2002年に日本で放送された、北川悦吏子脚本のドラマ『空から降る一億の星』。
それから約16年後、この作品は原作の切なさはそのままに韓国でリメイクされました。
この記事では、『空から降る一億の星』韓国版のあらすじやネタバレを最終回まで解説しています。
また、相関図付きで主要なキャストについても紹介していますよ。
さらに、『空から降る一億の星』日本版のあらすじやキャストについてまとめ、韓国版との違いについて言及しています。
韓国ドラマ『空から降る一億の星』を見た人々の口コミや感想についてもまとめていますので、ドラマを見ようか迷っている方は是非参考にしてみてくださいね！
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韓国ドラマ『空から降る一億の星』のあらすじ
広告デザイナーのジンガンとその兄で刑事のジングクは、20歳年の差がある兄妹。
そんな二人と醸造所・アーツに勤務するムヨンが、ジンガンの友人・スンアの陶芸展で出会います。
ムヨンに惹かれていくスンアと、彼の第一印象が最悪になる出会いをしたジンガン。
そして、彼を見た瞬間に嫌な予感が止まらないジングク。
謎に包まれたムヨンの登場で、ジンガンたちの運命は翻弄されることに…。
そんな中、少しずつつながり始めていくジンガンとムヨンそれぞれが持つ記憶や過去。
それらのパーツが全て合わさった時、二人はどのような思いで真実を受け止めるのでしょうか。
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韓国ドラマ『空から降る一億の星』を最終回までネタバレ解説！
ここでは、韓国ドラマ『空から降る一億の星』の内容を第1話から最終回までネタバレしながら解説していきます。
はじめは恋など生まれる様子もなかったジンガンとムヨン。
そんな二人がどのようにして惹かれ合うようになったのかご注目下さい！
第1話
友人であるスンアから、とある陶芸展に招待されていた広告デザイナーのジンガン。
それは、NJグループの御曹司であり、スンアの恋人でもあるウサンが彼女のために開催したものでした。
スンアは、裏口でウサンに勝手に記者会見の予定を組んだことに文句を言ってました。
すると会話の流れで、陶芸展の作品がスンアの作品ではないという話が出てしまいます。
そんな二人の話を聞いてしまった人物こそが、醸造所で働くムヨンだったのです。
偶然その場に居合わせていたため、二人の会話の全てを聞いていたムヨン。
その事をお金で解決しようとしたウサンを無視し、彼はその場を去るのでした。
その後、ムヨンはわざと展示物を壊して記者会見の場もめちゃくちゃにしてしまいます。
陶芸展の会場に到着するやいなやムヨンに失礼な言葉をかけられたジンガンは、彼に対して嫌なイメージを持っていました。
そして、彼女の兄・ジングクも彼を車中から見かけてどこか胸騒ぎを覚えます。
その一方で、スンアは何かと自分を助けてくれるムヨンに少しずつ惹かれ始めていました。
そんな中、刑事であるジングクは後輩のチョロンを妹のジンガンに紹介しようと考えていました。
第2話
兄・ジングクの勧めでチョロンとパブでデートをすることになったジンガン。
そんな中、アクシデントによって彼女の服が料理で汚れてしまいます。
慌てて上着を脱いだジンガンは、とっさに肩にあるやけど跡を隠そうとしていました。
そんな彼女の姿に気付き、自分のパーカーをかけてくれたのはそこで偶然にも再会したムヨン。
彼はそのまま何も言わずに去ってしまいます。
そんなある日、ジンガンはスンアからムヨンを恋人として紹介されます。
嫌な予感しかしないジンガンですが、幸せそうな友人の姿を見ていると何も言うことができませんでした。
その後、何度か会ったムヨンに「妹みたいだ」「俺に気があるのか」と意味深なことを言われるジンガン。
実は、彼の肩にもジンガンと同じようなやけど跡があったのです。
ジングクはというと、彼も偶然出会ったムヨンに「拳銃で人を撃ったことがあるか」と聞かれ困惑していました。
そこで彼は、ムヨンの身元調査を頼むことにします。
その一方で、ジンガンはチョロンとデート中にスンア以外の女性と映画館にいるところをみかけます。
彼女はユリという名前で、どうやらムヨンに気があるようでした。
第3話
ムヨンの働く醸造所・アーツのブランドデザインを任されたジンガン。
なんと制作チームの一員として、ムヨンも加わることを知らされます。
醸造所の見学中にも自分をからかってくる彼に、ジンガンは呆れてしまいました。
一方のジングクは、女子大生殺人事件の捜査をチョロンとともに進めていました。
容疑者として逮捕されたのは、被害者の元恋人・サンフン。
しかし、以前ムヨンと一緒にいたユリも容疑者候補として浮上することに…。
ジンガンは、ブランドデザインのために醸造所を訪れる機会が増えていました。
何度かムヨンの姿も見かけていた彼女は、彼の肩にあるやけど跡に気付きます。
しかし、その事についてジンガンが彼に話を振ることはありませんでした。
一目見た時からムヨンを見ると心がざわざわとしていたジングク。
ある雨の日に彼に車で家まで送ってもらったジンガンを見た彼は、あまりムヨンと関わらないで欲しいと妹に忠告するのでした。
そんな中、スンアの恋人がムヨンだと知ったウサンが彼女との結婚を急ぎ始めます。
ムヨンとのことが母親にもばれてしまい、彼と別れるようきつく言われるスンア。
それでも最終的に彼女が向かったのは、ムヨンのもとでした。
第4話
ジングクから、スンアとムヨンは交際しない方がいいという話をされたジンガン。
兄なりに何か考えがあるとはいえ、その理由が何なのか彼女には分かりませんでした。
ムヨンと一夜を過ごしたスンアは、母にそのことを知られ家に監禁されていました。
そんな彼女が一番に助けをSMSで求めたのは、友人であるジンガン。
彼女はうまくムヨンの連絡先を入手し、スンアの危機を彼に知らせます。
ムヨンとスアンの引き合わせに成功し、ジンガンはほっと胸をなでおろしていました。
しかし、その計画も終わりになった頃にスンアの母にばれてしまいます。
怒った彼女にジンガンは頬を叩かれ、スンアは連れていかれる始末…。
ジンガンは、そこにいたムヨンに思い切り当たってしまうのでした。
後日、ついひどい言葉を言ってしまったことをムヨンに謝罪したジンガン。
食事をしながら語り合う二人は、次第に自分たちには共通点が多いことに気付きます。
親し気なムヨンとジンガンを、ユリが陰から妬ましそうに見ていました。
そんなある日、ジンガンはお酒を飲んだジングクを迎えに来た際にユリの運転する車にはねられそうになってしまい…。
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第5話
ジングクによって何とか事故は避けられたものの、ギプスをつけることになったジンガン。
一方のユリは、睡眠薬の飲み過ぎで病院に運ばれてからも意識不明のままでした。
ジンガンからユリについて連絡を受け、病院へと駆けつけたムヨン。
彼の姿を見たジングクは、この事故にムヨンが関わっているのではと疑い始めます。
実際に、ユリはムヨンとジンガンの仲に嫉妬してジンガンをひこうとしたのでした。
自分では気付いていなかったものの、ユリに言われてジンガンへの気持ちを意識し始めるムヨン。
しかし、彼女に告白してもそっけなくされるばかり。
スンアと交際中なのに告白してくるムヨンが、ジンガンには信じられませんでした。
その頃、スンアはお金を準備してムヨンと駆け落ちしようとしていました。
彼の職場の後輩・ヒジュンに頼んでなんとか彼と会うことに成功したスンア。
しかし、ムヨンは彼女のその提案に賛成してくれませんでした。
しかも彼は、ちょうど同じ時にウサンの策略でアーツを解雇されてしまっていたのです。
次の日の朝、スンアから相談を受けたジンガンはムヨンに本心を聞き出します。
すると彼は、スンアではなくジンガンのことが気になると言い出し…。
第6話
ジンガンに告白した際に、彼女が自分を哀れんでいたことが引っかかっていたムヨン。
彼は、その真相を聞こうと彼女の家の前で待ち伏せしていました。
するとそこに、デート帰りのジンガンとチョロンがやって来ます。
自分のデートにムヨンがついてきていたと知り、憤慨するジンガン。
ムヨンが彼女に自分を哀れむ理由を聞いても、詳しいことは答えてくれませんでした。
一方で、ジングクは女子大生が殺害された事件についての犯人を追っていました。
映像証拠を集めている中で浮かび上がったのは、ムヨンが事件当日に現場近くにいたこと。
ジングクはさっそく彼のアパートへ向かい、アリバイを聞きに行きます。
ところが、そこでムヨンのやけど跡を見た彼は動揺し、そのままその場を去ります。
そんな中、ジンガンはスンアから思わぬ形で問い詰められることになります。
ムヨンがジンガンのことを好きだというSMSを見た彼女は、二人の仲を勘違いしてしまったのです。
何とかしてスンアの誤解を解きたいジンガン。
しかし、ムヨンはどうしようもない冗談を言ってまた彼女を怒らせてしまうのでした。
第7話
突然アパートにやって来た見知らぬ男たちに暴行を受けるムヨン。
そこに現れたジンガンが間一髪で彼を救い出します。
しかし、彼は意識不明のまま病院へと運ばれることに…。
意識が戻らないムヨンのベッドに心配そうに寄り添うジンガン。
彼女の気づかない間に意識を取り戻していた彼は、彼女が電話で席を外すとこっそりベッドから出て去っていきます。
一方、ジングクは女子大生殺人事件の犯人がユリだと確信していました。
そして同時に、ユリも彼になら全てを話してもいいかもしれない…と思い始めていました。
実は以前、自殺しようとした彼女をジングクが救ったという出来事があったのです。
そんな中、スンアはムヨンと会い、自分に近づいたのはお金目的だったと認めさせていました。
20億ウォンの小切手を何の躊躇もなく受け取るムヨン。
すると、彼女はふと彼の足取りから怪我をしていることに気が付きます。
そして、それがウサンの仕業だということも…。
その後、ムヨンはウサンを挑発するような行動に出ます。
スンアの運転する車に乗るムヨンと、それを飲酒しながら追うウサン。
やがてカーチェイスをしていた2台の車は、とうとう事故を起こしてしまいました。
第8話
2台の車が事故を起こした翌日、ジンガンは衝撃的なニュースを目にします。
なんとその事故でウサンは亡くなり、スンアは重体とのこと。
さらにジンガンは、消息のつかめないムヨンの消息も気がかりでした。
彼女は確かに、スンアの助手席に彼が乗っていたのをあの日見かけていたのです。
その事をジンガンから相談されたジングク。
彼は、旧知の知り合いでもあった事故の担当刑事にお酒を飲みながら事情を聞くことに。
するとジングクは、NJグループによって情報操作が行われたことを知らされるのでした。
何事もなかったようにふらりと自分のアパートに帰ってきたムヨン。
彼はそこにいたジンガンと静かにキスを交わしますが、彼女の口から出たのは「もう二度と会わない」という別れの言葉でした。
そしてその翌朝、ジンガンにとってさらにつらい出来事が起こります。
重体だった友人のスンアが、息を引き取ってしまったのです。
一方のムヨンは、一時は付き合っていたというのに彼女の死に無関心な様子でした。
そんな中、チョロンたち刑事一同が女子大生を殺害した容疑でムヨンを逮捕するため彼のアパートにやって来ていました。
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第9話
チョロンからムヨンを逮捕したという話を聞いて驚くジングク。
しかもムヨンのアパートからは次々と証拠品が押収され、彼も容疑を認めたというのです。
しかし、その後ジングクから真犯人であるユリが自白したと伝えられたことで捜査は解決へと向かっていきます。
チョロンとデートしていても、ムヨンのことばかり考えてしまうジンガン。
彼女はこんな気持ちではチョロンと付き合えないと思い、彼に別れを告げます。
そんなチョロンから出た言葉は、「ムヨンとは付き合わないで欲しい」ということ。
事件の捜査の過程でムヨンの通話履歴を見ていた彼は、その中にジンガンの名前があったことが気がかりだったのです。
ジングクも、妹にやはりムヨンとは交際しないで欲しいと思っていました。
一方で、NJグループのウサンの姉・セランがひっそりと動き始めます。
彼女は弟が亡くなったことにより、会社の全てを手にしたと言っても過言ではありません。
セランは弟の死に関わっているムヨンに興味を抱き始めていました。
セランからヘッドハンティングの話を受けたムヨン。
しかし、ジンガンから反対された彼はセランの提案を断ることに決めるのでした。
第10話
ジンガンの言うとおり、セランからの提案を断ったムヨン。
その理由を「いい人になる」ためだと聞いたセランは、彼のことをあざ笑います。
そして、きっとまた私のもとに来るだろう、と意味深な言葉を投げかけるのでした。
チョロンからジンガンと別れたことを聞いたジングク。
彼は、まさかムヨンと付き合い始めたのでは…と気が気ではありません。
そこでジングクは、ムヨンに直接「もう妹から離れてほしい」と警告します。
毎年ジングクと一緒にお寺に行っていたジンガンですが、今年は行けそうにありません。
彼女はその日、兄に仕事だと嘘をついてムヨンとヘサンへ行くことにしていたのです。
そこには、彼が幼少期を過ごした児童養護施設がありました。
妹が仕事で一緒に来れないため、刑事仲間のソジョンとお寺に来ていたジングク。
彼女は、彼が背負っているものを全て知っているようでした。
一方で、ムヨンとヘサンを訪れていたジンガンはある事を彼に打ち明けます。
それは、中学生の頃に自分はジングクと実の兄妹ではないと知ったこと…。
そしてその後、お互いのことを語り合った二人はホテルで一夜を過ごすのでした。
第11話
ジンガンが自分に嘘をつき、ムヨンと過ごしていたことを知ったジングク。
彼は妹が家に帰ってくるなりその事を責め立てます。
しかし、ムヨンと別れる気のないジンガンは部屋にこもってしまいました。
ソジョンからもムヨンとの交際を反対されるジンガン。
そして、ジングクから再度、妹から離れるよう忠告されるムヨン…。
二人の意志に反して、周囲は彼らの交際に賛成していないようでした。
ムヨンのアパートに何もないことに気付いたジンガンは、彼と一緒に足りないものを買いに出かけます。
いつ新居祝いをしようか、と二人の間には幸せな時間が流れていました。
そんなある日、ジンガンは再びジングクに嘘をついてムヨンのアパートに来ていました。
今日は新居祝いをする日だったのです。
ところが、妹の嘘に気付いていたジングクも彼のアパートに…。
彼は、ムヨンのアパートの中で幸せそうなジンガンを窓から見つめていました。
その後、ムヨンはワインオープナーがないことに気付き買い出しに出かけます。
するとそこでジングクとすれ違ったムヨンは、彼にお腹を刺されてしまうのでした。
第12話
ジングクに刺されたところを抑えながらムヨンが向かったのは、ヤン医師の診療所でした。
彼は精神科医で、ユリの主治医でもある人物です。
ムヨンの姿を見てすぐに救急車を呼ぼうとしたヤン医師ですが、ムヨンはそれを拒否。
ヤン医師はやむなく彼を中に運び込んで手当てをするのでした。
翌朝、ジンガンに心配をかけまいとムヨンは彼女にヤン医師の携帯から連絡します。
「旧友に会った」というムヨンの言葉をジンガンは信じることができませんでした。
そしてジングクは、人を刺したと自首すると同時に辞職願を提出していました。
しかし、ムヨンがヤン医師のもとでこっそり治療を受けたことで彼の事件は世間に明るみになっておらず…。
やがて、ジングクからムヨンを刺したと聞いたジンガンは彼と別れることを決意します。
ところが、ムヨンに再び会った彼女は彼とキスを交わしてしまうのでした。
自分の過去をヤン医師が何か知っていると気づき始めていたムヨン。
彼は医師から父が亡くなった経緯についての真相を聞くことになります。
そうしてムヨンは、父が銃殺されたのではなく自殺したことや自身の本名がカン・ソンホであることを知らされるのです。
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第13話
自分の本当の名前がカン・ソンホだと知ったムヨン。
彼は過去の記憶を取り戻そうと、父が自殺したというクマ山を訪れようとしていました。
クマ山に辿り着いたムヨンは、思い出される記憶を繋ぎ合わせていきます。
するとそこに浮かび上がってきた記憶の中に、若い頃のジングクが父に銃を向けている姿が…。
ムヨンはあることを決心します。
クマ山から戻ったムヨンは、うまく言い訳をしてジングクのシフトを聞き出していました。
そして、以前ジンガンを家に送った際に記憶していたパスコードで彼女の家に侵入。
ジングクの部屋にあった行方不明だった自分を捜すチラシを奪ってその場を去ります。
その後、ムヨンが向かったていたのはセランのもとでした。
彼は彼女に、拳銃を用意してほしいこと、そしてチラシの依頼人が誰なのか調査してほしいことを頼みに来たのです。
すると後日、ムヨンはセランからチラシの依頼人はジングクだったと告げ、彼に拳銃を渡します。
彼は、この拳銃を使ってジングクを殺すつもりでした。
それは、自分の父に銃を向けた彼へのムヨンなりの報復だったといえるでしょう。
第14話
自宅に戻ってきたところに、ムヨンから銃口を向けられるジングク。
しかし、こういう事が起こると予感していたのか、彼はムヨンの行動に驚きません。
むしろ、ジングクはムヨンに撃ち殺されても仕方ないと運命を受け入れているよう…。
そんな中、ちょうどソジョンがジングクの家を訪れたため事件にはならずに済むのでした。
その後、ムヨンの携帯にセランから衝撃的な事実が載った新聞記事が送られてきます。
そこで彼は、自分の父・スングが宗教のせいで家を出た妻とその信者二名を殺したことを知ります。
そしてのちに父は自殺したというのがその新聞記事に書かれていた内容でした。
父が人を三人も殺していたことに大きなショックをうけるムヨン…。
落ち込む彼を励まそうと、ジンガンは一緒に食事をしたり遊園地デートをしたりして幸せな時間を過ごします。
ところが、あることがきっかけで再びムヨンの過去の記憶が呼び起こされてしまいます。
それは、ジンガンが沸騰したやかんで火傷をしてしまったこと。
彼女に薬を買って帰る道中、ムヨンにフラッシュバックが起こり…。
第15話
薬を買いに行ってなかなか戻らないムヨンを心配するジンガン。
彼は彼女のために買った薬をドアのところにかけ、ある人物のもとへ急いでいました。
フラッシュバックした記憶の中に見えたのは、幼い頃のジンガン…。
ムヨンは、何かを知っているであろうセランのところへやって来ます。
そこでムヨンは、セランからジンガンは彼の実の妹だということを聞かされるのです。
その事実を聞いて絶望し、よろめきながら彼女のもとを去るムヨン。
しかし、これは彼の心を弄ぼうとしてセランがついた残酷な嘘でした。
やっと家に戻ってきたムヨンから、急に別れを切り出されて戸惑うジンガン。
悲しみに暮れる彼女は、どこかへ向かった彼の帰りを家の前で待ち続けます。
その姿を見て心を痛めたムヨンは、ジングクに迎えに来るよう伝えることしかできませんでした。
そんな中、ムヨンの反応を面白がるセランはさらに彼の心を揺さぶろうとしていました。
そこで彼女は、25年前に何があったか兄に聞いてみろとジンガンをそそのかします。
セランの言葉が気にかかる彼女は、ソジョンに相談を持ちかけることに…。
するとそこで、ジンガンはジングクがムヨンの父を殺したことを初めて知るのでした。
第16話
セランが殺された事件の容疑者として、追われる身となったムヨン。
しかし、ジンガンは彼がそんなことをするはずがないと信じ切っていました。
そんな中、ムヨンはひそかにジングクと会い、ジンガンが妹ではないことを知ります。
そして彼は、自分の父が殺した信者二人が彼女の両親ということも知らされるのでした。
ムヨンの妻を宗教にのめり込ませてしまったのが、ジンガンの両親だったのです。
ジンガンの両親に代わって彼女の世話をしていたムヨン。
二人に共通するやけど跡も、彼が彼女をやかんの熱湯から助けた際に負ったものでした。
ジングクから全てを聞いたムヨンは、自首を勧める彼に三日間の猶予をくれるよう話します。
その間に彼は、全てのことに片をつけるつもりでいました。
銃を傍らに置き、クマ山にある家の中で遺書を書き始めるムヨン。
やがて彼がそれを書き終えたところに、ジンガンがやって来ます。
この場所で一人で死ぬつもりだったムヨンですが、彼女からの問いかけで本当は生きたい事に気付くのです。
ところが、二人が一緒に生きたいと言葉を交わした直後…。
二人はセランの秘書によって次々に撃たれ、お互いを見つめ合うように倒れるのでした。
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韓国ドラマ『空から降る一億の星』のキャストを相関図付きで紹介！
ここでは、韓国ドラマ『空から降る一億の星』のキャストを紹介します。
主要なキャストはムヨンとジンガン＆ジングク兄妹の三人。
パッと見ただけでは彼らに接点はなさそうですが…？
相関図を見てみると、どうやらムヨンに興味を抱いている人物が多い印象です！
引用：BSフジ HP
キム・ムヨン（ソ・イングク）
ムヨンはビール会社で働くミステリアスな男で、幼少期の記憶がない冷淡な性格です。
彼の謎めいた存在が物語を大きく動かし、多くのキャラクターとの関係がドラマの核心に迫ります。
ユ・ジンガン（チョン・ソミン）
ジンガンは広告代理店で働くデザイナーで、両親を幼い頃に亡くし、兄のジングクと二人で生活しています。
ムヨンとの出会いが彼女の運命を大きく変えることになります。
ユ・ジングク（パク・ソンウン）
ジンガンの兄で刑事。
妹を守ろうとするジングクの強い意志が、ムヨンとの対立を深め、過去の事件との繋がりを追うことになります。
ペク・スンア（ソ・ウンス）
ジンガンの親友で、裕福な家庭の娘。
ムヨンに惹かれ、彼との危険な関係に足を踏み入れます。
チャン・ウサン（ト・サンウ）
スンアの婚約者で、大企業の後継者。
ムヨンに対して敵対心を抱き、スンアとの関係に亀裂が生じます。
イム・ユリ（コ・ミンシ）
ムヨンの同僚であり、彼に密かに思いを寄せる女性。
彼女の存在がムヨンの過去と現在を繋ぐ重要な役割を果たします。
ヤン・ギョンモ（イ・ジョンヒョク）
ジングクの同僚であり、彼と共に事件の真相を追う刑事。
ジングクの強い信念を支える人物です。
ノ・ヒジュン（ホン・ビョンヒ）
ムヨンの過去を知る重要な人物で、物語が進むにつれてその存在が明らかになります。
チャン・セラン（イ・ジミン）
ジンガンの同僚であり、彼女の良き相談相手。
物語の進行に伴い、ジンガンの支えとなる存在です。
タク・ソジョン（チャン・ヨンナム）
ムヨンが働くビール会社の上司で、彼の冷淡な性格にも寛容な姿勢を見せます。
ムヨンの過去についても関心を持っています。
オム・チョロン（クォン・スヒョン）
ジングクの部下で、忠実に彼の指示に従い事件の解決に協力します。
彼の若さと情熱が事件の解明に役立っています。
韓国ドラマ『空から降る一億の星』を
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日本版『空から降る一億の星』のあらすじやキャストを紹介！
ここでは、日本版『空から降る一億の星』のあらすじとキャストを紹介します。
2002年4月から6月にかけて月9枠で放送されていた日本版『空から降る一億の星』。
まずは、日本版のあらすじについて簡単に紹介していきます！
日本版『空から降る一億の星』のあらすじ
ある日、刑事の堂島完三と編集部で働く妹の優子は共通の知人である美羽のパーティーに来ていました。
豪華客船で行われていたそのパーティーで、堂島兄妹と涼は運命の出会いを果たすのです。
その後も、とある女子大生殺人事件を捜査する過程で何かと涼と顔を合わせることになる完三。
その度に彼は涼に対する嫌悪感が高まっていきます。
それと同時に、彼と優子の距離が近づいていくことに不安を抱き始めていました。
やがて涼の正体を知ってしまった完三が、その後彼に対して取る行動とは？
そして優子の想いはどこへ向かっていくのでしょうか…。
日本版『空から降る一億の星』のキャスト
次に、日本版『空から降る一億の星』について紹介します。
主要なキャスト三名は、豪華な俳優陣が名を連ねていますよ！
韓国版と比較すると、分かりやすい点では涼と優子の職業が異なっているようです。
片瀬涼（木村拓哉）
韓国版のムヨンにあたる人物。
フレンチレストラン「レーブ」で見習いコックをしている。
ぶっきらぼうな性格。
堂島優子（深津絵里）
韓国版のジンガンにあたる人物。
雑誌の編集部で働いている。
西原財閥の令嬢・美羽とは完三と共通の知人。
堂島完三（明石家さんま）
韓国版のジングクにあたる人物。
刑事として働いているが、辞職してうどん屋を営もうか考え中。
自身も独身だが、それよりも優子の結婚を心配している。
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『空から降る一億の星』の韓国版と日本版の違いは何？
結論から言うと、韓国版と日本版の違いは大まかに分けると「登場人物の設定」、「出会いの場面」、「話数」、「結末」の4点です。
まず、登場人物についてはキャスト紹介でも述べたようにムヨンと涼、ジンガンと優子の職業がそれぞれ異なっています。
また、韓国版でスンアは交通事故で亡くなりますが、日本版で彼女にあたる美羽は自殺。
どちらの死にも婚約者が絡んでいるという点は共通しています。
次に、主要キャスト三人が出会った場所が違います。
こちらはそれぞれのあらすじを参照していただけると分かると思いますが、韓国版では陶芸展、日本版では誕生日パーティーとなっています。
また、話数に関しても韓国版では全16話、日本版では全11話と異なります。
そして最後に、韓国版と日本版では最も大きな違いとして挙げられるのが結末です。
結果として二人とも亡くなってしまうのは同じなのですが、韓国版ではムヨンもジンガンもセランの秘書によって銃殺、日本版では涼を優子が拳銃で撃ち、その後自身も自殺という結果に…。
これはジンガンとムヨンが兄妹ではなかった韓国版に対し、涼と優子は実の兄妹だったという設定の違いが大きく影響したのではないでしょうか。
韓国ドラマ『空から降る一億の星』の見どころ
韓国ドラマ『空から降る一億の星』の見どころは、ジンガンによって少しずつ引き出されていくムヨンの魅力です。
ソ・イングクが演じていることもあって、もともとカッコいい印象はあるムヨン。
けれども、彼は他人に無関心なだけあって決して気の利いたことを言えるわけではありません。
その点では、私は真っ直ぐに想いをアピールしてくれるチョロンの方がはじめは好印象でした。
しかし、猫のようにふらふらっと現れては消えるムヨンを放っておけないジンガンの優しさが、次第に彼の心を溶かしていきます。
彼女の温かさに触れ、今まで知らなかった愛を知っていくムヨン。
そんな言葉少なな彼がジンガンを抱きしめたり、キスをしたりする姿がとても印象に残るんです。
不器用だけどジンガンへの愛は誰よりも強い、そんなムヨンのささいな言動の一つ一つにもぜひ注目しながら見てみて下さい！
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韓国ドラマ『空から降る一億の星』の評価は？
韓国ドラマ『空から降る一億の星』は、個人的には結末に納得のいくことができた作品です。
ストーリーの中でいろいろなことが起こったけれど、ムヨンとジンガンは出会えてよかったんだな…と。
正直なところ、二人が惹かれ合っても彼らの間に結ばれてはいけない理由があるなら、出会わない方が幸せだったのではとドラマを視聴中に何度も思っていました。
しかし、紆余曲折ありながらも最後に二人は想いを伝え合うことができたので、彼らの出会いは無駄ではなかったんだというのが私なりの解釈です。
誰かを愛した時、それは時に二人だけの問題ではなくなることがあります。
そして、それを乗り越えるためには何かを犠牲にしたり、辛いことにぶつかったりすることがあるでしょう。
ムヨンとジンガンはお互いを愛していたにもかかわらず、それらの障壁によって幸せを共有していた時間はあまりありませんでした。
そんな中、最後の最後に二人が同じ気持ちのままそばで息絶えたのはとても幸せなことだったと思います。
韓国ドラマ『空から降る一億の星』の感想や口コミ
ここでは、韓国ドラマ『空から降る一億の星』のSNS上での感想や口コミを紹介します。
結末に衝撃を受けつつも、すごく感動したという意見が多くみられました。
日本版との違いもあるからこそ、ラストがどうなっていくのか終始ハラハラさせられますね！
『空から降る一億の星』やっと完走しました~！
ほんとに1話からストーリーに引き込まれてさいこうの韓ドラでした！
最終話は涙が止まらないほど感動しました…(´；ω；`)
リピ決定です！
何回も見たいからDVDを買おうっと！— ♡キキ♡ (@kirakira___kiki) November 27, 2019
空から降る一億の星（）
日本版未視聴だけどすごいものみたって感じ
救いようの無いくらいひたすら悲しいしなんでその終わり方になっちゃったんだろうって胸糞悪いけどめちゃくちゃ良かった いや、良くは無いんだけど伏線回収すごすぎて感動していた 韓ドラさすがすぎる（論点違）評価低いの謎すぎる pic.twitter.com/jVl9KS6qBv— (@impaul_iroO) August 17, 2023
空から降る一億の星、視聴完了。放心状態最近の韓国ドラマにはないタイプのドラマであり名作と呼ぶにふさわしい作品日本版とは結末が違っていたけど断然こっちの方がいい。そしてソイングク の演技が素晴らしかったこんなに感動している人がたくさんいることをなんとかグクに伝わるといいな〜〜
— チロルチョコ (@yukikouchoco) November 23, 2018
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まとめ
ここまで、韓国ドラマ『空から降る一億の星』についてネタバレあらすじを中心に日本版との違いなどをまとめてきました。
結論としては、以下のとおりです。
- 『空から降る一億の星』の韓国版と日本版では登場人物の設定や結末などに違いがある。
- 少しずつにじみ出てくるムヨンの魅力が『空から降る一億の星』の見どころ。
- 『空から降る一億の星』は個人的には結末に納得できたドラマ！
- 『空から降る一億の星』のラストに衝撃と感動を覚えたという口コミが多い。
原作は同じでも、『空から降る一億の星』の韓国版と日本版では違った面白さがあると思いますのでぜひ見てみて下さいね！
