第11~12話
スッキ王女からの突然のキスに、身分のこともあって逆に謝罪をしてしまうクァンヒョン。
2人のそんなやりとりをこっそり見ていたチニョンは、その場から離れてしまいました。
そんな中、新たに医療機関のトップ・首医になったジュマンの改革が始まります。
これまで賄賂や不正の多かった状況を改善しようとする彼の姿に、王も満足げな様子でした。
ジュマンが改革を進める一方で、クァンヒョンは他の馬医たちと小島へ派遣されます。
ところがそのうちの一人・ダルホが突然病で倒れてしまいます。
とうとう覚悟を決めたクァンヒョンが鍼をうち、なんとか彼は一命を取りとめるのでした。
ですが、ダルホの命を救ったはずのクァンヒョンの行動が問題になってしまいます。
馬医である彼が、動物を治療する時に使用する鍼で人間を治療したからです。
人間を獣扱いしたとして、罰せられることになってしまったクァンヒョン。
仲間の命を救いたい、ただその一心で他に手立てがなかったから鍼を打ったのに…。
やがて意識の戻らなかったダルホ、刑の執行により瀕死の状態だったクァンヒョンは回復。
このことをきっかけにジュマンにも背中を押され、クァンヒョンは医師を志すようになります。
第13~14話
医学生になるための試験を受けることを決め、願書を提出に向かうクァンヒョン。
ジュマンの改革でその受験資格が撤廃されたため彼も受験できるようになっていました。
卑しい馬医の身分で医学生になるチャンスを得られるなんて…。
気に入らないミョンファンはジュマンに物申しますが、ジュマンにその言葉を一掃されます。
実は、ミョンファン自身、馬医出身のために苦い経験をした過去があったのです。
しかも、その時に彼のことを庇ってくれたのは他でもないジュマンだったのでした。
そんな中、チニョンがクァンヒョンのために受験勉強を手伝うと指導役を買って出ます。
その甲斐あって一次試験に見事合格した彼は、いよいよ二次試験へと進むことに。
二次試験は実技試験で、あらゆるツボを覚えて正確に鍼を打たなくてはいけません。
しかし彼は、練習用の人体模型でいとも簡単に何か所ものツボを静改革に鍼を打って見せたのです!
そのため二次試験を上手くいくと思われてましたが、またもやミョンファンの魔の手が。
彼は二次試験を前にチニョンを軟禁し、クァンヒョンの手を部下に痛めつけさせ実力が発揮できないよう仕向けたのです。
第15~16話
ミョンファンの策略により、痛ましい手で二次試験に挑むことになったクァンヒョン。
そんな中、クァンヒョンは何とか痛みに耐えて試験を乗り越えるのです。
その後、ジュマンの治療によって回復した彼は晴れて医学生への一歩を踏み出すことに。
ところが、基本的なことが身についていないクァンヒョンは問診で大苦戦していました。
ある日のこと、ソンハの友人・ドゥシクがクァンヒョンにある相談をもちかけます。
夫に先立たれ、寡婦になった妹・ウンソを診てもらいたいというのです。
当時は夫が先に亡くなると、その後を追って亡くなるというのが美徳とされていた時代。
何度も自殺を試みるウンソの本心に寄り添い、クァンヒョンは彼女を救うのでした。
そんな折、恵民署では新任の医官を採用する試験が行われようとしていました。
ところが今度は、クァンヒョンを妬む医学生たちによって彼は試験前日に監禁されます。
監禁された場所は、彼が昼に診ていて亡くなった患者の遺体もある遺体安置所。
そこでクァンヒョンは、昼間の患者が生きていることに気付き、見事命を救うのです。
第17~18話
一度は亡くなった患者を生き返らせたというクァンヒョンの噂は、みるみる広まることに。
彼がその患者の命を救うために行ったのは、なんと馬医として培って得た技術でした。
一方のミョンファンは馬医出身である彼の功績が称えられるたびに焦りを隠せません。
そんな中、難関である医官の採用試験が行われ、一次試験は無事に合格したクァンヒョン。
次はいよいよ二次試験なのですが、ここでまたミョンファンの邪魔が入ります。
二次試験は、二人一組で同じ患者を診て、その診断結果と処方を下すというものです。
クァンヒョンの相手は医学生一の秀才・テジュで、しかも患者役は王・顕宗…。
彼は恐れ多いと感じつつも、試験のために顕宗の行動を細かくチェックするしかありません。
そしてついに、テジュとクァンヒョンがそれぞれ顕宗の診断と処方を述べる時が。
テジュの方は、まったく曇りのない見解で周囲も納得の診断結果を発表。
ところがクァンヒョンはというと、王に対して獣によくある病なのではと述べるのです。
するとミョンファンは激高し、診断された顕宗も機嫌をそこねてしまう始末。
そのため、このことばかりはジュマンもフォローすることが出来ませんでした。
第19~20話
ミョンファンたちから恵民署を追放されてしまいそうになるクァンヒョン。
そして遂には彼を処罰しないジュマンにまで周囲の火の粉が降りかかることに。
とうとうクァンヒョンは、自ら恵民署を去ることに決めるのでした。
クァンヒョンが去ったにもかかわらず続いていた、ジュマンへの退陣を迫る重臣たちの抗議。
そんな中、顕宗が突然倒れ、ジュマンとクァンヒョンは王の治療にあたることになりました。
以前クァンヒョンが診断した「胆石」だと確信を持ち、治療を続けていた2人。
ところが、王の嘔吐物の色が緑色に変わってしまうのです…。
この様子を見た大妃はクァンヒョンらにすぐ治療をやめるように命令します。
しかしクァンヒョンは、嘔吐物が緑色になったのは快方の兆しだと説明。
そんな彼の言葉通り、王の容体は徐々に安定し、回復していくのでした。
クァンヒョンにまたも手柄を取られ、ジュマンからの叱責もうけたミョンファン。
今度はジュマンに毒を盛って王の治療ができなくなるように仕向けます。
何度悪行を重ねても懲りないミョンファン…そしてまた、それは失敗に終わってしまいました。
運命を超えた治療、馬医の奇跡。
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