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『ゴジラ-1.0』のネタバレをラスト結末まで解説!謎の残るストーリー展開が至高!

2024年2月21日

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『ゴジラ-1.0』のネタバレをラスト結末まで解説!謎の残るストーリー展開が至高!

2016年に公開された『シン・ゴジラ』から、7年ぶりにゴジラシリーズの新作となった『ゴジラ-1.0』は、大きな注目を集めロングヒットを達成しています。

「戦後、日本。無(ゼロ)から負(マイナス)へ。」という、強烈なキャッチコピーで世界中から注目を集めましたが、その内容は考えさせられるものや、映画内では明かされることのなかった謎など、映画視聴後も楽しめる要素がたくさんあるのです。

そこで本記事では、『ゴジラ-1.0』の概要やあらすじ、気になるポイントについて、ラスト結末までネタバレ解説をしていきます。

『ゴジラ-1.0』の視聴後ももっと楽しみたいという方は、ぜひこのネタバレ記事を最後まで読んでみてください。

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『ゴジラ-1.0』の気になるポイントをラスト結末までネタバレ解説

『ゴジラ-1.0』の気になるポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 大石典子(浜辺美波)はなぜ生きていたのか?
  • ゴジラを倒すことはできたのか?
  • 『ゴジラ-1.0』はコロナ禍の日本を描いているのか?

それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。

大石典子(浜辺美波)はなぜ生きていたのか?

ゴジラに襲撃された銀座にて、倉敷浩一(神木隆之介)を助け出すという危険な行動に出た大石典子(浜辺美波)は、爆風に巻き込まれて死亡したと思われていましたが、終盤のシーンでは病院で包帯を巻かれている典子の姿が映し出されます。

また、生きていた典子の首元には黒いアザのようなものが浮かび上がっていたのです。

典子が生きていたこと、そして首元の黒いあざのようなものについて、さまざまな憶測が飛び交っていますが、G細胞に感染した、もしくは放射線被曝を暗喩しているという2つの説が有力です。

有力説① G細胞に感染

ひとつ目の有力な説として挙げられている「G細胞」は、”ゴジラ細胞”とも言われ、ゴジラに備わっている強力な自己再生能力を生み出している細胞のことです。

ゴジラが銀座を襲撃したとき、熱放射によって大きなダメージを受け、ゴジラの肉片が銀座の街並みに散乱しました。

放射能の危険があるため、回収が遅れているとい報道がされていたため、典子が爆風に吹き飛ばされたときに、ゴジラの肉片と接触して典子にG細胞が侵食した可能性があります。

有力説② 放射線被曝を暗喩

ふたつ目の有力な説として挙げられている「放射線被曝の暗喩」は、典子の首元のアザと原爆の被爆の後遺症を表現しているのではないかと言われています。

もともと太平洋戦争直後の日本を描いていることもあり、ゴジラが銀座を襲ったシーンと広島・長崎に原子爆弾が投下されたシーンを暗喩しているとも感じ取れるため、典子の黒いアザと原爆が無関係とは断定できません。

このように、映画では明かされなかった典子が生きていた理由と黒いアザについてはさまざまな憶測が飛び交っており、G細胞と後遺症のダブルミーニングであることも十分に考えられるでしょう。

ゴジラを倒すことはできたのか?

映画の最後では、水深を利用してゴジラを水圧で倒したと思えるようなシーンが展開されました。

しかし、最後の最後でゴジラが再生するシーンが映し出され、最終的にはゴジラの報告も響き渡ったことからしても、ゴジラを完全に倒すことはできなかったと推測できます。

そもそもゴジラシリーズでは、”ゴジラを完全に消滅させるシーン”は登場せず、”ゴジラはまだいるのか?”、”もしかしてゴジラは1体だけではない?”など、視聴者に含みを持たせるエンディングが定番です。

山崎貴監督が制作した『ゴジラ-1.0』においてもゴジラシリーズの定番ともいえる展開を取り入れたということでしょう。

「ゴジラ-1.0」はコロナ禍の日本を描いているのか?

ゴジラシリーズといえば、時代の情勢を作品に反映することも魅力のひとつとなっています。

たとえば、戦後から9年後に制作されたゴジラの第一作目では、戦争の生々しい記憶を呼び起こすような作品となっていましたし、前作『シン・ゴジラ』では東日本大震災を彷彿とさせるシーンがありました。

『ゴジラ-1.0』はコロナ禍を色濃く反映した作品となっており、国民の大混乱を防ぐために政府がゴジラの情報を公表しない部分がコロナ禍の状況と似ています。

また、国民一人ひとりがゴジラを倒すために行動している姿は、コロナ禍の状況と似ています。

このように、『ゴジラ-1.0』ではコロナ禍の日本を彷彿とさせるようなシーンが多く取り入れられており、時代を反映する作品となっているのです。

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映画『ゴジラ-1.0』のあらすじ

映画『ゴジラ-1.0』は、戦後の日本を舞台に、敷島浩一という特攻隊員が中心となる物語です。

敷島は戦争から帰還し、焼け野原と化した東京で生きることになります。

そこで彼は典子と出会い、共に生活を始めますが、その平穏な日々は、ビキニ環礁での核実験により巨大化したゴジラの出現によって脅かされます​​​​。

ゴジラは東京に上陸し、破壊の限りを尽くします。

この危機に、敷島は典子を救おうと奔走しますが、典子はゴジラによる攻撃で一度は命を落としたかと思われました。

しかし、彼女は生きており、後に敷島と再会を果たします​​​​。

ゴジラ討伐のため、敷島は元海軍の兵士たちと共に「ワダツミ作戦」を立案し、ゴジラを深海に沈める計画を実行に移します。

彼らはゴジラをフロンガスの泡で包み込み、急激な水圧の変化で倒すという作戦を遂行し、敷島自身も最新の戦闘機「震電」でゴジラに立ち向かいます​​​​。

キャストには神木隆之介、浜辺美波などが名を連ね、彼らの演技が物語に深みを加えています​​​​。

映画『ゴジラ-1.0』の見どころ

『ゴジラ-1.0』は、戦後の荒廃した日本を舞台にした映画で、ゴジラ生誕70周年を記念する特別な作品。

この映画の見どころをいくつかご紹介します。

まず、監督・脚本・VFXを手がけた山崎貴の演出力が光る作品です。

『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』などで知られる山崎監督が手掛ける特撮技術は見応えがあります。

特に、ゴジラが出現するシーンでは、巨大な存在感と迫力が画面いっぱいに広がり圧倒されます。

主人公の敷島浩一を演じる神木隆之介と、ヒロインの大石典子を演じる浜辺美波の演技も見どころ。

ストーリーも非常に魅力的です。

ゴジラの恐怖と戦う人々の姿を通して、戦争の傷跡と再生の物語が描かれます。

敷島が仲間と共にゴジラに立ち向かう姿は、感動をもたらします。

特に、クライマックスでのゴジラとの対決シーンは必見で、最後まで引きつけてやみません​。

さらに、映画は戦後の日本を舞台にしているため、当時の社会背景や文化も丁寧に再現されています。

これにより、現代の観客にも強い共感を呼び起こすことができるでしょう。

映画『ゴジラ-1.0』は、ゴジラシリーズのファンのみならず、多くの映画ファンにとっても楽しめる作品です。

合わせて読みたい

映画『ゴジラ-1.0』はなぜ太平洋戦争後の日本を舞台にしたのか?

映画『ゴジラ-1.0』が、太平洋戦争直後の日本を舞台にした大きな要因となっているのは、監督の山崎貴さんが”昭和史”を落とし込んだ作品を得意としているからです。

実際に山崎貴監督は、過去に『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』、『アルキメデスの大戦』、『海賊とよばれた男』などの作品で、昭和史の要素を数多く取り入れたことでも知られています。

山崎貴監督としても前作『シン・ゴジラ』と同じ方向性の内容では勝負できないと判断した結果、『ゴジラ-1.0』にも昭和史の要素がたくさん盛り込まれているのです。

また、太平洋戦争直後の日本を舞台にしたことについて、山崎貴監督は映画パンフレットで「巡洋戦艦・高雄」を登場させたかったからと発言しています。

山崎貴監督は日本陸海軍兵器オタクであると公言しており、過去に手がけた作品では、すでに「大和」、「零戦」、「赤城」という戦艦を登場させており、次は「高雄」を描きたいと思っていたとも発言しています。

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映画『ゴジラ-1.0』とは?

『ゴジラ-1.0』は、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』、『寄生獣シリーズ』、『STAND BY ME ドラえもん シリーズ』などの大ヒット作品を、数多く世に送り出している山崎貴監督によって制作された映画です。

『シン・ゴジラ』から7年ぶりの新作ゴジラ映画となっており、ゴジラ生誕70周年記念作品という位置付けの作品であることから、ゴジラファンはもちろん、各方面からの注目度が高かった作品です。

主人公に神木隆之介をキャスティングし、他にも浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介という豪華俳優陣をキャスティングした結果、「第96回アカデミー賞視覚効果賞」にノミネートされたほか、日本国内外にてさまざまな賞にノミネート・受賞するという大成功を納めました。

映画『ゴジラ-1.0』を見た人の感想や口コミ

ここでは実際に映画を見た人の、感想や口コミを紹介します。

面白かった映画ランキングでも上位に入っている 映画『ゴジラ-1.0』。

やっぱり高評価が多いですね!

まとめ

本記事では、映画『ゴジラ-1.0』の概要やあらすじ、気になるポイントについて、ラスト結末までネタバレ解説をしていきました。

『ゴジラ-1.0』はゴジラファンにはもちろん、ゴジラ映画をまったく見たことのないという方でも、問題なく楽しめる作品となっています。

非常に考えさせられるシーンが多く、現代の日本人の胸に刺さるシーンがたくさんあります。

映画内で明らかになっている情報だけでなく、山崎貴監督が直接的には描かなかった部分についても理解すると、もっと『ゴジラ-1.0』を楽しめるのではないでしょうか。

大石典子(浜辺美波)はなぜ生きていたのか?についても解説しています。

今回のネタバレ記事を読んで、また映画を見たくなった方もいるのではないでしょうか。

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