第31~32話
いつかは朝鮮へと帰りたいと考えていたクァンヒョン。
そんな彼に、サアム道人は皇后の病の治療に貢献し、皇帝から勅書が貰えれば朝鮮に戻れるだろう、と教えます。
師匠のその言葉を聞いたクァンヒョンは、皇后の治療をする医師の募集に応募するのでした。
皇后を診る医師の選定は、万全を期して3日間の代理治療を通して行われることに。
皇后と同じ症状の患者を診て、効果的な治療をした医師が最終的に選ばれることになります。
クァンヒョンはさっそく患者の診察をするのですが…なんとその病はジュマンと同じもの。
しかし彼はトラウマを払拭し、外科手術と術後の破傷風の治療まで成功させました。
その一方で、ミョンファンもチニョンのアドバイスを受けながら治療を行い、成功。
結果として、代理治療の期間が終わり皇后の医師として選ばれたのは…ミョンファンでした。
今回の件で、ミョンファンと共に使節団の一員として清にやって来ていたチニョン。
彼女はクァンヒョンに似た人物を見かけた気がして、その姿を追いかけてしまいます。
そんなチニョンを見ていたソンハは、クァンヒョンの存在の大きさを痛感するのでした。
第33~34話
そんなある日、クァンヒョンは再び病が悪化した皇后の治療を任されることに。
そこで彼は、彼女が帝王からの寵愛を得るために媚薬を使用していたことを突き止めます。
さらに外科手術では傷が残ってしまうことも、皇后が治療を拒む原因の一つでした。
彼女の想いをくみ取り、なるべく傷を小さくして行う手術を提案したクァンヒョン。
自分の心に寄り添ってくれた彼のその言葉に、皇后は手術を受ける決心をします。
そして手術は無事に成功し、クァンヒョンは朝鮮国に戻ることができたのでした。
その後も、姿を現さずに患者の治療をしながらひっそり暮らしていたクァンヒョン。
王宮では、王がオ・ギュテの治療をするようミョンファンに任せていました。
ところが患者の足は既に大部分が壊死していて手の施しようがない状態…。
そこでギュテの息子・ソンハが、評判を聞きつけてクァンヒョンのもとにやってきます。
一方で、チニョンが率いている組織・薬契の取り締まりが激化していました。
その際に彼女を救おうとしたソンハは重傷を負ってしまいます。
しかしその様子を見ていたクァンヒョンが暗闇で応急手当てを行い、彼は一命を取りとめるのでした。
第35~36話
ギュテの診察をしたクァンヒョンは、すぐに切断しなくては体中に広がり危険だと判断。
はじめは外科手術をためらっていたギュテですが、病が悪化したことで手術を覚悟します。
ミョンファンはその事を聞きつけ、心底焦っていました。
そこで彼は、ギュテの手術を行った者に関する嘘の情報を流して王に処罰を求めることに。
ところがそんなミョンファンの悪事ももう限界に来ていたようで…。
やがて、これまで外科手術でクァンヒョンに救われた患者たちが王宮の外に集結。
しかも彼らは、ミョンファンが治療を行わずに見捨てた患者たちだったのです。
そして極めつけは、片足を切断しながらも生き延びたギュテの登場でした。
王や民から不信感を抱かれるようになったミョンファンですが、そこに救いの手が。
自分の功績を知る清国の使節団がやって来て、宴を開くことになったのです。
ところがなんと、そこにはクァンヒョンが招待されていました。
清の帝王は、本当に皇后を救ったのは彼だとその場で紹介。
ミョンファンは生きているはずのないクァンヒョンの姿に、驚きを隠せませんでした。
第37~38話
王の前に姿を現し、亡き師匠・ジュマンの遺志を継いでいきたいと述べるクァンヒョン。
彼の姿を見た顕宗は、彼の身分回復と恵民署での勤務を認めるのでした。
これまでの出来事などから、クァンヒョンの生存にうすうす気づいていたチニョン。
けれども、一度は亡くなっていると思っていた愛する人との再会はひとしおだったでしょう。
3年ぶりに涙の再会を果たした2人は、改めてお互いの想いを確かめ合います。
かつてはクァンヒョンに好意を抱いていたスッキ王女を、すっかり2人を応援していました。
恵民署の立て直しを立て直しを図るクァンヒョンには、ひとつ懸念がありました。
それは、外科手術を行った後には破傷風にかかる危険性がつきものだということ。
彼はその解決法を探るため、自らの腕にできた腫瘍を悪化させていたのです。
そんなある日、クァンヒョンは世子の頬にできた腫瘍の治療を王に頼まれます。
そこで彼は、チニョンやテジュの協力を得ながら腫瘍を取り除くことに成功。
ところが世子の頬から出血が止まらなくなる事態に陥っていました。
そしてそんな彼の失敗を予測していた、謎の人物が現れます…。
第39~40話
あらゆる薬材での止血が不可能と気付いたクァンヒョンは、鍼での止血に成功します。
その後の処置も無事に終わり、破傷風の危険性も回避できたかに見えた世子の治療。
ところが、幼い世子に後遺症の兆候があらわれてしまいます。
そこで現れたのが、クァンヒョンの手術の失敗を予測していた男・ヒョンウク。
実はこの男、サアム道人のかつての弟子で破門されてしまった過去がありました。
そのため、師匠であるサアムに恨みを抱き続けていたのです。
ところが、クァンヒョンはこの不気味なヒョンウクをも驚かすことになります。
自分が隠し持っている医学書を読まなければ、分かるはずのない敗血症の治療法。
それをクァンヒョンは自ら編み出し、処方するまでに行き着いたのでした。
やがてクァンヒョンに宣戦布告したヒョンウク。
そんなある日、都では天然痘が流行してしまい大混乱に陥ってしまいます。
さらに、スッキ王女までもがこの病に感染してしまうことになるのです…!
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