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映画『永遠の0』のあらすじネタバレを紹介!ラストシーンや実話なのかも解説!

2024年8月27日

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映画『永遠の0』のあらすじネタバレを紹介!ラストシーンや実話なのかも解説!

「海軍一の臆病者」と呼ばれた男が、何を考え特攻を志願したのか。

映画『永遠の0』をラストシーンのネタバレを含めたあらすじとともに、登場人物たちの相関図や考察をまじえ、実話なのかどうかにも迫りながら『永遠の0』を紹介させていただきます。

作者、百田直樹のデビュー作でキャストは、主演岡田准一さんをはじめとしたそうそうたる俳優陣が熱演し、日本アカデミー賞では8冠をし話題となりました。

主題歌は、映画の公開年に活動を再開したサザンオールスターズの「蛍」です。

23年ぶりの映画主題歌への提供としても話題となりました。

あらすじ部分にはネタバレを含みませんので、映画を見る前にあらすじだけ知りたい方でも問題ありません。

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映画『永遠の0』のあらすじ

太平洋戦争末期、勝利を目前にしたアメリカ軍。

特攻で突っ込んでくる日本兵を、ゲーム感覚で墜とすことにもなれてきた頃、一機の零戦がいく弾もの銃弾をくぐり抜け包囲網を突破してきた。

時は現代にもどり戦後60年の夏、主人公の佐伯健太郎は祖母の葬式で、祖父とは血が繋がっておらず、本当の祖父は第二次世界大戦時に特攻で亡くなっていたことを知った。

血の繋がった祖父、宮部久蔵のことを知る為に、彼のことを知る人々を姉、慶子と共に訪ね歩いていく。

国のために命を捧げることが美徳とされていた戦時中、「娘に会うまでは死ねない」と生に執着し仲間から、「臆病者」と蔑まれていた零戦のパイロット、それが祖父の宮部だった。

祖父の事を知る人々から語られる宮部の姿。

妻と娘のためにと、異常なほど生きることに執着していた。

そこまで生きて帰る事にこだわっていた宮部が、死を覚悟してなぜ特攻を志願したのか。

宮部が死を選んででも残したかったものとは。

健太郎が最後に辿り着く人物から語られる衝撃の真実。

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映画『永遠の0』のネタバレを結末まで解説!ラストシーンはどうなる?

映画『永遠の0』のネタバレを結末まで解説!ラストシーンはどうなる?

「生きて帰る」と、妻との約束を違えてもなお、特攻を志願した宮部久蔵が何を考えていたのか。

宮部を中心に複数の想いが交錯する。

健太郎は祖父の真実の先に何を思うのか。

ここでは、映画『永遠の0』のネタバレを結末まで解説します。

帝国海軍一の臆病者

宮部は仲間から「臆病者」だと蔑まれ忌避されてもなお、「生きて帰る」事に執着しそれを口にする事を憚らなかった。

現代を生きる我々とは異なる価値観の戦時中。

国のために命を捧げる事ことが正義とされ、死を恐れることが悪だった時代。

日本にいる妻と娘のことを思い、自分が戦争で死んでしまっては家族が不幸になる。

家族のために生きて帰る、その一心で人一倍努力し戦場を生き抜く宮部だった。

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特攻

日本の敗戦が色濃くなってきた頃、宮部は教官として零戦の乗組員を育て戦地に送り出していた。

この頃には、熟練のパイロットは戦死か第一線から退き数を減らし、若者たちが戦場へと送り出されていた。

艦上戦闘機は、陸地に比べ遥かに狭い空母に離着陸する、これひとつとっても難易度が高い。

日本の技術が生み出した、最高の戦闘機に熟練された最高の乗組員。

零戦乗りは日本の誇りだった。

本来であれば何度も訓練を積み、一人前の零戦乗りとして戦地で戦う。

しかし、新しい乗組員たち、国の要請で集められた学生たちである彼らに教える時間は短い。

圧倒的に足りない訓練時間、死ににいけと言っているのも同義である。

実際、彼らは特攻として死ににいくのだ。

これからの日本の将来に必要であろう若者たちを、ただ死地に送る。

国のために死ねるのであれば本望、本当に?

宮部の心は罪悪感で埋め尽くされたのだろう。

宮部は終戦間際、自ら特攻に志願する。

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真実

特攻に行く日、宮部は何故か機体を取り換えてくれと一人の教え子に申し込む。

宮部の乗るはずだった機体は、エンジントラブルで帰還せざる終えなかった。

宮部はエンジンの不調に気づき、一人の命を救った。

宮部に救われたのが健太郎の祖父、大石賢一郎だった。

彼は宮部が繋いでくれた命、と宮部の家族を守ることを決め祖母、松乃を訪ねた。

「たとえ死んでも、それでも、僕は戻ってくる。生まれ変わってでも、必ず君の元に戻ってくる」

宮部は松乃にそう約束していた。

なぜ宮部は家族を託し、死を選んだのか。

賢一郎は宮部に繋いでもらった命と、松乃と清子を守ることを義務としていた。

松乃は賢一郎に宮部を重ねていた。

宮部を通して彼らの家族が始まった。

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アメリカ軍

アメリカ軍空母に、一機の零戦がいく弾の銃弾をかい潜り到達した。

宮部が笑った先に何を見ていたのだろうか。

これまでの重積からの解放なのか、家族の元へ帰れる安堵からなのか。

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映画『永遠の0』の相関図と主要キャスト一覧!岡田准一の役どころは?

映画『永遠の0』の相関図と主要キャスト一覧!岡田准一の役どころは?

引用:面怒宇九斎のブログ

主演、岡田准一さんをはじめとし、故三浦春馬さんや吹石一恵さん、井上真央さん、故夏八木勲さんなどそうそうたる俳優陣が集結しました。

ここでは、映画『永遠の0』の相関図と主要キャストを紹介します。

宮部久蔵(岡田准一)

健太郎と慶子の血の繋がった祖父であり、零戦乗りとして高い技術を持っているが、仲間たちからは「臆病者」と蔑まれていた。

佐伯健太郎(三浦春馬)

現代、祖父(賢一郎)と同じ弁護士を目指すが、司法試験に落ち続けやさぐれていたところ、姉の手伝いで祖父、宮部の事を調べていく。

佐伯慶子(吹石一恵)

健太郎の姉でフリーのライター。

健太郎と共に宮部の事を調べていく。

松乃(井上真央)

健太郎、慶子の祖母。

大石賢一郎(現代:夏八木勲/過去:染谷将太)

健太郎、慶子の祖父。

宮部の教え子であり、宮部に命を救われ松乃と娘、清子を守るため探し訪ねる。

佐伯清子(風吹ジュン)

健太郎、慶子の母。

宮部の記憶はなく、自分の血の繋がった父親のことを知りたいと思っている。

長谷川(平幹二朗)

健太郎たちが宮部のことを調べるために、最初に訪ねる人物。

井崎(現代:橋爪功/過去:濱田岳)

ラバウル航空隊時代の宮部の部下。

景浦(現代:田中泯/過去:新井浩文)

ラバウルからの搭乗員。

松乃をヤクザの組長から救った若者と思われる。

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映画『永遠の0』の見どころ

映画『永遠の0』の見どころ

冒頭からの迫力ある戦闘シーン。

真珠湾やミッドウェーの歴史資料を元に、忠実にVFXで再現しています。

どこまでが実写でどこからがCGなのかわからない、こだわり抜かれた迫力満点の映像ばかりです。

零戦の1/1スケール模型を使用しただけではなく、空母赤城のオープンセットと空撮を用いて作られた映像に興奮間違いなし。

生きたいと思うことすら許されない当時の価値観の中、国のために戦い続けた人たちがいた。

臆病者と蔑まれてもなお、生きることに執着した宮部の考え。

宮部から繋げられた尊き命たち。

若き才ある人々が国のために特攻で命を落とすことは尊いことではない、生きていることこそが国の利益なのだと強く生きることの大切さを本当の強さとは、今一度考えることになるのではないでしょうか。

映画『永遠の0』の評価は?

日本アカデミー賞では、最優秀作品賞をはじめ8冠を受賞しました。

  • 最優秀作品賞
  • 最優秀監督賞
  • 最優秀主演男優賞
  • 最優秀美術賞
  • 最優秀撮影賞
  • 最優秀照明賞
  • 最優秀録音賞
  • 最優秀編集賞

主演の岡田准一さんをはじめとしたキャストたちの熱演、当時を生きた人々の心情がリアルに伝わってくるかのような演技に、心打たれ涙なしでは見られません。

史実を元に、忠実に再現されたVFXの技術も評価されています。

賢一郎と松乃の関係は様々な考えがあると思いますが、全て宮部が紡いだ愛の物語なのだと考えます。

最後に、基本的に原作に忠実であり、一人一人の物語が存在した映画『永遠の0』ですが、最後のシーン、原作ではアメリカ軍の視点で甲板到達後も描かれていますが、個人的にはそのラストシーンが描かれなかったのは残念です。

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映画『永遠の0』の感想や口コミ

ここでは、映画『永遠の0』のSNS上での感想や口コミを紹介します。

映画公開当初から最近のものまで、10年を経てもなお見続けられている作品です。

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映画『永遠の0』の主題歌は?

映画『永遠の0』の主題歌は?

主題歌は、サザンオールスターズの「蛍」。

桑田佳祐さんが作品に強く共感し書き下ろされた、美しくも壮大な愛のバラード。

作品に込められた愛を、平和への祈りを少しでも多くの人に届けることの手伝いができるようにと、思いを込めて作られたそう。

まとめ

映画『永遠の0』を、ネタバレを含めたあらすじとともに解説しました。

映画の宮部は実在した特攻隊員の話や、著名な零戦パイロットの伝記をもとに作り上げられた人物です。

当時、祖国日本のためにと多くの命が犠牲となりました。

日本だけでなく、戦争中の国々の人々が自国のために戦い犠牲になりました。

誰にでも自分を大切に思ってくれる、自分が大切に思う家族がいる。

今を生きる私たちと同じように愛する家族がいる、そんな人々が何を考え何のために戦ったのか。

平和な世に生きる私たちに今一度命の大切さ、家族への愛を確かめさせてくれる作品です。

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