VODサービスの選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。
ジャンルや料金プランが多岐にわたるなか、自分のニーズに合ったサービスを見つけ出すのはなかなか難しいものです。
そこで、本記事では、VODサービス選びのポイントを料金、ジャンル、対応端末などの視点から解説します。
さらに、おすすめのサービスを料金の安さやジャンル別に厳選してご紹介します。
ぜひ参考にして、あなたにピッタリのVODを見つけてみてください。
目次
VODサービスの選び方
数あるVODから自分の好みにあうサービスを見つけるために次の点に着目しましょう。
- 料金と配信数のバランスで選ぶ
- 特定ジャンルに強いかどうかを比較する
- 対応端末で選ぶ
- 予算に余裕があるなら複数のサービスを組み合わせる
ひとつずつ実行して、自分に合うVODサービスを見極めてみてください。
料金と配信ジャンルのバランスで選ぶ
動画配信サービス選びでは、各サービスの料金と配信ジャンルを知ることです。
Amazonプライムビデオは安価で洋画が豊富ですが、日本映画が少ないデメリットがあります。
huluはドラマとアニメの品ぞろえが充実している一方、映画のラインナップが弱点です。
また、U-NEXTは多彩なジャンルの作品数が自慢ですが、月額料金が高めな点を踏まえる必要があります。
自分の好みと予算を考慮し、各サービスの特徴を理解したうえで判断しましょう。
特定ジャンルに強いかどうかを比較する
自分の好みのジャンルのみを視聴したいときは、特定ジャンルに強いかどうかを比較しましょう。
映画、ドラマ、アニメなどそれぞれの配信数を比較していくと、どのジャンルに強いか把握できます。
たとえば、ディズニープラスは、ディズニー作品やマーベル作品が好きな人に向いています。
また、サービスによっては一部の作品について独占配信をしている場合があるので、その点も比較しておくと、選びやすいでしょう。
オリジナルコンテンツについても同様で、そのサービスで独自コンテンツとして配信している場合があります。
各サービスの配信ジャンルについては自分なりに確認していきましょう。
対応端末や同時視聴数で選ぶ
VODサービスはスマホやストリーミングデバイス（ChromecastやFire TV Stickなど）で視聴できます。
また、サービスによって同時視聴の台数も異なります。
そこで、再生できる端末や同時視聴台数も確認することをおすすめします。
特に同時視聴台数が多ければ家族で利用しやすく、コスパに優れるでしょう。
加えて子どもがいる家庭では、キッズコンテンツの充実度と年齢制限機能の有無を重要視してください。
子どもにふさわしくないコンテンツを制限できるサービスは、保護者も子どももストレスなく利用できるでしょう。
予算に余裕があるなら複数のサービスを組み合わせる
VODはサービスごとに料金が異なります。
500円程度で利用できるものから2,000円を超えるサービスまでまちまちです。
しかし、予算に余裕があるならば、複数のサービスの組み合わせもおすすめです。
- とにかく映画をみたい：U-NEXT × Netflix
- 映画とアニメをバランスよくみたい：Amazon Prime Video × dアニメストア
- 映画・ドラマ・アニメをバランスよくみたい：Amazon Prime Video × hulu
このように、さまざまなサービスを組み合わせると、より自分の好みに合う利用ができるでしょう。
無料期間を利用する
ほとんどのVODでは、無料期間やトライアル期間が用意されています。
さまざまなサービスを比較するうえで決めきれないときは、無料期間を利用するのも方法のひとつです。
実際にサービスを利用してみると、配信ジャンルや視聴方法などを詳しく体験できます。
ただし、登録後、無料期間内に解約しないと料金が発生するケースがほとんどですので、継続利用しない場合は手続きを忘れずに行いましょう。
料金の安さでおすすめのVOD3選
ここからは、ジャンル別のおすすめVODサービスをご紹介します。
まずは料金の安さでおすすめのサービス3選です。
| サービス名 | 月額料金（税込） | 作品数（見放題） | 無料期間 |
| Amazon Prime Video | 600円（月額プランの場合） | 1万本以上 | 30日間 |
| DMM TV | 550円 | 約19万本 | 30日間 |
| TVer | 無料 | 約750番組 | - |
この3サービスはVODを初めて利用する方にもおすすめしやすい料金設定となっています。
Amazon Prime Video
画像引用：アマゾンプライム
Amazon Prime Videoは、EC最大手Amazonの月額制動画配信サービスです。
月額料金は600円で洋画や国内ドラマなどジャンルに対応しています。
ただし、他社より配信作品数は少なめです。
とはいえPrime会員なら音楽や電子書籍も利用できるなど特典が豊富でオリジナル作品のクオリティも高いことから、コスパは高いでしょう。
先述のとおり、他のサービスと併用すると、楽しみ方も広がります。
Prime会員であればAmazonでのお買い物時に送料が無料など、動画視聴以外のメリットも多いです。
まずは無料体験からスタートしてみてはどうでしょうか。
| 月額料金（税込） | 600円 |
| 配信本数 | 1万本以上 |
| ジャンル | 洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど |
| 無料体験 | 30日間 |
DMM TV
画像引用：DMM TV
DMM TVは550円の2022年12月からスタートした動画配信サービスです。
アニメやバラエティを中心に、19万本以上のコンテンツを配信しています。
月額料金の安さと配信本数の多さが魅力でしょう。
一方で、洋画やニッチなアニメのラインナップが貧弱な点は否めません。
しかし、人気作品やオリジナルコンテンツ、2.5次元舞台などは充実しているので、コスパの高いサービスといえます。
また、DMM TVはDMM関連サービス利用時の相性が良いです。
無料登録でもらえるポイントをDMM関連サービスで利用できるなど、お得感もあります。
| 月額料金（税込） | 550円 |
| 配信本数 | 約19万本 |
| ジャンル | アニメ・バラエティ・2.5次元舞台、オリジナルコンテンツなど |
| 無料体験 | 30日間 |
TVer
画像引用：TVer
TVerは地上波番組を無料で視聴できる動画配信サービスです。
運営は日本の主要テレビ局なので安心して利用できます。
視聴の際にはCMが流れるものの基本的には無料の利用が可能です。
お金を払わずにテレビ番組を楽しめるので、最もコストパに優れます。
ただし、期間限定の配信という制約があるため、過去の番組にアクセスできない点がデメリットです。
地上波番組を見逃したり追加料金を払いたくない人にとっては、TVerがおすすめのサービスといえるでしょう。
| 月額料金（税込） | 無料 |
| 配信本数 | 約750番組 |
| ジャンル | 国内ドラマ・法が・アニメ・バラエティ・ライブなど |
| 無料体験 | - |
映画・ドラマ視聴におすすめのVOD4選
映画やドラマをみる人におすすめのVODは次の4サービスです。
| サービス名 | 月額料金（税込） | 作品数（見放題） | 無料期間 |
| hulu | 1,026円 | 14万本以上 | 30日間 |
| U-NEXT | 2,189円 | 29万本以上 | 30日間 |
| WOWOW | 2,530円 | 2,800本以上 | - |
| Netflix | 790円～ | 非公開 | - |
この4サービスは作品数も多く、自分の好みのタイトルを探しやすいでしょう。
hulu
画像引用：hulu
huluは日本テレビ系列の動画配信サービスです。
最大の魅力は日テレの人気ドラマやバラエティを独占配信している点です。
「あなたの番です」や「世界の果てまでイッテQ!」などの人気コンテンツはhuluでしか見られません。
スポーツ中継も特徴で、巨人戦を生中継しているのはhuluだけです。
映画やアニメの配信点数も十分です。
再生中の操作性も高く、月額1,000円程度のリーズナブルな料金設定も好印象。
日テレファンやスポーツ観戦者にはぴったりのサービスといえるでしょう。
| 月額料金（税込） | 1,026円 |
| 配信本数 | 14万本以上 |
| ジャンル | 洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど |
| 無料体験 | 30日間 |
U-NEXT
画像引用：U-NEXT
U-NEXTは、29万本以上のコンテンツを見放題で提供する国内最大級の動画配信サービスです。
最大の特徴は、映画やアニメの配信点数が圧倒的に多さです。
新作はレンタルですが、名作なら8~9割が見放題で楽しめます。
最近では国内ドラマや韓流ドラマのラインナップも充実してきたほか、子ども向け番組もそれなりに揃っています。
月額料金は2,189円と高めですが、毎月付与されるポイントを使えば実質的に安くなります。
映像作品を心ゆくまで楽しみたい人にとって、U-NEXTは最適なサービスといえるでしょう。
| 月額料金（税込） | 2,189円 |
| 配信本数 | 29万本以上 |
| ジャンル | 洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど |
| 無料体験 | 30日間 |
WOWOW
画像引用：WOWOW
WOWOWは24時間放送のCS民間放送局です。
追加料金なしでVODサービスの「WOWOWオンデマンド」も利用できます。
名作映画や話題の海外ドラマなど、多彩なコンテンツをいつでも視聴可能。
「WOWOWシネマ」チャンネルでは1日中人気作品がオンエアされているので、映画ファンにはたまらないサービスといえます。
オリジナル作品も豊富で、常に新しいコンテンツが追加されていきます。
洋画・邦画を問わず、多くの人気作品が楽しめるのが魅力です。
映画好きには契約おすすめのVODサービスでしょう。
| 月額料金（税込） | 2,530円 |
| 配信本数 | 2,800本以上 |
| ジャンル | 洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど |
| 無料体験 | - |
Netflix
画像引用：ネットフリックス
Netflixは自社製作のオリジナルコンテンツが豊富な世界最大手の動画配信サービスです。
「ストレンジャー・シングス」や「梨泰院クラス」といった話題作を生み出してきた実績がある一方で、一般映画の配信点数はやや少ないです。
代わりに、人気アニメや海外ドラマを独占配信しているのが特徴となります。
名作アニメや韓流ドラマ好きにはたまらないラインナップです。
キッズコンテンツもそれなりに揃っていて、家族での視聴に向いています。
再生中の操作性も高く、自動ダウンロードなど移動中の視聴にも最適化されています。
| 月額料金（税込） | 790円～ |
| 配信本数 | 非公開 |
| ジャンル | 洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメなど |
| 無料体験 | - |
アニメ視聴におすすめのVOD3選
アニメ好きにおすすめのVODは次の3サービスです。
| サービス名 | 月額料金（税込） | 作品数（見放題） | 無料期間 |
| dアニメストア | 550円 | 5,700作品以上 | 14日間 |
| ディズニープラス | 990円～ | 非公開 | 最大3ヶ月 |
| アニメ放題 | 440円 | 4,600作品以上 | 30日間 |
上表のとおり、アニメに特化しているサービスもリーズナブルに利用できます。
dアニメストア
画像引用：dアニメストア
dアニメストアは、アニメに特化した動画配信サービスです。
5,700作品以上のアニメが見放題で楽しめるのが最大の魅力でしょう。
アニメの新作・名作が数多く配信されているのでアニメ好きに最適のラインナップです。
ドラマや映画の配信はほとんどなくアニメに集中している反面、視聴に必要な機能はしっかり搭載。
月額550円という安さも強みであり、アニメ多数視聴を目的としているならコストパは抜群です。
| 月額料金（税込） | 550円 |
| 配信本数 | 5,700作品以上 |
| 無料体験 | 14日間 |
ディズニープラス
画像引用：ディズニープラス
ディズニープラスは、ディズニー作品に特化した動画配信サービスです。
「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スター・ウォーズ」などの人気コンテンツが揃っているのが最大の魅力。
それらのシリーズだけでなく、オリジナルドラマも配信しています。
「スター」ブランドのもと、話題の海外ドラマや映画も配信しているので、ディズニー作品以外のコンテンツも楽しめます。
ファン必見のラインナップとオリジナルコンテンツを楽しめるのは嬉しいポイントです。
| 月額料金（税込） | 990円～ |
| 配信本数 | 非公開 |
| 無料体験 | 最大3ヶ月 |
アニメ放題
画像引用：アニメ放題
アニメ放題は、U-NEXTが運営するアニメ専門の動画配信サービスです。
月額440円で4,600作品以上のアニメが視聴できる点が魅力となります。
最新作や名作アニメの配信数が豊富で、料金面では最も安いサービスです。
一方機能面では、オープニングスキップや一括ダウンロードなどの便利な機能がないなど物足りない面があるかもしれません。
現在、ソフトバンクユーザー限定のサービスですが、安く豊富なアニメが視聴できるため、選択肢の一つにしてもいいでしょう。
| 月額料金（税込） | 440円 |
| 配信本数 | 4,600作品以上 |
| 無料体験 | 30日間 |
まとめ
本記事では、VODサービスの選び方のポイントを解説しました。
料金プラン、ジャンル、対応機器などからサービスを選ぶことが大切です。
huluやU-NEXTなどのおすすめサービスもご紹介しました。
VODは多種多様にあるので、迷ったら複数のサービスを組み合わせた利用もおすすめです。
新作から名作まで、あらゆる映像コンテンツが手軽に楽しめるVODサービス。
自分好みに合ったサービスを選んで、視聴を楽しみましょう。
