アクション映画として今も人気を誇る『マッドマックス』。
最新作映画『マッドマックス:フュリオサ』が、2024年5月から日本でも劇場公開されましたね。
話題作は気になるけれど、
- そもそもどういうあらすじなの？
- シリーズは何作目まである？
など過去作品をネタバレで知りたいという人もいるのではないでしょうか。
映画『マッドマックス(1979)』は、家族を奪われた警官マックスと暴走族が戦う復讐劇です。
当時としては、派手なカーアクションと悪役の設定もリアルで、一躍人気作品となりました。
この記事ではシリーズ第一作、映画『マッドマックス(1979)』のあらすじネタバレをご紹介しましょう。
主要キャストや評価と感想、つまらないのは本当？などの疑問についても考察しています。
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映画『マッドマックス（1979）』のあらすじ
物語の舞台は、暴走族による凶悪事件が蔓延する近未来のオーストラリア。
マックス・ロカタンスキーは、暴走族取締り専門警察「M.F.P」に所属している警察官である。
ある日マックスは、特殊パトカー『インターセプター』を奪って逃走した暴走族のナイトライダーを追跡して死に追いやる。
ナイトライダーを失った暴走族のトーカ－ターは仲間を引き連れ、M.F.Pに報復する。
マックスの同僚グース、そして妻のジェシーと息子を殺害。
怒りに燃えるマックスは、特殊改造された『インターセプター』に乗り込み、トーカッター一味とたった一人で対峙する。
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映画『マッドマックス（1979）』のネタバレをラスト結末まで解説！
ここでは、映画『マッドマックス(1979)』のあらすじネタバレで解説します。
暴走族の犯罪が横行する近未来のオーストラリアを舞台に、取締りをする特殊警察との攻防戦が日常化していました。
ナイトライダーの死
チンピラの流れ者、ナイトライダーが新人警官を殺し、彼女とともに特殊パトカーを奪って暴走する事件が発生する。
暴走族取締り専門警察M.F.Pは、早速追跡を開始するが捕まえることができない。
応援の要請を受けたマックス・ロカタンスキーはパトカーで追い込み、ナイトライダーは障害物に激突して自爆する。
M.F.Pの隊長は、死亡したナイトライダーが実は暴走族であり、死に追い込んだマックスを暴走族仲間が狙っていると忠告する。
暴走族
暴走族トーカッター味は、ナイトライダーの棺が到着した町を訪れる。
彼らはバイクを乗り回し、町の中で好き勝手なことを始める。
その様子を見ていたカップルが車で逃げ出すが、トーカッター達に追いかけられて暴行される。
マックスと同僚のグースが犯行現場に駆けつけると、そこには暴走族のジョニーがクスリで酩酊状態になって座り込んでいた。
ジョニーはその場で現行犯逮捕される。
しかし、司法省に来た隊長は、ジョニーが不起訴になったので釈放すると伝える。
釈放に納得いかないグースは、強硬手段に出ようとするがマックスに止められ、去り際のジョニーに「借りは返す」と挑発を受けてしまう。
友人の死
パトロールを始めたグースは、突然バイクに異常が発生して横転する。
仕方なく友人から借りた車で移動するが、隠れていたトーカッターに捕まる。
トーカッターに命令されたジョニーはマッチで火をつけ、車ごとグースを爆破して殺害。
グースが運ばれた病院へ駆けつけたマックスは、友人の死にショックを受ける。
マックスは隊長に辞表を提出するが、しばらく休暇をとるように言われる。
家族の死
マックスは妻のジェシー、息子のスプローグを連れてメイの農場まで遊びに行く。
途中のアイスクリームショップに寄ったジェシーは、トーカッターに目をつけられて車で逃げ出す。
マックス一家はメイの農場で休暇を楽しむが、途中スプローグの姿が消えたことに気づいたジェシーは必死に息子を探す。
すると、トーカッター達が息子を人質にして隣家にひそんでいるのに出くわす。
銃を構えたメイが親子とともに逃げるが、途中で車が故障してしまう。
走って逃げるジェシーは、トーカッター達のバイクに轢かれる。
病院に行ったマックスは、息子が死んでジェシーが助からないほどの重体であると知り放心状態になる。
友人と家族を奪われて怒りに駆られたマックスは、インターセプターを勝手に持ち出し、トーカッター達に次々と復讐を始める。
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映画『マッドマックス（1979）』がつまらないのは本当？
ネットフリックスでマッドマックスって映画見た
何にも考えなくて気軽に見れる映画だった
迫力あって、ストーリーもそこそこでつまらない映画ではなかった— にこ (@yunn_27o) May 26, 2024
映画『マッドマックス(1979)』がつまらないという声も一部では聞かれることもありますが、シリーズを見る順番も少なからず関係していると思われます。
『マッドマックス2』からは、文明社会の荒廃した世界が描かれ、アクションもスケールアップしています。
特に4作目となる『マッドマックス 怒りのデスロード』の人気が非常に高く、この作品がきっかけで見始めたという人が多いようです。
そのため、第一作目を後から見てみると、物語はシンプルで現在からは古いところもあるかもしれません。
しかし、映画『マッドマックス(1979)』はハリウッドに並ぶオーストラリア映画として評価され、監督のジョージ・ミラーと主演のメル・ギブソンを一躍有名にした出世作。
ファンの間ではシリーズ原点ともいえる第一作目こそ見るべきとされています。
映画『マッドマックス（1979）』のキャスト一覧
ここでは、映画『マッドマックス(1979)』に出演している主要キャストをご紹介します。
マックス演じるメル・ギブソンは、当時まったくの無名の俳優でした。
その後『マッドマックス』がヒットすると、『リーサル・ウェポン』シリーズなど数々の映画に出演する人気俳優になりました。
マックス・ロカタンスキー…メル・ギブソン
暴走族専門特殊警察M.F.Pに所属し、隊長のフィフから信頼される敏腕警官。
同僚や愛する家族を暴走族により失い、次第に憎しみが狂気に変わり復讐へ向う。
ジム・グース…スティーブ・ビズレー
M.F.Pに所属するマックスの同僚隊員で親友。
暴走族のジョニーを逮捕したことで後に反撃され、殺される
トーカッター…ヒュー・キース・バーン
バイク集団を率いる暴走族のボス。
犯罪行為を行う荒くれものであり、マックスの妻ジェシーに逃げられたことから追いかけ回して瀕死の状態にさせ、スプローグを殺す。
ナイトライダー…ヴィンス・ギル
新人警官を殺し、インターセプターを奪って彼女とともに逃走していたところをマックスに追いかけられ、結果的に自爆する。
ジョニー・ザ・ボーイ…ティム・バーンズ
暴走族の一味。
M.F.Pに逮捕されるが不起訴になり釈放される。
釈放に納得がいかないグースと小競り合いになり、トーカッター達とともに報復する。
ジェシー・ロカタンスキー…ジョアン・サミュエル
マックスの妻。
息子のスプローグと一緒の所をトーカッター達に絡まれるが、撃退して逃げ切る勇気のある女性。
メイおばさん…シーラ・フローランス
マックス一家が休暇で訪れた農場を経営している農場主。
スプローグを助け、ジェシーを狙う暴走族を追い払うが守り切れなかった。
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映画『マッドマックス（1979）』の続編一覧
ここでは、映画『マッドマックス(1979)』の続編について、簡単なあらすじをご紹介します。
シリーズ3までの主演はメル・ギブソンですが、4作目はトム・ハーディー、そして最新作はアニャ・テイラー＝ジョイと作品によって違います。
前作からのつながりを楽しむためにも、公開された順番に見ることをおすすめします！
シリーズ2 1981年公開 映画『マッドマックス2』
引用：U-NEXT
大国同士の戦争により世界は荒廃し、資源不足により砂漠と化している。
荒野をインターセプターでさまよう元警官マックスは、石油精製所があることを知る。
しかし、石油精製所を暴走族のヒューマンガス一味が奪おうとしていた。
マックスは、石油精製所の住人達の脱出計画に協力することになる。
シリーズ3 1985年公開 映画『マッドマックス/サンダードーム』
引用：U-NEXT
元警官マックスは荒野にある町、バータータウン(物々交換の町)にたどり着く。
町を支配するエンティティに腕を買われたマックスは、サンダードームと呼ばれる檻の中でマスター・ブラスターとデスマッチの戦いをすることになる。
しかしとどめを刺すことができず、砂漠の中に追放される。
シリーズ4 2015年公開 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
引用：U-NEXT
資源が何もかも枯渇している世界。
インターセプターに乗っていたマックスは、暴力により支配しているイモータン・ジョーの手下に襲われ、囚われの身となる。
やがてジョーの大隊長である女戦士フュリオサが、監禁されていた女性達を逃亡させる計画を実行したことからマックスも協力することになる。
シリーズ5 2024年公開 映画『マッドマックス:フュリオサ』
引用：U-NEXT
故郷を失った若き日のフュリオサが、宿敵ディメンタス将軍に立ち向かう、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の女戦士フュリオサを主人公にしたスピンオフ作品。
※2024年9月2日現在、劇場で映画公開中！
映画『マッドマックス（1979）』の評価
- CGなしのインターセプター爆走シーンがかっこいい。
- 1979年の時代に作り上げた世界観がシンプルだがすごい。
など、カーアクションに重点を置いた内容が評価される意見もみられましたが、
- 単純なストーリーでB級感がある。
- 暴走族のバイオレンスや序盤が面白くない。
といった、主人公マックスがいかにしてマッドに変わるかの伏線シーンが、退屈と感じる見方もあるようです。
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映画『マッドマックス（1979）』の見どころ
映画は低予算で制作されましたが、特殊警察が乗るフォード・ファルコンの改造車、対する暴走族はカワサキのオートバイとアクションシーンがふんだんに盛り込まれていて、スピード感があります。
実際の危険なアクションは、スタントマンが運転していたからこその迫力でしょう。
また、セリフの無い暴走族軍団の出演者は、当時の本物の暴走族を起用したという話もあります。
近未来のオーストラリアの荒廃した世界を描くためにこだわった、「リアルなセットや撮影技術」に注目してみてください。
映画『マッドマックス（1979）』の感想や口コミ
40年以上前の作品であるため、言及している数は多くはありませんでしたが、どのような口コミがあったのかXを参考にしてみましょう。
北斗の拳の元ネタになったというマッドマックスの1作目を見た。最初は「主人公警察官なんだー」ということに違和感を感じていた。しかし、徐々に主人公が復讐の狂気に変わっていく様が面白い。カーアクションは派手すぎてこれを撮影してるということ自体に1番狂気を感じた。2作目もっと面白そう pic.twitter.com/IlTdgmzoZI
— MASAJIRO (@MEF6f818LOo7NC0) August 22, 2024
「マッドマックス」主演メルギブソン
因みにシリーズ初鑑賞😊フュリオサが気になっていたので、とりあえず初代を観ました✌️クールな改造車で荒野を暴走族めがけて走らせる様が80年代らしくもあり、愛馬ならぬ愛車で脱カウボーイの様の感じた🤭時代を先取りした名作だった🥳#アマプラ #マッドマックス pic.twitter.com/bx7VGkaL6B— Rick (@RickKinda8110) June 19, 2024
マッドマックス（1979）#マッドマックス pic.twitter.com/IfJ11ijVbz
— 風祭右京 (@ukyo_2311) May 22, 2024
- 主人公が復讐の狂気(マッド)に変わっていく様が面白い。
- 改造車で荒野を走らせる様が80年代らしく時代先取りした名作。
- 原点にして頂点は『マッドマックス(1979)』。
といった感想が見られました。
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まとめ
この記事の内容をもう一度まとめると
- 映画『マッドマックス（1979）』はジョージ・ミラー監督のシリーズ第一作目。
- 内容は家族を奪われた警官マックスと暴走族が戦う復讐劇。
- リアルなカーチェイスや撮影技術が革新的でヒット作に。
- 2024年にも新作が公開され、全部でシリーズ5作品がある。
今回は、映画『マッドマックス（1979）』ネタバレあらすじを解説！つまらないのは本当？と題してくわしくご紹介しました。
続編を見る前に、まずは『マッドマックス（1979）』を視聴してみましょう！
