見捨てられたあの雨の日に彼が拾っていたブレスレットでした。
第27話
ある日、タックはユンという医師から母・ミスンが病で入院していることを告げられます。
そこで彼はすぐに病院に向かうのですが、そこには母の姿はありませんでした。
彼女は、再びジングによって連れ去られていたのです。
一方のユギョンはマジュンと一緒にウエディングドレスを選ぶなど、着々と結婚式の準備を進めていました。
ところが、そこにユギョンの父親が現れます。
彼はかつて自分を刑務所に追いやった娘を恨んでいたのです。
これは、彼女を痛い目に遭わせるためにインスクたちが仕組んだことでした。
実父の前で他人のふりを貫くものの、幼い頃に虐待されたトラウマを思い出して倒れてしまったユギョン。
その時に介抱してくれたマジュンの優しさに、彼女は心を動かされ始めていました。
そしてマジュンは、ユギョンに相変わらずひどい仕打ちをする母親にますます敵意をむき出しに。
彼はインスクの許可もとることなく、二人でひっそりと結婚式を挙げるのでした。
そんな中、母がジングと一緒にいることを知ったタックは必死に行方を捜しますが…。
第28話
母・ミスンが乗せられている車をやっとのことで見つけ、必死に追いかけるタック。
そんな彼の努力の甲斐あって、やっとのことで二人は14年ぶりの再会を果たすのでした。
一方、ユギョンと結婚式を挙げたマジュンは彼女にどうしても尋ねたいことがありました。
それは、タックのことを本当はどう思っているのかということ…。
マジュンはユギョンの気持ちがタックにあっても構わないと思っていたものの、やはりその現実を突きつけられると耐えられませんでした。
それ以降、マジュンは自分の気持ちに蓋をして夜遊びにふけるようになります。
しかし、周りが何と言おうとユギョンは彼の行動を制止しようとはしませんでした。
そんな中、昏睡状態だったイルチュンはひそかに意識を取り戻していました。
するとその姿を偶然長女のジャギョンが見つけてしまいます。
しかし、イルチュンはこのことはしばらく秘密にするよう娘に懇願。
彼は、昏睡状態であるふりをしてインスクたちの悪事を暴こうとしていたのです。
マジュンと心が近づいたかと思えば、再び離れてしまい孤独を感じるユギョン。
しかし、彼女はもう後戻りすることはできないと覚悟を決めていました。
第29話
マジュンからもらったブレスレットを見せ、インスクを問い詰めるユギョン。
息子があの雨の日の出来事を見ていたと知ったインスクは焦りを隠せません。
すると、不安に駆られて彼女がスンジェと密会している瞬間をイルチュンが見つけてしまいます。
そこでイルチュンは、二人が母であるホン女史の死に関わっていることを知るのでした。
イルチュンが二人を責めているところに現れ、父を落ち着かせるマジュン。
彼は父を部屋に連れて行き、当時見ているだけで何もできなかった自分の行動を謝罪します。
誰からも愛されず、無力感を感じたマジュンの夜遊びはひどくなるばかり。
コソン食品を継ぐことなど、もはや彼にとってはどうでもいいことでした。
一方で、タックは新商品を開発するためにジャギョンの協力を得ながら必死に努力していました。
そんな中、タックは夜遊びに明け暮れているマジュンを真剣な態度で叱ります。
今まで彼にそんな風に真っ直ぐに接してくれた人はいませんでした。
その後、タックにパルボン・ベーカリーへと連れていかれたマジュン。
彼がそこで見たのは、亡き師匠・パルボンが出した最後の課題「この世で一番幸せなパン」の文字でした。
第30話
すべてを知ったイルチュンに、自首するか国外に出て二度と韓国に戻らずに暮らすかの選択を迫られたスンジェ。
とうとう追い詰められてしまった彼は、今度はタックを拉致してしまいます。
そして、屋上にやって来たタックは彼を道連れにしてそこから突き落とそうとするスンジェと掴み合いに…。
すると間一髪のところでジングが現れ、その後スンジェは警察によって逮捕されるのでした。
これまでのことを思い返し、マジュンは自身の行いを悔い改めていました。
そして、彼は自暴自棄になってユギョンにつらい思いをさせてしまったことも謝罪します。
いよいよ理事会が開かれ、コソン食品の後継者を決める審判の日…。
そこで最終的に後継者として選ばれたのは、誰よりもコソン食品を愛しているジャギョンでした。
それは、タックとマジュンが手を結んだからこそできた結果だったのです。
やがてコソン食品のことが落ち着き、タックがパルボン・ベーカリーへと戻って来ることに。
彼は、自分をこれまで支えてくれたミスンに彼女への想いと感謝を告げます。
そして、再び仲間たちとともにパルボン・ベーカリーで「この世で最も幸せなパン」を作っていくことを誓うのでした。
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の相関図と主要キャスト一覧
引用：テレ東 HP
ここでは、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の主要なキャストを紹介します。
ユギョンの気持ちやコソン食品の後継者の座をめぐって何度もぶつかるタックとマジュン。
広がっていくばかりだった二人の溝を埋めるきっかけになるものとは…。
キム・タック役／ユン・シユン（子役：オ・ジェム）
母・ミスンとコソン食品の会長・イルチュンの間に生まれた。
明るくて正義感が強く、困っている人を見ると放っておけない性格。
優れた味覚と嗅覚の持ち主で、のちにその能力がパン作りに役立つことになる。
ク・マジュン役／チュウォン（子役：シン・ドンウ）
母・インスクとイルチュンの側近・スンジェの間に生まれた。
そのことを知らない彼は、コソン食品の後継者にふさわしくなろうとパルボンに弟子入り。
しかし、タックの登場で何もかもが奪われそうになり、ライバル心を燃やし始める。
シン・ユギョン役／ユジン（子役：チョ・ジョンウン）
幼い頃から酒癖の悪い父親の暴力に悩みながら生きてきた。
そんなつらい時にそばにいてくれたタックに想いを寄せるようになる。
ところが、マジュンとの出会いで権力やお金に心を支配されるようになってしまう。
ヤン・ミスン役／イ・ヨンア
パルボンの孫娘で、祖父からパン作りを学ぶ傍らでパティシエを目指している。
ベーカリーでパン作りに励むタックにいつも味方し、支えている。
彼の明るく一生懸命な姿に惹かれていくが、ユギョンという初恋相手がいると知り…。
ク・イルチュン役／チョン・グァンリョル
コソン食品の会長であり、タックの父親でもある。
妻・インスクと政略結婚した結果、ミスンやタックを危険にさらすことになってしまう。
ソ・インスク役／チョン・インファ
イルチュンの妻で、自分が生んだマジュンをコソン食品の後継者にしたいと考えている。
そのため、タックが邪魔な彼女はあの手この手で彼を排除しようとするが…。
キム・ミスン役／チョン・ミソン
女手ひとつで息子を育ててきたタックの母親。
のちにイルチュンのもとへタックを預けてすぐ、何者かによって拉致されてしまう。
パルボン（オ・ドゥヨン）役／チャン・ハンソン
パルボン・ベーカリーの創始者。
タックやマジュンの師匠であるパルボンは、実はイルチュンにとっても特別な存在でもある。
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』に出演した子役キャストは現在何してる？
韓国ドラマ『製パン王キム・タック』に出演している主な子役キャストは4名。
結論から言うと、タック役のオ・ジェムとジャギョン役のハ・スンリは現在も俳優活動を続けており、マジュン役のシン・ドンウは俳優復帰の準備中です。
ユギョン役のチョ・ジョンウンについては、現在目立った活動はないようでした。
タックを演じた子役オ・ジェムは2014年以降、俳優活動を休止しその間に国民大学の公演芸術学科へ進学。
2023年には映画『風車』に出演するなど現在も活躍中です。
一方、マジュンを演じていた子役シン・ドンウは2017年のドラマ『甘くない女たち』を最後に俳優活動はしていません。
2020年に兵役を終え、俳優として復帰するため事務所を捜すなど準備を進めているということでしたので、いつかまた彼の演技が見れたらいいですね。
ユギョンを演じた子役チョ・ジョンウンも、2018年に映画『ときめき・プリンセス婚活記』出演後は俳優としての活動はありません。
そして、4人の中でもっとも俳優活動が活発なのはジャギョンを演じた子役ハ・スンリ。
『製パン王キム・タック』出演後から現在に至るまで、彼女はほぼ途切れることなくドラマに出演しています。
韓国ドラマ『製パン王キム・タック』は本当に実話なのか調査！
韓国ドラマ『製パン王キム・タック』が実話だと言われている理由は、おそらく作品紹介のところに「70～80年代の実際の製パン業界を舞台にした」と書かれていることが多いからでしょう。
そこで、この年代に韓国の製パン業界を動かした人物がいたのかどうか調べてみました。
すると、はっきりとした情報ではありませんが、現在SPCグループの会長を務めるホ・ヨンインという方の名前が挙がってきました。
彼は、1988年に初めてSPCグループ系列のパン屋・パリバケットをオープンさせた人物。
パリバケットは今や韓国最大のベーカリーと言われており、海外への展開も著しいようです。
また、このホ・ヨンイン会長がキム・タックのモデルになった人物なのでは？とも言われています。
彼は「製パン王」という異名を持っているようなので、確かにしっくりと来ますよね。
ドラマの世界と実際の韓国の製パン業界の歴史を比較しながら見てみるのも、面白いかもしれません！
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の配信状況は？
結論から言うと、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』は現在、U-NEXTやアマゾンプライム（Channnel K）、Leminoなどの動画配信サービスで配信されています。
その中でも、特におすすめしたい視聴方法はU-NEXTです。
なぜなら、U-NEXTには31日間の無料トライアルがあるため、条件を満たせば『製パン王キム・タック』の全30話が無料で見ることができるからです。
U-NEXTでは、『製パン王キム・タック』が日本語字幕で全話見放題配信されています。
ちなみに、U-NEXTの31日間無料トライアルが利用できるのは初めて月額サービスを利用する新規会員のみ。
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の感想や口コミ
ここでは、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』のSNS上での感想や口コミを紹介します。
タックの一生懸命な姿に感動したり、屈託のない笑顔に勇気をもらったり…。
ドラマを見終えた後も、彼の一つ一つの言動が心に残っている方々が多いようでした。
たしかに私も、タックのような人が隣にいたらすごく心強いだろうな～と思う場面が多かったです！
韓ドラ「製パン王キム・タック」終了。誠実な作りのいい韓国ドラマでした。ベテランや悪役が上手いから若手もノビノビやってた感じ。エピソードが山盛りすぎて、ちょっと駆け足だった、と真面目な感想しか浮かばないドラマだった。
— 打たせてとるピッチング (@kko_okk) November 30, 2012
製パン王キムタック
— 라일락 🌙🐰 (@lilac_pomnal) May 18, 2023
ごめんなさい
駆け足視聴...
昔観たのにストーリーやひとつひとつのシーンを覚えてた🥹✨
また感動が蘇って涙と笑顔と
それにしてもシユンくんの笑顔がキッラキラ☺️✨#윤시윤 pic.twitter.com/y4Ev1kBPSP
【製パン王 キム･タック】
— 사 야 카 [韓ドラ垢] (@rQkTfs1cLnMy7Vu) August 26, 2018
タックの一言一言に感動👨🍳
あんなに頑張ってる人見ると
応援したくなるよね🌟
自分も頑張ろってなる(๑•̀ •́)و✧
いろいろ、複雑だなと思ってたけど
最終的には良かったのかな！！#製パン王キム・タック#ユン・シユン#チュウォン#ユジン#イ・ヨンア pic.twitter.com/K1QXT1q1wX
韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の見どころ
韓国ドラマ『製パン王キム・タックの見どころは、パン作りを通してタックが人として成長していく過程です。
私は、ストーリーが進むごとに変化していく困難への対処の仕方から彼の成長をひしひしと感じていました。
まず大人になったタックが直面した困難は、パルボン・ベーカリーに入らせてもらえないこと。
彼はこの時お店の前にずっと座り込んでいましたが、私は他に方法が思いつかなくてがむしゃらにとった行動なのではないかと思ってしまいました。
次に、二次試験でイースト菌が使えないとなった時のこと。
タックはとっさに「じゃあベーキングパウダーを使えばいい」と開き直るのですが、すぐさまミスンに一掃されてしまうんです。
しかし、後半ではコソン食品の後継者として資料を念入りに読み込んだり、マジュンの行動を彼の兄として叱ったりと大人な一面をタックは見せてくれます。
持ち前の明るさはそのままに、最終回に近づくにつれて自信と落ち着きを手に入れたようでした。
これは、タックがパルボン・ベーカリーの仲間たちや師匠に出会い、パン作りを学ぶと同時に積み重ねられた人間性の賜物だと思います。
ぜひタックの成長に注目しながら見てみて下さい！
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韓国ドラマ『製パン王キム・タック』の評価は？
韓国ドラマ『製パン王キム・タック』は、見終えた後一番はじめに「パンっていいな」と純粋な感想を持ったドラマでした。
この作品では、タイトルのとおりパンがストーリーで重要な役割を果たしていたからです。
タックが実父のイルチュンと対面した時、そして彼が師匠であるパルボンやベーカリーの仲間たちに出会った時…。
彼の人生の大切な場面には、いつもそばにパンがあったように思います。
そしてタックは、きっとこの先ポンパンを食べると亡き師匠・パルボンと過ごした日々を思い出すことでしょう。
ある日『製パン王キム・タック』を視聴後にパン屋さんへ行った時、一つのパンを眺めながらこのパンが作られるまでの間にどんなドラマが詰まっているんだろうと思わずワクワクしてしまいました。
それほど、ドラマの内容とパンの結びつきが印象に残った作品でした。
まとめ
ここまで、韓国ドラマ『製パン王キム・タック』について最終回までのあらすじネタバレを中心にまとめてきました。
結論としては以下のとおりです。
- 子役キャスト4名の現在は俳優活動を続けていたり、俳優復帰の準備中だったりとさまざま
- 70～80年代の実際の製パン界を舞台にしたと作品紹介に書かれており、製パン王の異名を持つホ・ヨンインがタックのモデルになったという噂から実話の可能性もある
- 『製パン王キム・タック』の視聴者の多くが、タックの言動に感動したり勇気をもらったりした
- パン作りを通じて人として成長していくタックの姿が『製パン王キム・タック』の見どころ
- 『製パン王キム・タック』は純粋にパンを肯定的に感じることができたドラマだった
パン作りにすべてを懸けて挑むタックの姿に、きっとあなたも心を打たれるはずです！
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