第46話:医局長の遺書
失明の危機にあった中宗は、チャングムの治療によって視力を取り戻します。
病名はユンスと同じでしたが、治療法が異なった理由をチャングムは説明しました。
この説明でその場にいた一同は感嘆し、ユンスから医局長の座を取り上げられたオ・ギョモは自らの保全と巻き返しを図ります。
チェ女官長とクミョンは、中宗の病気の真相が明らかになったことで嫌疑が晴れ、釈放となりました。
しかし積極的に助けてくれなかったオ・ギョモを、チェ女官長は早速詰め寄ります。
チャングムは、ヨンセンと共に中宗に拝謁(はいえつ)し、ハン尚宮(サングン)の名誉を取り戻してほしいと訴えました。
一方、医局長の職を失い身の処し方を思案しているユンス。
そこへチャングムとジョンホが訪ねて来ます。
誤診が明確になったことを踏まえ、チャングムはアヒル事件の証言も得たいと思っていました。
そのころ、チェ一族はユンスの自宅に刺客を送り込んだのです。
第47話:口封じ
身の処し方で思い悩んでいた元・医局長ユンスが自害したことで、遺書が存在していることで疑心暗鬼のチェ一族とオ・ギョモ。
チェ女官長は考えた末、意を決しチャングムを訪ね、ミョンイの墓前を案内してもらいます。
一方チェ一族はヨンノの心変わりに気付き、オ・ギョモ側の意図が分かり、一早くヨンノを探し出しました。
チェ一族はこのことで、オ・ギョモに対し反旗をひるがえします。
チェ女官長は、クミョンとチェ一族を守るためにあらゆる火種を消しに掛かりました。
そのころ中宗は、チャングムがユンスの遺書を持っていると知り、内侍府(ネシブ)の長官に入手するよう命じます。
また皇太后もそのことをチェ女官長から聞き、チャングムを呼び出し遺書はどこにあるかと問い詰めました。
チャングムは、后に真意を打ち明けることにしたのです。
ヨンノの告発で、免職処分となったオ・ギョモ。
そんなときヨリがユンスの遺書を役所に届けたことで、オ・ギョモは改めて取り調べを受けました。
そこへ、内侍府の長官が王命を伝えに来ます。
王命は、再度アヒル事件の関係者を全員取り調べせよ!というものでした。
第48話:チェ一族の崩壊
自害したと思われていたユンスがジョンホと共に現れ、驚愕するオ・ギョモとチェ女官長。
慌てた2人は、お互いに罪をなすり合います。
しかし結果、それがお互いの罪を暴露し合う結果となりました。
このことを聞いた中宗が、左賛成(チャチャンソン)にこの一件を一任。
ジョンホがパンスルの屋敷を捜索し、パンスルを捕えます。
一族の取り調べが行われる前に、チェ女官長は逃亡を図りました。
宮中内に潜み、尚宮(サングン)らに助けを求めますが、もう誰1人として応じる者はいません。
チャングムは自首するようチェ女官長を説得しますが、チェ女官長は再びミョンイの墓前に向かうのでした。
チェ一族それぞれの形が決まり、取調べが終了。
クミョンはチャングムにある物を手渡します。
ミン・ジョンホは最後にクミョンに声を掛け、クミョンもそれに答えました。
中宗は自分の病気を明かし、オ・ギョモらの悪行をも明かしたチャングムに褒美を取らせると言い、チャングムに願い事を訪ねます。
チャングムには、願い事が3つありました。
第49話:つかの間の和み
中宗は自身が王に即位する前、一度幼い日のチャングムに会っています。
幼い娘が酒を配達に来たのです。
その幼い娘がチャングムであったことを思い出した中宗はチャングムとの深い縁を感じ、より一層信頼感を抱きます。
願い事を尋ねられたチャングムは、中宗に活人署(ファリンソ)への異動を願い出ました。
活人署での初日にミン・ジョンホが立ち寄ってくれましたが、なぜか素っ気ない物言いで不安を覚えるチャングム。
一方、水剌間(スラッカン)と内医院(ネイウォン)では、チャングムがいなくなったことで立て直しを図ります。
水剌間では、新しい最高尚宮(チェゴサングン)が選ばれることになりました。
そんな折、后は皇太子の義弟となる息子・キョンウォン王子の行く末を案じ、チャングムを宮中に呼び出し助けを求めます。
后の真意に触れチャングムは思い悩んだ末、活人署へジョンホを訪ねました。
一方、后とチャングムの会話を立ち聞きしていた中宗はある決断をするのです。
第50話:波紋
ジョンホは宮中に辞職願を、チャングムはトック夫妻に置手紙を残し舟に乗りました。
チャングムの逃亡を知り、トックはチャングムを追いかけ、ジョンホの上司・右議政(ウギセイ)も追っ手を送り込んだのです。
中宗はチャングムを主治医にする決断をし、宮中には波紋が広がります。
左議政(チャイジョン)はジョンホを従えている右議政(ウギセイ)の策略を疑い、皇太后はしきたりを重んじるため憤りを感じていました。
内医院(ネイウォン)でも、チャングムに医務官の面子をつぶしたと反感をかいます。
ジョンホとチャングムは右議政に行く手を阻まれ、ジョンホは考え直し宮中に戻る道すがら、チャングムに中宗の主治医になることを勧め、チャングムもこれを支持しました。
中宗の主治医となったチャングムに宮中での非難は高まり、チャングムを支持していたジョンホも、上司の右議政(ウギセイ)、儒生(じゅせい)や学職者からも造反(ぞうはん)されたのです。
内医院は辞職願を出したイクピルに全員従い、チャングムを中宗に拝謁(はいえつ)したヨンセンを皇太后が呼び出し心痛したヨンセンは、産み月には早いにも関わらず産気づくのでした。
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