映画『湖の女たち』のキャストを相関図付きで紹介!登場人物や原作の感想も紹介します!
映画『湖の女たち』が、2024年夏に公開されます。
主演は福士蒼汰さんと松本まりかさんのW主演になっていて、なんともダークな内容の作品になってます。
この作品は官能小説を読んでいるような感覚にもなりますが、そうかと思えば人間の残酷さが浮き出る部分も描かれています。
今回はそんな映画『湖の女たち』のキャストを相関図と合わせて紹介します。
また登場人物の紹介や原作の感想なども紹介してますので、是非最後までご覧ください!
水面下の真実、静かな水が隠す深い闇。
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映画『湖の女たち』のあらすじ
老人介護施設が美しい湖畔に建っている場所で、100歳の入居者が亡くなりました。
事件か事故かは警察の捜査が続いているところですが、真相が見えてきません。
刑事の濱中圭介が事件を担当し、介護職員の豊田佳代が事情聴取で呼ばれるなど、捜査は進んでいましたが、やがてこの事件にかかわる人々が繋がりを持ちはじめ、関係が複雑化していきます。
そんな中、昭和の薬害事件が根底にあるのではないかと疑い始めた記者の池田立哉も調査を進めていきます。
しかしこの過酷な事件に飲み込まれつつある人々は、自らの欲望や狂気に翻弄されながら、悲劇を誘発していくのでした。
美しい湖のほとりに広がる恐怖と狂気が、人々に襲いかかる衝撃のサスペンスとなっています。
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映画『湖の女たち』の相関図
映画『湖の女たち』の登場人物について、相関図を作成してみました。(原作ベースの相関図になります)
警察が容疑者の一人と関係をもってしまうという状況、世の中にもありそうな状況ではあります。
ただこの作品はかなり特殊な男女の関係となっています。
また過去の薬害問題とはどのような因果関係があるのか。
本作品のあらすじネタバレ記事については、別記事で作成していますので、そちらをご覧ください。
映画『湖の女たち』の登場人物一覧
ここでは映画『湖の女たち』の登場人物を簡単に紹介します。
2023年10月6日現在、福士蒼汰さん、松本まりかさん以外のキャストはまだ公表されていません。
追加情報があり次第、キャストについて更新していきます。
豊田佳代(松本まりか) | 「もみじ園」の温かく優しい介護士。利用者たちからは「かよちゃん」と呼ばれる。親身になって話を聞いてくれる姿勢が評判で、信頼されている。 |
濱中圭介(福士蒼汰) | 目的のためには手段を選ばない刑事。事件解決のため、ときには周囲とぶつかりながらも執念深く捜査を進める。プライベートでは、妊娠中の妻を心配する一面も。 |
福地桃子(池田由季) | 週刊誌記者で、真実を追求する情熱的なキャラクター。 |
松本郁子(財前直見) | 豊田と同じ介護士で、明るく前向きな性格の持ち主。孤独な利用者に寄り添い、温かく接することができる。 |
市島松江(三田佳子) | 民男の妻で、彼の最後を看取った。夫婦仲が良く、病院での生活も支え合いながら過ごしていた。 |
伊佐美佑(浅野忠信) | 圭介の先輩で、厳しい指導の下、彼を育て上げた人物。現場経験が豊富で、圭介からの相談を受けることも多い。 |
近藤芳正(竹脇東) | 老人ホームの職員。温厚で慈悲深い性格ですが、事件に巻き込まれたことで葛藤する姿が。 |
平田満(河合勇人) | 老人ホームの管理者。職務に厳格で、表面上は誠実に見えるものの、事件に深く関わることでその真の動機が疑問視される。 |
服部久美子(根岸季衣) | ユニットの力となる頼れるユニットリーダー。的確な判断力で現場を盛り上げる存在。愛想が良く、スタッフたちからも慕われている。 |
菅原大吉(服部の夫) | 老人ホームの入居者。知識豊かで話好きな高齢者。 |
服部三葉(土屋季乃) | 冒険心旺盛な中学生。祖母の仕事に興味を持ち、時には施設に訪れて様子を見に来る。何かと手伝いたがるおおらかな性格が魅力。 |
濱中華子(北香那) | 温かく明るい歯科医師で、妊娠中。圭介の良き理解者であり、家庭を支える存在。 |
大後寿々花(小野梓) | 湖畔の老人ホームに住む元看護師。物語の中で重要なヒントを提供するキーパーソン。 |
川面千晶(二谷紀子) | 老人ホームの看護師。事件の真相に気づいているが、周囲にはそれを隠している。 |
呉城久美(本間佐知子) | 老人ホームの職員。温和で思慮深い性格を持ち、入居者たちからの信頼が厚い。 |
穂志もえか(市島松江) | 詳細不明 |
奥野瑛太(市島民男) | 詳細不明 |
吉岡睦雄(両角署長) | 詳細不明 |
信太昌之(渡部編集長) | 詳細不明 |
鈴木晋介(豊田浩二) | 詳細不明 |
長尾卓磨(医療機器メーカーの担当者) | 詳細不明 |
伊藤佳範(小林剛) | 詳細不明 |
岡本智礼(谷川) | 詳細不明 |
泉拓磨(徳竹会の若い男) | 詳細不明 |
池田立哉 | 週刊誌の記者で、20年前の薬害事件を調査中。偶然、民男が「もみじ園」に入所していたことを知り、事件解決に向けて動き出す。 |
市島民男 | 高齢にもかかわらず、精神的にはかなり元気だった京都大学の教授。亡くなる前に何かを伝えようとしていたような様子があり、その真相が注目される。 |
渋井宗吾 | 医療法人渋井会の会長。自らも医師として「もみじ園」を訪れ、施設に対して深い愛着を持っている。利用者との触れ合いを大事にする姿勢が感じられる。 |
西木田一郎 | 有力な政治家で頭角を現している若手。自身がタブーとする部分に触れる本件に、慌てないよう冷静に対処していく。 |
段田信彦 | 第八銀行頭取で、西木田一郎の父親。息子の政治家としてのスキルとは違い、銀行家としての高い。 |
映画『湖の女たち』の主演キャスト一覧
ここでは映画『湖の女たち』の主演キャスト一覧を紹介します。
どこか影のあるキャラクターは、主演の2人にぴったりですね!
では早速ご覧ください!
豊田佳代(松本まりかさん)
介護士として働く女性。
事件の容疑者として取り調べを受ける中で、濱中刑事との特異な関係性が生まれます。
彼女の過去や内面には多くの謎が秘められています。
濱中圭介(福士蒼汰さん)
西湖署に勤務する若手刑事。
事件の捜査中に出会った介護士・豊田佳代に対し、次第に歪んだ支配欲を抱くようになります。
内に秘めた欲望と正義感の間で揺れ動く複雑なキャラクターです。
池田由季(福地桃子さん)
週刊誌の記者。
殺人事件を追う中で、署が隠蔽してきた薬害事件との関連性を突き止めます。
真実を求めて奔走する熱血記者です。
伊佐美佑(浅野忠信さん)
西湖署のベテラン刑事で、濱中圭介の先輩。
冷静沈着で経験豊富な捜査官として、事件解決に尽力します。
松本郁子(財前直見さん)
物語の鍵を握る重要な人物。
彼女の過去と現在が、事件の真相に深く関わっています。
市島松江(三田佳子さん)
市島民男の母親で、地域の有力者。
彼女の存在が、物語に重厚な深みを与えています。
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原作『湖の女たち』の感想
個人的には、とても重い内容で読み終わった後は、モヤモヤする気持ちになってしまいました。
介護施設で起きた事件をきっかけに、男女の濃密な関係や薬害問題、そして過去の人体実験が浮かび上がってきます。
登場人物たちは、それぞれに深いトラウマを抱えており、そこから展開する物語は、どんどん闇深くなっていきます。
吉田修一さんは、物語と共に琵琶湖やハルビンの美しい風景を描写していますが、それだけに残酷な描写が重なることで、相当の衝撃を受けました。
そして、徐々に繋がっていくストーリー展開に、どんどん引き込まれていきました。
また、佳代と圭介の濃密な関係を描写するシーンは、正直言って過激でした。
とはいえ、読み終えてみるとそれが物語には必要不可欠であり、「人間の本質」について考えさせられる描画であったと思います。
そして、最後に明らかになる犯人の正体は、脇役だと思われた人物だったので正直予想外でした。
全体的には、吉田修一さんの作品を読んだことがない方には、少し敷居が高いかもしれませんが、社会派、ミステリー、官能小説といった様々な要素が入り混じった作品であるため、吉田さんの作品に馴染みがある方には必読の作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、映画『湖の女たち』のキャストを相関図付きで紹介してきました。
登場人物や、私個人的な原作の感想も紹介させて頂きました。
原作をまだご覧になっていない方にとっては、相関図から見えてくる人間関係で、少し視聴意欲を掻き立てられた方も多いのではないでしょうか。
決して見やすい相関図ではありませんが、参考にして頂けると幸いです。
またあらすじネタバレについて興味がありましたら、下の記事も合わせてご覧ください。
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最後まで見て頂いて、ありがとうございました!
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