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『奇皇后』のあらすじと全話ネタバレを最終回まで徹底解説!(第41話~第50話)

2023年11月7日

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『奇皇后』のあらすじと全話ネタバレをを最終回まで徹底解説!

第41~42話

 ヨンビスから秘密資金の在処は鉱山村だとペガンに嘘をついてもらったヤン。

彼女は彼らがそこを探索する間に、本当の在処から資金を持ち出すつもりでいました。

 その頃、ペガンとヨンビスの密会を聞いていたタンギセが一足早く鉱山村に到着。

彼らがそこで見つけた偽の金塊や交鈔を持ち出しているところに、タルタル一行がやって来ます。

そしてその直後、残っていた資金がすべて爆発によって灰になったのを見たタルタルはそれらが偽物だと気づくのでした。

 実は、秘密資金が隠されている場所は今はペガンが居座るヨンチョルの屋敷。

ヤンはタルタルが鉱山村に行って不在の間に、うまく人々を動かして計画を実行に移します。

その後、すべてヤンの仕業だと知ったタルタルは彼女に敗北を認めるのでした。

 そんな中、バヤンフトはヤンがマハを虐待したように見せかけ彼女を追い出そうとしましたが失敗。

しかし、バヤンフトによって皇太后がその事件の黒幕に仕立て上げられてしまいました。

 やがて、ペガンや彼に同調したタファンたちによって征服戦争が勃発してしまいます。

しかし、最初こそ勝利が続いていた元もそれから5年も経つと敗戦続きとなっていました。

第43~44話

 元の負け戦が続いたことで酒に溺れ、幻覚を見るようになっていたタファン。

彼のもとに5年間送られていたヤンとワン・ユの密書が、さらに心を荒れさせていました。

それは、ひっそりと生きていたタンギセが仕組んで送っていたものでした。

 さらにその後、高麗王として復位していたワン・ユはタンギセやペガン、皇太后の策略によってシヌたちとともに捕らえられてしまいます。

そして彼らの罠にはまったワン・ユに対し、マハが廃位勅書を読み上げます。

ワン・ユとヤンは母・タナシルリの敵だ、と彼は皇太后から嘘を吹き込まれていたのです。

 復位させることと引き換えに、ヤンにすべての罪を着せるよう命じる皇太后たち。

しかし、彼がそれに応じるはずはありませんでした。

 ワン・ユの危機的状況に気づき、ついにマハの出生を周囲に話したヤン。

彼女は自身も処刑されそうになりながらも彼を救います。

ところが、ワン・ユは流刑地に押送される際にタンギセの矢やペガンの剣をくらい…。

 その後、ヤンはワン・ユの戦闘に応戦し、血まみれで宮廷に戻って来たタルタルを見かけます。

そして彼から、ワン・ユが亡くなったこととそのいきさつを知らされるのでした。

第45~46話

 ペガンがワン・ユを斬ったと聞き、彼に対する復讐心を燃やし始めるヤン。

そんな中、宮廷ではマハとアユのどちらが次期皇太子にふさわしいか対決が始まろうとしていました。

その対決にアユを勝たせたいヤンは、マハの出生を知るヨンファに証言をお願いすることに…。

 ところが、バヤンフトに脅されたヨンファは彼女にマハの出生の秘密を暴露。

その後一時的に宮廷の外に出ることを許されたヨンファは、ひそかに恋仲だったビョンスと会い将来を誓い合います。

しかしその後、彼女は自殺に見せかけてバヤンフトに殺害されてしまうのでした。

 遺書やバヤンフトの話から、ヨンファの死はヤンのせいだと思い込み怒りを露わにするビョンス。

その情報が嘘だとは思っていない彼は、バヤンフトと組んでマハの殺害を計画します。

ビョンスたちの計画を思いがけなく耳にしたシヌは、とうとうヤンにマハこそが彼女とワン・ユの子であることを明かすのでした。

 一方、ヨンビスのおかげで一命を取りとめていたワン・ユは再びタンギセに追われます。

そしてその最中にタンギセの矢に倒れたヨンビスは、ずっと恋慕っていたワン・ユの腕の中で息を引き取るのでした。

第47~48話

 バヤンフトの悪事が暴かれたことで、ペガンを罷免するよう求める声が多くなるように。

しかし、ヤンのことで気もそぞろなタファンは一向に取り合おうとしません。

この一件以来、ヤンとペガンは対立の一途を辿ることになりました。

 一方、マハがヤンと自分の子だと知ったワン・ユは我が子に会うために宮廷へ。

体調の優れない息子を励ました彼は、この子を高麗に連れていき出生を明かすとシヌに話します。

しかし、マハは両親が誰なのかを知らないまま息を引き取ってしまうのでした。

 そんな中、毎日酒に溺れていたタファンがとうとう体調を崩して倒れてしまいます。

しばらく目覚める様子のない彼を尻目に、ペガンたちはヤンを葬ろうと考えていました。

 ペガンたちの計画を知り、彼に自分を暗殺に来るよううまく仕向けるヤン。

彼女の計画には、ペガンを裏切ったタルタルの協力が欠かせませんでした。

 今回もヤンの策略にはまったものの、タファンの計らいでなんとか処刑は免れたペガン。

しかし、再びヤンの殺害を目論んだ彼はタルタルによって斬り殺されてしまうことに。

タルタルは以前、もし権力を手にしてヨンチョルのようになったら殺して欲しいとペガンから頼まれていたのです。

第49~50話

 頼りにしていたペガンを失い、その罪を犯したヤンを寺に追いやるタファン。

一方、皇帝のそばに誰もいなくなったこの時を狙っていた者たちが動き始めていました。

それは、ひそかに手を結んでいたメバク商団とビョンスたち。

しかも仮面をつけたメバクのお頭の正体は、なんとタファンの部下・コルタだったのです。

 その頃、タルタルからヤンの本心を聞いたタファンは彼女のいる寺に足を運びます。

そして、自分の良き未来を願って祈り続けるヤンを見ていた彼は彼女を抱きしめるのでした。

 そんな中、メバクのお頭に扮したワン・ユがばらまいた偽の交鈔が出回り始めていました。

この騒ぎを知ったコルタはビョンスたちに素性を明かし、自分になりすましメバクを脅かした者を始末しろと命じ…。

 その後、ヤンとタファンの前に現れたタンギセはタファンにマハの出生を告げた後に彼の剣で命を落とします。

マハの出生が世間に知られれば、ヤンの身に危険が及ぶ…。

そう考えたタファンは、のちに自らの手でワン・ユを殺めるのでした。

 ワン・ユの死を嘆きながらも、タファンの行動が自分の身を案じてのことだったと知るヤン。

ところが、タファンの命は少しずつ風前の灯火となっていました。

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