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映画『死刑にいたる病』のネタバレあらすじを結末まで解説!逃げた子は誰なのか?

2024年5月24日

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映画『死刑にいたる病』のネタバレあらすじを結末まで解説!逃げた子は誰なのか?

今回は、映画『死刑にいたる病』のあらすじからネタバレについて紹介します!

主演の阿部サダヲさんの演技が上手すぎると話題になった作品です。

その他にも豪華な俳優陣が勢揃いとなっています。

  • この映画は実話なの?
  • この映画に出ているキャストは?
  • 榛村の元から逃げた子は誰?
  • この映画の結末のネタバレが知りたい!
  • 死刑にいたる病とは何のことなのか?

など映画について解説、考察もしますので最後までご覧ください!

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映画『死刑にいたる病』のあらすじ

理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也の元にある日、1通の手紙が届きます。

それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人、榛村からのものでした。

24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていました。

「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい。」

榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始めることに。

そこには、想像を超える残酷な事件の真相がありました。

映画『死刑にいたる病』のネタバレ

映画『死刑にいたる病』のネタバレ

ここでは、映画『死刑にいたる病』のネタバレを解説しますのでご注意ください。

  • 死刑にいたる病とはどんな病気なのか。
  • 榛村と雅也のパン屋の店長と客以外関係とは?
  • 雅也の前に現れた長髪の男性、金山は誰なのか。
  • 根津かおる殺害事件の真相は?

など、物語で重要となる部分を解説しています!

雅也が榛村の子ども?榛村と雅也の母・礼子の関係とは?

雅也が実家の遺品整理を手伝っていると、母親の写真に榛村が一緒に移っているのを見つけます。

母の過去をよく知っているであろう人物に母と榛村について聞くと、二人はボランティアを通じて出会ったと知ります。

二人はお互いに虐待で苦しんでおり、母の玲子は榛村に気を許していたようですが、妊娠したことで榛村との関係を絶っていました。

ここで、雅也は「榛村は実の父親なのでは」と思い始めます。

対して偏差値の高くない大学へ通い、退屈な日々を暮らしていた雅也にとって何者でもないと思っていた自分が、実はシリアルキラーの血を引いていると感じることで「何者」かになれた高揚感を感じます。

しかしながら、榛村は雅也の父親ではありませんでした。

礼子は一人目の子どもを死産し、その遺体処理を榛村が手伝っていたため、そのあとから交友関係を一切絶っていたのです。

金山と榛村の関係

ずっと好みの少年少女をいたぶったのちに殺して完璧に隠ぺいしていた榛村が、獲物の一人に逃げられ、自分の逮捕が近いことを悟ります。

それでも最後まで人を支配して殺人を楽しみたかった彼は、かつて自分が獲物候補として洗脳していた金山を、ある場所の歩道橋に呼び出します。

榛村を見て記憶が甦り怯える金山に対し、彼は「前みたいに痛い遊び(金山・弟との刺し合いのこと)がしたい」と言い、当然金山は怯えて拒否します。

すると、榛村は「じゃあ誰と痛い遊びすればいい?」と聞き、金山はちょうど歩道橋の下を通る帰宅中の根津かおるを見つけ、思わず彼女を指さしてしまいます。

そして、金山の選択通り、榛村は根津かおるを拉致して山中でいたぶり殺すことに…。

偶然、金山と話している所を通りかかった根津が選ばれしまったように見えますが、実際には彼女が毎日行動をとっていたことを知っていた榛村が、金山が根津を指さすように時間や場所を指定していたのです。

ただ殺害するだけではなく、金山に罪悪感を植え付けてあそぶことも目的としていました。

映画タイトルの「死刑にいたる病」とは?

雅也が事件を調査していくと、だんだんと雅也の行動や様子が榛村に似てきたり、武力的な一面が出たりと、まるで病が移ってしまったかのように感じます。

この描写こそが、誰でも榛村のような人間になってしまう可能性があることを示唆しており、病のように感染していくような様子を描くことで「死刑にいたる病」と表現しています。

実際にそのような病気はありませんが、誰でも可能性があるということを伝えるメッセージとして「病」という言葉を用いているのではないでしょうか。

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映画『死刑にいたる病』のラスト結末

自分は結局何者でもないことに気付き、事件の真相にもたどり着いた雅也は榛村との交流をやめます。

洗脳にも気付いたからでしょう。

元の大学生活に戻るかと思いきや、恋人が他人の爪に興味を示す発言をして物語は終わります。

榛村の事件を調査をしていたのは、実は雅也だけではなかったのです。

恋人の加納灯里も、かつて雅也と同じように榛村のターゲット候補の一人で、雅也と同じように洗脳されていったと思われます。

榛村は非常に知能が高いため、留置所からでも楽しめる方法として、自分の後継者を作ることを考えたのでしょう。

そのターゲットが雅也と加納灯里です。

雅也は途中で洗脳が解けましたが、加納灯里は爪に興味を示す発言をしていることから、榛村の後継者は加納灯里と思われます。

映画『死刑にいたる病』の主要キャスト

ここでは、映画『死刑にいたる病』の登場人物、及びキャストを紹介します!

全ての俳優が素晴らしい演技をしていますので、どんな俳優が出演しているのか、登場人物の紹介も合わせてご覧ください。

榛村大和(阿部サダヲ)

町の小さなパン屋「ロシェル」の店主。

その人の好さも手伝って、店はいつも地域の人や学校帰りに通う中高生で賑わっている。

筧井雅也(岡田健史)

理想とは程遠い大学で、鬱屈した日々を送る大学生。

ある日、顔見知りだった榛村から手紙が届き、獄中の榛村に代わってある事件の真相を追うことに。

金山一輝(岩田剛典)

事件を捜査する雅也の行く先々に現われる、謎の男。

長く伸ばした髪の毛で顔を隠すように常に俯いている。

加納灯里(宮崎優)

雅也とは中学の同級生。

偶然同じ大学に通う雅也が、いつもひとりでいることを気にかけているが…...。

滝内(音尾琢真)

昔の榛村を知る人物。

取材をする雅也に衝撃の事実を告げる。

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映画『死刑にいたる病』の考察!逃げ出した子は誰なのか?

榛村が逮捕されるきっかけとなった、少女の小屋からの脱出ですがいったい誰だったのか…。

今までミスをしたことがなく完璧に犯行を行っていた榛村が、「自分の慢心が原因」と語っています。

逃げ出した子は、登場人物として映画には登場していません。

加納灯里という意見もありますが、普通に大学へ通っていることから彼女である可能性は低いと思われます。

(被害者だった場合、取り調べや心的外傷などの負担が大きく通常の生活がすぐにできるとは考えにくいです。)

榛村は、犯行のターゲットに高校生くらいの頭の良い少年少女を選んでいました。

その子たちを洗脳し、自分の小屋へ連れ込み犯行を行っていたことから、逃げ出した少女は「思い通りにならなかった子」と考えられます。

映画『死刑にいたる病』は実話?

結論から言うと、この映画は実話ではなく『フィクション』でした。

しかし、榛村のモデルといわれている人物がいましたのでご紹介します。

モデルと言われている人物は、「テッド・バンディ」という男性です。

バンディは、1974年〜1978年にかけて全米でおびただしい数の女性を殺害した人物です。

正確な犯行件数は分かっていないのですが、30人を超える殺人を犯したと自白しています。

作者から正式なコメントなどはないため、確かな情報ではないですが、彼のようなシリアルキラーが本作に影響していると考えられます。

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映画『死刑にいたる病』の見どころ

映画『死刑にいたる病』の見どころを紹介します。

この作品は、櫛木理宇のサスペンス小説を原作に、白石和彌監督が手がけたサイコスリラーです。

主演の阿部サダヲが演じる連続殺人鬼・榛村大和の狂気と、事件の真相に迫る平凡な大学生・筧井雅也(岡田健史)の対比が見どころの一つです。

見どころ1:阿部サダヲの圧巻の演技

阿部サダヲは、表の顔と裏の顔を巧みに演じ分け、凶悪犯の恐ろしさを余すことなく表現しています。

彼の演技は、「俳優として一度は演じてみたい役」と自身が語るほどの意欲作であり、観客を釘付けにします。

見どころ2:緻密なストーリーテリング

映画は、榛村がわずか1件の冤罪を主張する理由を探る雅也の視点から進行します。

雅也が真実に近づくにつれ、彼自身も榛村の影響を受け始めるという心理的な深層が描かれています。

この構成は観客に深い緊張感を与えます。

見どころ3:独特の映像表現

拘置所の面会室のシーンでは、壁の湾曲やガラスの映り込みを利用した特殊な映像技法が用いられ、視覚的にも引き込まれる要素が多いです。

この工夫により、単なるサスペンス映画を超えた芸術性も感じられます。

映画『死刑にいたる病』の評価

映画『死刑にいたる病』は、その緻密なストーリーテリングとキャストの圧巻の演技で話題になっています。

特に主演の阿部サダヲが演じる連続殺人鬼・榛村大和の狂気と、岡田健史が演じる筧井雅也の心理的葛藤が見どころです。

多くのレビューサイトで高評価を獲得しており、観客からも「緊張感が途切れない」「キャストの演技が素晴らしい」といった好意的なコメントが寄せられています​。

阿部サダヲの演技は特に高く評価されており、「一度はこういう役を演じたい」と語る彼の意欲が作品全体に反映されています。

『死刑にいたる病』は、心理的サスペンスやサイコスリラーが好きな方に特におすすめです。

物語の進行とともに明らかになる驚愕の真実や、キャラクターの複雑な心理描写に興味を持つ方にとって、非常に満足できる作品でしょう。

また、演技派俳優たちの圧倒的な演技力を堪能したい方にもぴったりです。

心理的サスペンスを楽しみたい方には必見の映画です。

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映画『死刑にいたる病』の感想や口コミ

ここではSNS上で見ることができる、映画『死刑にいたる病』の感想や口コミを紹介します。

どのような感想、口コミがあるのか、ぜひご覧ください!

まとめ

今回は、映画『死刑にいたる病』のネタバレあらすじを紹介しました!

実話ではなくフィクションでしたが、榛村のようなシリアルキラーは世界で存在していたことが分かっています。

フィクションとはいえ、映画のように言葉巧みに操られて洗脳されてしまえば、映画のタイトルのように「死刑にいたる病」を患ってしまうような気がしますね。

ネタバレで紹介しましたが、驚きの関係や真実が物語にたくさんあるので、最後まで飽きずに見ることができます!

シリアスで重たい雰囲気ですが、展開が早く淡々と物語が進んでいくので是非ご覧ください。

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