『たった一人の私の味方』は、韓国で最高視聴率49.4%を記録し大ヒットしたドラマです。
27年前に起こった事件によって、離れ離れになってしまった父と娘。
彼らが偶然にも再会したことで、隠されていた真実が浮き彫りになっていきます…！
この記事では、韓国ドラマ『たった一人の私の味方』のネタバレあらすじを中心に結末までの内容を解説していきます。
それに関連して、最終回はどのような結末を迎えるのか、そして真犯人は誰なのかについても言及していますよ。
また、相関図付きのキャスト紹介や、SNS上での感想や口コミについてもまとめてみました。
興味のある方はぜひ、あらすじだけでも読んでいただけると嬉しいです！
失われた過去、見つかった未来。
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』のあらすじ
妻の治療費を工面するために行った先で、思いがけず人を殺めて無期懲役となったヨンフン。
まだ赤ん坊のドランは、友人のドンチョルに預けるほかありませんでした。
それから27年後、模範囚として出所した彼はスイルという名前で人生を再出発します。
一方のドランは、妹・ミランをひいきする母・ヤンジャのもとで幼い頃から肩身の狭い思いをしながら生きてきました。
彼女の味方は、唯一自分に優しくしてくれる父・ドンチョルだけだったのです。
そんな中、ボム＆フードの社長・ジングク宅の運転手になったスイルと縁あってボム＆フードに入社することになったドランは思いがけず再会することに。
スイルの正体を何も知らないドランと、彼女が娘だとすぐに気づくスイル。
彼はすぐにドランと距離を置こうとしますが…。
親子の再会とスイルに秘められた過去が、その後いくつもの人間関係に影響を与えていくことになるのです！
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』を全話ネタバレ解説！
ここでは、『たった一人の私の味方』全106話のあらすじを2話ずつに分けてネタバレしながら解説しています。
人気が高かったことから、当初100話の予定が6話も延長された本作。
ボリュームたっぷりで、感動的なホームドラマになっていますよ！
第1～2話
27年前のある日、ヨンフンは強盗殺人罪により無期懲役の判決を受けていました。
その後、彼の妻は病で亡くなり、友人のドンチョルが娘・ドランを預かることに…。
自らも家庭を持っていたドンチョル。
当時妊娠中だった妻・ヤンジャには、その事を歓迎されませんでした。
それから月日が経ち、ドランや彼女の義妹・ミランは大人へと成長していました。
ドランは検事、ミランはアナウンサーを目指しています。
ヤンジャが実の娘であるミランばかりひいきする一方、ドンチョルはドランにも優しく接してくれていました。
ある日のこと、ドランはアルバイト中に不審な車を見かけ注視していました。
その車に乗っていたのは、ボム＆フードの本部長・デリュク。
これが、ドランとデリュクの初めての出会いでした。
27年前に夫を殺されたホンシルは、法事の準備をしているところでした。
彼女の夫は、ヨンフンが犯人だとされている事件の被害者。
息子のゴレと娘・ダヤは、父が交通事故で亡くなったのだと知らされていました。
ヨンフンは、模範囚として出所するなり後悔の念が押し寄せていました。
正直なところ、彼はその時自分が犯した罪のことを全く覚えていなかったのです。
第3～4話
自責の念に駆られ川での自殺を図ったものの、通りがかりの神父に救われたヨンフン。
彼はその後、スイルという名前で生きていくことを決めます。
家庭の事情でアナウンサーの夢に近づけないと嘆くミランの姿を見たドラン。
そこで彼女は、今までアルバイトで貯めたお金の入った通帳をヤンジャに差し出します。
しかし、ドランの妹への好意はドンチョルによって阻止されてしまいます。
ある日、ドンチョルは27年前に自分がドランを預かった経緯を知る人物と出くわします。
真実がドランの耳に入るのを恐れ、彼女に留学の話を持ち掛けたドンチョル。
ところが、その事に怒ったヤンジャがドランに実の娘ではないとばらしてしまいました。
さらにその後、ドランにもっとショックなことが…。
なんと、ドンチョルが交通事故で帰らぬ人になってしまったのです。
それは、ヤンジャの話を聞いたショックで家を飛び出したドランを捜している最中に起こった事故でした。
お前のせいで夫が死んだと言い張るヤンジャに、家を追い出されてしまったドラン。
泣きながら途方に暮れる娘の姿に気付いたスイルは、彼女をただ見守ることしかできませんでした。
第5～6話
その後、ヤンジャの好物を買って家に戻るものの、母の怒りを鎮められないドラン。
それどころか、彼女はドンチョルと血が繋がっていない現実を突きつけられてしまいます。
とうとう彼女は、泣いて引き留める妹・ミランを残し自ら家を出ていくのでした。
一方、命を助けてくれた神父のもとで働いていたスイルはある仕事を紹介されます。
それは、ボム＆フードの会長宅での運転手の仕事。
神父と親交のあるボム＆フードの顧問・クムビョンは、すぐにスイルを歓迎しました。
友人からお金を借りたドランは、なんとか住む場所を確保でき一安心。
彼女は、就職が決まるまではアルバイトを掛け持ちして生計を立てようと考えていました。
そんな中、ドランのもとにボム＆フードの筆記試験に合格したという知らせが届きます。
勤め先であるボム＆フードの会社付近で、ドランに思いがけず遭遇したデリュク。
少し前に彼女の胸に触れてしまうアクシデントがあったせいで、彼はドランから変態呼ばわりされてしまいます。
そんなデリュクの弟・イリュクは、5年前から交際しているダヤとの結婚をやっとのことで決意していました。
第7～8話
結婚の挨拶をするため、イリュクの家を訪れたダヤ。
彼の家族はおおむね賛成しているようでしたが、イリュクの母・ウニョンだけはどこか顔が曇っているようでした。
表面上は、親友と親戚になるのは…と言葉を濁していたウニョン。
しかし彼女は、本心ではダヤの父は殺されているので息子にも不吉なことが起こるのではないかと心配していたのでした。
この事がきっかけで、親友だった彼女とダヤの母・ホンシルは仲違いしてしまいます。
一方、ドランはボム＆フードの一次面接の会場に来ていました。
腹痛に見舞われながらも面接を終えた彼女は、誤って男子トイレに駆け込んでしまいます。
するとそこで遭遇したドランとデリュクは、なんだか気まずい雰囲気になってしまうのでした。
そんな中、スイルはドンチョルが亡くなっていたことを知ります。
せめてもの償いにと、彼はドンチョルの家のポストにお金の入った封筒を差し入れました。
やがてボム＆フードの一次面接に通過したドランには、最終面接のお知らせが来ていました。
ところが、彼女は面接に向かう途中で見知らぬおばあさんから「ミョンヒ！」と呼び止められ…。
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第9～10話
最終面接に向かうドランに声をかけたのは、認知症を発症してしまったクムビョンでした。
彼女は、ドランを自分の亡き妹・ミョンヒだと勘違いしていたのです。
最終面接に間に合わず、事情を話しても受け入れてもらえなかったドラン。
ふと自分の携帯がないことに気付いた彼女が交番に向かうと、そこにはまだクムビョンの姿が。
未だに自分をミョンヒだと勘違いしている彼女を、ドランは仕方なく家に連れて帰ります。
ドランのことを妹のミョンヒだと思い、いろいろなことを話してくれるクムビョン。
そんな中、ジングクの家ではクムビョンがいなくなったと大騒ぎになっていました。
のちに警察から連絡を受けたジングクは、すぐにクムビョンのいるドランの家に向かいます。
その後、ドランがボム＆フードの最終面接を受ける予定だったと知ったジングク。
ドランの履歴書などを確認した彼は、彼女に入社しないかと声をかけます。
そんなジングクの言葉を、彼女は感激しながら受けるのでした。
ドランの入社初日、彼女の姿を見かけたデリュクは驚いていました。
しかしおそらく、彼よりもドランの方が驚いたことでしょう。
なぜなら、デリュクはボム＆フードの本部長だったからです…！
第11～12話
会社から帰るとクムビョンが家の前にいたため、家まで送るドラン。
スイルは娘との突然の再会に驚きと喜びを隠せません。
しかし彼は、それと同時に自分とドランの距離が近づくことに不安も覚えていました。
クムビョンが認知症だと診断されたことに、ショックを受けていたジングク。
彼女自身も、いつ記憶がなくなるのかと不安でいっぱいでした。
クムビョンの病状が悪化しないうちに、イリュクと結婚式を挙げたいダヤ。
ところが、祖母が大変な状況なのにイリュクはとてもその気になれません。
そこでダヤは、クムビョンのご機嫌を取ろうと試みますが失敗…。
そんな中、彼女は父の死の真実について思いがけなく耳にすることになります。
クムビョンとドランの交流が増えることで、娘を車で送ることが増えたスイル。
その道中に娘とするたわいもない会話が嬉しい反面、やはり自分は運転手を辞めた方が良いのではないかと考え始めていました。
一方、デリュクは言ったことをすぐ真に受けるドランの反応を見て楽しんでいました。
何かある度に冗談だと彼に言われ、ついに堪忍袋の緒が切れたドラン。
彼女の怒りは簡単に収まることはなさそうでした。
第13～14話
父の死が、交通事故ではなく殺人によるものだと知ったダヤ。
ゴレは彼女よりもだいぶ前にその事実を知ったものの、黙っていたのです。
彼とホンシルはダヤに、思い出しても辛いから忘れよう、と諭しました。
ある日、スイルはクムビョンが作ったおかずを届けにドランの家へ。
そこで彼は、ドランからいつも送ってくれるお礼に…とマフラーをもらいます。
そして今度はそのお礼にと、スイルが彼女にククスを奢ってあげることになりました。
そこで亡きドンチョルの思い出話をするドランを見て切なくなるスイル。
運転手の仕事を辞めようとしていた彼は、もうしばらく娘をそばで見守ろうと決めます。
その後、ドランはクムビョンの料理をおすそ分けしに友人であるユジンの家に向かいます。
実は、ユジンが一緒に暮らしている祖母・グモクこそが27年前に刑務所に入るヨンフンに代わってドランをドンチョルに預けた人物でした。
以前、ドランを怒らせてしまって以来、彼女との仲が気まずいままのデリュク。
しかし、やっとのことで二人はこれまでのことをお互いに話し合い、ついに和解するのでした。
第15～16話
ある日のこと、スイルは手袋とマスクをして庭作業をしていました。
するとそこに現れたダヤは、思わず彼の姿を見て悲鳴を上げてしまいます。
それは、以前ネット記事で見た父の殺人事件の犯人にスイルがそっくりだったからでした。
そんな中、いよいよダヤとイリュクの結婚式の日がやって来ました。
自分の投げたブーケを受け取ったのがドランだったため、ダヤは少し複雑気味…。
それでも式自体は無事に終わって一安心していたところ、なんとクムビョンが行方不明になってしまいます。
スイルによって発見されたクムビョンでしたが、彼女は自分がしたことを覚えていません。
クムビョンの認知症は、少しずつ進行していました。
最近ドランのことが気になって仕方がないデリュク。
そんな矢先、彼は母・ウニョンの勧めでお見合いをすることになります。
そのことを思いがけずドランに知られてしまったデリュクは、どこか悲しい気持ちになるのでした。
一方、ヤンジャとミランは事業に失敗して借金取りに追われていました。
そしてとうとう、その借金取りは家族であるドランの家にも来てしまいます。
そんな彼女のピンチに現れたのはスイルでした。
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第17～18話
借金取りから身を守ってくれたスイルに感謝しかないドラン。
それと同時に、二人はヤンジャとミランが自宅を失ったことや借金をしていたことを知ります。
ドランにこれ以上苦しい思いをさせたくないスイルは、ヤンジャの借金を返そうと決意。
しかし、まだ働き始めて間もない彼にはたくさんの貯金はありません。
そこでスイルは、無理を承知でジングクに給与の前借をお願いするのでした。
そして、ヤンジャたちの知らぬ間にスイルは彼女の借金を完済します。
借金取りから完済の話を聞いたドランは、ほっと一安心していました。
そんな中、ドランが大企業のボム＆フードに就職していることを知ったヤンジャ。
彼女は自分がドランを育てた見返りに、ミランを養えと言い放つのです。
どこまでも身勝手なヤンジャのせいで、ドランの心はぐちゃぐちゃになっていました。
一方、ホンシルのもとに妹のホンジュがアメリカから帰国していました。
しかし、これまで二人は縁を切っている状態…。
それは、ホンシルが反対するのも聞かずにホンジュが好きな人を追ってアメリカへ行ったからでした。
第19～20話
無理やりドランの家に住もうと、ミランを連れて押しかけて来たヤンジャ。
都合のいい時だけ自分を利用する母のわがままに、ドランは耐えかねていました。
二人に出ていくよう忠告する彼女でしたが、ヤンジャは意地でも出ていきませんでした。
ヤンジャたちのことで頭がいっぱいで、出勤途中に転んでしまったドラン。
そんな彼女を見かけていたたデリュクは、薬を買って手渡します。
ドランは、彼の優しさに気付き始めていました。
そんなある日の夜中、クムビョンに再び認知症の症状が現れてしまいます。
ミョンヒを捜し続ける彼女の姿を見て、ジングクはドランを呼ぶしかありませんでした。
ウニョンはとうとう、クムビョンを療養院に入れるべきだとジングクに話します。
ところが、その事に反対した彼は「それなら離婚する」と怒りを露わに…。
翌朝、自身の行動が周囲に迷惑をかけていると知ったクムビョンは、ウニョンに泣きながら謝罪するのでした。
一方、ミランはゴレと二度目の出会いを果たしていました。
一度目に彼と会ったのは、借金取りに追われてヤンジャと野宿中だった時。
しかし、どうやらゴレはミランのことを覚えていないようでした。
第21～22話
ジングクとの離婚危機にまで発展したクムビョンの問題。
ウニョンは、彼女を療養院に入れずにそれを解決する方法を思いつきます。
それは、ドランにミョンヒとしてクムビョンと一緒に暮らしてもらうことでした。
そんなウニョンのお願いに、ドランは住み込みは無理だがいつでも駆けつけると答えます。
ドランの前向きな返答に心が救われたウニョン。
そのことを知ったジングクやクムビョン、デリュクも感謝していました。
一方で、一家全員に可愛がられているドランにダヤは嫉妬を隠せませんでした。
以前、夜中にもかかわらず駆けつけてくれたドランに感謝しているジングク。
彼から思いがけなく高額な小切手をもらった彼女は、これまでの貯金と今回貰った小切手でユジンに借りたお金を返済しようと考えます。
しかし、ヤンジャが今までの貯金を使い込んでいることが発覚したのです…！
ヤンジャと一緒にお金を使い込んだことをドランに叱られてすねるミラン。
外でお酒を飲み、酔っぱらっていた彼女は再びゴレと出会います。
ですが、やはり彼はミランのことを覚えていないようでした。
第23～24話
バスで通勤しているドランは、そこにデリュクも乗っていて驚いていました。
実は車がパンクしたというのは嘘で、彼がドランと一緒に通勤したかっただけなのです。
その話を彼女から聞いたスイルは、デリュクの車は最近点検したばかりなのに…と不思議に思っていました。
そんな中、認知症の症状が出たクムビョンが遊園地に行きたいと言い出します。
クムビョンやデリュクと一緒に楽しい時間を過ごすドラン。
そこには、運転手として彼女たちと行動を共にするスイルの姿もありました。
すると彼は、デリュクの目線が常にドランを追っていることに気付き始めます。
その一方で、スイルにも出会いが訪れようとしていました。
それは、アメリカから帰国中のホンジュ。
彼女は、スイルを見るなり亡き夫に似ていると運命を感じてしまいます。
ドランへの気持ちが高まっていたデリュクは、交際中のスヒョンに正直に話そうと決意。
彼の本心を聞いた彼女は納得し、二人は別れることになります。
デリュクの企画が成功したことを祝って宴会が開かれた帰り道…。
ドランの家の前で、ついに彼は彼女に自分の想いを告白するのでした。
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第25～26話
デリュクからの告白を本気だと思えないドラン。
それは、彼には令嬢の恋人もいるし、そもそも自分とは身分が違い過ぎるという理由もありました。
デリュクがドランに告白している場面を偶然見てしまったスイル。
彼は、デリュクと交際すれば娘のドランが傷つくのでは…と心配でなりません。
そのため、彼からドランとの恋を応援してほしい、と言われてもスイルはいい返事をすることができませんでした。
何とかドランの心を掴みたいデリュクは、仕事の用事だと嘘を言い彼女を呼び出します。
そこで自分の気持ちは本気だと伝える彼ですが、彼女の気持ちは動きませんでした。
そんなある日、マニキュアを乾かしている途中のダヤはジングクの家を訪れていたドランにコーヒーを淹れるよう命令していました。
そのことをスイルに指摘された彼女は苛立ち、ドランにも冷たく当たります。
そこにちょうど帰ってきたジングクとクムビョンは、ダヤの言動に失望してしまいました。
ダヤの言葉に傷つき、ジングクの家を飛び出してきてしまったドラン。
彼女に起こった一部始終を聞いたデリュクは、代表してドランに謝罪するのでした。
第27～28話
事の発端を作った自分にも非があったと後悔していたスイル。
彼はダヤに対して思わず口出ししたことをウニョンに注意されていました。
一時はジングクたちとの別居話が出たものの、それだけは避けたいダヤ。
彼女には、いつかウニョンのような存在になりたいという野望があったのです。
ジングクに謝罪したダヤは、彼から直接ドランにも謝罪するよう求められてしまいます。
そこで彼女は、ドランに対し仕方なさそうに形ばかりの謝罪をするのでした。
そんな中、クムビョンがダヤのつけているネックレスを見て大騒ぎする事件が…。
実際のところ、そのネックレスのもともとの持ち主はクムビョンでした。
しかし、それを勝手にウニョンがダヤにあげてしまっていたのです。
認知症の症状が出ており、ダヤを泥棒扱いし始めるクムビョン。
彼女はミョンヒにあげるネックレスだと騒ぎ立てます。
ダヤは、次第にミョンヒ扱いされているドランの存在が疎ましくなってきました。
一方、ネットカフェでアルバイトを始めたミランはそこでゴレに遭遇していました。
ゲーム好きな彼は、ここに毎日通う常連だったのです。
そんなゴレの姿を見て、ミランは彼のことを無職だと思っていました。
第29～30話
ダヤから介護士を雇わないかという提案を受けたウニョン。
その話も一理あると考えた彼女は、さっそくジングクにも相談します。
しかし、明日から出張がある彼はウニョンの話に耳を傾けませんでした。
やがて、新しい認知症専門の介護士がジングクの家にやって来ます。
そこで、さっそくミョンヒを捜し始めたクムビョンの世話をお願いするウニョン。
その後クムビョンがおとなしくなったため、どうやら介護士の実力は本物だと誰もが思っていました。
しかし、その介護士はクムビョンを騙してただ睡眠薬を飲ませていただけ…。
その事を見抜いた彼女は、出張帰りのジングクに興奮しながら泣きつきます。
彼は、自分のいない間にウニョンが新たな介護士を雇っていたことが心外でした。
そんな中、スイルは倒れてしまったクムビョンのためにドランを連れてくるよう言われるものの連絡が取れません。
彼女は、思いがけなくデリュクとデートをしている最中だったのです。
ドランの家に行っても留守だったため、仕方なく帰ろうとしたスイル。
するとそこに、デリュクの車に乗ったドランが帰って来て…。
第31～32話
デリュクとのデートから戻った矢先、スイルが来ていることに気付いたドラン。
彼女はもう、今後クムビョンの世話は介護士がするため自分は不要だと思っていました。
自分が出張に行っている間にドランを辞めさせたウニョンを責めるジングク。
彼は、すぐドランにもう一度戻ってきてもらうよう頼みに行けと妻に忠告します。
しかし、ウニョンがどんなに頼んでも、ドランはその依頼を断るばかり…。
ドランはもう、できるだけデリュクの家とは距離を置きたいと考えていたのです。
そんな中、またもやクムビョンがミョンヒを捜し出してしまいます。
他の人では手に負えないと思い、ドランに連絡をとるジングク。
電話越しにクムビョンの声を聞いて心が痛んだドランは、すぐに彼女のもとへ向かうのでした。
一方、スイルは恩のある神父が倒れたと聞いて病院に向かっていました。
するとそこには、最近やたらと彼に興味のあるホンジュの姿が。
彼女に結婚の有無を聞かれたスイルは、思わず既婚で子どももいるのだと嘘をついてしまいました。
ある日、ドランはスイルの運転でクムビョンやジングク、デリュクと散歩に来ていました。
その時、クムビョンが斜面で足を踏み外しそうになり…。
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第33～34話
クムビョンを助けようとして頭を打ち、意識を失ってしまったドラン。
彼女を心配するデリュクを見たスイルは、彼が本当にドランを好きなのだと気づきます。
そこで彼は、デリュクの恋を応援しようと心に決めるのでした。
スイルからの協力が得られることになって喜ぶデリュク。
さっそく二人は、ドランをデリュクが会社まで送迎できるよう口裏を合わせます。
しかし、デリュクの些細なミスで、その嘘はすぐ彼女にばれてしまいました。
運命の人だと思っていたスイルが既婚者だと知り、ホンジュは落ち込んでいました。
ところが、彼女は思いがけず神父からスイルは独身だと知らされます。
スイルは、自分を突き放すために既婚者だと嘘をついたのだと思ったホンジュ。
そんなある日、ひったくりに遭った彼女は偶然にもスイルに救われます。
やはり彼に運命を感じたホンジュは、スイルに半ば強引にアタックし始め…。
デリュクとスイルが自分に嘘をつき、いろいろと手を組んでいることを知ったドラン。
彼とともに夜景のきれいな場所に来ていた彼女は、再び彼に告白されます。
交際するには心配事が多いというドランに、デリュクはそっとキスをするのでした。
第35～36話
近頃ホンジュが夢中になっている男性が誰なのかが気になるホンシル。
彼女は、妹をこっそり尾行して相手の正体がスイルだということを知ります。
その事をホンジュに話したホンシルですが、妹は彼への想いを諦めそうにありません。
ホンシルは、仕方なくこっそりスイルに電話して自らが彼と話をつけようとするのでした。
相変わらずドランのことがお気に入りなクムビョンは、彼女を食事に招待します。
クムビョンの笑顔を見たジングクも、すっかり安心していました。
しかし、ドランを見たダヤの嫉妬心は大きくなっていくばかり…。
イリュクはそんな妻に上手く言葉をかけ、ご機嫌を取っていました。
一方、アナウンサーの専門学校でもバイトでも怒られてへこんでいたミラン。
そんな彼女を見ていたゴレは、ミランを自転車の後ろに乗せてあげるのでした。
デリュクの言葉を信じて、彼と交際することになったドラン。
彼と一緒にいることが増えた彼女は、周囲にばれないか気が気ではありませんでした。
そんなある日、二人が話をしているところにイリュクとダヤが現れて…。
第37～38話
道端で見かけたドランとデリュクの仲を怪しむダヤ。
彼女は、どうせドランの一方的な好意だろうと思っていました。
二人の交際を疑うダヤは、ウニョンに相談するものの信じてくれません。
そこで彼女は、証拠写真を撮るために動き出していました。
ひそかにスイルを呼び出して、ホンジュのことを問い詰めるホンシル。
しかし、彼はホンジュがホンシルの妹であることすら知らなかったようでした。
ホンシルが勝手にスイルと会っていたことを知ったホンジュ。
失礼なことをしたことを謝りたい彼女ですが、彼に電話すると冷たく返されてしまいます。
そこで彼女は、直接ジングクの家に行って謝罪することにするのでした。
一方のスイルは、ダヤがドランとデリュクの仲を怪しんでいることを家政婦からまた聞き。
そのことを彼から聞いたデリュクは、ドランとの交際を周囲に明かそうと考えていました。
一度はクムビョンに邪魔されてしまったものの、うまくドランとデリュクが交際している証拠写真を手に入れたダヤ。
彼女が見せてくれた証拠写真を見たウニョンは、驚きを隠せませんでした。
第39～40話
ドランがデリュクのことをたぶらかしたのだと思い、憤慨するウニョン。
彼女はドランを呼び出し、息子とは別れて会社も辞め、費用を出すから留学に行って欲しいと頼むのでした。
ウニョンから話を聞き、デリュクが自分といれば彼の人生を壊してしまうと思ったドラン。
彼女はウニョンの言いつけ通りにしようと決心します。
その翌日から、なぜかドランに避けられてしまうようになってしまったデリュク。
しかも彼女は、会社も辞めて留学に行くと言い出したのです。
ドランの態度が急に変わったことに、デリュクは戸惑うばかりでした。
自分の本心をひた隠し、デリュクに別れを告げるドラン。
冷たくなった彼女にショックを受けた彼は、耐えかねてスイルに相談します。
しかし、スイルもドランがどうしてこうなったのかが分かりかねていました。
そんな中、ミランはバイト先のネットカフェにいつも来るゴレの姿が見えず心配していました。
相変わらず彼のことを無職だと思っている彼女ですが、ゴレは歯科医。
その日は手術があったため、たまたま来ることができなかっただけなのです。
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第41～42話
ドランが辞めたことを残念に思い、寂しくなるクムビョン。
彼女は、次第にドランが辞めたのには何か他の理由があるのではと思い始めていました。
そんなクムビョンのために、ドランに似た介護士を捜して連れて来たウニョンとダヤ。
しかし、すぐにクムビョンにばれ、彼女は怒りで暴れ出してしまいます。
すぐにドランを呼ぼうとするジングクを、ウニョンは必死に止めるのでした。
クムビョンは、やがてウニョンから全てを聞いて真実を知ることに。
自分のせいで家族を困らせていると気づいた彼女は、自ら療養院へと足を運びます。
スイルは、そんなクムビョンの行動を不審に思い後を追ってきていました。
クムビョンがドランをミョンヒと勘違いするため、よく家に招き入れていたこと。
それが、デリュクとドランの恋仲につながったとウニョンがクムビョンに訴えたのです。
その事で言い合いになっているジングクとウニョンの話をデリュクは聞き、ショックを受けます。
そんな中、療養院でクムビョンがミョンヒを捜して暴れ出したとジングクに連絡が…。
そこでデリュクは、自分がドランを連れて療養院に向かうと伝え、すぐに彼女のもとに車を走らせるのでした。
第43～44話
ドランが別れを切り出した本当の理由を知って安心したデリュク。
彼女の家にやって来た彼は、ドランとの誤解を解いてクムビョンのいる療養院に向かいます。
そして、落ち着きを取り戻したクムビョンは家に戻ることになりました。
その後デリュクは、ドランと結婚することを家族の前で宣言します。
しかし、やはりウニョンは猛反対！
一方のジングクは、デリュクの覚悟を聞いて二人の結婚を許すのでした。
ある日、ウニョンとヤンジャが対面する日がやって来ました。
だたでさえ貧しいドラン一家との結婚に反対しているウニョン。
彼女は、ヤンジャの身勝手な言葉を聞いてさらにその気持ちを強くします。
さらにウニョンは、ドランがヤンジャの実子ではないことも知り…。
そんな中、スイルはホンジュの行方が分からなくなったとホンシルから聞きます。
心配していた彼でしたが、なんと彼女はボランティアのために教会に来ていました。
ホンシルが心配していることをホンジュに伝えるスイルの言葉に、どうやら彼女は聞く耳を持っていないようでした。
ミランとゴレは、友達になった記念にと一緒にお酒を飲んでいました。
そしてその後、お酒の勢いで二人はキスをしてしまうのです…！
第45～46話
ウニョンと会った際、ドランをこれまで育ててきた対価を支払えと言ったヤンジャ。
その事を知ったドランは、怒りと悲しみでやるせない気持ちでした。
そんな中、ドランが実子ではないということをジングクとクムビョンも知ります。
ウニョンから聞いたその話が信じられない二人。
そこでクムビョンは、こっそりとヤンジャに会いに行って真実を確かめることに。
ヤンジャに会い、事実を確認したクムビョンは彼女に三億円分の小切手を渡します。
そして、その代わりにもう二度とドランに迷惑をかけないよう約束させるのでした。
その後、何とか無事に結婚を許してもらったドランとデリュクの式の日取りが決まります。
ドランから招待状をもらい、嬉しそうなスイルやヤンジャ、そしてミラン。
しかし、結婚式の当日になってもウニョンとダヤは二人の結婚にいい気分がしませんでした。
ドランの結婚が決まり、ミランにもお金持ちの良い人と結婚してほしいヤンジャ。
ミランはゴレに惹かれているものの、無職なのでもう会わない方がいいと考えていました。
すると後日、彼女はゴレから歯科医だと言われるのですが…。
第47～48話
ドランたちの結婚式当日。
娘の結婚式を間近で見れるとは思っておらず、感極まるスイル。
そんな中、彼を見かけて驚きを隠せなかった人物がいました。
それは、式に招待されていたドランの友人・ユジンとその祖母・グモクでした。
結婚式も無事に終わり、ドランとデリュクは新婚旅行に来ていました。
しかしその最中、ジングクの家では大騒ぎが起こっていました。
クムビョンがヤンジャにお金を渡した事が分かる書類を、ダヤが見つけてしまったのです。
新婚旅行の途中で戻るや否や、ドランはヤンジャへの怒りが抑えられません。
彼女はもう母とは縁を切るつもりでいました。
結婚して早々にトラブル続きのドランを気遣うスイル。
こうなったのも自分のせいだ、と彼は責任を感じていました。
その後、ドランは新婚旅行のお土産を渡すためにユジンの家を訪れていました。
結婚式の日に体調を崩したという彼女の祖母・グモクを心配するドラン。
するとユジンが、彼女に気になることを話してきます。
それは、グモクがドランの実の父親のことを気にかけていた、ということでした。
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第49～50話
ユジンにも実の父親の存在を知らせていなかったドラン。
彼女は何か知っているのだと思いグモクに確認しますが、うまくはぐらかされてしまいました。
ドランとデリュクは、何かと協力してくれたスイルにお礼をすることに。
食事の席で二人のやりとりを嬉しそうに見つめ、彼は幸せな気持ちでいっぱいでした。
スイル自身の恋はというと、相変わらずホンジュのアプローチに戸惑っていました。
そんな中、二人は思いがけずキスをしてしまいます！
手術を控え入院していたグモクは、ドランに真実を明かすべきか迷っていました。
それは収監前のスイルから赤子のドランを預かり、ドンチョルへと引き渡したこと…。
その時、口止めするようにスイルから言われていた彼女は話してもいいのか悩んでいたのです。
一方のミランは、ヤンジャの勧めでお金持ちの男性とお見合いをすることに。
ところが、頭に浮かぶのは彼女の中ではまだ無職のゴレのことでした。
そんなある日、スイルに差し入れを持ってきた家政婦はある写真が床に落ちているのを発見します。
それは、幼い頃のドランの写真。
娘のことがばれると思ったスイルは、思わず家政婦を怒鳴ってしまうのでした。
第51～52話
グモクに再び呼ばれ、病院を訪れたドランは衝撃的な事実を彼女から聞きます。
なんと、結婚式場にドランの実の父親がいたというのです。
しかもそれはスイルのことでした。
まだ信じられないドランは、こっそりスイルの歯ブラシを盗んで遺伝子検査を行うことに。
遺伝子検査の結果で、スイルとの親子関係があることを知ったドラン。
でも、それならなぜ名乗り出てくれないのかと彼女は不思議でなりませんでした。
スイルと外出した際、ドランは彼に娘のことについていろいろと尋ねてみました。
すると、娘は自分と同じくらいの歳で、自分にはもう父親の資格はないと…。
ドランはそれを聞いて、思わず涙を流してしまいました。
一方、ホンシルはなかなか恋愛の話が出ないゴレのことを心配していました。
そんな中、ゴレのことを諦められないミランは彼に契約恋愛をしようと持ち掛けます。
結婚は面倒だけど、恋愛だけなら…と思っていた彼は、彼女の案に賛成するのでした。
最近のドランの言動を見て、もしかして彼女が全てを知ったのではと不安になるスイル。
その彼の予想は、やはり的中していました。
第53～54話
ドランがグモクの病室で話しているのを見かけたスイル。
彼はその後、なぜ娘に真実を言ってしまったのかとグモクに問い詰めます。
そしてとうとうスイルは、ドランの前から去ろうと荷物をまとめ始めていました。
ドランのもとには、グモクからスイルがこの事を知ったと連絡が来ていました。
せっかく再会できたのに、またそばからいなくなろうとする父を引き留めたいドラン。
彼女は、何も聞かないからそばにいてほしい、とスイルに懇願するのでした。
結婚しても会社勤めのドランは、まだ家事をあまり手伝うことができていませんでした。
そんな嫁の態度が気に入らないウニョンは、彼女に大量の餃子を作るよう指示します。
仕事が忙しいドランは、夜しか餃子づくりにあてる時間がありません…。
夜、スイルと餃子の材料を買い出しに行ったドラン。
彼女は、二人でいる時だけは彼のことを「お父さん」と呼ぶことにしていました。
ところが、その様子を見ていたクムビョンはなぜ、スイルをお父さんと呼ぶのかと首をかしげます。
第55～56話
クムビョンの声を聞いて一瞬ぎくっとしたドランとスイル。
しかし、何とかうまくごまかしてクムビョンの誤解を解くのでした。
スイルや家政婦の協力を得て大量の餃子を作り終えたドラン。
しかし、彼女が蒸し器でケガをしたことでデリュクたちも起きてきてしまいました。
そこでウニョンは、ドランにひどい仕打ちをするなと彼らにきつく言われてしまいます。
ある日、ホンジュはかつての恋人からよりを戻そうとしつこく言い寄られていました。
すると、ちょうどその時ホンシルの家に餃子を届けたスイルが現れます。
彼は、そこでうまくホンジュの婚約者になりすまして彼女を救うのでした。
そんな中、ミョンヒ（＝ドラン）を捜しに出たクムビョンが行方不明になってしまいます。
結果的に彼女は見つかったのですが、今後も同じ事が起こると心配したドランは会社を辞める決意をします。
ドランの決断に複雑な思いがありながらも、嬉しい気持ちもあるジングク。
彼から新車をプレゼントされた彼女を見て、ダヤはますます嫉妬心を燃やしていました。
しかし、ペーパードライバーのドランには運転の練習が必要でした。
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第57～58話
ヤンジャが倒れたという連絡を受けて病院に向かうドラン。
そこで彼女は、母が高額の詐欺にあってしまったことを知ります。
ドランは呆れ、ヤンジャを助ける気も起きませんでした。
そんな中、クムビョンに認知症の症状が出てしまいます。
すぐに病院からジングクの家に駆けつけたドランは、ヤンジャの事でウニョンからひどい言葉を浴びせられるのでした。
その後、スイルが用意してくれたお金をドランからもらって何とか生活を繋いだヤンジャ。
彼女は、最近ミランが交際している無職の男性のことが気になっていました。
そこで娘を追跡していたヤンジャは、その相手がホンシルの息子・ゴレだと気づきます。
ヤンジャから、ゴレは無職ではなく歯科医だと聞いて驚くミラン。
彼は、自分を無職だと思い込んでいる彼女のことを次第に愛するようになっていたのです。
しかし、自分の父が幼い頃に亡くなって悲しい思いをしている母を見ていると、結婚に踏み切れずにいました。
それでもミランと一緒にいたいと思ったゴレは彼女との結婚を決意！
ホンシルは、恋人を連れてくるという息子の言葉にドキドキしながらその日を待っていました。
第59～60話
まったく恋愛に興味のなかったゴレがミランを連れてきて嬉しいホンシル。
彼女は、ミランのことを特に探ることもなく二人の結婚を許可します。
ホンシルからは、すでに両家の顔合わせの日程の話まで出ていました。
ミランから結婚するという話を聞いて喜ぶドラン。
そこで彼女は、ヤンジャがミランの結婚資金をデリュクに借りたことも知ります。
ドランはデリュクに申し訳ないと謝罪し、ヤンジャにはもう二度としないで欲しいとお願いするのでした。
さらにドランは、スイルと親しげなホンジュのことが気になっていました。
ホンジュにいい印象を持っている彼女は、父がホンジュと付き合うなら賛成するつもりでした。
ドランからミランの結婚話を聞き、お金が必要になるだろうと考えたスイル。
彼は、ヤンジャの家のポストにこっそりお金を入れたつもりでしたがヤンジャにばれてしまいました。
そしてついに彼は、彼女に自分がドランの実父であることを明かすことになります。
そんな中、ミランとゴレの両家の顔合わせの日がやって来ます。
そしてそこで、ミラン側の家族として出席したドランとデリュク、そしてゴレ側の家族として出席したダヤとイリュクの夫婦が顔を合わせることに…。
第61～62話
ミランとゴレの両家の家族は、お互いにその状況を知って驚くばかり。
特に、ダヤは兄の結婚相手がドランの妹だという事実に信じられない様子でした。
そして、ドランのことを毛嫌いしている彼女はこの結婚に猛反対します。
ところが、ホンシルは二人の結婚に反対はしませんでした。
彼女は占い師から、ゴレは一人の女性を逃すとこの先孤独だと言われていたのです。
たとえ問題があっても、息子が一生一人でいるよりはいいだろうと考えていました。
ダヤとの確執がありながらも、無事に結婚式当日を迎えたゴレとミラン。
すると、二人の行く末を心配したホンジュが体調を崩してしまいます。
しかし、スイルの看病と優しい言葉で彼女は元気を取り戻すのでした。
そんな中、クムビョンの宝石が盗まれるという事件が起こります。
ダヤと彼女にそそのかされ、ドランのことを疑っているウニョン。
けれども実際は、クムビョンが認知症のせいで宝石を台所にしまっていただけでした。
この一件でダヤのことが信じられなくなったウニョン。
その後、彼女はこれまでの無礼を謝罪し、ドランと和解するのでした。
第63～64話
夜、スイルの部屋に差し入れを持って行ってウニョンと和解したことを報告するドラン。
その事を聞いた彼もとても嬉しそうでした。
そしてスイルは、じきに運転手を辞めて時が来たらドランとの親子関係をジングクに明かすつもりでいました。
一方で、ドランがスイルの部屋に入るのを見ていたダヤは二人の仲を疑っていました。
昨日の出来事をウニョンに話すものの、取り合ってもらえないダヤ。
ウニョンはもう、彼女の言うことがあまり信じられなくなっていました。
ある日、ホンジュはスイルと電話している途中にかつての恋人に拉致されてしまいます。
彼女の悲鳴を電話越しに聞き、すぐに駆けつけたスイル。
ホンジュは、彼がそばにいることに安心感を覚え始めていました。
そんな中、ダヤはウニョンとドランが仲良く買い物する姿を見かけ嫉妬していました。
さらには実家に帰っても、母・ホンシルが自分よりもミランをかばう始末…。
行き場を失ったダヤは、何としてでもドランとスイルの関係を暴かなければと決意します。
証拠を掴むため、ドランの車からドライブレコーダーの履歴をこっそり確認するダヤ。
するとそこには、二人がお互いを「ドラン」と「お父さん」と呼び合う姿が…。
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第65～66話
ドランとスイルの呼び合い方に違和感を感じたダヤ。
彼女が二人の歯ブラシで遺伝子検査を行うと、彼らは本当の親子関係でした。
その事を真っ先に知らせるべきなのは誰か？
最近ウニョンに冷遇されているダヤは、ジングクに話そうと決めます。
ダヤからドライブレコーダーと検査結果を見せられて驚くジングク。
この事は他の人に黙っておくよう彼女に念を押し、彼はひそかにドランとスイルを会社に呼び出すのでした。
一方のデリュクは、携帯にロックをかけて夜中に外出するドランに不信感を抱いていました。
彼女が実家に行くと言いながら、行っていなかった事実も確認しているデリュク。
ロックを解除するように伝えても拒否するドランに、彼は悲しみと怒りでいっぱいでした。
実は、その時ドランが行っていたのは実家ではなく会社。
ジングクに呼ばれた彼女が会社を訪れると、そこにはスイルも呼び出されていました。
彼に親子関係のことを知られてしまった二人は、ジングクに揃って謝罪します。
ジングクはスイルにはすぐに運転手を辞めて去るように、ドランには何もなかったようにこれまで通り生活するように命じるのでした。
第67～68話
スイルが急に辞めることに猛反対したのは、認知症の症状が出たクムビョンでした。
病状が出た彼女は、スイルのことが大好きだったのです。
とうとうクムビョンは、彼が戻ってくるまで何も食べないと言い出し…。
突然出ていくことになったスイルを心配し、彼の仮住まいを訪ねるドラン。
彼女を家の前で待っていたデリュクは、ドランが帰って来るなり問い詰めます。
しかし、ジングクに口止めされている彼女は彼に何も言うことができませんでした。
そんなドランの態度により疑いを強くし、さらに彼女を問い詰めるデリュク。
もうこれ以上隠せないと思った彼女は、彼に全てを打ち明けます。
ドランの状況を理解したデリュクは、彼女を誤解していたことを謝罪するのでした。
一度は落ち着いたものの、認知症の症状が出ると再び何も食べなくなるクムビョン。
困り果てたジングクは、ドランにこっそりクムビョンをスイルの所に連れていくよう指示します。
スイルとのことがあったにもかかわらず、ドランには甘いジングクに苛立つダヤ。
彼女はとうとうウニョンにドランたちの関係をばらしてしまいます。
第69～70話
ダヤからドランがスイルと親子関係だと聞いて激怒するウニョン。
彼女はジングクがどうフォローしても聞く耳を持ちませんでした。
ウニョンのひどい言動に耐えかねたドランは、とうとう家を飛び出してしまいます。
急に家から出てきたため、薄着だったドラン。
寒さで倒れてしまった彼女は、ある青年に助けられて病院に運ばれます。
その連絡を受けて病院に駆けつけたスイルは、家政婦からドランが薄着で出歩いていた理由を知らされます。
その後、ジングクの家に謝罪に向かったスイル。
しかし、彼の言葉もウニョンとダヤの心を動かすことはできませんでした。
ウニョンとダヤの怒りが収まるまで、ドランはスイルの家で暮らすことに。
デリュクはスイルのことを「お義父さん」と呼び、二人を感動させるのでした。
一方のホンジュは、以前聞いたダヤとホンシルの会話からドランとスイルが親子だという話を聞いていました。
その事が真実なのかどうか、屋台で会った彼に確認するホンジュ。
するとそこで、彼女はスイルがこれまでどんなに辛かったかを知らされます。
第71～72話
ドランを許さず、デリュクと離婚させると言ってきかないウニョン。
彼女はとうとう、ジングクに離婚話を切り出します。
すると彼は、そうしようと離婚を了承してしまうのでした。
このまま二人が離婚すれば、夫・イリュクがボム＆フードを継ぐ話がなくなると焦るダヤ。
彼女はこの状況をドランに話し、事態を収拾するよう咎めます。
ダヤから連絡を受けて、ジングクとウニョンの離婚危機を知ったドラン。
急いで二人のもとに向かった彼女は、自分がデリュクと離婚すると話します。
憔悴しているドランを、デリュクはそっと外に連れていくのでした。
デリュクがドランを想う気持ちに胸を打たれるジングクとウニョン。
二人は仲直りし、ドランにも家に戻ってくるよう話します。
しかし、ダヤだけは再びドランと暮らすことに納得できませんでした。
そんな中、教会でパン作りのボランティアをしていた経験のあるスイルは中古のフードトラックを購入してパンの販売を始めていました。
そんな彼のもとにドランが駆けつけると、何やら悪そうな連中が現れます。
やがて彼らとスイルがもめ始めた時、何やら別の集団がスイルを助けに入り…。
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第73～74話
スイルを助けてくれた男性が何者なのか気になるドラン。
彼は、刑務所時代のスイルに恩がある後輩のドンウォンでした。
しかし、自分の過去を知らないドランにスイルは真実を話すことができませんでした。
ゴレをずっと同性愛者だと勘違いしていたホンシル。
その事や占い師からの助言があって、ミランとの結婚に反対しなかったのです。
しかし、それが誤解だと知ったホンシルは、急にミランに対して冷たくなってしまいます。
ホンシルの態度がなぜ急に変わってしまったのか分からないミラン。
戸惑う彼女に、ホンジュはいつでも相談して、と優しく声をかけてあげるのでした。
スイルにどれだけ恩を返しても足りないと思っているドンウォン。
彼は、寒い中でパンを販売をしているスイルのために店舗を用意してプレゼントします。
その事を聞いたドランは驚きつつも、ドンウォンの気遣いに感謝していました。
そんな中、ダヤはスイルのパン屋のオープンにホンジュがいたことを知ります。
さらにその後、彼女はホンジュが彼を恋人だと紹介したことに衝撃を受けるのでした。
第75～76話
ホンジュがスイルと交際していることが信じられないダヤ。
しかし、それをホンジュ自身に言ってもらちが明かなかった彼女は、ついにドランへ矛先を向けます。
ダヤに父のことを悪く言われる筋合いはないと思っているドラン。
しかし、ホンシルはダヤの話を聞いてスイルと別れた方がいいとホンジュに諭します。
その話を聞いて姉に失望し、家出した彼女はスイルの家にやって来ていました。
するとそこにドランとデリュクがチキンを持って現れ、慌ててホンジュは隠れます。
ところが、トイレを我慢できなくなった彼女は二人の前に出てきてしまいます。
ホンジュがいたことに驚くドランたちでしたが、その後四人は仲良く食事をするのでした。
ホンシルの態度が急に変わった理由を思いがけず知ったミラン。
それを知ったヤンジャは、ホンシルたちを訴えると言い出します。
怒り狂う彼女の態度に危機感を覚えたホンシルは、以前のようにミランに優しく接することを決めます。
そんなある日、ドランはスイルの家であるものを発見します。
それは、タンスの中にある箱の中に入っているたくさんの手紙の数々…。
その手紙のあて先は、全て刑務所のキム・ヨンフンという人物になっていました。
第77～78話
手紙に書かれていたキム・ヨンフンが誰なのか気になるドラン。
彼女は、スイルのことをドンウォンが「ヨンフン兄さん」と呼ぶのも気になっていました。
でも、もし父がキム・ヨンフンなら刑務所にいたことになるのです…。
やがてドランは、真実を聞こうとユジンの祖母・グモクのもとを訪ねます。
すると彼女は、そこでスイルがキム・ヨンフンだということと他に、殺人罪で服役していたことを知るのでした。
そんなある日、ミランの結婚資金をデリュクが出したことをウニョンが知ります。
もうドランは自分に隠し事をしていないと思っていた彼女は、そのことを知って大激怒。
ウニョンは再び、ドランにデリュクと離婚するよう迫ります。
殺人を犯したのになぜ自分の前で父親を名乗れたのか、と悲しむドラン。
そんな彼女を心配したグモクは、過去のことを洗いざらい全て話すことに。
父にも複雑な事情があったと知ったドランは、彼女の話を聞いて涙を流します。
グモクの話を聞き、スイルを守れる唯一の家族は自分しかいないと考えたドラン。
彼女が下した決断は、デリュクと離婚してでもスイルと一緒に入ることでした。
第79～80話
突然ドランが離婚を切り出した理由が分からないデリュク。
家に戻った彼は、その原因は自分が勝手にヤンジャに渡したミランの結婚資金のことだと考えます。
しかし、ドランが離婚したいのはその理由だけではありませんでした。
急に離婚すると言い出し、荷物をまとめてきたドランに驚くスイル。
彼女を連れ戻そうとデリュクがスイルの家にやって来たものの、ドランの決心は変わりませんでした。
なかなか引き下がらないデリュクを説得してほしい、とウニョンに頼むドラン。
その事を聞いた彼は、ジングクの了承を得てドランたちと暮らそうとします。
しかし、勝手にやって来たデリュクにドランは怒りを隠せません。
これ以上我慢ならないドランは、ついにデリュクと離婚したい本当の理由を話すことに。
それは、父・スイルが殺人犯で自分がその娘であることでした。
そんなある日、スイルはパン屋の前にいつもいるホームレスに声をかけていました。
スイルはいつも彼にパンを渡してあげていたのです。
実はこのホームレスの男性は、過去にスイルと面識のある人物でした。
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第81～82話
ドランがデリュクとの離婚を考える理由が自分にあると知ったスイル。
彼は、いっそのこと自分がいなくなればいいと川に身を投げます。
しかし、そんなスイルを必死に止め、ずっとそばにいて欲しいとドランは懇願するのでした。
ドランから事情を聞き、彼女のためにも離婚した方がいいと考えていたデリュク。
彼は、スイルのことも全部受け入れるから離婚はやめようとドランに話します。
そんな中、認知症の症状が出たクムビョンが再びミョンヒを捜して行方不明に…。
彼女のこともあり、ドランはデリュクとの離婚を思いとどまります。
何があっても自分たちだけはスイルの味方でいよう、と言ってくれるデリュクにドランは感謝するのでした。
一方のホンジュは、スイルに逆プロポーズしていました。
彼には、自分が罪人であるという現実が大きくのしかかっていたのです。
ホンジュのことが諦められない元恋人のテソクは、スイルの弱みを握ろうとしていました。
その後、彼はスイルに殺人犯として服役していたという前科があると知ります。
ところが、テソクがその事をホンジュに話しても全く信じません。
すると彼は、大金を用意しないとこの事を世間にばらすと彼女を脅すのでした。
第83～84話
スイルに確認し、真実を全て聞いて驚きと悲しみを隠せないホンジュ。
彼女はテソクにお金を払い、絶対にスイルのことを口外しないよう釘をさすのでした。
スイルと別れたホンジュは、アメリカに帰ろうとしていました。
ホンシルの家から荷物をまとめ、空港にまで行ったホンジュ。
しかし、やはりスイルのことを諦められなかった彼女は彼の過去を受け入れて一緒にいることを選択します。
そんなある日、ドランはダヤとゴレの父親が殺されてしまったことを知ります。
その話を聞いた彼女は、殺人を犯したという父のことを思い出してしまうのでした。
アメリカ行きを止め、スイルの家に身を寄せていたホンジュ。
その事を知らないホンシルは彼女がいない事に寂しさを覚えます。
それと同時に、ホンジュがスイルと別れたことに彼女は安堵もしていました。
一方で、空港にはダヤたちの叔父、つまり彼女たちの父の兄にあたる人物が韓国にやって来ていました。
すると彼は、そこで弟を殺した犯人に似た人物を見かけ…。
第85～86話
空港で犯人を見かけた気がしたダヤの叔父でしたが、彼は無期懲役になっているはずなので見間違いだと考え直します。
そんなある日、ジングクたちはホンジュがスイルと同居していることを知ります。
その事をダヤから聞いたホンシルは、彼女を連れ戻そうとスイルのもとを訪ねます。
するとホンジュは彼女に、彼に対する気持ちが強く、結婚するつもりだと話すのでした。
彼女の強い気持ちに心を動かされたホンシルは、二人の結婚を祝福することに決めます。
一方で、認知症の症状が出たクムビョンにドランは一つ注意をしていました。
それは、いつもウニョンとダヤを敵対視して暴言を吐くこと。
クムビョンは、二人に対して今後ひどいことをしないと約束するのでした。
叔父が韓国に来た機会に、父の事件の詳細を聞こうと思っていたダヤ。
すると、もう犯人は無期懲役になって罰を受けているからこれ以上知らなくていいと叔父に言われます。
そんな中、ダヤは叔父からもしかしたら犯人が出所しているかもしれないという連絡を受けることに。
彼女はすぐに知り合いの刑事に捜査を頼みます。
その頃、スイルとホンジュはパン屋で結婚式を挙げているところでした。
第87～88話
スイルが自分の父を殺したキム・ヨンフンだと知ったダヤ。
彼女は、スイルとホンジュの結婚式に乗り込んでその事を暴露します。
ダヤの告白で、スイルは自分が殺したのが彼女の父だったことに驚愕していました。
その事をすでに知っていたデリュクを責めるウニョン。
ドランとデリュクはその後、離婚することになってしまいます。
一方のミランも、ホンシルによって追い出される形で実家に戻ることに…。
ドランがいなくなった後、認知症がどんどん悪化していったクムビョン。
ジングクは、やむを得ず彼女を療養院に入れる選択をするしかありませんでした。
スイルは、パン屋を閉めてしばらく一人で旅に出ていました。
そんな彼の帰りを待っていたのは、ドランを以前助けてくれた青年・テプン。
自分が旅に出る前に出ていくよう彼には伝えていましたが、テプンがいてくれたことが嬉しいスイルなのでした。
そんな中、スイルがパン屋の営業を再開したと知り、いてもたってもいられなくなったダヤ。
彼女は彼のパン屋に行き、殺人犯が作ったパンだと客の前で怒鳴り散らします。
店内もめちゃくちゃにしている彼女の姿を見ていたデリュクは、ダヤを止めに入っていました。
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第89～90話
店の騒動に現れたデリュクに、ダヤに代わって謝罪をされたドラン。
彼は家に残っていた彼女の荷物を持って来てくれたのです。
しかし、二度とデリュクに会いたくないドランはもう自分の荷物があっても捨ててくれと彼に話すのでした。
配達から帰ってきたテプンは、店の騒動に驚いていました。
その後、パン屋に嫌がらせが増えていったことを心配するスイル。
彼は迷惑が掛からないうちに、ドランとテプンに店を離れるよう伝えます。
しかし、二人はスイルのもとを離れるつもりはありませんでした。
一方のホンジュは、教会でボランティアをしながらスイルのことを考えていました。
そんな中、そこで寝泊りをしていた彼女は高熱を出してしまいます。
その事を神父から聞いて駆けつけたスイルを見たホンジュは、彼を見て涙するのでした。
デリュクはというと、ドランと離婚してから酒に溺れる日々が続いていました。
彼は、以前好意を抱いていたソヨンから離婚した者同士友達になろうと言われますが…。
ある日、またパン屋のそばでいつものホームレスの男性と出会ったスイル。
彼は、その男性にどこか見覚えがあるような気がだんだんしてきていました。
第91～92話
ふとそのホームレスが事件の証人だった金貸しだと気付いたスイル。
しかし、彼は人違いだと言ってその場を去ってしまいます。
スイルは、事件当日のことを全く覚えていませんでした。
そこで彼は、事件の真相を知っている証人を探そうと決意するのでした。
ホンジュの行方が分からないホンシルは、スイルと一緒にいるのではと疑っていました。
しかし、彼のパン屋にホンジュの姿はありません。
夫を殺したにもかかわらず、妹にも近づくスイルが許せないホンシル。
パン屋を荒らす彼女に耐えかねたテプンは、とうとう彼女を通報してしまいます。
ホンシルがスイルの店で暴れたと知り、それなら自分がスイルを殺してくるというゴレ。
息子にそんなことを言わせてしまった彼女は、もう二度とこんなことはしないと誓います。
そんな中、ゴレは最近鼻血が出ることが増え、横腹に痛みも出始めていました。
クムビョンが騒ぐことが増えたため、もうミョンヒは亡くなったと話したジングク。
しかし、その事にショックを受けた彼女は何も食べなくなってしまいます。
このままでは命が危ないと医師に言われたジングクは、ドランに泣きながら連絡を取るのでした。
第93～94話
ジングクから、クムビョンが食事をしなくなったことを聞いたドラン。
一度は療養院に行くことをためらったドランですが、クムビョンが再び倒れたと聞いて彼女のもとへ駆けつけます。
そしてミョンヒ（＝ドラン）の生存を知った彼女は、食事をするようになるのでした。
一方、あれだけのことがありながらもまだスイルのことを忘れられずにいたホンジュ。
教会で彼と顔を合わせた彼女の心は、今でも揺れ動きます。
そんなホンジュは、最近感情の起伏が激しくなってきていました。
そんなある日、ゴレが倒れて病院へと運ばれてしまいます。
検査の結果、どうやら彼は肝機能に問題があるようでした。
その後も相変わらず鼻血が止まらず、顔色も悪いゴレをホンシルは心配していました。
事件の証人である金貸しのヤン社長の行方を捜していたスイル。
すると、やはりあのホームレスがその人物だということを知ることに。
彼は、なぜこの間自分に人違いだと嘘をついたのか気になっていました。
図々しいお願いだと分かっていながらも、認知症の症状が出た時だけクムビョンの介護をドランにお願いしたジングク。
その事を聞いたデリュクは、怒りを隠せませんでした。
第95～96話
クムビョンの介護をするなら、僕たちもやり直そうというデリュクに呆れるドラン。
もうこれ以上娘の辛い顔を見たくないスイルは、デリュクにもうドランを解放して呉と頼むのでした。
そんな中、ゴレは肝硬変の末期だと診断を受けて余命まで宣告されてしまいます。
治療法は、肝臓移植をすることだけ。
家族に負担をかけたくない彼は、周囲には黙っていることにします。
ミランを悲しませる前に離婚を切り出し、歯科医院も閉めることにしたゴレ。
ホンシルは、息子の最近の行動や吐血などに気づいて彼を問い詰めます。
するとゴレから、肝硬変の末期だということを彼女は知らされるのでした。
一方で、スイルはホームレスになった金貸しのヤン社長を見つけて問いただしていました。
もし、彼の記憶が間違っていればドランは殺人犯の娘ではなくなる…。
しかし、そんなスイルの希望もむなしく、スイルがどうやら本当にダヤの父を殺してしまっていたようでした。
家族からの提供は受けるつもりはなかったものの、ホンシルやホンジュ、そしてダヤも提供できないことが分かります。
ゴレの病気を知ったミランも検査を受けますが、結果は適合しませんでした。
ところが、スイルの肝臓が適合し…。
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第97～98話
スイルからゴレに肝臓を提供したいという申し出を受けるホンシル。
しかし、彼女は殺人犯から息子に肝臓を提供してもらうなんてまっぴらごめんでした。
そんな中、再び吐血して倒れたゴレが病院へと運ばれてしまいます。
彼の病状は一刻の猶予を争う事態になっていました。
何としてでもゴレの命が助かってほしいミラン。
彼女は、ホンシルにスイルから肝臓提供を受けてほしいと懇願します。
ゴレを救うのが最優先だと考えたホンシルは、スイルから肝臓を提供してもらうことに。
その事を知ったドランは、父の身体が心配で仕方ありません。
不安でいっぱいの彼女は、気づくとデリュクのいる会社に来ていました。
事情を全て彼に話したドランは、気持ちが楽になっていくのを感じていました。
提供者がスイルだということはゴレに黙っていたかったホンシル。
しかしその事がばれてしまい、彼は提供を受けないと言い出します。
それでもスイルの説得を受け、ゴレは肝臓提供を受ける決心をするのでした。
やがて肝臓の移植手術が無事に終了し、ゴレは意識を取り戻していました。
ところが、スイルは意識が戻らないまま、集中治療室へと移されてしまいます。
第99～100話
意識不明の状態が続いているスイルを心配するホンジュ。
ホンジュは、ゴレに肝臓を提供するためということを一つの理由としてスイルと婚姻関係を結んでいたのです。
しかも、彼女はその後彼の子を妊娠していることが判明します。
娘であるドランも、スイルの状態に気が気ではありませんでした。
憔悴しきっている彼女を心配し、デリュクは一晩中彼女に付き添います。
しかし、その事をウニョンに知られてしまった彼は、もうドランに会わないよう釘を刺されてしまうのでした。
一方で、ゴレにはスイルがこのような状況になっていることが伏せられていました。
術後の彼に付き添っていたミランは、ゴレにスイルの容態を聞かれてももう退院した、というだけで精一杯でした。
ゴレに肝臓を提供したことで、ダヤがスイルを見る目が少しは変わると思っていたドラン。
しかし、そんな彼女の淡い期待は打ち砕かれてしまいます。
病院でスイルの様子を見ながら謝るヤン社長の様子を不審に思ったデリュク。
彼は、スイルが起こした殺人事件の裁判記録などの情報を集めることにします。
すると、どうやら彼は濡れ衣を着せられたのではないかという疑惑がデリュクの中に浮かんできて…。
第101～102話
スイルの罪が濡れ衣かもしれないとデリュクから聞き、彼と一緒にヤン社長を捜すドラン。
しかし、彼を見つけて問いただしてもキム・ヨンフン（＝スイル）が犯人だというばかりでした。
帰りの遅かったデリュクが、またもやドランと一緒にいたと知ったウニョン。
彼女は病院にいるドランのもとへ行き、二度とデリュクに会うなと彼女の頬を叩きました。
その様子を見ていたテプンはウニョンを咎め、ドランにこれからも守っていきたいと愛を告白をします。
クムビョンに認知症の症状が現れたため、病院で面倒を見ていたドラン。
そんな中、目を覚ましたスイルはドランの置かれている状況を知って憤慨します。
彼は、もうドランとジングク一家に今後一切の関わりを絶つようそれぞれに話すのでした。
ホンジュにも別れを告げようとするスイルですが、彼女から妊娠したという報告が…。
彼からの別れを受け入れ、一人で子どもを育てると涙ながらにホンジュは話します。
そんな中、ヤン社長の息子が交通事故で亡くなったことを知ったデリュク。
ホームレスのため満足に葬儀の用意ができないヤン社長に彼は礼服を用意し、付き添うのでした。
第103～104話
ヤン社長から受けた連絡でダヤの父を殺した犯人はヤン社長だと知ったデリュク。
やはりスイルは濡れ衣を着せられていたのです。
その後、自首して収監されているヤン社長に会いに行ったスイルは彼を問い詰めます。
ヤン社長が嘘をついたのは、息子を殺人犯の子どもにしたくなかったから…。
しかし、そのせいで何の罪もないスイルとドランが苦しんできたのです。
ヤン社長に思うことはたくさんあるけれど、無実が証明されほっとするスイルとドラン。
ホンシルも、もうスイルとホンジュの仲を否定する理由はありませんでした。
スイルの疑惑が晴れ、自分もドランとよりを戻したいデリュク。
ところが、ウニョンもスイルも彼にもう二人は結婚しない方がいいと諭されてしまいます。
そんな中、ジングクはデリュクたちを復縁させたいとスイルのもとを訪れますが、彼の気持ちが変わることはありません。
デリュクは、とうとう父にもドランとの結婚は諦めるよう言われてしまうのでした。
一方、スイルのパン屋で働いていたテプンは祖父のもとに帰ることになりました。
事情があって確執のあった祖父と距離を置いていた彼は、これからは祖父の唯一の味方として生きていくことにしたのです。
第105～106話
職場のスタッフであるスジョンがイリュクを誘惑したと思い込むダヤ。
彼女とスジョンが喧嘩していたところに、偶然にもドランが仲裁に入ります。
自分の味方をしてくれたドランに感謝するダヤは、これまでひどいことをしてきたと彼女に謝るのでした。
実は御曹司だったテプンとの交際をスイルに勧められるドラン。
しかし、彼と食事をしている間も彼女の頭の中はデリュクのことでいっぱいでした。
ドランと復縁できないショックから、デリュクは毎日酒浸りの生活を送っていました。
息子が会社を辞めて海外に行くと言い出し、二度と戻らないのではと不安になるウニョン。
彼女の訴えを聞いたドランは、やはりデリュクのことを愛していると確信します。
そして、空港で再会を果たしたデリュクとドランは抱きしめ合います。
スイルは、娘が悩みに悩んで選択した人生をこれからは応援するつもりでした。
それから二年後、ドランは法律を学び直すために大学に通っていました。
彼女のそばには、いつもにぎやかなクムビョンも一緒です。
一方、再販請求で無罪となったスイルは施設を運営していました。
さらに、ホンジュの子どもに加えてダヤとミランの子どもも生まれ…。
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』最終回はどんな結末になる？
結論としては、『たった一人の私の味方』の最終回では全てが丸く収まってみんなが幸せになります。
最終回までに解決しなかったのは、デリュクとドランが復縁できるのか、ということでした。
ドランと結婚できないなら海外に発つ、と言い出すデリュク。
結果的には、ウニョンとダヤの説得もあってドランはデリュクと復縁します。
これだけでも、ダヤが最後の方でドランと仲良くなったのは本当によかったな～と思いましたね。
ドランがテプンを振ったのはもったいない気がしましたが、ちょっと出会うのが遅すぎたかもしれません。
そして二年後にはドランは法学部への進学、無実が証明されたスイルは施設の運営とそれぞれが未来に動き出している様子が映りました。
ホンジュ、ミラン、ダヤに子どもが生まれているので、デリュクは僕も早くパパになりたいな、なんて思っているのではないでしょうか。
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』の真犯人の正体は誰？
結論を言うと、『たった一人の私の味方』の真犯人はかつて金貸しをしていたヤン社長です。
27年前、妻の医療費を借りるためヤン社長のもとを訪れたヨンフン（＝スイル）。
お金を持って逃げたヨンフンを追ったヤン社長は、その後彼が落としたナイフで誤って何の罪もないホンシルの夫を刺してしまいます。
これから先、自分の息子に殺人者の子どもだという重荷を背負わせたくなったヤン社長。
そこで彼は、その場で気を失っているヨンフンに全ての罪をなすりつけたのです。
ただでさえヨンフンとドランの人生を壊しているのに、そこに被害者がホンシルの夫ということが重なってさらなるトラブルを生むことになりました。
自分がホームレスになってからお金をせびる息子でも、守りたい思いが強かったヤン社長。
しかし、その息子を亡くし、葬儀の時に手助けしてくれたデリュクのおかげで彼は自首することを決意します。
その後、刑務所でヨンフンとドランに会い、事の重大さをヤン社長は改めて知ることになるのでした。
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』のキャストを相関図付きで紹介！
引用：テレビ大阪HP
ここでは、『たった一人の私の味方』の主要なキャストを相関図付きで紹介しています。
いろいろなところで交錯していくドラン、デリュク、ダヤ一家の人間関係。
相関図を見てみると、登場人物同士がたくさんの線で繋がっていて世間の狭さが感じられますよ。
スイル（キム・ヨンフン）役／チェ・スジョン
27年前、身に覚えのない殺人事件によって無期懲役となるが模範囚として出所。
本名はキム・ヨンフンだが、再起するためにスイルと名を変えた。
娘がいるが、合わせる顔がないため出所後も身を隠しておくつもりだった。
ドラン役／ユイ
母・ヤンジャが冷たい一方で、自分に優しく接してくれる父・ドンチョルが大好きだった。
冗談を冗談だと思えないほど真面目で、しっかりした性格。
大学を卒業後、ロースクールに通いたいと思っていましたが…。
デリュク役／イ・ジャンウ
ボム＆フードの社長・ジングクの長男で、本部長を務めている。
出会いは最悪だったものの、ボム＆フードの就職面接で再会したドランに惹かれていく。
一途だけど、その度合いが強すぎて少し諦めが悪い一面もある。
ダヤ役／ユン・ジニ
デリュクの弟・イリュクの恋人。
いつかボム＆フードの嫁になりたいという野望がある。
周りから好かれているドランのことを一方的に敵対視している。
ミラン役／ナ・ヘミ
ドランとは血の繋がっていない妹。
将来はアナウンサーになりたいという夢がある。
ダヤの兄・ゴレに少しずつ惹かれていく。
ゴレ役／パク・ソンフン
ダヤの兄で、歯科医をしている。
家庭の事情がきっかけで、結婚はしない方がいいと考えるようになった。
イリュク役／チョン・ウヌ
デリュクの弟で、ダヤと交際中。
いつもヒステリックなダヤのストッパー的な役割をもつ。
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』の見どころ
『たった一人の私の味方』の見どころは、どんな困難にも負けないドランのたくましさです。
幼い頃から物語の終盤まで、本当に幸せになれるのか？と思うくらいたくさんの困難が降りかかってくるドラン。
それでも最後には幸せを掴んだドランはとても強い女性だと思います。
幼い頃から母・ヤンジャに冷遇されていたことやそもそも彼女の実子ではなかったこと、さらには父親・スイルが殺人犯としての前科があったこと…。
これだけでも十分つらいのに、ドランはデリュクとの結婚に至るまでの前後もいざこざが多いんです。
しかも、それが全部ドランに責任のないことだからこそ余計に胸が痛くなってしまいます。
特に父親と配偶者を天秤にかけないといけなくなった時は、彼女にとってすごく苦しい決断だったのではないでしょうか。
時に涙を流しながら、いくつもの困難を乗り越えていくドランの姿にきっとあなたも勇気をもらえますよ！
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』の評価は？
『たった一人の私の味方』は、自分の人生に関わる人々を大事にしたいなと痛感させられたドラマでした。
ドランはすごく大変な立場に置かれている主人公だったと思います。
最終的にはみんなドランを慕うようになったけれど、それまでの過程で彼女はいったい何度ひどい言葉をヤンジャやウニョン、ダヤに言われてきたか数え切れません。
さらに、デリュクもドランを愛していたのだと思うけれどちょっとしつこいかな…と思うくらい言動が重たい気がしました。
実際に、そのせいで彼女が困惑してしまう場面も結構ありましたし…。
そんな中、ドランに優しくしてくれた育ての父・ドンチョルや実父のスイル、そしてテプンといつも味方でいてくれる存在もたくさんいました。
本当はこういう人たちばかりだったら、幸せなのかもしれません。
でも、さまざまな人と出会っていろいろなことを喜怒哀楽を通じて経験するからこそ、豊かな人生といえるのかなと私はこのドラマを見て思うことができました！
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韓国ドラマ『たった一人の私の味方』の感想や口コミ
ここでは、『たった一人の私の味方』のSNS上での感想や口コミを紹介します。
目が離せない展開に感動したり、切なくなったりと心を揺さぶられたという感想が多くみられました。
韓国で高視聴率だったことに、納得される方もたくさんいらっしゃったようです。
私もドランとスイルの親子愛には何度も泣かされました…！
韓国ドラマ「たった一人の私の味方」おもしろいです。
色々考えさせられるドラマです。
本部長のドランへの想いも素敵です。
ドランのお父さんも、再会してからの親子関係も感動します。
ゴレのお母さんも、憎いカン運転手にお願いしたり、目が離せません。
#韓国ドラマ#たった一人の私の味方 pic.twitter.com/D5xGROGxkn— モモ (@dumbomickey) May 28, 2021
韓ドラ、たった一人の私の味方初めから最後まで見ました。寝不足せつなくて、ラストはハッピーエンド、見いって、泣けるし、怒れるし、でも、愛し合うロマンスドラマで、流れるまた、ソング、すごくいい！聞いてせつなくて感動しました。
— あゆみ (@PKNAtYVODAB8KiD) April 27, 2021
『たった一人の私の味方』最終回。
どうして、あそこまで話を引っ張るのか謎だったけど、観て納得。周囲全ての人が味方になって終わる感動の最終回。韓国で高視聴率なのも頷ける。親父も逆転無罪判決で、高額の賠償金を取れた模様（笑）
— あ (@_precure_) April 17, 2020
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まとめ
ここまで、韓国ドラマ『たった一人の私の味方』についてまとめてきました。
結論としては、以下の通りです。
- 『たった一人の私の味方』の真犯人の正体はヤン社長。
- ドランのたくましく生きる姿が『たった一人の私の味方』の見どころ。
- 『たった一人の私の味方』では出会いの大切さを痛感させられる。
- 『たった一人の私の味方』は高視聴率にも納得の感動するドラマ。
話数が長いこともあり登場人物も多めになっていますが、その分感動する人間ドラマもたくさんある『たった一人の私の味方』をぜひ見てみて下さいね！
