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映画『7番房の奇跡』のネタバレあらすじをラスト結末まで解説!ヨングは結局死んだ!?

2024年6月20日

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映画『 7番房の奇跡』のネタバレあらすじをラスト結末まで解説!ヨングは結局死んだ!?

韓国映画『7番房の奇跡』は実話に基づいた感動物語です。

この記事では、『7番房の奇跡』のベースとなった実際の事件やネタバレ有りのあらすじ、出演キャストの情報をお伝えしています。

さらに、「主人公のヨングは死んだのか?」というネタバレを含む疑問にも詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

無垢な心が、刑務所を光で満たす。
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映画『7番房の奇跡』のあらすじ

2013年に公開された「7番房の奇跡」は、ヒューマンドラマの傑作として今も高い評価を受けている韓国映画です。

知的障害を持つ父親ヨングと彼の一人娘イェスンは、慎ましくも幸せに暮らしていました。

そんなある日、ヨングは無実にもかかわらず、幼女誘拐殺人事件の犯人として刑務所へと送られます。

彼が収監されたのは、個性豊かな囚人たちが集う7番房。

初めは新人いびりの洗礼を受けるヨングでしたが、彼の純粋さと優しさに触れた囚人たちは、次第に彼と打ち解けていきます。

ヨングが娘との再会を切望していることを知った囚人たちは、イェスンを密かに刑務所に連れてくる計画を練るのですが・・・。

果たして父娘は刑務所内で無事に再会することができるのでしょうか?

また、無実の罪で死刑の宣告を受けた父ヨングの冤罪は晴れるのでしょうか?

この映画は、権力者の誤解と復讐心による冤罪にも屈せず、愛と希望を失わない一組の父娘と囚人仲間の闘いを描いた作品でもあります。

思わず笑ってしまうユーモアと感動的なシーンを織り交ぜながら、家族の絆、父親の無償の愛、そして人々の温かさをドラマチックに描き出したヒューマンドラマの名作です。

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映画『7番房の奇跡』のネタバレを結末まで解説!

映画『7番房の奇跡』のネタバレを結末まで解説!

韓国映画『7番房の奇跡』は、単なる感動にとどまらず、視聴者の心に深く響くメッセージを持った作品です。

ここでは映画『 7番房の奇跡』のネタバレあらすじを、時系列にお伝えします。

無実の罪で投獄され、死刑判決を受けて死んだ心優しいヨングの悲しくも、温かなストーリーです。

貧しくも幸せな生活

知的障害を持つヨングは、一人娘のイェスンと貧しくも幸せに暮らしていました。

ヨングは娘イェスンのために、彼女が欲しがっていたランドセルを買おうと懸命に働きます。

しかし、警察庁長官がそのランドセルを購入してしまいます。

悲劇の始まり

ある日、警察庁長官の娘ジヨンが凍った道で足を滑らせ、後頭部を強打し瀕死の状態に。

道に横たわる彼女を見つけたヨングは助けようとしますが、その行動が誤解を招く結果となってしまいます。

ヨングは誘拐殺人の犯人として逮捕され、刑務所に送られてしまいます。

7号房の仲間たち

彼が収監されたのは、個性豊かな囚人たちが集まる7号房でした。

心優しいヨングは、次第に他の囚人たちと心を通わせ始めます。

彼らはヨングを何とか愛娘イェスンに会わせようと奮闘し、ついに刑務所で父娘の再会が実現します。

信頼と絆

当初はヨングに冷淡だった刑務課長も、火事で彼に命を救われてからはヨングの無実を信じるようになります。

他の刑務官たちや刑務所の囚人たちも、彼の優しさや純粋さ、そして他人への思いやりに触れ、ヨングが単なる囚人ではなく、愛する娘のたった一人のかけがえのない父親であることに心動かされていきます。

最期の誕生日

しかし、娘ジヨンを亡くし復讐心を募らせる警察庁長官の恫喝により、ヨングはイェスンの安全を守るため、やってもいない犯罪を自白。

その結果、彼は誘拐殺人の罪で死刑判決を受けてしまいます。

囚人たちは父娘の脱出計画を練りますが、あえなく失敗。

そして、イェスンの7歳の誕生日に、父ヨングの刑が執行されました。

名誉の回復

それから10数年後、司法研修生となったイェスンは模擬裁判で父ヨングの無実を証明し、父の名誉を回復します。

全てが終わったとき、彼女の目に映ったのは、あの純粋で愛情あふれる父ヨングの笑顔でした…。

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映画『7番房の奇跡』でヨングは結局死んだのか?

韓国映画『7番房の奇跡』は冤罪の死刑囚イ・ヨングの物語です。

けれどもヨングの死刑執行の具体的なシーンが描かれていないため、「結局、ヨングは死んだのか?」という疑問を持つ視聴者も多いようです。

以下、「ヨングは死んだのか?」という疑問についてお伝えします。

結論から言えば、ヨングは無罪でありながら、死刑が執行されました。

しかも、心から愛する一人娘イェスンの7回目の誕生日当日にです。

彼が死んだと言える根拠には以下があげられます。

ヨングが死んだという根拠

  • 模擬裁判にヨングが出席していないこと。
  • イェスンが警察課長の養女となり、彼を「父」と呼んでいること。
  • ヨング自身、イェスンに「いい所に行く」と発言していること。

他にも、映画のさまざまなシーンや発言から、ヨングが無念の死を遂げたことが暗示されています。

「心優しいヨングと、健気で可愛いイェスンの親子には、ずっと幸せでいてほしい」と願う気持ちは痛いほど分かりますが、ヨングは非業の死を遂げた、というのがこの映画のエンディングです。

実際、韓国では1997年以降、死刑が執行されていないようですが、ヨングがもう少し長く生きていてくれたら、と残念でなりません。

映画『7番房の奇跡』は実話?

映画『7番房の奇跡』は実話?

映画『7番房の奇跡』の冤罪ストーリーがあまりに生々しいため、「これは実話なのだろうか?」と疑問に思う人も多いようです。

結論から先に言うと、この映画は実話をベースにしたフィクションです

私自身、この悲惨な冤罪ストーリーにモデルとなった実話があったことに衝撃を受けました。

以下、モデルとなった実際の事件の概略をお伝えします。

実際の事件は1972年、春川で起こりました(春川女児レイプ殺人事件)。

警察署長の10歳の娘が暴行を受け、殺害された事件です。

当時の軍事政権下、大統領パク・チョンヒは国家権力の威信にかけて、10日以内に犯人を逮捕するよう厳命しました。

結果、追い詰められた警察は、彼女が行くと言っていた出先の貸本屋の主人チョン・ウォンソプを犯人に仕立て上げ、逮捕しました。

そして、当局による拷問の末、彼はやってもいない罪を自白し、無期懲役の判決を受けたのでした(その後、模範囚として出所)。

映画の主人公ヨングのように死刑判決ではないことが唯一の救いですが、目撃者や証拠を故意に捏造されたチョン氏の無念はいかばかりでしょうか・・・。

以上が映画『7番房の奇跡』のモデルとなった実話です。

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映画『7番房の奇跡』の主要キャスト一覧

映画『7番房の奇跡』では、韓国映画界を代表する実力派女優のパク・シネや、2024年百想芸術大賞のテレビ部門で大賞を受賞した超話題作「ムービング」に出演したリュ・スンリョン、その他名脇役が出演しています。

ここでは、主要キャストとその代表作をお伝えします。

リュ・スンリョン:イ・ヨング役

『7番房の奇跡』の名演技で、大鐘賞の男優主演賞を受賞。

韓国ドラマ『良くも、悪くも、だって母親』、『ムービング』、『智異山』、『キングダム 1, 2』に出演。

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カル・ソウォン:イェスン(子役)

『7番房の奇跡』の演技で、大鐘賞映画祭主演女優賞と新人女優賞にノミネート。

その後、韓国ドラマ『青い海の伝説』、『花遊記』、『明日』に出演。

パク・シネ:イェスン(大人役)

韓国を代表する女優の1人。

2021年に俳優のチェ・テジュンと結婚。

代表作には韓国映画『相続者たち』、『ピノキオ』、『アルハンブラ宮殿の思い出』などがある。

チョン・ジニョン:刑務所課長/イェスンの義父役

ソウル出身で名門ソウル大学を卒業。

1998年には映画『約束(약속)』で、大鐘賞助演男優賞[および青龍映画賞助演男優賞を受賞した。

大ヒット韓国ドラマ『涙の女王』にも出演。

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オ・ダルス:ヤンホ役

大邱生まれ、釜山出身の俳優。

映画への出演が多い。

代表作は『国際市場で逢いましょう』、『朝鮮名探偵シリーズ』、『殺人者の記憶法 』。

パク・ウォンサン:ウォンサン役

韓国ドラマ・映画ともに出演が多い。

最近の出演作には、ドラマ『七日間の女王』、『ザ・キング:永遠の君主』がある。

キム・ジョンテ:マンボム役

主人公の敵役(悪役)として登場することが多い名脇役。

韓国ドラマ・映画ともに出演が多い。

代表作は『ドリームハイ2』、『ミス・リプリー』

チョン・マンシク:ボンシク役

映画・ドラマともに出演が多い。

『モガディシュからの脱出』、『アンダーカバー』にも出演している。

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映画『7番房の奇跡』の見どころ

映画『7番房の奇跡』の見どころ

韓国映画『7番房の奇跡』の最大の見どころは、父ヨングと娘イェスンの深い絆です。

父が知的障害を持っていても、娘イェスンは嫌がることなく、健気に父親をサポートします。

彼女の父に対する信頼は絶対です。

別れ際、「1、2,3」のカウントの後に、変顔で笑わせてくれる優しい父、ヨング。

その父が最期の別れのときに、彼女の前に再び姿を見せることはありませんでした・・・。

幼い少女が父との永遠の別れを知った時、号泣する姿に胸が締め付けられます。

知的に障害があったとしても、命をかけて愛する娘を守る父ヨング。

この父娘のかけがえのない無償の愛に触れたとき、悲しみの中にも温かな涙が流れる、そんな心温まる物語です。

また、ヨングの純粋で気負いのない優しさは、囚人たちや刑務所の課長にも向けられます。

彼の優しさが囚人たちの心を和ませ、課長の心の傷を癒していく様子はまさに7番房に起こった「奇跡」です。

冤罪という重いテーマを扱いつつも、家族愛や人間の善意、信頼や絆の大切さをコメディ・タッチに描いている「7番房の奇跡」。

疲れたとき、心折れたとき、ふと「自分を愛してくれた誰か」に会いたくなる、そんな優しさが詰まった映画です。

映画『7番房の奇跡』の評価は?

韓国で1,281万人の観客を動員した「7番房の奇跡」。

「涙なくしては観られない」とよく言われますが、この映画を見ると、本当に涙が止まりません(私の場合は号泣でした)。

「冤罪の末に死刑で命を落とす」という重いテーマを扱いつつも、父ヨングと娘イェスンの心の絆を丁寧に、そして感動的に描いているからでしょう。

特に、イェスン役の子役カル・ソウォンの演技は圧巻です。

頼りなくも心優しい父ヨングへの愛と信頼を、彼女は全身を使って表現しています。

知的障害を持つ不器用な父親と、しっかり者の健気な少女というコントラストが、軽快なコメディを生み出しながらも、後に訪れる悲劇を予感させます。

「二人にはずっと幸せでいてほしい」と願うものの、悲しい運命を迎える父ヨングと娘イェスン。

映画のラストで、父の無罪を信じ続けたイェスンが父を想い弁護する姿に、私の涙腺はついに崩壊。

そして、そこには改心した7番房の囚人たちと、イェスンの養父となった刑務所課長の姿が・・・。

死んでなお、人々の心に残るヨングへの愛に、胸が熱くなりました。

重いテーマのストーリーを心苦しくさせなかったのは、これらの脇役たちの見事な演技のおかげでしょう。

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映画『7番房の奇跡』の感想や口コミ

本国韓国で高い評価を受けている映画『7番房の奇跡』は、日本でも観る人に感動を与えています。

Amazonプライムビデオでは、750を超える評価が集まっています。

ここでは映画『7番房の奇跡』のSNS上での感想や口コミを紹介します。

まとめ

「7番房の奇跡」は、知的障害を持つ心優しい父親ヨングと、幼い娘イェスンの無償の愛を描いた感動の物語です。

『7番房の奇跡』のネタバレあらすじで詳しくご紹介したように、ヨングは愛する娘のために懸命に働いていますが、ある日、身に覚えのない罪で刑務所に収監されてしまいます。

絶望の淵に立たされたヨングを待ち受けていたのは、個性豊かな囚人たちとの奇妙な共同生活でした。

はたして、冤罪で死刑宣告を受けたヨングの無実は証明されるのでしょうか?

「7番房の奇跡」は、韓国で実話を基に映画化され、1,281万人を動員する大ヒットを記録しました。

ユーモアと感動が織りなすストーリーは、観る人の心を揺さぶり、涙なしでは見られません。

ぜひ、この感動の物語を見届けてください。

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