第21~22話
医官を採用する試験でクァンヒョンと対決し、合格したテジュ。
ところが、クァンヒョンの診断が正しかった以上自分の合格がどうにも納得いきません。
そんなテジュの姿を見たクァンヒョンは彼と和解し、良き友となっていくのでした。
その一方で、なんとか起死回生を狙いたいミョンファンが再び動き始めます。
今度はトジュンの娘・チニョンと自分の息子・ソンハを結婚させようと目論むのです。
しかし当の本人たちにその気はないようで、気をもむミョンファン。
とうとう彼はチニョンとソンハの合意を得ず、強引に婚姻話を進めてしまいます。
そんな中、ジュマンは腫瘍を治療するための研究に精を出していました。
そこに居合わせた医女・インジュは、とうとう彼に自身の悩みを打ち明けるのです。
クァンヒョンは亡きトジュンの息子であるということ…。
けれどそれを伝えてしまえば、チニョンが奴婢の身分になってしまうということを。
クァンヒョン本人はというと、ミョンファンの罠にかけられて戸惑っていました。
治療のためウンソのもとを訪れた際、人妻を誘惑したという罪で捕らわれてしまったのです。
第23~24話
ミョンファンがさまざまな所で手をまわして、クァンヒョンをはめた罠。
そのため、クァンヒョンは実際に罪を犯すようなことはもちろんしていません。
しかし彼は、ウンソや他の関係者たちを守るため嘘をついて罪を認めるのでした。
そんなクァンヒョンのことを無実だとひたむきに信じているチニョン。
ソンハに彼と関わらないよう忠告されても、彼女は身を引きません。
チニョンは、ウンソの兄・ドゥシクに真実を話してほしいと懇願し続けました。
やがてクァンヒョンの件は再調査されることになったものの、その間にウンソの病状が悪化。
ジュマンは彼女を診て、これまで試みたことがない外科手術が必要な状況だと判断します。
そして執刀したクァンヒョンは見事、手術を成功させてウンソの命を救ったのでした。
その後、クァンヒョンはインジュからトジュンの息子だと知らされます。
そしてチニョンとすり替えられたのだという衝撃的な過去も…。
はじめは信じられなかったものの、少しずつそれが真実だと確信していくクァンヒョン。
さまざまな真実が明るみになっていく中、体調を崩していたジュマンがとうとう倒れてしまいます…!
第25~26話
ジュマンは、すでに危篤の状態となっていました。
以前ミョンファンが盛った毒によって、その病状が急激に進行してしまっていたのです。
ジュマンを助けるための方法は、頭を切開する外科手術しかないけれど危険が伴う。
しかしクァンヒョンは、命をかけてジュマンの手術を行う決意をしました。
そして、インジュらとともに手術を始めようとした彼は衝撃を受けます。
思いのほか病巣が広がっており、もはや切開手術は出来る状況ではなかったのです。
そのため、チニョンの提案を用いてクァンヒョンらはジュマンの手術を成功させました。
その後意識を取り戻したジュマンは、見舞いにきたミョンファンと話していました。
今ならまだやり直すことができる、昔のミョンファンに戻れ、と。
その言葉に彼の心は動いたものの、それよりもクァンヒョンがトジュンの子だという事実への驚きが勝っていたようです。
一方、チニョンは父・ミョンファンの悪だくみを聞いて怒りを抑えられずにいました。
でも、彼女はクァンヒョンと人生が入れ替わっていることまでは知りません。
それも含めて全てを知ってしまっているクァンヒョンは、チニョン以上に葛藤していました。
第27~28話
クァンヒョンがトジュンの息子だと知ったミョンファンは、彼の始末を命じます。
瀕死状態となってしまったクァンヒョンでしたが、その後何とか一命を取りとめました。
その一連の事件がまたもや父・ミョンファンの仕業だと知ったソンハは父のもとへ。
ところがそこで衝撃の事実を知らされた彼は、チニョンを守るため事件の捜査を断念します。
やがて意識が戻ったクァンヒョンは、子どもの頃出会ったヨンダルがチニョンだと知ります。
そして彼よりも先にその事を知ったチニョンと抱き合い、再会を喜ぶのでした。
そんな中、ジュマンが王・顕宗に遺言を残して息を引き取ります。
自分が亡くなるのは、決して手術を行ったクァンヒョンやインジュのせいではないと。
ところが悲しみの中で判断を誤ったのか、王は2人を逮捕せよとの王命を下します。
一方で、今回は珍しくミョンファンはすぐに彼らを罪に問うことはしませんでした。
その裏でいろいろなところに根回しをした彼は、その後のことをうまく運んでいきます。
そして、とうとうクァンヒョンは亡き者にされてしまいました。
第29~30話
そのままクァンヒョンの遺体は見つからず、船の転覆事故で亡くなったと処理されました。
父・ミョンファンが自分までもを裏切ってクァンヒョンを亡き者にしたと知ったソンハ。
しかも、それがソンハのためでもあったというのです。
クァンヒョンがいなくなれば、チニョンをお前が手にすることができるのだ…と。
それから4ヵ月、首医になったミョンファンは再び権力を振りかざしていました。
一方で生き延びていたクァンヒョンは、ジュマンの遺言を辿ってサアムという人物のもとを訪れていました。
その後、彼の弟子となったクァンヒョンが清国に渡って3年が経ったある日。
クァンヒョンは経験したことのない帝王切開の手術が必要な患者を前に戸惑っていました。
ですがサアムのアドバイスを受けた彼は、無事に手術を成功させるのでした。
そんな中、皇后が病にかかったことで各国から清に優れた医官たちが集まってくることに。
どうやら朝鮮からやって来るのはミョンファン率いる使節団のようです。
そこにはチニョンやソンハの姿もありました。
運命を超えた治療、馬医の奇跡。
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