国境を越え、魂を家族のもとへ。
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第1話:スラムに散った夢
舞台は、遠くマニラという国のスラム街で起きた事件でした。
そこではギャングによる抗争が勃発しており、一人の男がその抗争に巻き込まれ敢え無く命を落としたのです。
死亡した男の名は、杉原陽平(葉山奨之)。
ところが、この杉原の遺体が盗まれることになります。
この知らせを受け、エンジェルハース社長・伊沢那美(米倉涼子)と新入社員の高木凛子(松本穂香)は現地へ飛び、遺体を探すことになりました。
既にマニラにいた杉原の父・杉原辰彦(杉本哲太)と母・杉原佐千恵(麻生祐未)ですが、父の辰彦が「勘当しているから息子の遺体は不要」と遺体の引き受けを拒否。
そればかりか、なんと妻・佐千恵を連れて日本へ戻って行ってしまいました。
那美と凛子は、現地の大使館領事の制止を振り切って、スラム街へ乗り込みます。
ネタバレ部分
杉原の両親は、一足早くマニラで息子・陽平の遺体を確認していました。
そのときはまだエンジェルハースが関与する前でしたので、遺体は見るも無残な状態だったのです。
父・辰彦は、妻・佐千恵に「見たらショックを受けるから見るな」と言われていたのと、佐千恵自身もそんな息子の姿を見れませんでした。
しかし、一度も見ないままお別れしてしまうと、息子の死を受け止めきれないままになります。
エンジェルハースは、「とことん悲しんでもらう」と、遺体を信じられないほど綺麗な状態に戻しました。
息子の無残な姿を見ていた父・辰彦なら生まれ変わったように綺麗になった息子の姿を見れば感謝この上ないでしょう。
そして最後には、一度も遺体を見ていなかった母・佐千恵も綺麗な姿で戻ってきた息子と再会できて、親子3人しっかりお別れができたのです。
第2話:テロに打ち砕かれた開発支援
舞台は、アフリカで起きたテロ事件が発端です。
テロが発生したことで、インフラ開発に携わっていた日本人6名が犠牲になったのです。
エンジェルハース社長・那美へ同行し遺族のケアと遺体搬送の手続きのためアフリカへ飛びました。
今回のテロで息子を亡くしたという田所勲(平田満)、夫を失い天涯孤独になった松木加奈子(中村久美)、結婚目前だったという娘の死を受け止めきれない鎌倉夫妻(矢島健一・筒井真理子)、それぞれの遺族が悲しみに暮れます。
テロで亡くなったため、遺体の損傷が激しいこともあり、判別が難航しました。
なかなか故人に会えない遺族らがやり場のない怒りをあらわにします。
ネタバレ部分
現地へ行ったのに遺体に会えない遺族らの怒りがエンジェルハースに向けられました。
新入社員・凛子が「娘さんに会えます」と言ったものの、自分の娘の残忍な姿が映像に残り続けているようです。
そのため那美は「会わせない」と判断しました。
仮に綺麗な姿になっても、残忍な姿の上書きは難しそうです。
それでも、遺体を修復して綺麗な姿に戻した柊(城田優)の活躍で、遺族に会わせられるまでに修復し、やっと帰還できました。
第3話:社葬VS食堂おかめ
今回の舞台は、韓国です。
アイドルコンサートの観覧のために韓国を訪れていた食堂おかめのおかみ・吉崎恵(余貴美子)が急死します。
このときエンジェルハースの那美らは別件でソウルにいましたが、この件を受け急遽、恵の遺体を搬送することになりました。
しかし日本へ遺体搬送するもあいにくの台風で、日本への航空便が欠航しています。
そんな中、那美は恵の棺を積載する便をなんとか確保することができました。
一方、日本では有名企業の総務部長・井村(菅原大吉)が会長・柏木(遠藤憲一)を訪ねます。
井村は、ソウルで急死した大波社長(井上肇)の送還を依頼しました。
しかし、日本への航空便があいにく満杯になっていたため柏木は那美に「恵より社長の搬送を優先しろ」と命令します。
ネタバレ部分
このとき、恵の葬儀の予定と大波社長の社葬の予定が同日になっていたのです。
しかし、先にやっと那美が手配した日本への航空便に、あとから大波社長の側近たちが「総理大臣も来る葬儀なんだから」と無茶ぶりしてきます。
ところが、運よく吉崎恵の息子たちが「後回しでも大丈夫です」と言ってくれたお陰で、大波社長の棺を乗せることになりました。
なんと聞き分けのいい息子さんたち。
しかし、残念なことに恵はアイドルコンサートを楽しむ前の突然の死だったようです。
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第4話:アニメに憧れたベトナム人技能実習生
この回での舞台は、日本です。
日本の縫製工場で働くベトナム人の技能実習生であるスアンが、事故で亡くなります。
エンジェルハース社長・那美が遺体を引き取る為警察に行きましたが、その帰りに礼人(濱津隆之)が車ごと遺体を奪って、工場の倉庫に立てこもったのです。
実は、スアンが働いていた工場の社長が外国人労働者を給料未払いでタダ働きさせていたといい、そのためスアンが自殺したのではないかと礼人が現れ、立てこもったのでした。
凛子と矢野(矢本悠馬)は、海外で事故死したW不倫カップルの対応をしていましたが、それぞれの遺族に不倫が発覚して大騒動になります。
一方、立てこもり犯の礼人は工場長の垣内(近藤芳正)に、外国人労働者の賃金が未払いのため、支払えと要求してきました。
ネタバレ部分
普段はパワハラなエンジェルハース社長・那美ですが、こういうときはかなり優しく悪いのは工場の社長の方だと分かったので、無理やりスアンの遺骨を取り戻すのではなく、社長が改心するまで、付き合うことにしました。
もう一つ、W不倫の男女の遺体で、男の方の妻・(高橋由美子)が夫の不倫を知り発狂します。
ましてや夫がその不倫相手の女に指輪まで送っていたと知りさらに逆上。
無理やり痛いから指輪を取ろうとしますが、遺体が硬直していたため取れません。
妻は、「指を捥ぎ取ってでも私のところに指輪を持ってこい」とまくしたてます。
そんな妻に、遺体のエンバーミングを施す柊(城田優)が、ではと指を切る準備をしました。
妻は一瞬たじろいでいたので、柊が「ここにいてください。逃げるんですか?」と言い、結局指は切りませんでした。
第5話:那美VS究極の悪女
今度の舞台はモロッコです。
かつて、保険金殺人の容疑が掛かっていた疑惑の女・リリー(松本若菜)は、モロッコの大富豪の後妻として、日本に戻ってきました。
そんな折、東京のホテルでリリーの夫が風呂場で溺死し、このことでリリーに再び容疑が掛かります。
エンジェルハース社長・那美が夫の遺体搬送をすることになり、リリーと接触しました。
リリーは一見、横柄な態度を取りますが、那美はその裏に複雑な感情を読み取ります。
那美は、そもそもリリーが夫を殺したのか?
その謎を解くと共に、これまで封印してきた波の恋人・幸人(向井理)の死の真相が明らかになるのです。
ネタバレ部分
リリーは当初、夫の遺体の確認もせず遺体に会わないので、周囲は「やはり遺産目当てか」と怪しみますが、那美だけはリリーは夫の死を本当に悲しんでいると信じていました。
そして那美はリリーに、「モロッコに送り届ける前に、ちゃんと会ってお別れして」と説得します。
亡くなった大富豪には、モロッコに第一夫人と第二夫人がおり、リリーは第三夫人です。
リリーが既に昔亡くなった第一夫人とそっくりだったために、大富豪がリリーに一目ぼれしたようです。
横柄な態度のリリーから察するに、大富豪に見初められて遺産を独り占めできるとシメシメと思ったのかと思われます。
しかし実際はそうではなくて、リリーは那美の推測通り、本当に大富豪のことを愛していたのです。
おそらく初めは遺産を独り占めできると目論んでいたかもしれませんが、そのさなかに本当に大富豪を愛するようになったのかと推測されます。
第6話(最終回):母の最期の度
この回では、エンジェルハースの新入社員・凛子の母がボリビアの地で亡くなります。
ボリビアへ旅立つ前、凛子の母・塔子(草刈民代)は、入院中でした。
余命半年と知った塔子が、死ぬ前にとボリビアまで旅行に行っていたのです。
凛子にとって母・塔子は、母親としての情が薄く、凛子が幼少期に踏み切りで自転車の車輪が落ちて動けなくなっていたことがあります。
しかし、遮断機まで下りてきていたのに、母の塔子はそれを見ても冷たい目で見ているだけでした。
ネタバレ部分
それでも父親と離婚して、養育費も貰わず女手一つで凛子を育てたのです。
塔子は「駄目な母親みたいに言わないでくれる?ミルクを与えおむつを替えて、教育を与えた。何の不満があるの?」と、どう考えても良い母親とは思えない完全なる毒親。
それでもドラマの中では、愛したくても愛せなくて母親自身も辛かったという感動秘話になっています。
最後は、エンジェルハースの社長・那美の恋人・足立幸人(向井理)が生きているかも知れないというところで、シーズン1は終わっています。
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